ハピネスチャージプリキュア 激獣拳使いの幼馴染み   作:ナツ・ドラグニル

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どうもナツ・ドラグニルです!

投稿が遅くなってしまい、申し訳ございません。

ハローワークで職探しなど、色々急がしかったで遅くなってしまいました。

今回はゴウのパワーアップ回なのでいつもより長くなっております。

それでは作品をどうぞ!


第17話 努力と友情!覚醒!ゲキブルーバイオレット!

早朝の河川敷。

 

いつものように、誠司達は修行を行っていた。

 

『はっ!はっ!はっ!』

 

「良いわ!そのまま続けて!」

 

「突きこそ基本!魂込めて!」

 

めぐみ達はランとリンの指導の元、修行を行っていた。

 

ゴウ「ふっ!」

 

誠司「はっ!」

 

誠司はゴウと組み手をしていた。

 

ゴウ「おらっ!」

 

誠司「ぐっ!」

 

だが、いつもの組み手と違い、ゴウに余裕がないように見えた。

 

めぐみ「はっ!はっ!ねぇ、ゴウさんなんか様子おかしくない?」

 

ゆうこ「はっ!はっ!うん...この間の戦いからだよね」

 

ひめ「はっ!はっ!なんかあったのかな...」

 

めぐみ達は突きを出しながらも、話していた。

 

ラン「ほら、修行中は雑談しない」

 

『ご、ごめんなさい』

 

ランに注意され、めぐみ達は謝る。

 

リン「兄さん...」

 

いおな「悪いけど、ちょっといいかしら」

 

リンがゴウを心配そうに見ていると、そこにいおなが近づいてきた。

 

ひめはすぐさま、めぐみの後ろに隠れる。

 

ラン「どうかしたの?氷川さん」

 

リン「私達に何か用かしら?」

 

いおな「貴方達に用はないわ。私が用があるのは誠司君よ」

 

いおなは冷たい態度で、ラン達の質問に答える。

 

めぐみ「誠司に何か用なの?」

 

いおな「あなた達には関係ないことよ」

 

ひめ「関係ないって...どうゆう事よ」

 

ひめの言葉が聞こえたのか、いおなはひめを睨み付ける。

 

ひめ「うっ...」

 

めぐみの後ろから顔だけ出していたひめだったが、睨み付けられた事で引っ込んでしまう。

 

誠司「どうかしたのか?」

 

一触即発の所に、誠司が駆け寄る。

 

『誠司(君)!』

 

めぐみ達は、救世主が現れた事に安堵する。

 

いおな「おはよう誠司君」

 

誠司「ああ、いおなか。おはよう」

 

いおなは先程の冷たい態度とは裏腹に、誠司に優しい笑みを浮かべる。

 

ひめ「何よあれ、私達とは明らかに態度が違うじゃん」

 

めぐみ「確かに」

 

いおなの変わりように、めぐみ達は驚く。

 

誠司「所で何か揉めてたみたいだけど、何かあったのか?」

 

いおな「何でもないわ。今日は誠司君にお願いがあって来たの」

 

誠司「お願い?」

 

いおな「ええ、それは...」

 

________________

 

ブルー「空手の試合?」

 

誠司「ああ、何でも1人出れなくなったから、ぜひ俺に出て欲しいって」

 

ブルーの言葉に誠司は答える。

 

ブルー「それにしても、何で誠司なんだろう」

 

誠司「いおなとは、前に頼まれて組み手した事があるんだよ」

 

ブルー「なるほど、それで誠司の強さを知っているから声を掛けたんだね」

 

誠司「たぶんな。まあ、それはいいんだけどさ。あいつらは何やってんだ?」

 

そう言って誠司が指差す方には、学ラン姿のめぐみ達が居た。

 

ひめ「ね、ねぇ...。本当にこの格好をするの?」

 

ひめは学ランを手にして聞く。

 

ひめの質問に答えたのは、セイジと書かれた鉢巻きをしためぐみだった。

 

めぐみ「イエス。ディスイズ、日本の応援だよ」

 

ラン「さあ!ゴウさんもそれを着て応援しましょう!」

 

リン「ほら兄さんも!」

 

剛「なんで俺まで...」

 

ケン「俺はこうゆうの好きだぜ!」

 

別の所では、ラン達がゴウに学ランを着させようとしていた。

 

ゆうこ「誠司君が空手大会で優勝出来るように、ひめちゃんも応援してね」

 

頭にボロい学園帽をかぶったゆうこに言われ、ひめは怯む。

 

ひめ「いやいや、誠司だったら余裕で優勝できるでしょ」

 

そんなゆうこに、ひめはジト目で答える。

 

リボン「さぁ、いきますわよー!」

 

太鼓の前でリボンは鉢を両手に叫ぶ。

 

リボンの掛け声を合図に、ガンバレセイジと書かれた横断幕の前に、めぐみ、ゆうこ、ラン、リン、ケン

 

の5人が並ぶ。

 

ひめ「え...?」

 

いきなりの事でひめは困り気味になり、剛は硬直する。

 

ケン「そーれ」

 

『セ・イ・ジ!セ・イ・ジ!』

 

ケンの掛け声の後、応援団の応援のように応援しだすめぐみ達。

 

セ・イ・ジ!を連呼しながら迫ってくるめぐみ達に、ひめ達はひきつる。

 

すると、ブルーが紅茶を飲みながらタンバリンを鳴らし始めた。

 

ひめ「ちょっとストップストップ」

 

なおも迫ってくるめぐみ達に耐えかねたのか、ひめは待ったをかける。

 

ひめ「あのさぁ、応援なら他にもあるでしょ?例えばほら~、お弁当でも作るとかさ」

 

ひめの提案にめぐみ達はあんぐりとする。

 

『それだぁ!』

 

暫くあんぐりだったが、めぐみ達は目を輝かせる。

 

めぐみ「さっすがひめ!誠司優勝を願って、皆で応援弁当を作るんだよね。なんで思いつかなかったかなぁ」

 

リボン「いいですわ!いいですわ!それなら私もお手伝いしますですわ」

 

ゆうこ「それじゃあ私はおおもりご飯秘伝の技を披露しちゃおうかな」

 

めぐみ「いよーし!みんなでひめの考えたお弁当を作っちゃおう!」

 

『おう!』

 

