ハピネスチャージプリキュア 激獣拳使いの幼馴染み   作:ナツ・ドラグニル

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どうもナツ・ドラグニルです

今回は9話を題材に書いていきます

原作では氷川道場で修行しますが今作では通ってないため激獣拳の修行させます

なのでいつもよりすこし少なめになります。

今回やっとハニーが出ます

では作品をどうぞ




第9話 激獣拳の修行!!プリキュアパワーアップ!?

おっす!相楽誠司だ!

 

 

俺達は日課の修行を行う為河川敷に向かっているが、この前のフォーチュンの言葉が気になっていた。

 

 

ラン「誠司どうしたの?」

 

 

リン「朝から心ここにあらずって感じだけど、どこか具合でも悪いの?」

 

 

誠司「いや、そういうわけじゃないよ、心配してくれてありがとう」

 

 

リン達が体調の心配をしてきたので、心配ないように言う。

 

 

ゴウ「誠司、お前が気にしているのはこの前のフォーチュンの言葉だろ?」

 

 

誠司「ああ、"プリンセスを信じたら大きな災いがふりかかる"この言葉が気になってな」

 

 

ラン「どうゆう意味なんだろう」

 

 

誠司「恐らくひめは何か隠し事をしてるんじゃないか?それに関係している事でフォーチュンがひめに対して怒っているとしたら説明がつく」

 

 

ゴウ「隠し事ってなんだよ」

 

 

誠司「分からないがこればっかりは、ひめが話してくれるのを待つしかないな」

 

 

リン「そうだね」

 

 

ケン「それにフォーチュンが誠司の正体を知ってたのも気になるな」

 

 

ゴウ「確かに、何処で正体を知ったかだな」

 

 

誠司「俺も気になるが、とりあえずひめの事もフォーチュンの事も今は様子見しかないな」

 

 

ケン「まっ!そうだな!こんな所でうだうだ考えてたってしょうがないからな!」

 

 

ゴウ「さっさと修行に行こうぜ」

 

 

俺達は修行する為に河川敷に向かうと、土手の所でめぐみ達が横になっているのを見つけた。

 

 

誠司「何してるんだ?お前ら」

 

 

めぐみ「誠司!みんな!」

 

 

リボン「強くなる為に走ってたら弱っちゃったんですわ」

 

 

誠司「なるほど。強くなる為とか言って、ペース配分考えずに走ったんだろ」

 

 

めぐみ「なんで分かったの!?」

 

 

ひめ「誠司ってエスパーだったの!?」

 

 

俺の言葉にめぐみは驚き、ひめはとんちんかんな事を言っている。

 

 

誠司「お前達の性格考えたらすぐに分かるさ」

 

 

リボン「さすがですわね」

 

 

めぐみ「ねえ誠司、強くなる為にはどうすればいいの?」

 

 

めぐみが俺に質問してきた。

 

 

誠司「そりゃ勿論、修行だな!」

 

 

ラン「ええ!日々是、精進心を磨く!強くなる為には日々の努力が必要なのよ!」

 

 

めぐみ「そうなんだ」

 

 

誠司「そうだ、お前ら激獣拳の修行してみるか?」

 

 

めぐみ「激獣拳の修行!?なんか凄そう!!」

 

 

ひめ「やってみたい!」

誠司「よし!じゃあ修行出来る所に移動するか!お前達はそのまま修行をしててくれ」

 

 

ゴウ「分かった」

 

 

ケン「あいよ」

 

 

☆★☆★☆★

 

 

場所は変わり修行する為、大使館にやってきた。

 

 

めぐみ「え?修行する場所って大使館なの?」

 

 

ひめ「ここでなんの修行するの?」

 

 

誠司「悪いがまだ教えられないな。今から準備してくるからちょっと待ってろ」

 

 

俺はめぐみ達を外に待たして中に入り、雑巾と水が入ったバケツを持って戻った。

 

 

誠司「じゃあこれ持って」

 

 

俺は持ってきた雑巾を、2人に渡す。

 

 

めぐみ「雑巾?」

 

 

ひめ「なんで雑巾なんか持ってきたの?」

 

 

誠司「お前達には今から、大使館の雑巾掛けをしてもらう」

 

 

めぐみ・ひめ「えーーー!!」

 

