レイオニクスに転生し、ゴジラとともにメビウスの世界で戦うけど何か? 作:疾風海軍陸戦隊
宇宙怪獣エレキング
超古代怪獣ゴルザ
剛力怪獣シルバゴン
登場!!
突如GUYS基地に現れたシルバゴンとゴルザ。だが、その二体は破壊活動をせずに何かを探している雰囲気であった。それを見たGUYSメンバーと和人。すると襟華琴エレキングは二体と交渉してみると和人に提案し、そしてエレキングの姿に戻り人類では初の怪獣と怪獣同士の交渉が始まったのだ
「大丈夫かな?」
ジョージがそう言うと星子は
「大丈夫ですよ。襟華、礼儀正しい子だから。きっと平和的に解決してくれますよ」
「そうだといいんですがね?」
星子の言葉にテッペイがそう言う。するとエレキングこと襟華が探し物をしているゴルザとシルバゴンに近づき『どうかしたの?』と言いたげにゴルザの肩をポンポンと叩くとゴルザはシルバゴンを庇うように前に立ち何やらエレキングに向かって吠え出した
「なんて言っているんだね?」
「補佐官そんなこと言われても私たち怪獣語なんてわかりませんよ」
「あ、じゃあ私が通訳します」
怪獣語が分からないみんなのために
「えっとですねまず襟華さんが二体に対し『どうしたの?』と訊きました」
「そんなことは見ればわかる。あのゴルザとかいう怪獣はなんていったのかね!」
「はい…えっと・・・・『お前!シルバゴンをいじめに来たのか!!』と激しく警戒して言っています。えっと・・・・襟華さんが『そんなことはしないわ。ただ困っているみたいだから』と優しく接していますが・・・ああ、だめです。やっぱりゴルザさん。襟華さんを疑っているみたいで今にも喧嘩をおっぱじめようとしています」
「どこにでもいるんだな・・・分からず屋って」
「それでシルバゴンの方は何か言っていますか?」
リュウがそう言いミライが由良に訊くが
「ええっっと・・・・シルバゴンさんは何か泣きながら何かを探していてそれどころじゃないみたいです」
困った顔でそう言う由良にみんなはシルバゴンを見ると目が悪いせいかつまずいて転んだり、建物につまずいたりとまるでコメディを見ているみたいだったが誰からもわかるように泣いているのが分かった
「・・・・泣いていますね?あの怪獣」
「いったい何を探しているんでしょう?」
「お財布・・・・・ですか?」
「人間じゃないんだぞ?」
「第一財布を入れる場所なんてないぞ?というより怪獣に通貨とかあるのか?」
「基本。無いぞ。餌なんて海なら魚や海藻。山なら動物や木の実。食べ物は豊富にある。物に値段付けて金で買う生き物は人間だけだからな」
「さすがゴジちゃん詳しいね」
「お前も怪獣だろ?」
「いや私、超獣ですから」
と、皆がそう言い合っているとトリヤマ補佐官が
「とにかく!説得はできんのか!あのゴモラというやつに!」
「「「ゴルザです!!」」」
トリヤマ補佐官の言葉にマル、テッペイ、和人がそう突っ込む。その瞬間ゴルザはいきなりエレキングに向かって突進し、エレキングを吹っ飛ばす
「なっ!?襟華!!」
「あいつ攻撃しやがった!」
和人と竜がそう言うとゴルザはエレキングに向かって何か言う
「なんて言っているんですか?」
「ええ・・・と・・・『さっさと失せろや!この牛柄ナメクジ野郎!!』・・・・だそうです」
由良が通訳すると皆は顔を引きつる。そして吹っ飛ばされたエレキングはゆっくりと立ち上がり体の汚れをポンポンと払うと和人にだけテレパシーでこういった
『・・・・マスター。少しだけ荒っぽくさせてもらいます#』
「(…あ、まずい襟華のやつ怒ってらっしゃる)」
襟華の言葉に和人は顔を青ざめる。そしてエレキングは長い尻尾をゴルザに素早く巻き付けると・・・・・・
ビリビリビリビリ!!!!!
