レイオニクスに転生し、ゴジラとともにメビウスの世界で戦うけど何か? 作:疾風海軍陸戦隊
「な、なんだ!?また怪獣が現れたぞ!?」
トリヤマ補佐官がいきなり現れたゴジラを見て驚きの声をあげる。
「怪獣が5体も・・・・」
「しかもテレスドンやアーストロン以外は見たこともない怪獣です」
「あの黒い怪獣はどうだ?」
「ドキュメントSSSPに記録に残っているレジストコード『えりまき怪獣ジラース』ではないでしょうか?」
「いえ、確かに少し似ていますがジラースにはエリマキがあったはずです。それに体の色や体形はジラースとは違ってスマートな体系で、むしろ恐竜のような姿です」
コノミとテッペイがそう言いうと
「じゃあ、新種の怪獣か?ミライ。お前、この怪獣が何だか知っているか?」
リュウがそう言いミライはゴジラを見るが
「・・・・いいえ、僕の知らない怪獣です。ただ・・・・」
「ただ?」
「あの黒い怪獣は敵に回さないほうが良いような感じがします。なぜだかわからないですけど、何となくそう言う気がするんです」
未来が答えると、リュウ以下ガイズの隊員達は再びモニターを見るのであった。
ギャーンゴーン グワワァン
ゴジラが咆哮すると、さっきまでいがみ合っていた怪獣たちが一斉にゴジラの方を見る。
「ゴジラ!なるべく街に被害が出ないように頼む!!」
和人がそう叫ぶと、ゴジラは和人を見て
『わかっている。わかっている。そう心配するな・・・・・・・だがシチュ-を台無しにしたつけは払ってもらう』
と、テレパシーで告げる。アーストロンとテレスドンがゴジラに向けてマグマ弾や火炎弾を発射し、ゴジラの胸に命中する。しかし・・・
「グルルルル・・・・」
「「グギャッ!?」」
ゴジラは二体の怪獣の攻撃をまともに受けたにもかかわらず傷一つなく、まるで「何かしたか?」っというような笑みを浮かべる。それを見たテレスドンやアーストロンは驚いた顔をする。
「ギャアオオーン!!」
と、ジラがしびれを切らしたのかもしくは「無視するな!次は俺だ!!」と、言いたいのか……ジラはゴジラに飛び掛かるのだが・・・・・
『邪魔だ。ニセゴジラ』
と、不機嫌そうにそう言うと尻尾でジラを吹き飛ばした。しかも飛ばされた場所は何もない広場であった。ゴジラは和人に言われた通りなるべく街に被害が出ないように戦っているのだ。吹っ飛ばすところもわざと街ではなく広い広場とかを狙っている。そして広場に倒れたジラにゴジラは放射熱線を吐き、それをまともに受けたジラは爆散した。それを見たギャオスは逃げ始めた。恐らく自身の必殺技である超音波メスを使ってもゴジラに勝てないと思ったんだろう。あと、頭に赤い模様が出ていた。そう言えばギャオスって特に昭和版のギャオスは昼間は太陽による紫外線のせいで細胞が破壊されて死んじゃう体質だったけな。もしかしたらゴジラのこともそうだが、太陽の光に耐えられなかったから逃げたのかもしれない・・・・・まあ、両方だろ。しかもギャオスが逃げてる時、背中が焦げ煙出てたし・・・・・
まあ、そんなことはさておき、残されたのはテレスドンとアーストロンだ。二体はジラやギャオスがいなくなってもまだゴジラと戦う姿勢を示していた。まず最初にアーストロンがゴジラに向かって突進し、その突進をゴジラは受け止めてとっくみ合いが始まる。二匹とも互いに譲らず、すさまじいとっくみあいが続いた。さすがは凶暴怪獣、ゴジラに勝らずとも劣らない怪力だ。更にテレスドンがゴジラの背後に周り込み襲い掛かったが、ゴジラがひらりと躱したためテレスドンはアーストロンとぶつかり倒れた。すると今度は、テレスドンとアーストロンは連係プレーで攻撃を開始した。
「あ!あいつめ!後ろから攻撃な上に二人がかりとは卑怯な奴らだ!和人様!助太刀しに行った方がいいんじゃないですか?」
