バカ正直な少年と空に憧れる少年   作:針金はやて

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そういえば前々から思っていたのですが、今年の夏に「はたらく細胞」というアニメがありましたよね。あのアニメのヒロインの赤血球さんのCVが花澤香菜さんなので、頭の中でシャルロットちゃんが喋っているようにしか聞こえないんですよね・・・

多分私の脳は末期かな。のほほん党なのに・・・


因みに私の周りにはISで語れる人は誰一人といませんw


・・・悲しい(´・ω・`)


029 一組名物殺人出席簿アタックに耐えた男

「まさかボーデヴィッヒさんの方から本当に誘っていたんだー」

「ねー?でもでゅっちーがOKしたのはもっと驚いたなー」

「ね、ねえ本音?そろそろその辺りでやめとかないと氷鉋君が出血多量で死んじゃうよ・・・?」

「清香!無理!剥がれない!」

 

え?今何しているか、だって?ボーデヴィッヒさんの告白(タッグペアのお誘い)を見ていただけどよ?本音さんに頭を噛まれている(物理)だけだよ。

 

インなんとかさんみたいに!

 

インなんとかさんみたいに!

 

大事なことなので二回言いました!現在絶賛出血中です!痛みはもう感じません!っていうか感じないようにしました!はい!オレは一体誰に言っているんでしょうか!自分でも分かりません!

 

「でもでも、もっとももーっと驚いたのはー、ひがのんがおりむーとタッグを組んだことかなー?」

「はっはっはっ、なんとでも言いたまえ!余は覆すつもりは微塵もない!」

「氷鉋君がおかしくなったー!?」

「ど、ど、どうしよう!?」

 

・・・失礼な。一体何がおかしいんだい?ふっふっふっ・・・はっはっはっ・・・ふっはっはっh―

 

バシンッバシンッ

 

「にゃああああああああああぁぁぁ!?」

 

―あり?頭の上が軽くなったぞ?っていうか本音さんが横で悶えているぞ。なんで?いやそれ以前に聞き覚えのある音が・・・

 

ガスッ

 

ゴンッ

 

「!?」

 

な、なんだ一体!?ま、まさか、頭を強制的に机に押さえつけられたのか!?

 

誰が一体こんなことをするのかと思い、後ろを振り向くと・・・

 

「ほう?まだ動けるか」

 

出席簿を振り上げた織斑先生がいるんですけど・・・・

 

「安心しろ、次で仕留める」

「どこが安心できるんですか!?」

「寝ろ!!」

「ぐはっ」

 

また再び机に叩きつけられた・・・なんで・・・ガクッ

 

 

 

 

 ◇ 

「それで、布仏。氷鉋の異常性はうすうす感づいているだろうが、聞かせろ」

「・・・はい、まるで痛みを感じていないようです」

 

本音は千冬に、ありのまま思った通りのことを伝えた。あんなに齧ったのにも関わらず、痛がる様子もない。一年一組名物、恐怖の出席簿アタック(角.ver)ですら一度は耐えた。これはまた・・・異常事態だ。

 

(・・・一体こいつらは今月だけで幾つトラブルを起こすつもりだ?)

 

千冬がそう考えるのもおかしくない。すでに報告書が恐ろしい量になって机に溜まっているのだ。それこそ、隣で別の作業をしている山田先生を使うほどに。

 

(これ以上増やされたら・・・いや、やめよう・・・考えるだけで頭痛がしてきた・・・)

 

苦労人千冬は、頭を抱えながら憂鬱そうに深い、溜息をついた。彼女の苦労はまだ絶えない。だけど山田先生を使うのだけはやめてあげてください。死んでしまいます。

 

 

 

 ◇ 

― ・・・て ―

 

・・・?誰・・・?

 

― ・・・きて ―

 

きて・・・?来てってこと?comeってこと?

 

― ・・・いそ・・・きて ―

 

いそ?磯?磯に来いってこと?っていうか誰よアンタは

 

― 急い・・・起き・・・ここに・・・いで ―

 

ここに井出?ごめんなさい、井出さんの知合いはいませんよ?

 

― 違・・・やく・・・逃げ・・・起きて ―

 

起きて?・・・・・・あっ、織斑先生に出席簿で叩かれたんだった!!・・・え、もしかしてオレ死にかけているの?それはヤバい、はよ起きねば!起きろ~!起きてくれオレの体~!!

 

― 何して・・・の・・・拒・・・目・・・使・・・て ―

 

なんか段々バグっていますよ!大丈夫なの?