 

俺の言葉に2人は驚く。

 

 

めぐみ「なんで雑巾掛け!?」

 

 

ひめ「激獣拳の修行は!?」

 

 

誠司「これが激獣拳の修行の基礎なんだよ、暮らしの中にも修行ありだ」

 

 

めぐみ・ひめ「うーん...はーい...」

 

 

俺達はその後修行の為、大使館を雑巾掛けする。

 

 

誠司「さて雑巾掛けするに当たっての注意事項だ。まずバケツの水はこまめに変えること、汚れた水で拭いても汚れるだけだからな」

 

 

めぐみ「はーい」

 

 

誠司「それと雑巾掛けする時は、転びやすいから気をつけろよ」

 

 

ひめ「分かった」

 

 

誠司「じゃあ始めるぞ、今回は俺も一緒にやってやるから」

 

 

その後雑巾掛けをするが、途中めぐみがこけてバケツをひっくり返したり、ひめが足を使って雑巾掛けをしてるのを見つけ注意したりしたが、なんとか終わらせることが出来た。

 

 

めぐみ「終わったー!」

 

 

ひめ「イタタタ...雑巾掛けって結構大変だね」

 

 

2人は腰を押さえながら、休憩していた。

 

 

誠司「さすがに3人でやったらすぐに終わるか...お前ら次の修行に移るぞ」

 

 

めぐみ「次は何の修行するの?」

 

 

ひめ「もしかして!ゲキビーストを呼び出す為の修行とか!」

 

 

誠司「いや、今からするのは防御の練習だ」

 

 

ひめ「えー!攻撃の練習が良い!」

 

 

俺の修行内容にひめが悪態をつく。

 

 

誠司「防御だって大切なんだ、防御が攻撃に繋がることだってあるんだからな」

 

 

めぐみ「そうなの?」

 

 

ひめ「そんな事言って自分は強いからって、適当な事言ってんじゃないの?」

 

 

誠司「あのな俺だって最初から強かった訳じゃないぞ!血のにじむような修行をしたからここまで強くなれたんだからな。つべこべ言わず始めるぞ」

 

 

めぐみ・ひめ「はーい...」

 

 

誠司「まず右手を窓を拭くように前に突き出し、掌を前に向けたまま時計回りに回して今度は左手を同じように突き出し反時計回りに回す。これを交互に繰り返すんだ。」

 

 

めぐみ「それだけ?」

 

 

誠司「ああ、ほら俺の真似をしろ右回し、左回し」

 

 

めぐみ達は俺の言葉に合わせ、練習する。

 

 

ひめ「ねー、これ何時までやるの?」

 

 

誠司「動きが体に染み付くまでだ」

 

 

めぐみ「それっていつ?」

 

 

誠司「いいからやる。強くなりたいんだろう?」

 

 

めぐみ「これで強くなれるのかな?」

 

 

ひめ「もっと、ター!とかやりたいよね」

 

 

誠司「はあ...お前らに一つ教えといてやるよ」

 

 

めぐみ・ひめ「?」

 

 

誠司「昔の人は練習なんか行わず、強くなる為にひたすら組み手をしていたんだ」

 

 

めぐみ「へー」

 

 

ひめ「そうなんだ」

 

 

誠司「だからお前達もやってみるか?本気になった俺と死ぬかもしれない組み手を!」

 

 

俺は怪しい笑みを浮かべ、めぐみ達に言う。

 

 

めぐみ・ひめ「ひぃぃぃぃ!すみませんでした!」

 

 

めぐみ達はお互いを抱き合いながら、座り込み謝罪してきた。

 

 

誠司「ほらさっさと再開するぞ」

 

 

めぐみ・ひめ「り、了解しました!」

 

 

2人はすぐさま立ち上がり、敬礼してきた。

 

 

ひめ「私もう誠司を怒らせるような事するのやめよう...」

 

 

めぐみ「私も...」

 

 

それから俺の脅しが効いたのかひたすら練習を行った。

 

 

ひめ「あんな地味な動きなのに疲れるー」

 

 

練習が終わりめぐみ達はその場で座り込んでいる。

 

 

誠司「よし!じゃあ締めに走りこみ行くぞ!」

 

 

めぐみ「えー!嘘ぉ!」

 