めぐみが拳を突き上げ、他の者も同意する。

 

ひめ「えー...。えー...」

 

ゴウ「まいったぜ...」

 

ひめは困るしかなくなり、ゴウはいつもの癖の拳を額に当てる仕草をする。

 

______________

 

マキリカは生まれ変わった事により、手に入れた新しい力に酔っていた。

 

マキリカ・怒「ひゃっはー!なんか力がみなぎるぜ!すげー力だ!」

 

ツトコウ「それは怒臨気だ」

 

マキリカ・怒「怒臨気?」

 

ツトコウ「そうだ、臨気の上に存在するという究極の気だ」

 

マキリカ・怒「すげー!これがあの方に頂いた力か!」

 

ツトコウ「その力で、あの世界の連中に悲鳴と絶望を与えろ」

 

マキリカ・怒「ふん!言われるまでもねえ!マキリカ様に掛かればゲキレンジャーも怖くないぜ」

 

そう言って、マキリカはその場を離れる。

 

?「あんな奴に怒臨気を与えるなんて...あの方は何を考えているんでしょう」

 

そう言って、1体のリンリンシーがツトコウに近づく。

 

ツトコウ「我が臣下、モスキート拳使いのカーか」

 

リンリンシーの額には、蚊のモチーフが施されていた。

 

カー「ツトコウ様...なぜあの方はあんな奴に...」

 

ツトコウ「カー、あの方のやる事に不満があるのか?」

 

カー「い、いえ。滅相もございません!」

 

ツトコウの言葉に、カーは跪く。

 

ツトコウ「まあいい、お前には特別に教えてやる。何の力を持たないリンリンシーに、いきなり怒臨気な

 

んて力を与えたらどうなるかあの方でも分からないんだよ」

 

カー「なるほど、そうゆう事ですか」

 

ツトコウの言葉に、カーは納得する。

 

ツトコウ「さて、どうなるのか楽しみだな」

 

________________________

 

翌日。

 

ひめはだし巻き卵を作っていたが、全て失敗して卵がなくなってしまったので、ゴウと一緒に買い物に出ていた。

 

ひめは大きな紙袋を、剛は両手いっぱいにビニール袋を持つ。

 

ひめ「すみません、手伝ってもらいまして」

 

ひめは、買い物を手伝ってくれた剛に感謝する。

 

ゴウ「別に構わねぇよ。ラン達は料理してるし、ケンに行かせたら余計な物を買いそうだしな」

 

ひめ「でも、だし巻き卵って作るの大変なんですね」

 

ゴウ「料理ってのはそんなもんだ。上手く出来ないだけでやる気が失せるからな」

 

ひめ「確かに...」

 

ひめは先程、うまく出来ずに怒っていたのを思い出す。

 

ゴウ「これも修行だな、まあ頑張れよ」

 

ゴウはそう言って、歩みを進める。

 

ひめ「あの...ゴウさん何かあったんですか?」

 

ひめはゴウに質問する。

 

ゴウ「ん?どういう事だ?」

 

ひめ「いや、少し様子がおかしかったので」

 

ひめの質問に、ゴウは立ち止まって黙ってしまう。

 

ゴウ「大丈夫だ、なんでもねぇよ」

 

ゴウは歩みを続けるが、何かを見つけ直ぐに歩みを止める。

 

ひめ「ゴウさん?」

 

ひめはゴウが歩みを止めた事に、疑問符を浮かべる。

 

ひめ「あっ...」

 

ひめがゴウの視線の先を見ると、そこには河川敷で修行を行っている誠司の姿があった。

 

誠司「ふー、ん?おう、ひめ、ゴウ」

 

誠司が息を整えた所で、ひめとゴウの存在に気付いた。

 

剛「よっ」

 

ひめ「おつかれ」

 

ひめ達は誠司に近づく。

 

誠司「弁当作る為に買い物してたのか?」

 

ゴウ「ああ、ひめちゃんはお前の為に、一生懸命だし巻き卵を作ってんだぞ。感謝しろよ」

 

ひめ「ちょっ!ゴウさん!」

 

暴露された事に、ひめは慌てる。

 

誠司「随分と大変そうだけど、色々ありがとな」

 

ひめ「べ、別に、私が言い出した事だから最後までやらないといけないでしょ//」

 

顔を赤くし、うろたえながらもひめは返す。

 

誠司「そっか。でも、無理すんなよな!」

 

誠司のにっこりとした笑顔を見て、ひめはさらに顔を赤くする。

 

誠司「みんな大使館にいるのか?」

 

ゴウ「ああ」

 

誠司はひめから紙袋を受け取る。

 

ひめ「ね、ねぇ...。誠司はなんで獣拳を始めたの?」

 

ひめはごまかす為に、話題を変えようとする。

 

誠司「まあ興味もあったのもそうだけど、強くなれるような気がしたから...かな?」

 

ひめ「ふーん」

 

誠司「まあ、自分が信じた正義と、信念を貫き通す為でもあったけどな」

 

ひめ「信念?」

 

誠司「そうだ、大切な人達、俺を支えてくれる仲間や、かけがえのない家族を守ること。それが俺の信念

 

だ」

 

誠司はそう言って、拳をひめ達に向ける。

 

誠司「でも...いきなりどうしたんだ?そんな事を聞いて」

 

ひめ「いや...私も修行してるけど、強くなってるのかなと思って...」

 

ひめはごまかす為に話題を出したが、今まで気になっていた事を誠司に質問する。

 

ひめ「こんなに努力しても、私はめぐみみたいに最初から強くなかったから...意味があるのかなって」

 

誠司「確かに、百の努力は1つの才能に劣るかもしれないな...」

 

ひめ「やっぱり...」

 

誠司の言葉に、ひめは肩を落し頭を下げる。

 

誠司「でも、千の努力や万の努力ならどうだ?」

 

誠司の言葉に、ひめは頭を上げる。

 

誠司「なんで武術が何千年も伝えられるか分かるか?、それは武術の世界では、努力が才能を凌駕するからだ!」

 

『!!』

 

ひめ達はその言葉に驚愕する。

 

誠司「修行は決して自分を裏切らない、だからお前も頑張れよ」

 

この時、ゴウは焦っていたせいで忘れていた事を思い出した。

 

なんで、ゲキレンジャーの一員になったのか。

 

そして、ゲキレンジャーとしての戦いを。

 

(いつだってそうだ。誰もが諦めそうな時、こいつだけは諦めなかった)

 

誠司を見て、ゴウは確信する。

 

ゴウ「まいったぜ...」

 

ゴウは拳を額に当てる仕草をしたが、その顔はどこか晴れやかな物だった。

 

誠司「ふっ」

 

誠司はそんなゴウを見て、安心する。

 

その時、誠司は臨獣殿の気配を感じる。

 

誠司「この感じ!臨獣殿だ!」

 

ゴウ「まさか、マキリカの奴が!」

 

ひめ「急ごう!」

 

_____________

 

きゃー!!

