ハピネスチャージプリキュア 激獣拳使いの幼馴染み   作:ナツ・ドラグニル

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どうも!ナツ・ドラグニルです!

今月の16日から新しい仕事が始まりました!

これから忙しくなると思います。

前回の仕事よりは働きやすいと思います。

定時に帰れるって、なんて素晴らしいんだろうと喜びを噛み締めています。

それでは、作品をどうぞ!



第18話 みんなで幸せ全力応援!ぴかりが丘の結婚式

お昼頃。

 

誠司達は大森ごはんで昼食を食べていた。

 

ひめ「ごはんがすすむー!」

 

めぐみ「無限にいけるねー!」

 

『おかわり!』

 

めぐみとひめが、揃っておかわりを要求する。

 

ゆうこ「喜んで!誠司君達は大丈夫?」

 

引き受けたゆうこは、別の席で食べていた誠司達にもおかわりの有無を聞く。

 

誠司「じゃあ、俺も頼む」

 

ケン「俺も!」

 

誠司とケンがおかわりを要求する。

 

めぐみ「ねぇ、ゆうゆうも一緒に食べようよ」

 

ゆうこ「ごめんね、今日はこれから忙しくて」

 

誠司「何か用事があるのか?」

 

ゆうこ「実は結婚する事になってー」

 

『え――!!』

 

めぐみ「結婚!?」

 

ひめ「誰とー!?というか何時の間に?」

 

ゆうこの発言に、めぐみ達は驚愕し席を立つ。

 

ゆうこ「あー、違うの。私じゃなくてウチのお客さん!」

 

ひめ「へ、お客さん?」

 

めぐみ「だよねー吃驚した」

 

誤解していた事に拍子抜けして、全員が席に座る。

 

ケン「ていうか、ゆうこちゃんの好きの人はあいつなんだから、他の人の訳ないだろ」

 

ゆうこ「!?」

 

ケンの言葉にゆうこは驚く。

 

誠司「ん?ケンなんか言ったか?」

 

ケン「だから...」

 

説明しようとするケンだったが、ゆうこが誠司達の机に近づき。

 

ゆうこ「誠司君!あそこにサイアークが!」

 

誠司「何!」

 

入り口に向かってそう叫ぶ。

 

誠司が入り口に意識を行っている間に、ゆうこは手に持っていたお盆をケンに向かってフルスイングする。

 

ゆうこ「ふん!」

 

ガン!!

 

ケン「あだっ!!」

 

お盆で思いっきり殴られたケンは、そのまま机に突っ伏した。

 

ラン「アホ...」

 

リン「アホね...」

 

ゴウ「アホだな...」

 

誠司は入り口側に座っていたが、他のメンバーはゆうこがケンを殴り倒した一部始終を見ていた。

 

誠司「なんだよゆうこ、サイアークなんか居ないじゃないか」

 

ゆうこ「ごめんね、見間違いだったみたい」

 

誠司「見間違いって...ん?ケンはどうしたんだ?」

 

席に座ろうとした時、誠司はケンが突っ伏している事に気付いた。

 

ゆうこ「お腹いっぱいになったから、眠くなったんじゃないの?」

 

ゆうこは何事も無かったかのように、誠司に説明する。

 

誠司「たくっ、しょうがない奴だな」

 

何も知らない誠司は、呆れた目でケンを見る。

 

ひめ「そ、それで結婚するってどういう事?」

 

話を逸らす為、ひめはゆうこに話を振る。

 

ゆうこ「いつも来てくれるお客さんがおおもりご飯で出会ったから、ここで結婚式をあげたいんですって」

 

ひめ「ここで結婚式するのー?」

 

ゆうこ「そう!」

 

めぐみ「いいねー!」

 

誠司「ああ、いいんじゃないか」

 

ゆうこの説明に、めぐみと誠司は賛成する。

 

ゆうこ「でしょう?でも初めての事で家族一同どうすればいいのか大騒ぎなの。お料理は何弁当がいいのかなぁ?とか」

 

ひめ「ちょっと待ってぇ?結婚式と言えばフランス料理でしょ?」

 

ゆうこ「お客さんが思い出の料理でみんなをおもてなししたいからって、結婚式でお弁当を出したいんだって」

 

ひめの指摘に対して、ゆうこは説明する。

 

めぐみ「結婚式弁当食べたーい!」

 

ひめ「えー!お弁当じゃロマンチックが足りないよー!」

 

誠司「まあ、偶にはそんな結婚式も良いんじゃないのか?」

 

不満そうにするひめを、誠司がなだめる。

 

そこで、大森ご飯の扉が開かれる。

 

ゆうこ「あ、噂をすれば」

 

大輔「こんにちは」

 

ゆうこママ「あら、お待ちしてましたよ」

 

ゆうこの母が奥から出て来て、出迎える。

 

大輔「どうぞ、宜しくお願いします」

 

ゆうこママ「おおもりご飯で結婚式してくれるなんて光栄だわー。ね、お父さん?」

 

ゆうこパパ「あぁ」

 

ゆうこ「私達も頑張っちゃいます。ね、お姉ちゃん?」

 

あい「えぇ、ゆうこ」

 

めぐみ「はいはーい!私達もお手伝いしたいです」

 

誠司「おっ!良いなそれ!」

 

めぐみの提案に、誠司も賛同する。

 

幸代「ありがとう。ゆうこちゃんのお友達?」

 

めぐみ「ゆうゆうの親友でーす」

 

大輔「助かるよ」

 

めぐみに男性は感謝する。

 

大輔「あれ?そこの子は突っ伏しているようだけど大丈夫かい?」

 

男性はゆうこにのされた、ケンを心配する。

 

ゴウ「ああ、大丈夫です。こいつの自業自得なので...」

 

大輔「はぁ...」

 

めぐみ「よーし、お弁当結婚式頑張るぞー」

 

『おー!』

 

めぐみの合図で、誠司やゆうこ達だけでなくその場に居た客までも賛同していた。

 

ひめ「私はフレンチの方が素敵だと思うけどなー」

 

ひめが呟くが、扉の開く音でかき消されてしまった。

 

ゆうこ「あっ!いらっしゃいませー!」

 

入ってきたのは、誠司が朝の修行中に何度か会った事のある、《桐野 桜》だった。

 

ゆうこ「おひとりですか?」

 

桜「ええ、そうよ」

 

ゆうこ「では、席にご案内します」

 

そう言って、ゆうこは誠司達の近くに桜を誘導した。

 

誠司の机の近くを通った時、誠司と桜はお互いを認識した。

 

桜「あら、久しぶりね誠司君」

 

誠司「桜さん、お久しぶりです」

 

いきなり誠司が、知らない女性と仲良さげに話している事により、女性陣の剣幕が悪くなる。

 

めぐみ「誠司...誰その人?」

 

誠司「え?あ...ああ、この人は桐野 桜さん。前に朝の修行してた時に会ったんだよ」

 

『へー...』

 

女性陣が揃ってジト目になりながら、返事をする。

 

誠司「なんだよ、お前ら」

 

『別に...』

 

様子が可笑しいと思ったのか、誠司が質問するが流されてしまった。

 

ゆうこママ「あらあら」

 

ゆうこパパ「ははは、彼も大変だね」

 

遠くで見ていたゆうこの両親は、修羅場になっているのを暖かい目で見ていた。

 

