レイオニクスに転生し、ゴジラとともにメビウスの世界で戦うけど何か? 作:疾風海軍陸戦隊
「あれは・・・・ゴルザにシルバゴン!?」
ガイズに連れてこられた俺たちは何とかガイズの人たちと話し合いで解決でき、家に帰ろうとしたとき、突如、ガイズの基地近くの広場。そうガイズとグドンが初めて戦ったあの広場で二体の怪獣が現れた。その二体は昭和・メビウスらのウルトラマンシリーズの怪獣ではなく別世界の平成ウルトラマンシリーズのウルトラマンティガに登場する怪獣、超古代怪獣のゴルザ。そして平成のレッドキングと言われるシルバゴンであった
「な、なんなんだね、あの怪獣は!?しかも二体!?」
トリヤマが驚き、コノミがパソコンでデータを調べるが
「この怪獣はデータがありません。新種の怪獣です」
と、そう言うとサコミズが
「結城君。先ほど君はあの怪獣たちを『ゴルザ』『シルバゴン』と呼んでいたけど。君はあの二体の怪獣のことを知っているのかい?」
と、そう訊きガイズのメンバーは俺を見ると俺は頷き
「ああ、あの二体の怪獣は別世界のウルトラマンの世界に登場した怪獣だ」
「別世界のウルトラマン?」
ミライが不思議そうに訊く中、俺は
「すみませんコノミさん。パソコン借りてもいいですか?」
「え?はい?」
そう言いコノミさんは席を空けて俺は椅子に座り、自分のバトルナイザーをパソコンのケーブルにつなぐ
「なにしてんだよ?」
リュウがそう訊くが俺はバトルナイザーを動かした後、手慣れた手つきでパソコンを動かす
「ああ、俺のバトルナイザーに内蔵されている怪獣時図鑑のデータをパソコンにつなげているんだよ」
「マスター?パソコン得意なんですか?」
「元居た世界ではメカトロニクスとかそういう系の職を目指して勉強していたからな・・・・・・お、あった。これだ」
そう言い俺は画面表示にバトルナイザーからダウンロードした三枚の画像を見せる。一つは今外に現れたゴルザとシルバゴン。そしてもう一つはその二体の怪獣がいた世界のウルトラマン。ウルトラマンティガの画像だった
「これは‥…ウルトラマン?でもなんか見たことのないウルトラマンだな…カラフルだし」
「結城君。このウルトラマンがあの二体の怪獣のいる世界のウルトラマンなのかね?」
「はい。このウルトラマンの名は『ティガ』ざっくり説明すると「タイプチェンジ」を取り入れたウルトラマンであり、ベースのマルチタイプ(から素早さを重視した青紫のスカイタイプ、力を重視した赤いパワータイプにチェンジして、臨機応変に戦うことが出来るウルトラマンなんです」
「そんなウルトラマンがいるんだ・・・・」
「今はウルトラマンのことはいいから、あの怪獣について説明したまえ」
「ああ、そうでしたね。コホン、まずは超古代怪獣ゴルザ。頭部や顔の外側や喉元を覆う鎧の様な皮膚が特徴でウルトラマンティガが初めて戦った怪獣です。必殺技はパワフルな外見通りパンチや頑丈な頭部の鎧を活かした頭突きなどの技の他は額にエネルギーを集めて発射する超音波光線で、紫の光線を一直線状に撃つのが特徴です。続いては剛力怪獣シルバゴン。これも同じくティガと戦った怪獣です。獅子鼻樹海の異次元空間を根城にしていていた怪獣、名前の通り銀色のボディに赤いラインが入った姿をしていて、武器は300万馬力の凄まじいパワーを活かした肉弾戦。頭突きや尻尾攻撃、噛み付きなどを得意としており、、パワータイプのティガすら圧倒する実力者。ファンの間では『平成のレッドキング』と言われていて・・・・・」
少し興奮気味で説明する。その姿に皆は少し引いた表情をしていた。だが、テッペイの場合は目をキラキラさせメモを書きまくっていた。すると龍子が
「和人長い。いい加減にしろ」
「あ、すまんすまんつい、説明に熱が入ったよ・・・・・・と、言うわけです皆さん」
「な。なるほど・・・・・で、この怪獣に弱点はないのですか?」
苦笑しながらミサキさんが聞くと
「シルバゴンは目の視力が弱いので動いている者にしか反応しません。ゴルザは・・・・・」
俺がそう言いかけた時
「あれ?和人さま」
「ん?どうした星子?」