 

マキリカ・怒「はっはっは!もっと悲鳴を上げろ!そして絶望しろ!」

 

サンドバックサイアーク「サイアーク!」

 

チョイアーク「チョイー!」

 

マキリカは斬撃を飛ばし、サイアークとチョイアークが暴れる事で人々に悲鳴を上げさせる。

 

オレスキー「いいぞ!お前らもあいつに負けるなよ!」

 

オレスキーはマキリカ・怒を指差し、サイアーク達に指示をする。

 

プリンセス「プリンセス爆弾ボンバー!」

 

『チョイー!』

 

プリンセスの上空からの攻撃で、チョイアーク達が一掃する。

 

プリンセス「スタッシュ!」

 

ゲキレッド「そこまでだ!オレスキー!マキリカ!」

 

プリンセスが地上に降り立つと、隣にゲキレッドとゲキバイオレットが並ぶ。

 

オレスキー「来たか!プリキュア!ゲキレンジャー!」

 

マキリカ・怒「なんだ?たった3人じゃねぇか。お前らだけで俺様を相手する気か?」

 

ゲキバイオレット「そういうことだ!」

 

バイオレットの言葉に、マキリカは鼻で笑う。

 

マキリカ・怒「ふん!お前ら如きが、新しい力を手に入れた俺様に勝てると思ってるのか!」

 

そう言うと、マキリカ・怒は怒臨気を溢れ出させる。

 

ゲキレッド「あの気は怒臨気!?」

 

プリンセス「怒臨気?何それ?」

 

ゲキバイオレット「簡単な話、理央達が使う臨気より強い力だ」

 

プリンセス「そ、そんな力が...」

 

バイオレットの言葉に、プリンセスは驚く。

 

ゲキレッド「なるほどな、急激のパワーアップは怒臨気によるものだったのか」

 

レッドはスーパーゲキクローを取り出す。

 

ゲキバイオレット「待て」

 

バイオレットが肩を掴み、レッドを止める。

 

ゲキバイオレット「あいつは俺がやる!」

 

プリンセス「俺がやるって...、ゴウさん相手は誠司達と互角なんですよ!無理ですって!」

 

バイオレットの行動にプリンセスは驚くが、レッドは黙って見ている。

 

ゲキレッド「分かった、任せたぞ!」

 

プリンセス「任せるって...誠司!」

 

マキリカ・怒「1人で何が出来るんだ!返り討ちにしてやるぜ!」

 

マキリカ・怒はバイオレットと対峙する。

 

ゲキレッド「俺達はサイアーク達の相手をするぞ!」

 

プリンセス「でも!ゴウさんが!」

 

レッドの言葉に、プリンセスが抗議する。

 

ゲキレッド「大丈夫だ!ゴウを信じろ!」

 

プリンセス「ん~...分かった!」

 

不満に思うプリンセスだったが、レッドの言葉に従う事にした。

 

オレスキー「ふん!何が信じるだ!カッコつけおってー!ゆけ、サイアーク!」

 

オレスキーの指示を受け、サイアークが襲い掛かってくる。

 

プリンセス「たぁー!」

 

プリンセスはキックを繰り出すが、サイアークの腕で受け止められてしまう。

 

プリンセス「はっ!はっ!」

 

さらにパンチを繰り出すが、相殺されてしまう。

 

サイアークはプリンセスに反撃するが、後ろに飛ぶ事で回避する。

 

チョイアーク「チョイー!チョイ!チョイー!」

 

回避したプリンセスに、チョイアーク達が襲い掛かる。

 

ゲキレッド「ゲキワザ!砲砲弾!」

 

ガアーーーー!!

 

チョイアーク「チョイー!」

 

襲い掛かろうとするチョイアークを、ゲキタイガーが一掃する。

 

ゲキレッド「こいつらは俺に任せろ!」

 

オレスキー「くー!ゲキレッドめ!俺様より有能で、俺様より優秀な若い芽は許さーん!」

 

オレスキーは叫びながら、ペインクローを取り出す。

 

オレスキー「チョイアーク達は手をだすな!あいつは俺様が直々に相手する!」

 

ゲキレッド「プリンセス!お前はサイアークを倒すんだ!」

 

プリンセス「分かったわ、そっちは頼んだよ!」

 

そう言って、プリンセスはサイアークに突撃する。

 

ゲキレッド「ゲキセイバー!」

 

ゲキレッドはゲキセイバーを召喚する。

 

オレスキー「うおおおおおお!!」

 

ゲキレッド「はあ!」

 

ガギン!

 

オレスキーのペインクローと、ゲキレッドのゲキセイバーが衝突する。

 

ガギン!ガギン!

 

オレスキー「ぬぅ...さすがはゲキレッド...。俺様の攻撃が全然当たらないなんて...」

 

ゲキレッド「当たり前だ!俺は常に自分を磨いているからな!」

 

どっしーん!

 

ゲキレッドがオレスキーと対峙していると、プリンセスの方から地響きが聞こえた。

 

プリンセス「どうだ!」

 

プリンセスの方を見ると、サイアークが倒れていた。

 

だがしばらくすると、サイアークが何事もなかったかのように立ち上がる。

 

プリンセス「え?えぇぇぇぇ!!」

 

オレスキー「ははははは!そのサンドバックサイアークはうたれ強さナンバー1。貴様のヘナチョコパンチなどそよ風の囁きよ~!」

 

オレスキーはゲキレッドと戦いながらも、プリンセスを馬鹿にする。

 

オレスキー「良いのか?お姫様を助けなくて?もう1人の方もやばいんじゃないのか?」

 

オレスキーはプリンセスと、マキリカ・怒と戦っている、バイオレットに視線を向ける。

 

ゲキレッド「バイオレットもそうだが、プリンセスは常日頃から修行しているからな。そう簡単には負けないぞ」

 

どっがーん!