「*%‘@#$っ!?」
襟華はゴルザに向けて得意の電撃攻撃をする。そしてゴルザは言葉にできないほどの悲鳴を上げる。そしてエレキングが尻尾をゴルザから離すとゴルザは口から煙を吐き倒れる。どうやら気絶したようだ。現にまだ体が痙攣している。そしてエレキングはパンパンと手を払い
『さぁーて、やかましい人・・・・じゃなかった怪獣は静かになったし、事情徴収を続けますか』
「「「襟華(エレキング)、超こえぇー!!」」」
もし人の時の姿だったら顔は笑っても目が笑ってない表情だろう襟華のテレパシーを聞いた俺、夕子、由良そしてGUYSメンバーは顔を青ざめてそう思う。ある意味ゴジラの次に怒らせちゃいけないな。これは・・・・・
そしてエレキングはゴルザを気絶させた後シルバゴンに事情聴取をするのだった・・・しかしシルバゴンは目が悪いせいなのかいくらエレキングが話しかけても全く別方向を見て何か話したりある時は何もないところにお辞儀をしたりと、挙句の果てにはエレキングにぶつかったりと全然、話が進まなかった
「本当にあの怪獣、目が悪いのね」
「なんだかギャグマンガで見た眼鏡外した時の人間を見ているみたいだな」
マリナとジョージがそう言いリュウが
「なあ、結城さん。これどうするの?全然事情聴取できねえじゃん」
「う~ん・・・・まさかここまでとはな。まあシルバゴンが町を破壊しないことが幸いだけど・・・・・・」
流石の和人もこの状況に頭を悩ませる。襟華も頑張って交渉しようとするが当のシルバゴンがエレキングを視認できず会話ができないんじゃ、先に進まないかといってほおっておけばあの様子じゃ故意じゃなくても市街地に入って何か壊してしまう可能性があった。どうすればいいかと頭を悩ましていると
「なあ和人。少しいいか?」
そこへゴジラこと龍子が話しかけ
「お前のバトルナイザーて確か怪獣を擬人化させることができたはずだ。ならそのシルバゴンてやつをいったんバトルナイザーに入れて擬人化させて出せばいいんじゃないか?」
「・・・・・・・・・あ」
盲点だった。和人はそう思った。確かにシルバゴンをバトルナイザーに入れ擬人化させて話を聞けば簡単な話であった
「そうだった・・・・・すっかり忘れてたな。すみません皆さん。ちょっと外に出てシルバゴンをバトルナイザーの中に入れてきます」
そう言うと和人は慌てて外に出るのであった。そして外に出た後和人は
「襟華!」
襟華の名を呼ぶと襟華が振り向き
『どうしたんですかマスター?』
「襟華。交渉ご苦労。これ以上は町に被害が出る。後はあの二体をバトルナイザーに取り込んで擬人化させた後事情を聴く」
『わかりました。すみません私の力不足で』
「いいや、襟華はよくやってくれた!襟華一度戻ってくれ」
『はい!my、lord』
そう言うと襟華琴エレキングはシルバゴンに何か一言いうとシルバゴンは頷くとエレキングは光に包まれバトルナイザーへと戻りそしてバトルナイザーから出てきて襟華の姿に戻る。そして俺は、バトルナイザーをシルバゴンに向けるとシルバゴンはなんも抵抗もせず大人しくバトルナイザーへと吸い込まれる。そしてついでに和人は襟華の電撃で気絶しているゴルザもバトルナイザーに入れた。そして和人は襟華と一緒に指令室に戻るのであった
「いいですか。皆さん。シルバゴンとゴルザを出しますよ?」
和人の言葉に皆は頷く。そして俺はネオバトルナイザーをかざし
「出てこい。シルバゴン。ゴルザ」
そう言うとネオバトルナイザーが光だし、そこから二つの光が出てくる。そして光が収まると一つは地面に横たわる女盗賊のような少女。そしてもう一人は羊のような角をし白いワンピースを着た少女が現れる。そうゴルザとシルバゴンが人間隊となって出た姿だ
「すごい・・・・本当に擬人化させるなんて・・・・」
テッペイは驚いた顔をする。そしてシルバゴンの事情聴取が引き続き始まるのであった。
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