あい「一番大変なのはゆうこ達だと思うけど...」

 

あいは誠司が鈍感なのを知っているので、ゆうこ達に同情する。

 

______________

 

ブルースカイ王国

 

現在、クイーンミラージュが復活させたリンリンシーの事で、ツトコウを問いただしていた。

 

クイーンミラージュ「リンリンシーとやらを復活させといて、あんな簡単にやられるなんてどう言うこと?」

 

ツトコウ「安心しろ、奴はリンリンシーの中でも一番弱い奴だ。復活させた奴は他にもいるからな」

 

ツトコウの言葉に反応したのは、前回マキリカと一緒に戦っていたオレスキーだった。

 

オレスキー「何!?あれほどの力を持っていながら、一番弱いだと!」

 

ツトコウ「そういう事だ」

 

クイーンミラージュ「ふうん、じゃあ次の奴は期待できるのかしら?」

 

ツトコウの言葉に、クイーンミラージュが反応する。

 

ツトコウ「その心配はいらない...来い!五毒拳!」

 

ツトコウの合図で、クイーンミラージュの前に5人のリンリンシーが現れる。

 

『はっ!』

 

ナマケルダ「何ですか、こいつら」

 

ツトコウ「《五毒拳》、臨獣拳士の中でも特に邪悪で凶暴なリンギを極め、その身の内に熱、痛み、寒さ、痺れ、吐き気の毒を持つと言う臨獣殿精鋭の五人だ」

 

ホッシーワ「五毒拳...」

 

ブラコ・怒「お呼びですか、ツトコウ様」

 

ツトコウ「お前達を呼び出したのは他でもない、次の襲撃の際にこいつらについていけ」

 

モリヤ・怒「そりゃいいですね!新しい力を手に入れたから暴れたくてうずうずしてた所なんですよ!」

 

カデム・怒「モリヤ!その軽口を黙らせたらどうだ!イライラしてくる!」

 

モリヤの軽口を聞き、カデムが怒りだす。

 

ブラコ・怒「いい加減にしろ。カデム、モリヤ、消されたいのか」

 

『うっ』

 

ブラコに脅され、二人共黙り込む。

 

ブラコ・怒「ツトコウ様の仰せのままに」

 

____________

 

―放課後―

 

誠司達はクラスメイトを集め、結婚式を盛り上げる作戦を立てていた。

 

めぐみ「さーて、どうやって結婚式を盛り上げる!?」

 

椎名「雑貨店椎名、家族総出で小道具関係盛り上げちゃうよー!」

 

めぐみ「おお!」

 

高野「であれば、アンティーク高野は衣装関係をサポートさせて頂きますわ」

 

誠司「だったら、その他雑用は俺達で引き受けるか」

 

ゴウ「そうだな」

 

ケン「よっしゃー!燃えてきたぜ!」

 

誠司の言葉に、ゴウ達が賛同する。

 

めぐみ「じゃあ私はそこに混ぜてもらおうっと」

 

ゆうこ「みんあ、ありがとう。幸代さんと大輔さん、きっと大喜びだよー」

 

ゆうこは、その場に居た全員に感謝する。

 

すると、全員がひめを無言で見る。

 

ひめ「え...私?」

 

めぐみ「ひめ、オシャレとか素敵な事に詳しいでしょ?ね、何か盛り上げるいいアイデアないかな?」

 

ひめ「そうだなぁ。結婚式と言えばサムシングフォーかな?」

 

めぐみの質問に気を良くしたのか、ひめはそう答える。

 

『サムシングフォー?』

 

ひめ「花嫁さんがつけると幸せになれる4つの物のことだよ」

 

高野「サムシングフォー、なにか4つのもの?」

 

ラン「古い物と新しい物、借りた物と青い物。この4つで花嫁さんは一生幸せになれるのよ」

 

高野の質問に、サムシングフォーについてランが説明する。

 

椎名「へー、ランちゃんも知ってるんだ」

 

ランが知っていた事に、ゲキレンジャー以外のメンバーが驚く。

 

誠司「ランの家は格式の高い家庭でな。こう見えてランはお嬢様なんだよ」

 

『ええー!』

 

誠司の言葉に、さらに驚く。

 

ラン「ちょっと、こう見えてってどういう事よ」

 

誠司「悪い、悪い」

 

誠司の言葉に、ランが指摘する。

 

ゆうこ「ランちゃんには驚いたけど、さすがひめちゃんね」

 

ひめ「そんなこと...あるけど!」

 

めぐみ「では、ひめのアイデア採用しまーす」

 

めぐみがひめのアイデアを採用し、その案で今後の予定を決めていく。

 

誠司「具体的にはどうするんだひめ?」

 

ひめ「へ?私が考えるの?」

 

誠司「当たり前だろ?」

 

唖然とするひめに、誠司は即答する。

 

ゆうこ「時間が無いし、皆で手分けして準備しないと」

 

めぐみ「ひめ...いや、ひめ師匠、陣頭指揮お願いします」

 

ゆうこ「お願いします、ひめ隊長」

 

めぐみがひめに敬礼し、それにゆうこが便乗する。

 

ひめ「んーわかった」

 

ひめは一瞬困った顔を作るが、めぐみの提案を引き受けた。

 

ひめ「れいの家ってアンティークショップなのよね?」

 

高野「ええ」

 

ひめ「じゃあ何か古い物、アンティークのティアラとかないかな?」

 

高野「お任せを」

 

ひめの提案に、高野は引き受ける。

 

ひめ「新しい物はー」

 

椎名「はーい!えれにゃにおまかせを!うちの雑貨で花嫁さんが被るベールを作りまーす」

 

ひめ「青い物は私が青いブーケを作っちゃおうかな」

 

『おおー!』

 

ひめの言葉に、歓声をあげる。

 

ひめ「ふっふっふっ」

 

誠司「あとは何か借りた物か...」

 

ひめ「幸せな友達とかに借りなくちゃ駄目なんだよ」

 

誠司が残りの借りた物を考え、ひめが詳細を教える。

 

ゆうこ「じゃあ週末、幸代さんに聞きましょう?」

 

ゆうこが全員に提案する。

 

めぐみ「よーし、幸せハピネスお嫁さん作戦」

 

『ゴー!』

 

___________

 

あの後、誠司が理央とメレにも連絡を入れて大使館に集まっている。

 

現在は、メレを含めた女性陣が結婚式について話していた。

 

めぐみ「結婚式、超楽しみー!」

 

ひめ「幸代さんのドレスってどんなのかな?クラシックなのとモダンなのじゃ、あわせるブーケも違うの」

 

ゆうこ「じゃあ、それも幸代さんに聞きましょう」

 

めぐみ「ウエディングドレスかー」

 

リボン「憧れますわよねー」

 

ひめ「私なんか3歳の時から着たいドレス決めてるんだ」

 

めぐみ「はや!」

 

ひめの言葉に、めぐみは驚く。

 

ひめ「みんなはどんなドレスがいいの?」

 

ゆうこ「私はやっぱりー炊きたてのご飯みたいな、真っ白なドレスがいいかなー」

 

ゆうこは自分が真っ白なドレスを着て、結婚式を挙げている自分を思い浮かべる。

 

『おー!』

 

ひめ「めぐみは着物も似合いそう」

 

めぐみ「着物かー」

 