 

ひめ「もう疲れた...」

 

 

雑巾掛けの後に防御の練習をしたせいか、2人はクタクタだった。

 

 

誠司「ほら、早く行かないと日が暮れちまうぞ」

 

 

めぐみ・ひめ「はーい...」

 

 

☆★☆★☆★

 

 

誠司「ゴーファイ!ゴーファイ!ゴーファイ!ゴーファイ!」

 

 

めぐみ「ごー...」

 

 

ひめ「ふぁい...」

 

 

めぐみ「ごー...」

 

 

ひめ「ふぁい...」

 

 

しばらく走ってめぐみ達の方を見るとへとへとだった為、これ以上走らせると危ないと考え休憩する事にした。

 

 

誠司「少し休憩するか」

 

 

めぐみ・ひめ「はぁ~い...」

 

 

俺が休憩と言った瞬間、2人は崩れ落ちた。

 

 

めぐみ「疲れた~」

 

 

ひめ「もう動けない...」

 

 

誠司「情けないな」

 

 

ラン「誠司!」

 

 

休憩してたら、ラン達が合流してきた。

 

 

ケン「おうおう、2人ともバテバテだな」

 

 

リン「2人とも大丈夫?」

 

 

ひめ「全然大丈夫じゃない...」

 

 

ゴウ「何をさせたんだよ」

 

 

ゴウが俺に質問してきた。

 

 

誠司「何って大使館を雑巾掛けした後に防御の練習やって、今の走りこみをやってたんだ」

 

 

ラン「なるほどね」

 

 

めぐみ「てか、なんで誠司は私達と同じ事したのに息一つ乱れてないの?」

 

 

誠司「お前達とは鍛え方が違うからな」

 

 

ひめ「凄すぎでしょ...」

 

 

俺の言葉に2人は驚いている。

 

 

ゆうこ「まいどー、オヤツいりませんかー?」

 

 

ひめ「あ、ゆうこ...」

 

 

めぐみ「なんでここに?」

 

 

ゆうこ「たまたま通りかかったらみんなの姿が見えたんだぁ~」

 

 

するとゆうこは持っていたバスケットを弄る。

 

 

ゆうこ「飴舐める?」

 

 

ひめ「ニャー!」

 

 

ゴウ「うおっ!」

 

 

ゆうこが飴を取り出した瞬間、ひめが物凄い勢いで立ち上がりゆうこに駆け寄った。

 

 

ケン「全然元気があるじゃねえか...」

 

 

ゴウ「どんだけ食い意地はってんだよ...」

 

 

ゆうこ「みなさんもどうぞ」

 

 

ゆうこは全員に飴を配る。

 

 

めぐみ・ひめ「あ~!美味しい!」

 

 

ラン「確かに!」

 

 

誠司「修行した後だと格別に美味しいな」

 

 

ケン「そうだな」

 

 

ゆうこ「ふふふ」

 

 

めぐみ「明日も頑張るぞー」

 

 

☆★☆★☆★

 

 

場所は変わりそこには幻影帝国の幹部達が集まっていた。

 

 

オレスキー「ふん!この街は世界に羽ばたくオレ様にとっては小さすぎる。まさか、こんな街の担当になるとはな」

 

 

ホッシーワ「始まったわ。オレ様トーク」

 

 

ナマケルダ「これ絡みにくくて、めんどくさいんですよー」

 

 

オレスキー「それにしてもナマケルダ、お前のやる気の無さは、オレ様を安心させる」

 

 

その言葉に、ナマケルダは反応する。

 

 

オレスキー「そしてホッシーワ、お前のほしがるだけで努力せず、成果もあげない態度は実にいい」

 

 

ホッシーワも、オレスキーの言葉に嬉しがる。

 

 

オレスキー「2人共、オレ様を引き立てるために存在するかのようだ」

 

 

オレスキーの自己中な発言に、2人は拍子抜けし顔を背ける。

 

 

オレスキー「それに引き換え、なんだあそこは。ムンムンとヤル気が漲っているではないか」

 

 

オレスキーの指差す所には、氷川道場があった。

 

 

オレスキー「オレ様の地位を脅かす、やる気のある若い芽は早いうちに摘んでしまわねば!」

 

 

 