 

ゴウ「ぐあー!!」

 

すると、マキリカ・怒の攻撃を受け、吹っ飛ばされてしまい変身も解けてしまった。

 

プリンセス「ゴウさん!」

 

プリンセスが飛ばされたゴウに駆け寄ろうとするが、サイアークに邪魔されて近づけることが出来なかった。

 

オレスキー「はん!何が簡単には負けないだ!くだらない!もう既に負けているじゃないか!」

 

ゲキレッド「あまり俺達をなめるなよ。あいつはまだ負けてねえ!」

 

ゲキレッドは戦いながらも、剛の方に視線を向ける。

 

 

 

 

 

 

マキリカ・怒「どうした?俺を倒すんじゃなかったのか?」

 

マキリカ・怒は、倒れている剛を挑発する。

 

ゴウ「ぐっ...」

 

ゴウは変身が解けた状態でも、必死に立ち上がろうとした。

 

マキリカ・怒「もう諦めろよ、お前じゃ俺には勝てねぇよ!」

 

マキリカ・怒の言葉を聞きながらも、ゴウは尚も立ち上がろうとする。

 

ゴウ「諦める?悪いがそれは出来ないな...」

 

マキリカ・怒「何?」

 

ゴウ「1つ良い事教えてやるよ...俺達はリーダーが諦めないかぎり!絶対に諦めたりしねぇ!」

 

ゴウは立ち上がろうとしながらも、叫び続ける。

 

ゴウ「俺もアイツと同じ様に!自分の信念を貫き通す!うおおおおおお!!」

 

気合を入れる事で、ゴウは立ち上がりそれに呼応して紫激気が溢れ出す。

 

オレスキー「なっ!?」

 

マキリカ・怒「馬鹿な!?」

 

プリンセス「え?」

 

ゲキレッド「あれは...」

 

オレスキー達はゴウが立ち上がった事に驚いたが、ゲキレッド達は別の事で驚いていた。

 

ゴウ「これは...」

 

ゴウは自分が溢れ出させている紫激気を見てみるといつもの紫色ではなく、青みを帯びた青紫色になっていた。

 

『修行は決して自分を裏切らない』

 

その時、先程誠司が言っていた言葉を思い出す。

 

ゴウ「まいったぜ...マジであいつの言う通りになるなんてな...」

 

ゴウは額に拳をぶつける仕草をする。

 

マキリカ・怒「なんだそれは!?」

 

いきなりの出来事に、マキリカ・怒は混乱する。

 

ゴウ「こいつは俺が新たに手に入れた力!《青紫激気(しょうしげき)》だ!」

 

ゴウがゴングチェンジャーを前に突き出すと、青紫激気の影響を受けて紫色から青紫色に変わり、ゴングチェンジャーブルーへと変化する。

 

マキリカ・怒「青紫激気...新しい力だと!」

 

剛「悪いがこれ以上、あいつらにみっともない姿を見せたくないからな!一気に行かせて貰うぜ!」

 

 

 

BGM【OP 獣拳戦隊ゲキレンジャー】

 

 

 

剛「轟け!!獣の叫び!!ビースト・オン!!」

 

掛け声と共にゴングを鳴らす事で、ゲキレンジャーへと変身する。

 

ゲキブルーバイオレット「青紫気激、我流、我が道を貫く!シンアイアンウィル!ゲキブルーバイオレット!」

 

その姿は青紫激気の影響を受け、ゲキスーツが青紫色に変わり、頭の耳の部分が少し伸びている。

 

ゲキブルーバイオレット「行くぜ!」

 

ブルーバイオレットはマキリカ・怒に立ち向かう。

 

ゲキブルーバイオレット「はぁ!」

 

ブルーバイオレットは高く跳躍し、マキリカ・怒に肘打ちを繰り出す。

 

ゲキブルーバイオレット「はぁ!ふっ!はぁ!はぁ!」

 

右フック、膝蹴り、回し蹴りを流れるように放ち、マキリカ・怒の攻撃も上手くさばいて行く。

 

ゲキブルーバイオレット「ゲキワザ!厳集拳(ごんしゅんけん)!」

 

ブルーバイオレットは拳に青紫激気を集中させ、パンチを放つ。

 

マキリカ・怒も負けずと、鎌に怒臨気を集中させて技を受け止める。

 

マキリカ・怒「ぐっ!ぐうううう!!」

 

ゲキブルーバイオレット「うおおおおおおお!!おら!!」

 

マキリカ・怒「ぐあああああっ!!」

 

ブルーバイオレットはさらに青紫激気を高め、防御をぶち抜きマキリカ・怒を吹き飛ばした。

 

 

 

 

オレスキー「馬鹿な!立ち上がっただけじゃなく、あれ程の力を持った奴を打ち破っただと!!」

 

ゲキレッド「当たり前だ!俺達は常に高みを目指しているからな!」

 

レッドはゲキセイバーに激気で水流を生じさせ、振り回す。

 

ゲキレッド「ゲキワザ!水流破(すいりゅうは)!」

 

連続でオレスキーを斬り付ける。

 

オレスキー「ぐわあああ!!」

 

サイアーク「サイアー!」

 

水流破を喰らい、オレスキーはサイアークの元まで飛ばされる。

 

ゲキレッド「無事か?プリンセス」

 

プリンセス「う、うん」

 

プリンセスは返事を返しながらも、ブルーバイオレットの戦いを見ていた。

 

ゲキレッド「よく見ておけよ、あれがゴウの修行の成果だ」

 

プリンセス「修行の...成果...」

 

プリンセスはブルーバイオレットの戦いに、目を離すことが出来なかった。

 

オレスキー「おのれゲキレッド!よくもやってくれたな!!」

 

その時、ゲキレッドによって吹き飛ばされたオレスキーがサイアークと一緒に、立ち上がりながらも叫び続ける。

 

オレスキー「もう遊びは終わりだ!サイアーク!チョイアーク!あいつらを片付けろ!」

 

サイアーク「サイアーク!」

 

チョイアーク「チョイー!」

 

オレスキーの指示を受け、サイアークがゲキレッドに攻撃を仕掛ける。

 