ゆうこ「そういえば、ランちゃんのお家は格式のある家なんでしょ?だったらランちゃんは着物なの?」

 

ラン「たぶんね」

 

めぐみ「リンちゃんは?」

 

リン「私もドレスかな」

 

ひめ「やっぱりそうだよねー」

 

ひめが呟くと、全員して自分がドレス又は着物を着た姿を思い浮かべる。

 

その時、隣に立っている新郎の姿が一緒なのは、言うまでも無い。

 

メレ「あんたら、想像するのは勝手だけど先に相手を捕まえなければ話にならないでしょ」

 

『うっ...』

 

メレに指摘され、女性陣は黙ってしまう。

 

 

 

 

 

少し離れた所では、ブルーと理央を交えた男性陣が会話していた。

 

誠司「あいつら何想像してんだ?」

 

ケン「俺は想像がつくがな」

 

ゴウ「俺も」

 

誠司は疑問符を浮かべていたが、他のメンバーは想像がついていた。

 

ブルー「それで誠司君はドレスと着物、どっちがいいんだい?」

 

誠司「え?俺?」

 

ブルーの質問に驚く誠司だったが、ブルーが質問した瞬間女性陣が静かになった。

 

誠司以外は、女性陣が盗み聞きしてるのが直ぐに分かった。

 

誠司「んー、どっちかっつーと、ドレスかな」

 

誠司の返答を聞き、女性陣はボソボソと話し始めた。

 

ひめ「誠司はドレスだって...」

 

めぐみ「だったら私もドレスかな...」

 

ラン「そしたら美希さんに頼んで、ドレスのカタログとか見せて貰いましょう」

 

リン「そうね」

 

女性陣の話が聞こえた、誠司以外の男性陣は驚く。

 

ケン「あいつらマジだな」

 

ゴウ「知らない間に外堀から埋められるんじゃないか」

 

理央「それほどしないと駄目って事だろ」

 

そして、呆れた目で誠司を見る。

 

誠司「なんだよ」

 

ブルー「いや...彼女達も大変だなって思って...」

 

誠司「はあ?」

 

言っている意味が分からず、誠司は頭を傾げた。

 

 

 

_________

 

―翌日―

 

誠司達はおおもりご飯に訪れていた。

 

到着すると、驚く事にそこには山積みに積まれたからあげがあった。

 

『おお!』

 

めぐみとランは声をあげ、誠司達は驚いていた。

 

ゆうこ「家族で話し合った結果、ウェディングケーキの代わりにから揚げを積み上げた、からあげタワーを作る事にしたの」

 

ひめ「からあげタワー?」

 

誠司「良いっすねぇ、男としては燃える!」

 

ゆうこパパ「そうだろう?」

 

ひめ「でもでも、ケーキカットは?ファーストバイトはどうするの?」

 

めぐみ「ファースト...なに?」

 

ひめ「ファーストバイト!」

 

めぐみが聞き返したことに、ひめは力強く答える。

 

ひめ「奥さんを食べる物には困らせませんって言う誓い」

 

めぐみ「じゃあバッチリだね、から揚げ!」

 

誠司「ケーキより腹持ちよさそうだしなー」

 

『うんうん』

 

大森一家が揃って頷く。

 

ひめ「そうかも知れないけどロマンチックがぁ...」

 

ひめが納得が出来ていない中、主役の大輔と幸代が来た。

 

幸代「わぁ凄い!」

 

大輔「美味そう!」

 

ゆうこママ「ほら、2人ともから揚げ大好きでしょう?」

 

ゆうこ「だからケーキの代わりにから揚げタワー!」

 

幸代「嬉しい!」

 

大輔「あぁ!」

 

ひめ「こういうのもありか」

 

ひめは心配していたが、2人の反応を見て安心する。

 

ひめ「あっ!サムシングフォー!」

 

ひめは幸代に聞くことがある事を、思い出した。

 

ひめ「幸代さん借りたい物ってなんですか?」

 

幸代「借りたい物?」

 

ひめ「結婚式の日に大切な人から借りた物を身につけて、バージンロードを歩くんです」

 

幸代「それならある...でも叶わないものなの」

 

幸代は話すにつれ、元気をなくす。

 

ひめ「へ?」

 

めぐみ「どうしてですか?」

 

幸代「何か借りるなら親友、まりあに借りたいんだけど...」

 

誠司「まりあ...もしかしていおなの...」

 

幸代「そう、まりあはいおなちゃんの姉よ。式にはいおなちゃんが来てくれるの」

 

誠司「いおなから聞いた事があるな、いおなのお姉さん《氷川まりあ》さんは今行方不明だって...」

 

誠司の言葉を聞き、全員が黙ってしまった。

 

 

 

 

場所は変わり夕方。

 

誠司達は帰り道である河川敷を歩いていた。

 

めぐみ「知らなかったなぁ。氷川さんのお姉さんが...」

 

いおなのお姉さんが行方不明だと聞き、めぐみはしょんぼりする。

 

ひめ「よっしゃ、サムシングフォー!最後の1つ、借りた物は決まりだね」

 

『え?』

 

ひめ「氷川さんにお願いして、まりあさんの物を何か借りることにしよう」

 

ひめはVサインをしながら続きを話す。

 

ひめ「サムシングフォーにはね、結婚式に来てくれたみんなの幸せを願うって言う意味もあるの。だからまりあさんの無事を祈って、素敵な結婚式にしよう」

 

『おう!』

 

ひめが拳を突き上げ、全員が賛同する。

 

誠司「ん?」

 

その時、前から誰かが歩いてくるのに誠司は気付いた。

 

誠司「いおな...」

 

歩いてきたのは、先程まで話の話題になっていたいおな本人だった。

 

誠司「よう、いおな。幸代さんの結婚式に招待されてるんだって?」

 

いおな「ええ、そうよ」

 

ひめ「あ、あの、どうかまりあさんと幸代さんの思い出の品を貸して下さい」

 

ひめはいおなにお願いをする。

 

誠司「俺からも頼むよ」

 

めぐみ「あたしも!」

 

誠司とめぐみが頭を下げ、遅れてひめも頭を下げる。

 

いおな「考えとくわ」

 

誠司達の誠意を見て、いおなは動揺気味に答えそのまま去っていく。

 

誠司達はいおなの後姿を、見送る事しか出来なかった。

 

 

 

_________________

 

夕暮れのマンションの屋上。

 

そこにはいつもの3人、オレスキー、ナマケルダ、ホッシーワが居た。

 

オレスキー「またしても、この街に俺様の出世の妨げとなるやる気が満ちている。加えて今日は、物凄く幸せオーラを感じるぞ!」

 

オレスキーは不満をあらわにする。

 

オレスキー「俺様がやる気の次に嫌いな幸せオーラ!」

 

ホッシーワ「あちこちで幸せムードが高まってるわね」

 

ナマケルダ「6月は大勢のカップルが結婚するみたいですぞ。めんどくさい」

 

ホッシーワ「くだらない。なぜ結婚なんてするのかしら」

 

ナマケルダ「ジューンブライドと言って6月に結婚した花嫁は生涯、家族と共に幸せに暮らせるとか」

 

ホッシーワ「バッカみたい」

 

ホッシーワはパラソルの柄を強く握る。

 

ホッシーワ「家族なんて増えたら、独り占めできないじゃない。ケーキはホールごと食べたいわ!」

 