 

― いいからさっさと・・・ ―

 

アッハイスミマセンデシタ。んっと・・・<ここにいることを拒絶>っと。すると途端に景色がビュンと変わった。というか目が開く感覚に切り替わった。

 

・・・ここ、教室でも寮でもないな。とりあえず、お決まりを言わねば(使命感)

 

「知らない天井d」

「言わせないぞ」

「おや、ボーデヴィッヒさん。珍しい。お見舞いですかな?」

「ラウラでいい。・・・お見舞いというよりは、礼を言いに来た」

 

そうですか、礼ですか。ドイツでは礼を言うためにサバイバルナイフを持ってくるのですか、初めて知りましただからしまってくださいその刃を向けないで!!!あとなんで言わせてくれなかったの?いや別にそこまで気にならないけど。

 

「ん?ああ、これか?お前が梨が好きと聞いて剥いていたのだ」

「それ、どこ情報?」

「ふふん、それは秘密だ」

「ドヤるところかそれは」

 

オレ、この学校に来てから誰にも梨が好きとは言っていないんだけど・・・少なくても言った記憶がないんだけど・・・

 

一体何処からバレたのか、いやバレて困るわけではな・・・毒盛られたら困るな・・・、なんて考えていたら口元に何か押し付けられた。ラウラさんだ。しかもドヤ顔。

 

「口を開けろ。食わせてやる」

「いやいいよそこまでしなくても」

 

大体なんでこの歳になって誰かに食べさせられなきゃならないんだよ。っていうか体は問題なく動くんだから別に心配しなくてもいいんだけど・・・。あと扉から何かどす黒いオーラが見えるのは気のせいかな・・・?

 

「遠慮するな。シャルルから聞いたが、男はベットで寝ているときはこうやって食べさせられるのが好きなのだろう?」

「あんにゃろう・・・なんちゅーことを吹き込んでくれたんだ・・・」

 

さては、昨日の復讐か?地味に嫌な嫌がらせだな・・・主に精神的に。

 

「ハッ・・・まさか、く、く・・・」

「く?」

 

ラウラさん、顔真っ赤にしているけどくっころでもするの?ならせめてIS(シュヴァルツェア・レーゲン)に乗ってから言ってね?そのほうが萌えるよ。

 

「口移しがいいのか!?」

「はあ!?どっからそんな言葉が出てきた!?」

「私が隊長を務める黒兎隊の副隊長のクラリッサが言ってた、看病イベントの時に中々食べてくれないときには口移しで食べさせろって・・・」

「その副隊長さっさと解雇しろよ」

 

手を頬に当て、すっごく顔を真っ赤にして悩んでいるけどさ・・・その入れ知恵は実行しちゃだめな奴だろ。疑えよ。純粋かよ。あと扉からミシッという音がしているんだけど・・・

 

「ファ、ファーストキスはその・・・あいつに・・・あげたいから・・・」

「いやそもそも口移しをしようとするなよ・・・」

 

あ、あのラウラさんが自分から言った癖に恥ずかしくなったのかモジモジしだしている・・・だと・・・!?これはとても貴重だ・・・!よっし録画しよ―

 

 

―ゾワッ

 

 

・・・うん、やめよう。何故か後で背中刺される予感がする。けど折角剥いてくれた梨だけは食べよう。初めての挑戦だったのか、少し歪だが、8等分に切り分けられた梨を取って食べる。

 

「・・・うまい」

「っ!そうかそうか、それは良かった。今の時期手に入れるのはなかなか難しかったぞ」

「そ、そうか・・・」

 

なにもそこまでしなくても・・・って思ったけど、それは言わなかった。というか言えなかった。うん、何かね?ラウラさんの顔がね?「どうだー!偉いだろー!」とでも言いそうな顔しているんだよ。「ムフー」って言っているしね。

 

けど、そろそろ本題に入ってほしい。なにか言いたいことでもなければ普通ここまでしてくれないだろう。

 

「それで、何故こんなことを?」

「ん?ああ、お前に聞きたいことがあるからだ」

「何が聞きたい?」

 

変なこと聞かれないといいな~

 

「お前、なぜ教官の一撃を受けて平気だった」

「ん?倒れたからここにいるんだろ?」

「あの時教官は出席簿の角で叩いていた。なのにお前はいきなり机に突っ伏しただけで対して痛がっている様子はなかった。教えろ、なぜ平気だった」

「いやなんでって言われても・・・」

 

「右目を使いました」って素直に言っても”何言ってんでるだおまえは”ってオチだよな・・・。なんて答えよう・・・

 

 

だが、彼女の質問はまだ終わっていなかった。

 

「聞き方が悪かったな。ハッキリ言おう。お前は何故、痛みを感じていない(・・・・・・・・・)のだ」

「は・・・?」

 

ラウラさんが指さすほうを見ると・・・オレの太ももには、あのサバイバルナイフの刀身の半分が刺さっていた。

 

「さあ、答えろ。言い逃れはさせん」

 

 

 

その目には、「絶対に聞き出す」という強い意志が見えた。




どうしてこうなった・・・・

もともとIS回の予定だったのに・・・

なんでシリアス回、しかもISに乗っていないんだー!?
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