ゲキレッド「ん?」

 

反撃しようとしたレッドだったが、何かに気付き構えを解く。

 

サイアークの攻撃がレッドに当たると思った瞬間、空からラブリー達が現れてレッド達の前に現れ、ラブリーがサイアークの攻撃をガードする。

 

プリンセス「ラブリー!」

 

ラブリー「ハニー、チョイアークお願い!」

 

ハニー「はーい!」

 

ラブリーの指示を受けて、ハニーはプリチュンミラーを取り出す。

 

『かわルンルン!』

 

ハニー「プリキュア!くるりんミラーチェンジ!ココナッツサンバ!」

 

プリチュンミラーを使用し、ハニーはココナッツサンバに変身する。

 

ハニー「プリキュア!マラカスリズムスパーク!」

 

ハニーはマラカスを鳴らすと、チョイアーク達も一緒に鳴らし始める。

 

ハニー「うー!マンボ!」

 

掛け声と共に、チョイアーク達は浄化され白く変わってしまう。

 

オレスキー「マンボ!マンボ!マンボ!」

 

マンボ!と連呼しながら、オレスキーとサイアークは踊りまくる。

 

ハニー「サイアークな気持ちは、汗に流しちゃいましょう」

 

ゲキイエロー「待たせてごめん」

 

プリンセス「ううん、ありがとう」

 

リボン「うふ!心配したですわー」

 

リボンは余程心配していたのか、プリンセスの方に張り付く。

 

プリンセス「大丈夫だよ、誠司とゴウさんもいるし」

 

ひめはそう言うと、ゴウの方を見る。

 

そこには、青紫激気を使いマキリカ・怒と互角以上に戦っているゲキブルーバイオレットの姿があった。

 

ラブリー「あれ?ゴウさんいつもと姿が違うよ!」

 

ハニー「本当だ!それに誠司君達と互角だった相手を、ゴウさんが押してるよ」

 

ラブリー達はゴウがいつもと違う事に、直ぐに気がついた。

 

ゲキレッド「あれはゴウが新しく手に入れた力だ」

 

ゲキチョッパー「まじかよ...あいつパワーアップしたのか」

 

ゲキブルー「兄さん!」

 

ゲキレッドの話を聞いてラブリー達は驚き、ブルーは嬉しそうにゴウを見つめる。

 

マキリカ・怒「この土壇場でパワーアップしただと!ふざけるな!」

 

マキリカ・怒は怒りながら、鎌に怒臨気を集中させる。

 

マキリカ・怒「リンギ!マンティス閃光!」

 

巨大な真空刃がブルーバイオレットに迫る。

 

ブルーバイオレットは焦ることなく、ゴングチェンジャーブルーに青紫激気を集中させる。

 

ゲキブルーバイオレット「ゲキワザ!厳厳拳 轟(ごんごんけん ごう)!!」

 

青紫激気を両手に溜め、ゲキウルフの形をした激気がマンティス閃光を迎え撃つ。

 

アオーーーーン!!

 

マキリカ・怒「なっ!?ぐあああああ!!」

 

厳厳拳 轟はマンティス閃光と均衡することもなく、そのまま直撃してマキリカ・怒は倒れる。

 

ゲキブルーバイオレット「ふうー」

 

一呼吸をして、ブルーバイオレットは高ぶった意識を落ち着かせる。

 

ゲキレッド「やったな!バイオレット!」

 

レッドは近づくとバン!と背中を叩く。

 

ゲキブルーバイオレット「ああ、お前のお陰だ」

 

ゲキレッド「俺は何もしてねえよ、ただお前を信じてただけだぜ」

 

ゲキブルーバイオレット「ふっ...やっぱりお前には敵わないな...」

 

ブルーバイオレットはレッドの言葉に、笑みをこぼす。

 

ゲキチョッパー「やったじゃねえか!バイオレット!」

 

ゲキイエロー「おめでとう!」

 

ラブリー「凄かったですよ!」

 

ハニー「ええ!」

 

すると、他のメンバーも続々とブルーバイオレットに近づく。

 

ゲキブルー「兄さん!」

 

最後にブルーが近づく。

 

ゲキブルーバイオレット「悪かったな、今まで情けない姿を見せて...」

 

ブルーバイオレットは、ブルーの頭に手を置く。

 

ゲキブルー「ううん、私も兄さんの事を信じてたから...」

 

そう言って、ブルーはマスクの下で涙を浮かべる。

 

ゲキレッド「さて、バイオレットが頑張ったんだ。今度は俺達も頑張らないとだな」

 

ラブリー「うん!そうだね!」

 

ゲキレッド達は尚も踊っている、オレスキーとサイアークに視線を向ける。

 

プリンセス「みんな、あのサイアークめちゃくちゃタフなの。気をつけて」

 

ラブリー「オッケー、プリンセスは少し休んでて。あたし達がみんなの分まで戦っちゃうんだから!ねっ!誠司!」

 

ゲキレッド「ああ!そうだな!」

 

ラブリーの言葉に、ゲキレッドは答えて2人は構える。

 

オレスキー「サンバなのに...マンボとは、奥が深い!ってバカー!」

 

ハニーの攻撃で踊っていたオレスキーだったが、マラカスを捨てて我に返る。

 

オレスキー「サイアーク!こいつらを纏めて片付けてしまえ!」

 

サイアークは構えて、ゲキレッド達に攻撃を仕掛けようとしたが、直ぐに驚愕して足が止まってしまった。

 

オレスキー「なっ!?」

 

先程まで遠くにいたゲキレッド達が、一瞬でサイアークの目の前まで距離を縮めていた。

 

『はあ!』

 

ゲキレッドが右パンチ、ラブリーが左パンチをサイアークに繰り出す。

 

サイアーク「サイアーク!」

 

攻撃を喰らい、サイアークは後ろに仰け反る。

 

ゲキレッドは、激気を右手に集中させる。

 

ゲキレッド「うおーーっら!!」

 

ドゴン!!

 

ゲキレッドのストレートが、サイアークに繰り出され大きく後ろに仰け反る。

 

ゲキレッド「うおおおおおおおっ!!」

 

ドドドドドドッ!!

 

激気が篭った拳を、連続で叩き込む。

 

ゲキレッド「ゲキワザ!!タイガー連撃!!」

 

ドガン!!