オレスキー「いずれにしても、幸せはやる気に繋がる。イコール俺様の出世の妨げとなる!早いうちに潰さなければ!」

 

オレスキーはさらに張り切る。

 

ホッシーワ「だったら、私が教えてあげるわ。結婚するより、独り占めすべきよね」

 

_____________

 

―翌日―

 

めぐみはひめを迎えに、大使館に訪れた。

 

チャイムを鳴らし、ひめが出てくるのを待つ。

 

ひめ「おはよう、めぐみ」

 

出迎えたひめだったが、めぐみの格好を見てあんぐりとした。

 

ひめ「なっ!なんで制服?」

 

ひめの言う通り、めぐみの格好は夏の制服だった。

 

めぐみ「だって、学生は制服でしょ?」

 

ひめ「そりゃそうなんだけど...おりゃ!」

 

ひめは同意しつつ、めぐみを無理やり中に入れる。

 

ひめ「折角だから、今日はドレスアップしていこう」

 

ひめはプリカードを2つ組み合わせ、めぐみに見せる。

 

ひめ「これでどう?」

 

めぐみ「さっすがひめ」

 

ひめ「おしゃれしていくのもお祝いの気持ちの1つなんだよ」

 

めぐみ「分かった!ありがとう!」

 

めぐみはプリチュンミラーに、プリカードをセットする。

 

 

 

 

 

『パ、パ、パ、パ、パーティ、かわルンルン!』

 

 

 

 

リボン「2人とも可愛らしいですわ!」

 

めぐみ「ひめの言う通りにして良かった~」

 

ひめ「でしょ、後は氷川さんがまりあさんのサムシングを貸してくれたら完璧だね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

場所はいおなのお家に変わり、いおなは悲しい表情でMARIAと刺繍されたハンカチを見ている。

 

いおな「お姉ちゃん...」

 

いおなは悲しい気持ちを切り替える為、以前、誠司が言っていた事を思い出す。

 

 

 

 

 

いおなは誠司と一緒に、河川敷で修行していた。

 

いおな『やっぱり相楽君は強いわね』

 

誠司『なんだよいきなり、まあ修行してるからな』

 

いきなりの質問に、誠司は答える。

 

誠司『でも、頑張れば氷川も強く慣れると思うぞ』

 

いおな『簡単に言わないで!』

 

誠司の言葉に、いおなは声を荒げる。

 

いおな『あなたみたいに最初から強い人には分からないわ!!私の気持ちは!!』

 

叫んでから、いおなは関係ない人にあたってしまった事を後悔する。

 

いおな『ご、ごめんなさい...』

 

誠司『いや、俺も無神経だった...ごめん』

 

いおなはすぐに謝るが、誠司はそこまで気にしていなかった。

 

いおな『本当にごめんなさい』

 

誠司『気にするな、何か訳ありみたいだしな』

 

いおな『ええ、私にはやらないといけない事があるの。それには力が必要なのよ』

 

誠司『なるほどな』

 

いおなの言葉を聞き、誠司は納得する。

 

いおな『ねぇ、参考程度に聞いて良い?相楽君はなんでそこまで強いの?』

 

いおなは誠司に質問する。

 

誠司『俺も最初から強かった訳じゃないよ。一度逃げた事もあるしな』

 

いおな『え!?』

 

いおなには信じられなかった。

 

いおなは一緒に修行して、相楽誠司は自分が変身するフォーチュンより強い事が分かった。

 

そんな誠司が、逃げた事があるという事を。

 

いおな『なんで逃げたの?』

 

気になったいおなは、誠司に質問する。

 

誠司『俺にはライバルがいるんだが、俺の父さんはそいつによって殺されたんだ』

 

いおな『!?』

 

誠司の口から思いもよらない言葉が出てきた事に、いおなは驚く。

 

誠司『その時に、父さんがライバルに言ったんだ。俺の息子がお前を倒すと』

 

いおな『...』

 

いおなは黙って、誠司の言葉を聞いていた。

 

誠司『俺はライバルにその話を聞かされた時、なんで俺がって思ったんだ。勝手にライバルを倒す事を強要され、戦わされる事に憤りを感じたんだ』

 

いおなはその時、気付いてしまった。

 

誠司と違い、自分は姉をまだ失っていないが、誠司は自分と同じ。

 

いや、自分よりも過酷な運命が訪れていた。

 

父親を殺され、勝手に宿命の相手を作られた事。

 

その出来事があったからこそ、誠司は強くなったのだと。

 

自分が振った話だが、誠司が話すにつれ顔が暗くなっていく事にいおなは後悔した。

 

誠司『でも父さんの故郷へ行った時、それは違うって分かったんだ』

 

いおな『え?』

 

先程まで話すにつれ元気がなくなっていた誠司だったが、その話をし始めた途端元気を取り戻した。

 

誠司『父さんが残してくれたのは、押し付けられた宿命じゃない...俺に残してくれた願いだって』

 

誠司は胸の前に拳を握る。

 

誠司『だから決めたんだ。どんな事があろうと、誰が相手でも、俺は負けない!てな』

 

そう言って、誠司はいおなに微笑みかける。

 

その笑みは、いおなにとって凄く眩しいものだった。

 

誠司『悪いな氷川、こんな話聞かせちまって』

 

いおな『いおなよ』

 

誠司『え?』

 

いおな『私の事はいおなって呼んで誠司君』

 

いおなは名前を呼ぶように言い、自分も誠司の名前を呼ぶ。

 

誠司『ああ、分かったいおな』

 

いおな『ふふ』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いおなはあの時の誠司の言葉を思い出し、自分を奮い立たせる。

 

いおな「誠司君がいれば、私は強くなれる。だから...誠司君と一緒にいながら、彼の足を引っ張る彼女達が許せない...そしてあの女も」

 

いおなはもう一度、ハンカチを見る。

 

いおな「お姉ちゃん。お姉ちゃんの分まで、幸代さんをお祝いしてくるからね」

 

 

 

____________

 

誠司「よいしょっと」

 

誠司は机を設置し、会場の準備を行っていた。

 

あい「慎重に...」

 

あいがゆっくりと、前回の比にならない大きさのから揚げタワーを積み上げていた。

 

『うわぁ!』

 

あい「これ流行ったら儲かるね~」

 

ゆうこ「ご飯もいっぱい進むね~!」

 

あい「うん、進むね!」

 

その時、めぐみ達が会場に到着した。

 

『おー!』

 

めぐみ「出来てるー!」

 

めぐみ達は、おおもりご飯の中に入る。

 

そこには、ウェディングドレスを纏った幸代がいた。

 

『おお!綺麗!』

 

めぐみ達が、その姿に感激しながら近づく。

 

幸代「ありがとう」

 

めぐみ「いいなー」

 

メレ「凄く綺麗ね」

 

ひめ「白が眩しいですぞ」

 

ひめが眩しそうに、顔を覆う。

 

ゆうこ「では、サムシングフォーの品を幸代さんに贈ります」

 

ゆうこの隣に、箱を持った高野が居た。

 

ゆうこ「まずは古いものです」

 

高野は箱の中から、ティアラを取り出す。

 

高野「アンティークティアラですわ」

 

高野は幸代にティアラを被せる。

 

幸代「素晴らしい物をありがとう」

 