と、俺と一緒に見ていたバキシムがそう言う
「いや~さすがはアーストロンにテレスドン。ゴジラと互角に戦っているな。それに比べてやっぱりジラって弱いな・・・・マグロしか食べない怪獣って弱いのかな?」
「和人様!そんなのんきなことを言っている場合ですか!助太刀を出さなくていいんですか!?」
「俺も確かにそう思ったんだが・・・・・・バキシム。今のゴジラ・・・・いや竜子の顔を見てみろよ」
「え?」
俺の言葉にバキシムはゴジラの顔を見る。ゴジラは二体の怪獣の攻撃を受けてもなお、余裕の顔を見せていた。それどころかゴジラはバキシムの言葉が聞こえたのかこちらの方をちらっと向き
『邪魔するなよ・・・今やっと骨のある奴と喧嘩してんだから。たとえ仲間でも邪魔したらたたじゃおかねえぞ』
と、そう言っているみたいにぎろっと睨む。その顔を見てバキシムは血の気が引き、顔を青くする。
「これは邪魔しないほうがいいわねバキちゃん、マスター。ゴジちゃん。怒ると怖いから。こういう時は好きなようにさせた方がいいわよ。まあ、街壊す行為をしようもんなら止めますけど」
と、エレキングがシチューを作り直しながらそう言う。
「エレキング・・・・お前余裕だな・・・」
「ええ・・・・マスターはゴジちゃんのことを信用していないのですか?」
「そんなわけないだろ。でもあいつが無茶して怪我しないのかがちょっと心配なだけだ」
「フフ・・・マスターってお優しいのですね」
と、エレキングが微笑み俺は少し顔を赤くする。するとバキシムが
「あ、そろそろ決着がつきそうですよ?」
「え?」
バキシムの言葉に俺は顔を向けるとゴジラがアーストロンを逆エビ固めで絞めていた。アーストロンが悲鳴を上げる。テレスドンは・・・・・何だか知らないけどのびていた。
「おい、バキシム。俺とエレキングが話している間に何があったんだ?」
「ん?ああ、なんかゴジラの奴アーストロンの奴を背負い投げしてさ、その瞬間テレスドンがゴジラに襲い掛かったんだけど、ゴジラが奇麗なアッパーカットで一発KO。で、テレスドンを倒したゴジラが今アーストロンに逆エビ固めを決めているところですよ」
「そ・・・・そうなのか・・・・」
そう苦笑し俺は再びゴジラの方を見るするとアーストロンが『ギ、ギブアップ!!』と言いたげに悲鳴に近い鳴き声を上げる。さすがに可哀そうになって来たな・・・・・仕方がない
「ゴジラ。もうその辺でいいだろ。それにそろそろ撤収しないとガイズの連中が来るぞ!」
俺がそう言うとゴジラは俺を見て
『・・・・ちっ。しょうがねえな・・・・・』
と、そう言いアーストロンを離す。アーストロンは這いずりながらその場を抜け出し逃げ出したのであった。そしてテレスドンはというと、しばらくして目が覚ましたのだが、ゴジラの顔を見るや否やすぐに地底の中へ逃げてしまった。俺は周囲に敵の怪獣がいないことを確認すると
「戻れ!ゴジラ!!」
そう言いバトルナイザーを掲げる。するとゴジラは光の粒となり、バトルナイザーへと戻って行った。そしてまたもバトルナイザーが光ると、そこから光の粒が出てきて……
「はあ~、久しぶりに暴れたね~。でももう少し骨のある怪獣とかいなかったのが少し残念だな」
とそこから女性姿になったゴジラが現れ、肩をぐるぐる回しながらそう言う。
「おう、お疲れゴジラ」
俺は帰って来たゴジラを労った。するとそこへ上空からガイズの戦闘機が、陸からはガイズの車両などが走ってくるのが見えた。
「やれやれ・・・・今頃になって登場か・・・・ゴジラを戻して正解だったな。あのままだったら今頃攻撃されていた」
「私は別に気にはしないぞ和人。攻撃してきたら攻撃してきたでやり返せばいいんだし」