 

止めとして、重い一撃がサイアークに叩き込まれ、サイアークは後ろに倒れる。

 

 

 

 

 

 

 

ハニー「やっぱり凄いな...2人は...」

 

プリンセス「え...?」

 

遠くで見ていたハニー達だったが、ハニーが語りだす。

 

ハニー「小さい頃から、あの2人は変わらない」

 

先程の重い一撃を受けて尚、サイアークはまだ立ち上がる。

 

ハニー「めぐみちゃんは皆の為なら、いつも全力で頑張ってるんだ」

 

すると、今度はラブリーがサイアークに攻撃を仕掛ける。

 

ハニー「そして誠司君は、自分が信じたことを貫き、誰もが見て見ぬふりをする事を決して許さなかった」

 

ハニーはその時、昔めぐみが誠司を足場にして猫を助けようとした所、誠司がいじめられている子を守る

 

為に立ち向かった所を思い出した。

 

ハニー「2人とも、自分の事より他人の事に一生懸命だった」

 

そう言って、ハニーは同時にその後の事を思い出した。

 

めぐみは猫を助けようとしたが、猫に威嚇されてしまい、驚いて誠司の上から落ちてしまった事。

 

誠司は守る為に立ち向かったが、人数が多かったせいかあちこちに怪我をしてしまった事。

 

ハニー「だから私は頑張っているあの2人が大好き。2人と一緒にいると、自分も頑張らなくちゃってパワ

ーが湧いてくるから」

 

ゲキイエロー「私にも分かる。誠司は今までの戦いで諦める事は無かった」

 

ゲキブルー「そして誠司が諦めない以上、私達も決して諦めない!」

 

ゲキチョッパー「それが俺達のリーダーだからな!」

 

ハニーの言葉に続き、イエロー達も語りだす。

 

ハニー「プリンセスもそうでしょ?」

 

ハニーの言葉にあんぐりとするプリンセスだったが、その時サイアークと戦うゲキレッド達が目に入った。

 

プリンセス「うん、私もそうかも」

 

ゲキブルーバイオレット「俺も、あいつと一緒に居ると...自分も負けてられないって思うからな!」

 

プリンセス「私も、私もその気持ちよく分かります」

 

ゲキレッドを見ながら話していたブルーバイオレットに、同じくプリンセスはラブリーを見ながら答える。

 

ハニー「さ、ラブリー達だけに頑張らせちゃ駄目よ」

 

『え?』

 

ハニー「バトンチェンジ!マラカスモード!」

 

驚く皆を他所に、ハニーバトンをマラカスモードへチェンジさせる。

 

ハニー「ハニーヒーリングリズム!」

 

ハニーヒーリングリズムで2人を回復させる。

 

プリンセス「来た来たぁ!パワー100倍!」

 

ゲキブルーバイオレット「よし!これでさらに戦えるぜ!」

 

ハニー「さ、ラブリー達と一緒に!」

 

『応!』

 

ハニーの掛け声に、全員が答える。

 

 

 

 

ラブリー「でやあー!」

 

ラブリーは、サイアークのお腹にアッパーをかます。

 

吹き飛んでラブリーが地上に降りた後、サイアークは墜落する。

 

ラブリー「どうだ!」

 

サイアーク「サイアーク」

 

だが、サイアークは何事も無かったかのように普通に起き上がる。

 

ラブリー「え!?」

 

ゲキレッド「こいつ...いくらなんでも頑丈すぎだろ...」

 

サイアークのタフさに、2人は驚く。

 

ゲキレッド「!危ない!」

 

その時、ゲキレッドは別方向からの攻撃に気がつき、咄嗟にラブリーを伏せさせる。

 

すると、頭上を真空刃が通りすぎる。

 

マキリカ・怒「くそ!この俺をコケにしやがって!絶対に許さないぞ!」

 

マキリカ・怒は怒臨気を溢れさせながら、激怒していた。

 

オレスキー「おい!何をやっている!」

 

マキリカ・怒は敵、味方見境無く、その場で暴れ始めた。

 

ラブリー「何あれ?」

 

ゲキレッド「恐らく、あの力の代償だ」

 

レッドはマキリカ・怒の意識が可笑しい原因が、怒臨気である事に気付いた。

 

サイアーク「サイアーク!」

 

ゲキレッド「ちっ!」

 

マキリカ・怒に意識が行っていたせいか、接近していたサイアークに気付かなかった。

 

レッド達は伏せた状態なので、すぐに回避する事が出来なかった。

 

プリンセス「プリンセスゲンコツツインマグナム!」

 

片方のゲンコツがお腹に一撃を入れて、さらにもう一つが追撃をする。

 

『プリンセス!』

 

プリンセス「ラブリー、レッド、私も頑張るよ!ていうか、2人を見てるとこっちまで頑張りたくなっちゃうのよね。まったく~」

 

ゲキレッド達の言葉にプリンセスはそっけなく答える。

 

ラブリー「え?どういうこと?」

 

プリンセス「そんなの照れくさくて言えないよー。秘密、ミステリアス!」

 

ラブリーの質問にプリンセスは困り、誤魔化した。

 

オレスキー「おのれ、プリキュア!ゲキレンジャー!他人の為に頑張るなど無駄無駄無駄ぁ~!」

 

プリンセス「私達、ハピネスチャージプリキュアとゲキレンジャーは!」

 

ラブリー「みんなの為ならいくらでも頑張れちゃうんだから!」

 

ゲキレッド「そういう事だ!」

 

そう言ってゲキレッド達は、スーパーゲキクロウを構える。

 

『スーパービースト・オン!!』

 

過激気を纏い、ゲキレッド達はスーパーゲキレンジャーに変身する。

 

スーパーゲキレッド「一気に行くぞ!!」

 

『はあああああ!!』

 

スーパーゲキレッドの掛け声の後、全員が激気を開放させる。

 

『スーパーゲキバズーカ!』

 

ゲキブルーバイオレット「厳厳拳!」

 

ゲキチョッパー「サイブレードフィンガー!」

 

各々が武器と技を構える。

 

ラブリー「愛の光を聖なる力に!ラブプリブレス!」

 

プリンセス「勇気の光を聖なる力へ!ラブプリブレス!」

 

2人が腕を交差させ、ラブプリブレスを回す。

 

『あなたにハッピーお届けデリバリー!ハッピー!』

 

掛け声と共に、それぞれの振り上げた両手にエネルギー弾を発生させる。

 

激気合一(げきごういつ)!!』

 

スーパー激激砲、厳厳拳、サイブレードフィンガーから放つ激弾が、1つに合わさりマキリカ・怒に放つ。

 

『プリキュア!ツインミラクルパワーシュート!』

 

2人の合体技がサイアークに命中する。

 

『ハピネスチャージ!!』

 

マキリカ・怒「ぐわああああ!!」

 

どがーーーん!!