幸代は、ティアラを渡してくれた高野に感謝する。

 

ゆうこ「そして次は新しい物」

 

椎名「雑貨店椎名でーす」

 

ゆうこの合図で、椎名が挙手をする。

 

椎名「家族で作ったベールです」

 

椎名は幸代さんの頭に、ベールを被せる。

 

幸代「ありがとう!」

 

ゆうこ「そして、青い物はー?」

 

ひめ「じゃーん!」

 

ひめが青いブーケを取り出す。

 

幸代「かわいい!」

 

めぐみ「お花は鮮度が大事だって、朝4時に起きて作ったんですよ」

 

めぐみがひめの努力を明かす。

 

幸代「みんな、本当にありがとうね」

 

感謝する幸代。

 

その時、ドアが開く音が聞こえた。

 

そこには、ドレスアップしたいおなが立っていた。

 

めぐみ「氷川さん」

 

いおな「おめでとうございます」

 

いおなは幸代に頭を下げる。

 

いおな「これ、何か借りた物。あたしからです」

 

幸代「これって...まりあの使っていたハンカチ...」

 

幸代はハンカチを受け取ると、あんぐりとしながらハンカチからいおなに視線を移す。

 

いおな「今日は姉と一緒にお祝いさせてもらいます」

 

幸代「ありがとう...本当にありがとう!」

 

 

 

 

いおなはおおもりご飯を出ると、池の前に立つ。

 

めぐみ達は、いおなにお礼を言う為に追いかけてきた。

 

めぐみ「氷川さん」

 

ゆうこ「お願い聞いてくれてありがとう」

 

ゆうこの感謝の言葉を聞き、いおなは振り向く。

 

いおな「お姉ちゃんも、そうしたかったと思うから」

 

ひめ「お姉ちゃん、無事に見つかるといいね」

 

ひめはいおなを励まそうとするが。

 

いおな「軽く言わないで」

 

いおなは、一段と険しい顔をしながらそっぽを向く。

 

そして、そのまま去ってしまった。

 

めぐみ「氷川さん、辛いからついあんな風に言っちゃうんだよ」

 

ひめ「うん...」

 

ショックを受けていたひめを、めぐみが慰める。

 

_______________

 

大輔と幸代の結婚式が始まる。

 

神父をゆうこパパが行い、進行していた。

 

ゆうこパパ「病める時も健やかな時も、永遠の愛を誓いますか?」

 

大輔「誓います」

 

幸代「誓います」

 

大輔「このご飯に誓って、幸せになります!」

 

大輔の言葉の後、参列者が拍手を送る。

 

 

 

その後、いよいよブーケトスの時間となる。

 

幸代「それじゃ、幸せのおすそ分けを。みんな、幸せになってね!」

 

幸代がブーケを投げた瞬間、女性達が歓声を上げる。

 

ブーケが空高く上がり、めぐみ達も受け取ろうとしっかりと参加している。

 

だが、そこに邪魔する者が現れた。

 

ホッシーワ「キャッチ&パス!」

 

突如現れたホッシーワが、ブーケを奪い取りチョイアークに投げる。

 

『あ!』

 

突然現れたホッシーワに、誠司達は驚く。

 

ホッシーワ「お馬鹿さんね~!結婚するより独り占めよ!」

 

幸代「え?」

 

大輔「幸代、下がっているんだ」

 

大輔は幸代を守る為、前に立ち塞がる。

 

ホッシーワ「鏡に写る未来を最悪に変えちゃってー!いらっしゃーい!サイアーク!」

 

ホッシーワの掛声で、大輔達が鏡に取り込まれサイアークが生まれる。

 

サイアーク「サイアーク!」

 

サイアークが生まれた事により、辺りがお菓子で侵食される。

 

めぐみ「皆!」

 

『変身よ!』

 

めぐみの掛け声の後、ひめとゆうこが揃えて叫ぶ。

 

『おう!』

 

めぐみ達がプリチュンミラーを、誠司達がそれぞれ変身アイテムを構える。

 

『かわルンルン!』

 

『プリキュア!くるりんミラーチェンジ!』

 

めぐみ達がプリキュアに変身する為の、プリカードをセットする。

 

『たぎれ!ケモノの力!』

 

ゴウ「響け!ケモノの叫び!」

 

ケン「研ぎ澄ませ!ケモノの刃!」

 

理央「臨獣、ライオン拳」

 

メレ「たぎりなさい!爬虫類の力!」

 

『ビースト・オン!!』

 

理央「臨気凱装!」

 

メレ「エプタイル・オン!」

 

 

めぐみ達がプリキュアに変身し、誠司達にゲキスーツが装着される。

 

 

 

ラブリー「世界に広がる、ビッグな愛!キュアラブリー!」

 

プリンセス「天空に舞う、蒼き風!キュアプリンセス!」

 

ハニー「大地に実る、命の光!キュアハニー!」

 

ラブリー「ハピネス注入!」

 

プリンセス・ハニー「幸せチャージ!」

 

『ハピネスチャージプリキュア!』

 

 

ゲキレッド「体にみなぎる無限の力!アンブレイカブル・ボディ!ゲキレッド!」

 

ゲキイエロー「日々是精進、心を磨く!オネスト・ハート!ゲキイエロー!」

 

ゲキブルー「技が彩る大輪の花!ファンタスティック・テクニック!ゲキブルー!」

 

ゲキバイオレット「紫激気、俺流、我が意を尽くす!アイアン・ウィル!ゲキバイオレット!」

 

ゲキチョッパー「才を磨いて、己の未来を切り開く!アメイジング・アビリティ!ゲキチョッパー!」

 

理央「猛きこと、獅子の如く!強きこと、また獅子の如く!世界を守る者、我が名は黒獅子・理央!」

 

メレ「理央様の愛のために生き、理央様の愛のために戦うラブウォリアー!カメレオン使いのメレ!」

 

ゲキレッド「燃え立つ激気は正義の証!」

 

『獣拳戦隊ゲキレンジャー!』

 

 

 

ホッシーワ「来たわね、お譲ちゃん達」

 

ハニー「幸せになる2人をサイアークにするなんて!」

 

ホッシーワ「どうして?教えてあげてるのよ。家族なんか増えたらケーキを独り占め出来ないわよーって」

 

ラブリー「そんなの分け合えばいいじゃない」

 

ハニー「みんなで一緒に食べた方がおいしいよ?」

 

ホッシーワ「ケーキはホールが一個なのー!それに、今回は私一人じゃないわよ!」

 

ホッシーワが手を上げると、ホッシーワの前に5体のリンリンシーが降り立つ。

 

ゲキレッド「なっ!」

 

理央「あいつらは...」

 

リンリンシー達を見て、ゲキレッド達は驚愕する。

 

『獣人邪身変!』

 

《リンギ・獣人邪身変》を使用し、リンリンシー達は動物をモチーフにした怪人、《獣人》へと変身する。

 

カデム・怒「地獄の手数王!臨獣センチピード拳のカデム!」

 

光の速さで1秒間に百の突きを繰り出す地獄の手数王、ムカデをモチーフにした獣人《カデム》。

 

ブラコ・怒「一撃必殺の狙撃手!臨獣スネーク拳のブラコ!」

 

変幻自在の動き、冷酷非道な一撃必殺の狙撃手、コブラをモチーフにした獣人《ブラコ》。

 