☆★☆★☆★

 

 

ゆうこと別れた後、俺達は全員で走りこみの続きをしていた。

 

 

リボン「はっ!サイアークの気配ですわ!」

 

 

ひめ「え!?」

 

 

誠司「急いで向かうぞ!」

 

 

めぐみ「場所は!?」

 

 

リボン「あっちですわ!」

 

 

 

 

 

俺達がリボンの案内の元、到着すると氷川道場がサイアークに襲われていた。

 

 

めぐみ「氷川道場が!」

 

 

誠司「急いで助けるぞ!」

 

 

6人「おう!」

 

 

『かわルンルン!』

 

 

めぐみ・ひめ「プリキュア!くるりんミラーチェンジ!」

 

 

めぐみ達がプリチュンミラーを使用し、プリキュアに変身する。

 

 

3人「たぎれ!ケモノの力!」

 

 

ゴウ「響け!ケモノの叫び!」

 

 

ケン「研ぎ澄ませ!ケモノの刃!」

 

 

5人「ビースト・オン!」

 

 

俺達に、瞬間的にゲキスーツが装着される。

 

 

ラブリー「世界に広がるビックな愛!キュアラブリー!」

 

 

プリンセス「天空に舞う蒼き風!キュアプリンセス!」

 

 

ラブリー・プリンセス「ハピネス注入!幸せチャージ!ハピネスチャージプリキュア!」

 

 

ゲキレッド「身体にみなぎる無限の力!アンブレイカブル・ボディ!ゲキレッド!」

 

 

ゲキイエロー「日々是精進、心を磨く!オネスト・ハート!ゲキイエロー!」

 

 

ゲキブルー「技が彩る大輪の花!ファンタスティック・テクニック!ゲキブルー」

 

 

ゲキバイオレット「紫激気!俺流!わが意を尽くす!アイアン・ウィル!ゲキバイオレット!」

 

 

ゲキチョッパー「才を磨いて己の未来を切り開く!アメイジング・アビリティ!ゲキチョッパー!」

 

 

ゲキレッド「燃え立つ激気は正義の証!」

 

 

5人「獣拳戦隊!ゲキレンジャー!」

 

 

オレスキー「来たな!プリキュアにゲキレンジャー!」

 

 

ラブリー「そこまでよ!」

 

 

オレスキー「あー?キュアフォーチュンはいないのか。ゲキレンジャーをなんとかすればお前ら2人ならチョロいもんだ」

 

 

プリンセス「腹立つー!」

 

 

ラブリー「どっからでもかかってきなさい!」

 

 

プリンセス「まだ攻撃を教わってないのに?」

 

 

ラブリー「気合だよ!気合!」

 

 

オレスキー「はん!オレ様の出世の踏み台となれ!」

 

 

その後、大量のチョイアークが襲ってきた。

 

 

ゲキレッド「はあ!」

 

 

俺は先頭にいたチョイアークをふっとばし後方に続いていたチョイアークを道連れにした。

 

 

ゲキイエロー「ゲキワザ!打打弾(だだだん)!」

 

 

ランはチョイアークに無数の突きを、正確に猛スピードで繰り出す。

 

 

俺達が戦っていると、チョイアークの軍団が白くなった。

 

 

ラブリー達を見ると、プリンセスがポーズを決めた所だった。

 

 

リボン「プリンセス、美しいですわ!」

 

 

オレスキー「ぬぬぬ!」

 

 

プリンセス「フォーチュンが居なくても余裕ですぞ!」

 

 

オレスキー「ナマケルダのマネなどしおって!サイアーク先にプリキュアを片付けろ!」

 

 

ゲキチョッパー「はあ!それにしてもプリンセスもやるようになったな」

 

 

ゲキレッド「フッ!オラ!確かに最初に比べれば戦えるようになってきてるしな」

 

 

ゲキバイオレット「あっちはあいつらに任せても大丈夫そうだな」

 

 

俺達は戦いながら、プリンセスの成長を喜んでいた。

 

 

ラブリー達はサイアークの攻撃を受けているが、しっかりと避け反撃をしていた。

 

 

ラブリー「よし!」

 

 

プリンセス「行ける!」

 

 

オレスキー「喜ぶのはまだ早いぞー?さぁ、オレ様の地位向上の為、本気を出せサイアーク!」

 