 

合体技を喰らい、2体とも今度こそ倒れ爆発が起こる。

 

ゲキチョッパー「よっしゃー!」

 

プリンセス「やったー!倒した!」

 

相手が倒れた事に、プリンセスとチョッパーは喜ぶ。

 

ゲキブルーバイオレット「待て!喜ぶのはまだ早い!」

 

この後の事を予想し、2人に注意する。

 

すると倒れた2体が立ち上がる。

 

マキリカ・怒「うおおおおお!リンギ!邪身豪天変!」

 

サイアーク「サイアーク!!」

 

マキリカ・怒とサイアークは巨大化する。

 

ゲキブルーバイオレット「マキリカは俺に任せろ。お前達はサイアークを頼むぞ」

 

スーパーゲキレッド「分かった」

 

『ゲキワザ!来来獣!』

 

ゲキブルーバイオレット「ゲキウルフ!ゲキタイガー!ゲキジャガー!」

 

スーパーゲキレッド「ゲキゴリラ!」

 

スーパーゲキイエロー「ゲキペンギン!」

 

スーパーゲキブルー「ゲキガゼル!」

 

それぞれがゲキビーストを召喚する。

 

『獣拳合体!』

 

ゲキタイガー、ゲキジャガー、ゲキウルフが合体しゲキトージャウルフに、ゲキゴリラ、ゲキペンギン、ゲキガゼルが合体しゲキファイヤーになる。

 

『ゲキファイヤー!バーニングアップ!』

 

ゲキブルーバイオレット「ゲキトージャウルフ!バーニングアップ!」

 

バエ「さあ!始まりました!」

 

美代「皆様待望の巨大戦です!」

 

いつもの如く、どこからかバエと美代が現れた。

 

バエ「解説は私、バエと美代さんの2人でお送りさせて頂きます!いつもと違って、今回はテレビに映っているので私のテンションも最高潮です!」

 

美代「さっそくですが、ゲキウルフの色がいつもと違う気がするのですが、どう思いますかバエさん!」

 

美代の指摘通り、ゲキウルフの色は青紫色に変化していた。

 

バエ「そうですね!今回バイオレットが新たに手に入れた力!青柴激気の影響だと思います!」

 

美代「なるほど!これからの戦いに注目ですね!」

 

美代達の解説が終わるのと同時に、ゲキトージャウルフがマキリカ・怒に攻撃を仕掛ける。

 

ゲキブルーバイオレット「はあ!」

 

バエ「おおっと!ゲキトージャウルフの先制攻撃だ!」

 

マキリカ・怒にゲキトージャウルフの蹴りが決まる。

 

ゲキブルーバイオレット「はあ!」

 

バエ「今度は飛び膝蹴りが決まったー!今までより威力が段違いだ!これが青柴激気の力なのか!」

 

『はあ!』

 

美代「さらにこちらでは!ゲキファイヤーと巨大サイアークの戦いが始まりました!」

 

ゲキファイヤーのパンチが、サイアークに繰り出させる。

 

美代「こちらも凄い戦いです!私も負けずに実況していきます!」

 

『はあ!はあ!』

 

美代「もの凄いパワーです!さすがはゲキファイヤー!」

 

ゲキブルーバイオレット「止めだ!ゲキトージャウルフ!ゲキワザ!大狼狼脚!」

 

バエ「ゲキトージャウルフのゲキワザがマキリカ・怒を滅多切りだ!圧倒的強さ!マキリカ・怒は反撃するまでもなく倒されてしまったー!」

 

マキリカ・怒「うわあ!うわああああ!!」

 

大狼狼脚を受けて、マキリカ・怒は石化して砕けた。

 

スーパーゲキレッド「こっちも決めるぜ!」

 

『ゲキファイヤー!ゲキワザ!頑頑ナックル落とし!』

 

美代「出ました!ゲキファイヤーのゲキワザ!これが出たと言う事は!」

 

『ガン!ガン!ガン!ガン!ガン!ガン!』

 

両腕を縦に回転させて、炎を纏った拳を叩き付ける。

 

『ファイヤー!』

 

止めの一撃がサイアークに命中し、浄化される。

 

美代「決まったー!ゲキファイヤー!巨大サイアークを倒しました!今日も我らがゲキレンジャーの勝利です!ありがとうゲキレンジャー!」

 

『獣拳は正義の拳!正しき者は!必ず勝つ!』

 

ゲキブルーバイオレット「ゲキトージャウルフ!」

 

『ゲキファイヤー!』

 

『WIN!!』

 

オレスキー「サイアークだけでなく、あいつまで倒されるとは!だが俺様は自分の為に頑張るのみ!目指すは俺様最高だー!」

 

謎の言葉を言い残し、オレスキーはテレポートで逃亡した。

 

 

________________________

 

翌日。

 

誠司は大会に出場する為、応援に来た皆と一緒に会場に来た。

 

誠司「ここだな」

 

ラン「氷川さんとは、入り口で待ち合わせしてるんでしょ?」

 

誠司「そのはずなんだが...」

 

キョロキョロと辺りを見回すと、こちらに駆け寄ってきているいおなを姿が目に入った。

 

いおな「おはよう誠司君!来てくれて嬉しいわ!」

 

誠司「いや、俺でよければ全然構わないよ」

 

他愛無い話をしていると、いおなの後ろから誰かが近づいて来てる事に、誠司は気付いた。

 

いおな祖父「ほう、彼がいおなが言っていた相楽誠司君か?」

 

近づいてきた人は、凄く貫禄のある方であり、恐らくいおな道場の関係者と思われる。

 

いおな「ええ、そうよ。誠司君、この人は私の祖父でいおな道場の師範でもあるの」

 

いおな祖父「宜しく頼む」

 