「なんかあの二体の様子がおかしいです」
「なに?」
星子の言葉に皆は画面を見ると。確かにあの二体の様子がおかしかった。シルバゴンが地面に膝をついて何か慌てた様子で何かを探していてとなりにいるゴルザはシルバゴンに攻撃する気配もなくただ肩をポンポン叩き何か励ますような仕草をして一緒にシルバゴンと一緒に何か探していた
「何をしているのでしょう・・・・あの二匹」
「暴れているようには見せませんね・・・・・・何かを探している?」
「ゴルザもなんか手伝っているみたいだけど・・・・・・」
ガイズメンバーは二体の怪獣を見てそういう。そして龍子は
「で、どうする和人。あいつらしばき倒せばいいのか?」
「何でそうなるんだ。まだ何も破壊活動してないだろあの二匹」
「そうですよ。それに見た所、何か探しているみたいですし。いきなり殴りかかるのはかわいそうじゃありませんか?」
「ま、それもそうだな。ただいるだけで攻撃されたらたまったもんじゃないしな。まあその時はやり返せばいいんだけど」
俺と由良がそう言うと龍子も納得した表情を見せる。すると星子が
「じゃあ、なにしているか聞けばいいんじゃないですか?職務質問みたいに」
「聞くってどうやって。相手は怪獣なんだぞ?」
「過去にピグモンの言葉を翻訳したとドキュメントSSPに記録されていますが、それを使って翻訳できるかどうか・・・・仮にできたとしても準備がかかります」
「その間にあの二匹が街に入るとまずいな」
そう話していると襟華が手を小さく上げ
「あ、あのすみませんマスター」
「ん?どうしたんだ襟華?」
「あの・・・・その。私をモンスロードしてくれませんか?」
「え?」
「私があの二匹のところに行って事情を聴いてきます。人間だと恐らく二匹の言葉わかりませんから」
襟華がそう言うと、ジョージが
「確かにそれはあるが・・・・・」
「それにガイズやウルトラマンの仕事は悪い宇宙人や怪獣を退治するためですよね?あの二匹が何もしていないなら下手に出撃して相手を刺激させないほうがいいと思います」
「なるほどこの子の言葉にも一理あるな・・・・・」
「そうですね。怪獣界では人間の防衛隊に会ったら注意しろなんて言われてますし、ここでガイズの皆さんが出撃したら暴れてしまう可能性がありますね」
サコミズと由良が頷くと俺は
「襟華・・・・・説得頼めるか?」
「はい。任せてくださいマスター。もし話がこじれ二匹が暴れるようなことがあれば、被害が大きくなる前に私の電撃で二匹を気絶させます」
「そうか・・・・・じゃあ頼む。ガイズの皆さんもいいですか?」
「君の判断に任せよう結城君。襟華さん。成功することを信じているよ」
「サコミズ隊長。いいんですか?」
「ここは彼らを信じるとしましょうトリヤマ補佐官。ただし万が一に備えて私たちはすぐ出れるように準備するがいいかね結城君?」
「構いません。ですが襟華は攻撃しないでくださいね」
「わかった」
俺はサコミズ隊長の言葉に頷きもう一度、襟華に顔を向ける
「よし、じゃあ襟華。頼むぞ」
「はい!」
俺の言葉に襟華は強くうなずき、俺はバトルナイザーを襟華に向けると襟華の体は光ってそしてバトルナイザーに吸い込まれる。そして俺は襟華がバトルナイザーに入ったことを確認し、ばとるないざバトルナイザーをモニターに向けて
「行けっ!エレキング!!」
そう叫ぶとバトルナイザーが光りだし
『バトルナイザーモンスロード!!!』
とその声とともにバトルナイザーから一体の怪獣が現れ、ゴルザとシルバゴンの前に現れる。その怪獣はウルトラセブンと戦った有名な怪獣の一人で宇宙怪獣であるエレキングであった。そしてそれを見たガイズたちは目を丸くしコノミさんは
「本当にあの子がエレキングだったんだ・・・・」
と、驚いた表情をしていた。そして俺は
「エレキング。あの二匹の怪獣のネゴシエーション。頼むぞ!」
そう言うのであった。こうして人類では初の怪獣と怪獣同士の交渉が始まるのであった
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