 

オレスキーは命令し、サイアークはそれに応えていた。

 

 

ラブリー「私達も本気だして」

 

 

プリンセス「こっちから攻撃よ!」

 

 

2人は跳躍し、サイアークに突撃する。

 

 

サイアークは右拳を引く。

 

 

プリンセス「突きが来る!」

 

 

2人は咄嗟にガードするが、サイアークは突きを放とうとした勢いをそのままに右回し蹴りを繰り出してきた。

 

 

ラブリー「危ない!」

 

 

ラブリーがプリンセスを庇い、サイアークの攻撃をもろに受けてしまい墜落する。

 

 

プリンセス「ラブリー!」

 

 

リボン「卑怯ですわ!」

 

 

オレスキー「賢いと言ってくれたまえ。突きと見せかけて回し蹴り。見たか?この戦いのセンス!オレ様最高!」

 

 

ゲキレッド「確かに卑怯とは言えないな」

 

 

オレスキー「防御も無しにまともに喰らって、さぞかし効いたことだろう!キュアプリンセス!お前の油断がこの事態を招いたのだ!」

 

 

リボン「ラブリー、ラブリー!」

 

 

リボンがラブリーを起こそうとしているが、ラブリーは立ち上がれないでいた。

 

 

プリンセス「どうしょう...これじゃキュアフォーチュンの言ったとおりになっちゃう...」

 

 

オレスキー「はっはっはっはっは!」

 

 

プリンセス「負けられない!プリキュア弾丸マシンガン!」

 

 

プリンセスは弾丸マシンガンを放つが、サイアークはバリアを張り簡単に防がれてしまう。

 

 

オレスキー「そんな適当な攻撃、オレ様には通用せん!今日はキュアフォーチュンの助けも無い様だな」

 

 

プリンセスはサイアークの攻撃を受け、ラブリーの所まで吹っ飛ばされる。

 

 

リボン「あ!」

 

 

ラブリー「プリンセス!」

 

 

ゲキレッド「ちっ!はあっ!」

 

 

俺はチョイアークとの戦いを中断し、サイアークに向かった。

 

 

ゲキレッド「オラッ!」

 

 

俺は、サイアークに右パンチを繰り出し吹き飛ばす。

 

 

 

オレスキー「な!?くそ!邪魔をするな!あと少しでプリキュアを倒せるんだからな!」

 

 

ゲキレッド「悪いがそうはさせない!仲間は俺が守る!」

 

 

プリンセス「誠司...。やっぱり、私には守れないの?ラブリーのことも、この街も...!」

 

 

俺はラブリー達を守るため、サイアークと対峙していたその時…

 

 

?「いただきます~とごちそうさま~♪笑顔が膨らむ合言葉~♪」

 

 

ゲキレッド「歌?」

 

 

ゲキバイオレット「一体何処から?」

 

 

?「しあわせごはんで今日もハピネースね♪」

 

 

オレスキー「ぬ、そこか!」

 

 

?「卵かけたご飯食べーたいー♪うん、そう、手料理それは格別~♪」

 

 

オレスキーが向いた方を見ると、道場の屋根に一人のプリキュアがいた。

 

 

ラブリー「新しいプリキュア?」

 

 

オレスキー「また1人やる気ある芽が現れたか!」

 

 

?「おかず無しでもそのままでオッケーイです♪笑う門にほかほかのごはーんがいつもーあるー♪」

 

 

オレスキー「はぅ!そうだOKだ! ごはんサイコー!」

 

 

新たなプリキュアの歌に、オレスキーが反応したことに俺達は唖然としていた。

 

 

オレスキー「でもなんだ、この歌声、思わず和んでしまうではないか...」

 

 

?「夢が大盛り、てんこ盛ーり!みんな一緒にたらふく食べれば元気いっぱい♪」

 

 

オレスキー「ご飯は!」

 

 

ラブリー・プリンセス・リボン「愛のエネルギー!」

 

 

ゲキレッド「なんでお前達まで歌ってんだよ!てかなんで歌詞が出てきた!」

 

 

?「あー!ごはんはおいしーなー♪あー、ごはんはおいしーいーなー♪」

 

 