いおなの祖父は挨拶と共に、誠司に手を差し出す。

 

誠司「こちらこそ、宜しくお願いします」

 

誠司も挨拶を返し、差し出された手を握る。

 

いおな祖父「うむ、一目見て分かったが...その年で相当の実力者のようだな」

 

武闘家はその者が纏う覇気を見たり、手を握れば相手の実力が分かると言うが、いおなの祖父は挨拶と同時に誠司の実力を測っていた。

 

誠司「いえ、俺なんかまだまだ修行中なので」

 

いおなの祖父の言葉に、謙遜しながら答える。

 

いおな祖父「ほう、その領域に達していながらまだ上を目指すとは...ぜひ家の道場に欲しいものだ」

 

誠司「すみません、いおな...お孫さんにも言いましたが、俺は既にある武術を学んでいるので遠慮させて頂きます」

 

祖父の前で名前で言うのもどうかと思い、誠司は呼び方を変えていおなの祖父の提案を断った。

 

いおな祖父「いやなに、今日は孫のわがままに付き合ってくれたんだ。野暮の事は言わんよ」

 

誠司「ありがとうございます」

 

いおなの祖父の言葉に、誠司は感謝する。

 

いおな祖父「本当だったら、他の門下生を出すのだが、いおながどうしても君を出したいって事だったからな」

 

いおな「ちょ、ちょっと師範!余計な事は言わないで下さい!」

 

いおなの祖父の発言を、いおなが慌てて止めようとする。

 

いおな「せ、誠司君!大会が始まるのはまだ先だから!時間なったら氷川道場の門下生達の所に来てね!それじゃあ!」

 

いおなは早口で捲し立てると、祖父の背中を押して会場の中に消えていった。

 

 

 

_______________

 

突然の出来事に、呆気に取られた誠司達だったが時間があるので、外でひめ達が誠司の為に作ったお弁当を食べる事にした。

 

ひめ「はい、どうぞ」

 

ひめが誠司にお弁当の蓋を開け、誠司に渡す。

 

ひめのお弁当には、大量の卵焼きが詰められていた。

 

誠司「すごい量の卵焼きだなぁ」

 

誠司はあまりの量に、半笑いする。

 

ひめ「いいの、色々味があるんだからぁ。えっとね、これが鶏肉ネギ入りで~、これが梅入りで、こっちが甘いやつで、隣がしょっぱいの!」

 

ゆうこ「他にも皆でおかず作って来たのよ」

 

ゆうこの言葉の後、めぐみ達もお弁当箱を取り出す。

 

めぐみ「私はおにぎりを作って来たの!」

 

めぐみのお弁当には、いくつものおにぎりが入っていた。

 

めぐみ「具は鮭に~、こっちはおかかで、ツナに塩もあるよ!」

 

めぐみはキラキラした目で、中身を答える。

 

ゆうこ「私は大森ご飯特製のからあげです!」

 

そう言うゆうこのお弁当には、からあげがぎっしりと入っていた。

 

ラン「最後は私とリンで作ったハンバーグよ!」

 

今度は小さい2つのお弁当箱に、それぞれ違うハンバーグが入っていた。

 

リン「ランのソースはデミグラスで、私のは和風おろしよ」

 

ケン「いや、これはさすがに多すぎるんじゃないか?」

 

誠司の前に出されたお弁当の数に、ケンは呟く。

 

誠司「いや...俺の為にありがとうな!皆!」

 

『うん!』

 

誠司は自分の為に作ってくれた事が嬉しくて、作ってくれた皆にお礼を言う。

 

リボン「あ!これはアニマルな犬のパワーを感じますわ!」

 

リボンの言葉を聞き、鼻をくすぐると2枚のプリカードが出てきた。

 

めぐみ「かわいい、犬のプリカード!」

 

ゆうこ「私、犬って大好きなの」

 

出てきたプリカードを、めぐみ達は嬉しそうに見ていた。

 

誠司「良し!俺もお弁当食べて気合入れますか!いただきます!」

 

誠司はさっそく、ひめが作った卵焼きを食べる。

 

誠司「美味いな、これならいくらでも力が沸いて来るぜ!」

 

ひめ「うん」

 

誠司の言葉に、ひめは嬉しそうにする。

 

___________

 

場所は会場内に変わり、誠司はいくつもの試合を勝ちあがり現在は決勝戦が始まろうとしていた。

 

めぐみ達は応援席で、誠司の試合が始まるのを待っていた。

 

審判の合図の後、決勝戦が始まった。

 

試合が続く中、審判から試合終了の合図が入った。

 

審判「勝者!赤!」

 

審判が赤旗を上げた事により、誠司の優勝が決まる。

 

めぐみ「やったぁ!」

 

ゆうこ「誠司君凄ーい!」

 

ケン「さすがだぜ!」

 

応援席でめぐみ達が騒ぎ出す。

 

誠司は相手選手と握手をする。

 

相手選手はそのまま誠司の腕を、突き上げてくれる。

 

めぐみ「誠司優勝だよー!」

 

めぐみの言葉が聞こえたのか、めぐみ達に向かってサムズアップする。

 

めぐみ「誠司!凄ーい!」

 

ひめ「頑張る人の為に頑張るって、1番の応援かもね」

 

ひめは誠司の姿を見て、嬉しそうにする。




はい!如何だったでしょうか!

オリジナルリンリンシーや、ブルーバイオレット等色々詰め込みすぎたかなと思いましたが、後悔していません。

また、アイデアを頂いた読者の方、本当にありがとうございます。

そして今回出てきたオリ技《タイガー連撃》は読者の方から感想で、FAIRY TAILの主人公であり、私のユーザー名の由縁でもある、ナツ・ドラグニルが使う《滅龍奥義 紅蓮火竜拳》を元にオリ技を作るというアイデアを頂いたので、作らせて頂きました。

今年の投稿はこれが最後になると思います。

読者の皆様、今まで応援して頂きありがとうございました。

来年からもよろしくお願いいたします。

それでは次回!激獣拳を極めし者 第18話、もしくはアクセル・ビルド 2章第2話でお会いしましょう!

それじゃあ、またな!

ゲキレンジャーの原作の話をハピネスチャージの1話より前に、加えようと思っています

  • ゲキレンジャー側での誠司の活躍が見たい!
  • 今のままで、充分
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