ソリサ・怒「戦慄の踊り子!臨獣スコーピオン拳のソリサ!」

 

その微笑みと舞いで敵を誘い、翻弄し止めを刺す戦慄の踊り子、サソリをモチーフにした獣人《ソリサ》。

 

モリヤ・怒「対応不能の惑乱者!臨獣ゲッコー拳のモリヤ!」

 

想定外の反応と攻撃、対応不能の惑乱者、ヤモリをモチーフにした獣人《モリヤ》。

 

マガ・怒「鋼鉄鉄壁の守護者!臨獣トード拳のマガ!」

 

鈍りの神経、鈍りの体、鈍重ながら鋼鉄鉄壁の守護者、ガマガエルをモチーフにした獣人《マガ》。

 

『我ら!五毒拳!』

 

邪悪を極めし、5人のリンリンシー《五毒拳》。

 

プリンセス「なにあれ!誠司達みたいに名乗りだしたよ!」

 

ゲキレッド「気をつけろ!あいつらはリンリンシーの中でも、あらゆる毒を持つ精鋭達だ!」

 

ラブリー「毒!?」

 

ハニー「あっ、だから五毒拳なんだ!」

 

ゲキレッドの注意で、ラブリー達は五毒拳の名前の由来を知る。

 

モリヤ・怒「そういう事だ!お前達、俺様の動きについてこれますかな~?」

 

カデム・怒「モリヤ!お前の減らず口は聞くに堪えない!すっこんでろ!あんな連中、俺様の拳で充分!だろ!」

 

モリヤの言動に、カデムが突っ掛かる。

 

ソリサ・怒「ひっこむのはあんたら二人だよ!あんな連中、私とマガで充分。ねえマガ」

 

マガ・怒「ああ、ソリサの言う通りだ!」

 

ブラコ・怒「口を慎め、お前達はあいつらに一度負けてるんだぞ」

 

仲間割れするモリヤ達を、ブラコが大人しくさせる。

 

ゲキバイオレット「ふん、随分なめてくれるじゃねぇか」

 

理央「油断するな、恐らく奴等も怒臨気によって強化されてるはずだ」

 

ゲキレッド「だったら、こっちも最初から全力で行くまでだ!」

 

『応!』

 

ゲキレッドの掛け声と共に、ゲキレッド達はスーパーゲキクロウを、ゲキバイオレットは青紫激気を纏いゴングブルーチェンジャーを、理央は獅子黒刀を構える。

 

『スーパービースト・オン!』

 

ゲキバイオレット「轟け!ケモノの叫び!ビースト・オン!」

 

理央「臨気王凱装!」

 

ゲキレッド達はスーパーゲキレンジャーに、ゲキバイオレットはゲキブルーバイオレットに、理央は黒獅子王理央へとパワーアップする。

 

『!?』

 

ゲキレッド達のパワーアップを見て、五毒拳は驚愕する。

 

ブラコ・怒「なるほど、強くなったのは俺達だけじゃ無いと言う事か」

 

ブラコがゲキレッド達のパワーアップを見て納得している中、理央はパワーアップしたゲキバイオレットを見ていた。

 

理央「話には聞いていたが、それがゴウが手に入れた力か」

 

ゲキブルーバイオレット「ああ、お前達には負けてられないからな」

 

理央「ふっ、そうか」

 

ブラコ・怒「パワーアップしていようが関係ない!俺と戦え!メレ!」

 

ブラコはメレに対し、激怒する。

 

ラブリー「なんであいつ、メレさん対してあんなに怒ってんの?」

 

メレ「あいつは理央様に反逆しようとしたのを、私が阻止し倒したのよ」

 

チョッパー「てことはあいつ、メレへの復讐心でいっぱいって事か」

 

ラブリーがブラコが激怒している事に疑問に思い、メレが理由を説明する。

 

理央「だったらゴウ、久しぶりに一緒に戦うか?」

 

ゴウ「親友タッグか良いぜ」

 

復讐しようとしてるブラコを見て、理央はブルーバイオレットに共闘を提案する。

 

理央「そう言う訳だブラコ。お前は俺達の相手をしてもらうぞ」

 

Sゲキレッド「だったらソリサとマガは俺とブルーが戦う。モリヤはチョッパーが、カデムはイエローが戦ってくれ」

 

『了解!』

 

メレ「なら私はホッシーワの相手をするわ」

 

ラブリー「良し!私達はサイアークとチョイアークを相手しよう!行くよ!みんな!」

 

『応!』

 

スーパーゲキレッド達がそれぞれに指示を出し、ゲキイエロー達は返事をする。

 

ブラコ・怒「俺の...邪魔をするな!」

 

最初に動いたのは、ブラコだった。

 

ブラコは理央に向かって、右パンチを放つ。

 

理央は腕をクロスする事で、攻撃を受け止める。

 

ゲキブルーバイオレット「俺も居る事を忘れるなよ」

 

ブルーバイオレットは、理央に攻撃してるブラコに対して飛び膝蹴りを放つ。

 

ブラコ「ぐあっ!」

 

理央に集中していた為か、ブラコはブルーバイオレットの攻撃をまともに受けてしまった。

 

ブラコ「上等だ!先にお前達を倒してやる!」

 

理央「やれるものならやってみろ!ゴウ!」

 

ゲキブルーバイオレット「応!」

 

理央の呼びかけに、ブルーバイオレットは答える。

 

理央「リンギ!剛勇吼波!」

 

理央は臨気をライオンの形状にして打ち出す。

 

ブルーバイオレット「はあ!」

 

ゲキブルーバイオレットが臨気で作られたライオンを蹴る事により、青紫激気を送る。

 

『合技!剛勇狼弾(ごうゆうろうだん)!』

 

理央の臨気と、ブルーバイオレットの青紫激気が合わさり、黄色と青紫のエネルギー波をブラコに与える。

 

ブラコ「ぐあああああ!!」

 

2人の合体技を喰らい、ブラコは大きく吹き飛ばされる。

 

共に修行してきた2人だからこそ、常日頃から知った動き同士、このような合体技は出来て当然。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

別の場所では、モリヤ対チョッパーの戦いが始まっていた。

 

モリヤ・怒「さーて、俺様の動きについてこれますかね~?手裏剣ババンバ!」

 

モリヤはゲキチョッパーに、手裏剣を投げる。

 

ゲキチョッパー「サイブレードフィンガー!捻捻弾(ねんねんだん)!ハア!」

 

サイブレードフィンガーの指先から激気弾を撃ち出して、手裏剣を全て撃ち落す。

 

モリヤ・怒「なんですと!?」

 

ゲキチョッパー「へっへーん!見たか!俺にかかればこんなもんよ!」

 

モリヤ・怒「くう!どうせまぐれに決まってます!」

 

モリヤは攻撃を防いだチョッパーに、負け惜しみを言う。

 

ゲキチョッパー「だったら、ライノソラス拳の底力見せてやるぜ!サイブレードカッター!」

 

チョッパーはサイブレードのブレードを伸ばした、サイブレードカッターに変形させる。

 

ゲキチョッパー「ゲキワザ!鋭鋭刀(えいえいとう)!」

 

激気研鑽によってサイブレードカッターに激気を集中させる。

 

ゲキチョッパー「チェスト―――!!」

 

サイブレードカッターを勢い良く振り下ろして、モリヤを両断する。

 

モリヤ「ぐああああああ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また、別の場所ではカデムとイエローの戦いが行われていた。

 

ガガガガガガガガガガッ!