ラブリー「ごはん食べたーい!」

 

 

プリンセス「なんかこの歌聞いてたら、元気出てきた!」

 

 

?「修行を思い出して。防御、防御!」

 

 

ラブリー・プリンセス「防御?」

 

 

オレスキー「なっ、サイアーク、何している!行け!」

 

 

歌が終わり自分の失態に気がつき、すぐにサイアークに指示を出す。

 

 

ラブリーは右手、プリンセスは左手で軽く弾きそして今度は2人で上に弾く。

 

 

プリンセス「あれ? なんか体が勝手に」

 

 

ラブリー「防御の形、できちゃってる!」

 

 

その後も、サイアークの攻撃を弾き返す。

 

 

ラブリー「やったね!プリンセス!」

 

 

プリンセス「誠司の言ってた通り、防御が攻撃に繋がった!」

 

 

ゲキレッド「だから言っただろ」

 

 

ラブリー「よーし、お次は一緒に行くよ!」

 

 

プリンセス「うん!」

 

 

ゲキレッド「おう!」

 

 

ラブリー「愛の光を聖なる力に!ラブプリブレス!」

 

 

プリンセス「勇気の光を聖なる力へ!ラブプリブレス!」

 

 

ラブリーとプリンセスが腕を交差させ、ブレスを回す。

 

 

ラブリー・プリンセス「あなたにハッピーお届けデリバリー!ハーッピー!」

 

 

ピンキーラブシュートとブルーハッピーシュートの光弾を召喚し、ハートの周りに丸が囲まれ合体する。

 

 

ラブリー・プリンセス「プリキュア!ツインミラクルパワーシュート!」

 

 

合体した光弾を、サイアークに向けて蹴り飛ばす。

 

 

ゲキレッド「ゲキワザ!砲砲弾!」

 

 

ゲキの塊となったゲキタイガーがサイアークに噛み付き、振り回して放り投げる。

 

 

放り投げた所にツインミラクルパワーシュートが命中する。

 

 

ラブリー・プリンセス「ハピネスチャージ!」

 

 

サイアーク「さ、サイアーク!」

 

 

サイアークは浄化されかけたが、直ぐに巨大化する。

 

 

?「あれが巨大化したサイアーク...」

 

 

ゲキレッド「よし!ここからは俺達の出番だ!」

 

 

ゲキイエロー「ええ!」

 

 

ゲキブルー「そうね!」

 

 

ゲキレッド「行くぞ!ゲキワザ!来来獣!ゲキタイガー!」

 

 

ゲキイエロー「ゲキチーター!」

 

 

ゲキブルー「ゲキジャガー!」

 

 

俺達の激気の塊が実体化し、各々のゲキビーストとなる。

 

 

3人「獣拳合体!」

 

 

3体のゲキビーストが合体し、ゲキトージャとなる。

 

 

3人「ゲキトージャ!バーニングアップ!」

 

 

増子「さあ!始まりました!巨大サイアークとゲキトージャの戦い!お送りするのは私増子美代とプリキュアの皆さんです!」

 

 

ラブリー「あっ!どうも!」

 

 

プリンセス「いえーい!」

 

 

ゲキバイオレット「いつのまに現れたんだこいつ...」

 

 

ゲキチョッパー「全然気づかなかった...」

 

 

ゲキレッド「お前ら!獣拳武装で一気に行くぞ!」

 

 

2人「おう!」

 

 

3人「ゲキワザ!来来獣!ゲキエレファント!」

 

 

俺達はゲキビースト『ゲキエレファント』を召喚する。

 

 

増子「ご覧下さい!ゲキトージャから巨大な像が出てきました!あれは一体なんなのでしょうか!」

 

 

ラブリー「大きな象さんだ!」

 

 

プリンセス「何が起こるの?」

 

 

3人「獣拳武装!」

 

 

俺達の掛け声と共にゲキエレファンとが頭、前足、後足と分離する。

 

 

ゲキトージャの両肩に分離した足が装着し、腕に頭が装着されゲキエレファントの鼻の先に鉄球が装着される。

 

 

3人「ゲキエレファントージャ!バーニングアップ!」

 

 

増子「な、なんと!現れた巨大な像がゲキトージャと合体しました!」

 

 

ラブリー「すごーい!あんな合体もあるんだ!」

 

