バカ正直な少年と空に憧れる少年   作:針金はやて

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思ったんだが織斑先生の出席簿アタックって体罰になるんじゃ・・・え?IS学園はどこの国の土地でもない?あ、先生がルールなんですね分かりま


009 ご機嫌セシリア、不機嫌本音

朝起きたら本音さんの抱き枕にされていた。やめて、理性が持たない。誰か助けて・・・というかなんでこの人の腕から抜け出せないんだ?強すぎるんですが・・・

そうやってうにうに(・・・・・うにうに?)動いていたら本音さんが起きた。前見て、オレ見て、周り見て、にやにやとした表情でオレを見た。

 

「ひがのんのえっち」

「誤解だ!」

 

ヒドイ!オレのベットに侵入したのは本音さん、あなたなのに!なぜオレが責められるのだ!流石女尊男卑の世界だな(関係ない)

 

「・・・・んで、本音さん?放してくれませんかね?そろそろ着替えたいのですが?」

「ん~ダメ?」

「何故そこで疑問形!?」

「それよりひがのん~今何時~?」

「7時半」

「しょうがないにゃあ~放してあげる~」

 

おお、人間話せば分かり合えるんだな。早速シャワールームに行き、体を洗い、服を着て、授業の準備をして、朝ご飯を食べに行く。本音さん?二度寝してやんの。しかもオレのベットで。

 

 

時間は8時半、即ち朝のSHRの時間だ。クラス代表はオルコットさんかな?って思っていると違った。

 

「では、一年一組代表は織斑一夏君に決定です。異論はありませんね?」

「先生、質問です」

「はい、織斑君」

「俺は葵との試合では確かに負けて俺と葵がやるときは俺がやることは分かっています。ですが、セシリアにも負けています。なのになぜ俺がクラス代表なんでしょうか?」

「それはですね」

「わたくしが辞退したからですわ!」

 

はい、オルコットさん来ました。凄いね、朝からそんなに元気だなんて。オレは昨日の夜から誰かさんのせいで疲れているんです。最高でした。・・・じゃなくて当の本人は何事もなかったかのように隣と会話している。なんか、くやしい。

 

「まあ、勝負はあなたの負けでしたがそれは考えてみれば当然のこと。なにせわたくしセシリア・オルコットが相手だったのですから。それでわたくしも大人げなく怒ったことを反省しまして、一夏さんにクラス代表を譲ることにしましたわ。ISの操縦は実践が何よりもの糧。クラス代表になれば戦いに事欠きませんもの」

「セシリア分かっているね~」

「せっかく男子がいるんだから持ち上げないとね~」

 

良かったね、織斑君!戦いの場が増えるよ!にしても「極東の猿」から「一夏さん」ってすごい進歩ですねえ?・・・んで、なぜオルコットさんはこっちを見ているのかな?ああ、オレがオルコットさんに勝ったから文句でも言うのかな?昔から女子って自分から勝負を仕掛けておいて負けたら文句言うやつばっかだからな・・・・こういう時は「オレは知らない作戦」でやり過ごそう。具体的に何をするかって、耳を塞いで相手を見ない。下に向いていれば案外何とかなるもんさ。

 

「ーーーーーーー、-、ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!・・・ーーーーーー?」

 

オレは何も聞こえない、何も見ていない、何も知らない。そう、今のオレは無。たとえ何かが近付こうとも、なにか生命の危機に関するようなものを振り上げていても・・・・ん?オレは直感に従い咄嗟に頭を下げた。それはもう、全力で。そして四角い板がオレの真上を通り過ぎた。その板の名を、出席簿と言う。

 

「ほう、今のを避けるとは。それで氷鉋、オルコットの話は聞いていたか?」

「中学の頃にいた自分から勝負を挑んだくせに負けたら文句を言う女子と似たような感じがしたので聞かなかったことにしました」

「そうか、オルコットを見ろ」

 

織斑先生に言われるがまま見ると・・・オルコットさんはすっごく泣きそうな顔をしていた。うん、やっぱそういう系の人だよね?

 

「何を感じた?」

「やっぱりそういう系の人だと思いました」

 

パアンッ!となる出席簿アタックは滅茶苦茶痛かった。それはもう、首が千切れるんじゃないかって程痛かった。オレ、なんか不味いことしたのか?クラス中の非難の目は当分忘れられそうにないな。

 

「クラス代表は織斑一夏、異論はないな?」

「「「はーい」」」

 

その日のSHRは頭を痛める2人の男子生徒と、団結した返事をする女子生徒たちの声で終わった。というかなんで織斑君まで叩かれているんだ?

 

 

 

一時間目の休み時間、到来。ようやく寝れる!と思っていると1人目のお客様が来ました。お客様の名前は布仏本音さん。彼女はこっちに来て、「馬に蹴られて死ねばいいと思う」と言って帰っていった。何この子怖い。2人目のお客様が来ました。お客様の名前は織斑一夏くん。彼はこっちに来て、「葵、セシリアに謝った方がいいと思うぞ」といい、オルコットさんの所に行った。いや謝るも何も真剣勝負で勝ってなにが悪いんだか。因みに中学の時にいたその女子は「男が私たち女に勝っていいわけないでしょうが!」とか言っていた。国が変わってもISがある限りそうなっちゃうのかな・・・バ〇ージ・・悲しいね・・・

 

「葵、ほらセシリアも」

「・・・オレの経験則上、真剣勝負で勝った後で泣きそうな顔をしているときって理不尽なこと言われるんだよな。例えば「男が私たち女に勝っていいわけないでしょうが!」とか「男は女に負けなければならないのよ!」とかさ」

「わたくしが言いたいのはそんなことではありません!」

「葵、お前の言いたいことをは分かるけどさ、話だけ聞いてくれって。セシリアが言っていたのは本当にそういうことじゃないんだからさ」

「それじゃあ聞くだけ」

「・・・あなたはわたくしのことをそんな低レベルの人間と同じように見ていたのですか!?」

「・・・それが言いたいこと?」

「そ!れ!も!ですわ!わたくしは葵さんの勇敢に戦う姿に心打たれましたわ!それでつ・・・き・・・あ・・・やっぱり聞かなかったことにしてくださいまし!」

 

オルコットさんは顔を真っ赤にして自分の席に戻っていった。織斑君?そこで呆けているよ。うん、言いたいことは分かった。詳しいことは聞かなかったことにしよう。というわけでオルコットさんの席に行くとするか。・・・ってなんでみんな見るの?やめてよね、見世物じゃないんだからさ!

 

「オルコットさん」

「な、なんですの?」

「放課後って、ヒマ?」

「え、ええ?大丈夫ですわ?」

「それじゃあさ、これから放課後は特訓に付き合ってくれないかな?どうせ訓練するなら強い相手とした方が為になるしな」

「っ!はい!是非、お願いしますわ♪」

「あー、んんっ!とっとと席に着け。もうすぐ授業を始める。・・・・それとオルコット」

「は、はい」

「良かったな」

「はい!」

 

そういってオルコットさんは微笑んだ。その笑顔はとても可愛かった。そしてクラスは拍手で包まれた。勿論その中に織斑姉弟もいたよ。本音さん?めっさ睨んでます。というか今日の本音さんなんだか怖いんですけど?




こうして、指定ハーレム団「織斑組」は崩壊していくのであった(違

あとタグに入っている綺麗な一夏というのは空気が読める、他人の意見を素直に受け止めることができる(ただし自分の意見はちゃんと持っている)といったことです。要素の追加?あるかもしれません。
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