 

カデム・怒「はああああああ!」

 

Sゲキイエロー「はああああああ!」

 

カデムとスーパーゲキイエローによる、突きの応酬が行われていた。

 

Sゲキイエロー「はあ!」

 

カデム・怒「ぐう!」

 

突きの応酬に終止符を打ったのは、スーパーゲキイエローだった。

 

カデムの突きを全て弾き返し、わずかに出来た隙を見つけ出し攻撃を当てた。

 

カデム・怒「以前より、突きのスピードが上がってる...」

 

Sゲキイエロー「日々是精進、心を磨く!私は今まで自分の突きを追及してきたのよ!復活したとは言え、貴方なんかに負ける道理なんてないわ!」

 

スーパーゲキイエローはスーツの噴射口から噴出した過激気によって飛翔する。

 

Sゲキイエロー「はあああああああああ!」

 

飛翔しながら、カデムをスーパーゲキクローを使った無数の突きを放つ。

 

Sゲキイエロー「スーパーチーター撃!」

 

カデム・怒「ぐあああああ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ホッシーワ「はあ!」

 

メレ「おっと」

 

ホッシーワは傘を振り回してメレに攻撃するが、華麗に避けられてしまう。

 

ホッシーワ「くっ、ちょこまかと!」

 

メレ「どうしたの?この程度では私を倒す事は出来ないわよ」

 

メレがホッシーワを挑発する。

 

ホッシーワ「この...調子に乗るな!」

 

ホッシーワは、メレに傘の先を向ける。

 

ドドドドドドドドッ!

 

傘の先から、幾つもの弾丸が発射された。

 

直ぐに対処できなかったのか、メレは発砲によって舞い上がった砂埃に隠れてしまう。

 

ホッシーワ「どうよ、これがクイーンミラージュ様に頂いた武器の力よ!」

 

ホッシーワは砂埃の中に居るであろう、メレに向かい叫ぶ。

 

ホッシーワ「さあ!砂埃が晴れたその時が最後よ!蜂の巣にしてあげる!」

 

ホッシーワは出て来た時に、直ぐ対処できるよう傘を構える。

 

だが砂埃が晴れると、其処には誰もいなかった。

 

ホッシーワ「なっ!一体何処に...ぐう!」

 

辺りを見回していたホッシーワだったが、急に首を締め付けられる感覚が襲った。

 

メレ「油断したな、私が透明になれる事を忘れていたみたいね」

 

その言葉の後、舌でホッシーワを拘束したメレが姿を現す。

 

メレは舌の拘束を解くと、空中で逆さまのの状態で静止する。

 

メレ「リンギ!舌禍繚乱(ぜっかりょうらん)!」

 

ホッシーワ「きゃああああああ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

Sゲキレッド「行くぞ!ブルー!」

 

Sゲキブルー「ええ!」

 

スーパーゲキレッド達は、ソリサとマガに立ち向かう。

 

マガ「ソリサ!俺の後ろにいろ!」

 

ソリサ「分かったわマガ」

 

マガがソリサに、後ろに居るように指示する。

 

マガ「トード拳秘伝リンギ!体油包(たいゆーぱお)!」

 

マガは秘伝リンギを使い、体をリンギの油で包み、体を守る。

 

Sゲキレッド「はあ!」

 

Sゲキブルー「はあ!」

 

ガキン!

 

2人が攻撃するが、マガの秘伝リンギに防がれてしまう。

 

Sゲキブルー「やっぱり硬いわね」

 

マガ「ふん!お前達だけでは俺の秘伝リンギを破る事は出来ないぞ!」

 

マガは2人に対し、高々と宣言する。

 

Sゲキレッド「それはどうかな」

 

スーパーゲキレッドは、マガとの距離を一気に縮めて攻撃する。

 

Sゲキレッド「はあ!」

 

マガの秘伝リンギに強烈なアッパーを仕掛ける。

 

ピシ!

 

Sゲキレッド「うおおおおおおお!」

 

スーパーゲキレッドは両手で多数のパンチの乱打を放つ。

 

ピシピシピシ!

 

スーパーゲキレッドのパンチの乱打で、秘伝リンギに皹が入る。

 

マガ「なっ!馬鹿な!俺の秘伝リンギに皹が!」

 

Sゲキレッド「ゲキワザ!!」

 

スーパーゲキレッドは右手に過激気を纏わせる。

 

Sゲキレッド「スーパータイガー撃!!」

 

ドガ――――――――ンッ!

 

過激気を纏った右手で、強烈な一撃を放つ。

 

マガ「ぐあああああ!!」

 

秘伝リンギを破られ、マガは大きく吹き飛ばされる。

 

ソリサ「マガ!」

 

ソリサは吹き飛ばされたマガの心配をする。

 

Sゲキブルー「仲間の心配より、自分の心配をした方がいいわよ!」

 

ソリサ「!?」

 

スーパーゲキブルーは、スーツの噴射口から噴出した過激気によってソリサとの距離を縮める。

 

Sゲキブルー「スーパージャガー撃!」

 

地面スレスレを高速で滑空し、すれ違いざまにソリサに向かってスーパーゲキクローを撃ち付ける。

 

ソリサ「きゃあああああ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハニーが白くなったチョイアークからブーケを返して貰う。

 

ハニー「ありがとう」

 

ハニーがお礼を言うと、満足したのか一斉に去るチョイアーク達。

 

その時、ハニーは自分の前に現れた人物に気付く。

 

そこにはフォーチュンがおり、ハニーに気付くなり横に走っていく。

 

サイアークがラブリーに攻撃するが、ガードし損ねて殴り飛ばされてしまう。

 

プリンセス「ラブリー!」

 

飛ばされたラブリーをプリンセスは心配しつつ、プリンセスはサイアークとパンチやキックを駆使し互角に戦う。

 

サイアーク「サイアーク!」

 

プリンセス「あっ、きゃあ!」

 

サイアークが地面を殴り、その衝撃でプリンセスが吹き飛ばされる。

 

ラブリー「プリンセス!」

 

チョイアーク「チョイー!」

 

プリンセスはラブリーとハニーの間に墜落し、ラブリーが心配するが後ろにチョイアーク軍団が並ぶ。

 

絶体絶命だと思ったその時、ラブリー達の前にフォーチュンが降り立つ。

 

フォーチュン「しっかりしなさい、結婚式を守るんでしょ!」

 

フォーチュンはラブリー達に叱咤した後、サイアークに立ち向かう。

 

『うん!』

 

ラブリーとハニーは嬉しそうに返事をするが、プリンセスはあんぐりとしていた。

 

フォーチュン「はあ!」

 

フォーチュンはサイアークのローキックをかわすと、上空より回し蹴りを放つ。

 

ラブリー「たあああ!ふっ!はあ!」

 

腹部にパンチした後、サイアークの右手振り払いを回避し、またパンチを繰り出す。

 

ハニー「ハニースーパーソニックスパーク!」

 

ハニーは上空から、ハニースーパーソニックスパークを連射する。

 

プリンセス「フォーチュンすごい...」

 

フォーチュンの戦いぶりにプリンセスは驚く。

 