 

プリンセス「かっこいい!」

 

 

ゲキレッド「行くぜ!」

 

 

増子「おーっと!さっそくサイアークに攻撃をしかけるか?」

 

 

3人「はっ!」

 

 

サイアーク「さいあ~!」

 

 

増子「ゲキエレファントージャがサイアークに向かって鉄球を下から振り上げたー!」

 

 

3人「はあ!」

 

 

増子「今度は回転を利用し、サイアークに鉄球を叩き付けた!」

 

 

ゲキレッド「止めだ!」

 

 

3人「ゲキワザ! 大頑頑丸(だいがんがんがん)!」

 

 

上半身を回転させエレハンマーを振り回す。

 

 

3人「ゲキ!ゲキ!ゲキ!ゲキ!ゲキ!」

 

 

 

エレハンマーがサイアークに連続で命中し、サイアーク消滅する。

 

 

3人「ゲキエレファントージャ!WIN!」

 

 

増子「決まったー!必殺技が決まりサイアークは消滅しました!強い!圧倒的です!」

 

 

俺達はエレファントージャから降りる。

 

 

オレスキー「明日の勝利の為に今日はここまで!」

 

 

そう言って、オレスキーはテレポートで消えていった。

 

 

プリンセス「あの、ありがとう!」

 

 

プリンセスは謎のプリキュアに感謝する。

 

 

?「パンチやキックも凄いけど、歌ってみーんなが和むよね。じゃあまた」

 

 

ラブリー「あ、待って」

 

 

プリキュアが立ち去ろうとするのを、ラブリーがとめる。

 

プリンセス「あなたは一体?」

 

 

ハニー「私はキュアハニー、お腹一杯、幸せいっぱいがモットーだよ」

 

 

羽を生やしハニーは飛び去っていく。

 

 

ラブリー「キュアハニーかあ」

 

 

プリンセス「誰なんだろう?」

 

 

増子「まさか新しいプリキュアの登場!?今のは2人の仲間なんですか?」

 

 

ラブリー「多分」

 

 

プリンセス「きっと仲間だよ」

 

 

俺達は場所を移動し、変身を解除する。

 

 

誠司「2人とも、防御の大切さは分かったろう?さ、稽古の続きをしようぜ」

 

 

めぐみ「おす!」

 

 

構えるめぐみだが、その時お腹が鳴る。

 

 

めぐみ「なんかキュアハニーの歌聞いたらお腹空いちゃった」

 

 

ひめ「うん、ごはんたべたーい」

 

 

めぐみ「激獣拳はまた今度おしえて」

 

 

ひめ「ひまな時に」

 

 

誠司「ったく、お前たちってやつは...」

 

 

めぐみ「ゆめがおおもり」

 

 

ひめ「てんこもーり」

 

 

リボン「なんとも言えず不思議な歌でしたわねー」

 

 

ひめ「ていうか変!」

 

 

めぐみ「ごはんは愛のー」

 

 

めぐみ・ひめ「エネルギー」

 

 

めぐみ「はぁー!」

 

 

めぐみ・ひめ・リボン「ごはんがおいしいなー」

 

 

ひめ「はぁ~!ごはんが食べたいーなー♪」

 

 

ケン「どんだけ気に入ってんだよ...」

 

 

誠司「それより、なんであの時一緒に歌えたんだよ?」

 

 

めぐみ・ひめ「なんか自然と歌詞が出てきた!」




はい如何だったでしょうか

今回やっとキュアハニーが出ました

そしてエレファントージャが登場しましたね

なんか同じような台詞を書いているような気がします

さて次回ですが原作の10話を元に書いていきます。

そしてここで一つご報告があります。

ハピネスチャージプリキュア激獣拳を極めし者を書いている途中ですが
もう一つ作品書こうと思います。

この作品を上げた後、プロローグを投稿いたします。

作品名は『アクセル・ビルド』です。

アクセル・ワールドと仮面ライダービルドのクロスオーバーになります。

よければそちらもご覧下さい。

では次回でお会いしましょう

ゲキレンジャーの原作の話をハピネスチャージの1話より前に、加えようと思っています

  • ゲキレンジャー側での誠司の活躍が見たい!
  • 今のままで、充分

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