恭夜「雨が降りそうな天気だけど、文化祭ってこんな時期にやるのか?」
サリー「私に聞くな。それより隆太とゲルマはどこにいるんだ?」
ルナ「わからない」
ポリス「――キミ、どこかで会ったことあるよね?」
サリー「むっ!あなたはポリスメンではないか!?」
恭夜「ポリスメン?警察官……なのか?」
ルナ「サリーを捕まえに来たの?」
ポリス「ははは、今日は非番だよ。僕、この学校のOBなんだ。毎年、文化祭に顔を出してるんだよ」
恭夜(刀を持ってるのになんとも思わないのか?)
サリー(大丈夫だ。話はつけてある)
ポリス「キミも刀のレプリカを持ち歩いているんだね。周囲の人が勘違いするかもしれないから、新聞紙にくるむなりした方がいいと思うよ」
ルナ「腰に何かある。きび団子?」
ポリス「え!?」
恭夜「もしかして拳銃?なわけないですよねー」
サリー「浮かない顔をしているが、この学校に犬猿キジがうろついているのか?」
ポリス「でもどうして僕が拳銃を所持しているのがわかったの?」
ルナ「なんか臭い」
恭夜「もっと言い方があるでしょ。お巡りさん、すげーヘコんでるじゃん」
ポリス「おかしいな……今日はまだ発砲してないんだけどなぁ。よく同僚にも焦げ臭いって言われるけど」
恭夜「なんだよ『今日は』って……発砲しないいといけないノルマでもあんのかよ」
サリー「拳銃を所持しているということはこの学校に鬼もいるのか?」
ポリス「一応極秘に捜査するつもりだったんだけど、キミたちにバレちゃしょうがないね」
恭夜「警察官が学内をウロウロしているって爆弾でも仕掛けられたんですか?」
ポリス「いやぁ、そんな大事ではないよ。ただ最近不審者の目撃情報が相次いで寄せられていてね。多くは
ルナ「不審者?あの薄汚い妖怪?」
サリー「妖怪に綺麗も汚いもないだろ」
恭夜「妖怪が華やかな文化祭に来るかなぁ?」
ポリス「もし有益な情報が得られたら連絡してほしい。僕は職員室に言って捜査の協力を要請してくるよ。それじゃ、キミたちは文化祭を楽しんでね――」
サリー「フッ、私たちの方が犬猿キジよりも早く鬼を正体を暴いてしまうかもしれないな」
恭夜「俺とルナを勝手に巻き込むな。一人でやればいいじゃん」
ルナ「鬼退治はサリーに任せて、一緒に行こ!」
恭夜(今日はサリーと二人っきりで回るつもりだったんだけど……)
サリー「聞き捨てならない。おい、ルナは私と一緒にこい!帰りに激辛ラーメンを奢ってやる」
ルナ「じゃあね、恭夜」
恭夜「切り替え早すぎだろ!俺の存在はラーメン以下か!?ていうか俺一人!?」
ルナ「早く行こ!桃○郎」
サリー「誰が桃○郎だ!」