「でもそれじゃあ、戦争になっちゃうよ?ゴジちゃん。私たちは静かに暮らしているんだからここで面倒ごとは避けたいよねえ。バキちゃん?」
「ん?私はどっちでもいいけど・・・・まあ、戦争になって北斗印のパン屋が無くなっちゃたら困るからな~。ゴジラも人間と無意味に戦ってスーパーとか無くなったら困るだろ。もうエレキングのシチュー食べれなくなるし」
エレキングとバキシムの言葉を聞いたゴジラは
「わかった。わかったよ。まあ、私もこれ以上の面倒ごとは嫌だからな。それにシチューが食べられなくなるのも嫌だし」
と、頭を掻きながらそう言う。するとエレキングが鍋を持ってきて
「はい。みんな。ゴジちゃんが戦っていた間にシチュー作り直したから食べよ」
「そうだな・・・・さっきはあの怪獣たちのせいで台無しになったけど、今度こそ食べようか」
「そうですね。」
「うむ。私もさっき大暴れしたから腹ペコだ」
そう告げた。俺たちは皿を並べ直し、エレキングがそこにシチューを入れる。するとみんなの目がキラキラと嬉しそうに輝きだした。
「じゃあ、食べようか」
と、俺がそう言うと三人は頷き両手を合わせて
「「「「いただきま~す!!!」」」」
と、そう言い俺たちはエレキングの作ったシチューの味を堪能した。
「う~ん!やっぱりエレキングの作りシチューは美味しいな!」
「本当だ。これは美味い」
「まったくね!この味は今までのどの食べ物よりも、究極においしいわ!」
「うふふ♪まだお代わりがあるからどんどん食べてね」
俺たちの言葉にエレキングは嬉しそうに微笑んだ。するとバキシムは
「そう言えばあの怪獣騒動でゴジラの存在ガイズの連中にバレちゃったけど、ここの場所とかわかってないといいんだけどな~」
「その点なら大丈夫だろう。それにゴジラたちが人間の姿になってアパートに住んでいるなんて考えもつかないだろうし」
「確かにそうですねマスター」
「確かにそうだな」
と俺たちは他人事のように笑うのであった。
ガイズ本部
「・・・・で、リュウ。被害はどうだったんだ?」
「ああ、街の被害はほとんどなく、強いて言えば怪獣が倒れた空き地がへこんだくらいだそうだ」
「そうか・・・・あれだけの怪獣が戦っていたのに被害が少なくてよかった・・・・・」
と、リュウの言葉を聞いたサコミズが安心したような顔を見せる。するとコノミが
「それにしてもあの黒い怪獣すごかったですね。たった一匹で三体の怪獣を倒しちゃったんですから」
「確かに。しかも街を破壊しない程度に戦っていたな・・・・・・」
「でもさ。その怪獣いきなり消えちゃったよな?どこに行ったんだろう?」
と、リュウやジョージがそう言うとテッペイが
「それなんですがさっきその怪獣光になって消えたじゃないですか。そしてその光が消えた時小さいながら光の粒がとあるところへ行く姿があったんです」
と、テッペイは先ほどの映像を出しゴジラが消える映像を見せた。すると確かにゴジラが消えた瞬間光の粒がどこかに行く姿が映っていた。それを見たトリヤマは
「ほんとうだ・・・・どこに向かっているんだその光は?」
と、そう言うとミライが
「・・・なんかあそこのアパートの中に入りましたね・・・・」
「もしかしたらあの中にさっきの怪獣を操っている宇宙人とかいるんじゃないんですか?」
と、マル補佐官秘書がそう言う
「テッペイ。その建物の場所はわかるか?」
「は、はい…あそこは・・・・北川町の〇〇丁目の古いアパートです」
「よし、ではそこを調査しよう」
『G・I・G!!』
そう言いガイズ隊員はそのアパートを調べに行くのであった。
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