リボン「さ、プリンセスも!」

 

リボンはそう言って、プリンセスにプリカードを渡す。

 

プリンセス「うん!このダンスで、結婚式の幸せムードを取り戻しちゃうよ!」

 

『かわルンルン!』

 

プリンセス「プリキュア!くるりんミラーチェンジ!マカダミヤフラダンス!」

 

プリチュンミラーにマカダミヤフラダンスのプリカードをセットし、ミラーボールを上にスライドする。

 

プリンセス「プリキュア!ハワイアンアロハオエー!」

 

『ちょい~』

 

プリンセスの必殺技を受け、チョイアークは白く浄化され、サイアークとラブリー達、そしてリボンとグラサンまでも踊っている。

 

楽しそうに踊るラブリー達を見て、フォーチュンはあんぐりとする。

 

プリンセス「さ、今よ」

 

プリンセスの言葉に、ハニーはハッとする。

 

ハニー「命の光を聖なる光へ!ハニーバトン!」

 

ハニーの掛け声の後、聖なる力がハニーバトンへと送られる。

 

ハニー「プリキュア!スパークリングバトンアタック!イエーイ!」

 

ハニーバトンを新体操のように振り回し、掛け声の後に頭上に挙げる。

 

巨大な四葉のクローバー型のエネルギー弾を、宇宙空間から隕石のようにサイアークに落す。

 

ハニー「命よ、天に帰れ!」

 

ハニーが決め台詞を叫ぶ事で、エネルギー弾を爆発させる。

 

ラブリー「やったね!ハニー!」

 

ハニー「うん!」

 

ラブリーがサイアークを倒したハニーを褒めていたその時。

 

ドガ―――――――ン!!

 

いきなり各所で爆発が起こる。

 

ラブリー「え?」

 

プリンセス「何!?」

 

いくつもの爆発に、ラブリー達は驚く。

 

『ぐあああああ!!』

 

爆発の後、各所で戦っていた五毒拳とホッシーワが吹っ飛ばされてきて、一箇所でお互いがぶつかりあった。

 

『ぐあ!』

 

ブラコ・怒「ば、馬鹿な...我ら五毒拳がやぶれたというのか...」

 

ブラコは自分だけでなく、他のメンバーまでやられている事に驚愕する。

 

Sゲキレッド「そっちも終わったみたいだな」

 

ゲキレッドが話しかけながら、ラブリー達に駆け寄る。

 

ゲキチョッパー「それにしても、全員が同じタイミングで倒すなんてな」

 

Sゲキイエロー「ええ、あとは巨大化したサイアークを倒すだけよ」

 

ゲキイエローの言葉を合図に、全員がサイアークに視線を向ける。

 

サイアーク「さいあ、サイアーク!」

 

サイアークは掛け声の後、巨大化する。

 

Sゲキレッド「よし!最後の締め、行くぞ!」

 

『応!』

 

『ゲキワザ!来来獣!』

 

Sゲキレッド「ゲキゴリラ!」

 

Sゲキイエロー「ゲキペンギン!」

 

Sゲキブルー「ゲキガゼル!」

 

各々がゲキビーストを召喚する。

 

サイアーク「サイアーク!」

 

巨大サイアークとゲキビースト達が対峙する。

 

美代「全世界の巨大戦ファンの皆様、お待たせしました!巨大サイアークとゲキレンジャーの戦いです!」

 

バエ「解説は私バエと美代さんでお送りします!」

 

Sゲキブルー「ガゼル脚!ペンギン弾!」

 

ゲキガゼルがゲキペンギンのジェットボードを蹴り飛ばす。

 

Sゲキレッド「ゴリゴリ波!」

 

ゲキゴリラがドラミングを行う事で、衝撃波を発生させる。

 

ゲキガゼルの蹴りの威力に、ゲキゴリラの衝撃波が加わってゲキペンギンがサイアークに体当たりをする。

 

サイアーク「サイアーク!」

 

バエ「出ました!トライアングルの合体技!ゲキガゼルがゲキペンギンのジェットボードを蹴り、ゲキゴリラのドラミングによる衝撃波が掛け合わさりサイアークに大ダメージを与える!」

 

Sゲキレッド「よし!一気に行くぞ!」

 

『応!』

 

『ゲキワザ!大豪豪獣!』

 

Sゲキレッド「ゲキタイガー!ゲキシャーク!」

 

Sゲキイエロー「ゲキチーター!ゲキエレファント!」

 

Sゲキブルー「ゲキジャガー!ゲキバット!」

 

それぞれが、他のゲキビーストをさらに召喚する。

 

美代「なんと!9対のゲキビーストの大集合です!なんて凄い光景なんでしょう!」

 

『激激ビースト砲!』

 

9体のゲキビーストによる咆哮を光線状にして放つ。

 

美代「やりました!獣拳合体することなく巨大サイアークを倒してしまいました!」

 

ホッシーワ「ふん!せいぜい小さな幸せを分け合って、ひもじい思いをすることね!あんたら引くわよ!」

 

ホッシーワは後ろを振り返り、五毒拳に命令するが其処には誰も居なかった。

 

ホッシーワ「って!いつの間にか居なくなってるし!もーう!!」

 

そう叫びながら、ホッシーワは去っていく。

 

ラブリー「キュアフォーチュン!」

 

ラブリーに声を掛けられ、フォーチュンは振り向く。

 

ラブリー「来てくれてありがとう!」

 

フォーチュン「忘れない事ね。守りたいものがあるなら、絶対に負けたらいけないってことを」

 

フォーチュンは、ラブリー達に忠告する。

 

プリンセス「わ、分かったわ...」

 

フォーチュン「キュアプリンセス、あなたには期待はしてないわ。貴方達も、精々彼の足を引っ張らない事ね」

 

フォーチュンに言われ、ラブリー達は困り顔になる。

 

フォーチュンはそのまま飛び去ってしまった。

 

プリンセス「あーあ、美味しい所持っていかれちゃった。別に来てくれなくてよかったのに」

 

ハニー「まぁ、そう言わずに。助けてくれたんだし」

 

プリンセス「まぁそうだけど」

 

ラブリー「それにしても、彼の足を引っ張るなって誰の事だろう?」

 

メレ「恐らく、ゲキレッドの事じゃないのかい?」

 

プリンセス「なんでフォーチュンはそんな事言ったんだろう?」

 

ラブリー「分かんない事考えても仕方ないよ!今はあたし達が守りたい物の為に頑張ろう!」

 

プリンセス「うん!」

 

リボン「あ!これはアニマルなひよこのパワーを感じるですわ!こちょこちょしてくださいな!」

 

プリンセス「こちょこちょ」

 

プリンセスが、リボンの鼻をこちょこちょする。

 

リボン「ははははは!はっぴしょん!」

 

リボンからひよこと美容師のプリカードが生まれる。

 

ラブリー「ひよこって何に使うの?」

 

プリンセス「でもなんかかわいいかも」

 

 

____________________

 

その後、幻影帝国に邪魔されたので仕切り直しをしていた。

 

高野「おめでとうございます」

 

椎名「おめでとう」

 

幸代「ありがとう」

 

ひめ達がライスシャワーを浴びせ、2人を祝福する。

 

そこにいおなが近づき、幸代がいおなに気付く。

 

幸代はハンカチを見た後、いおなを見る。

 

それを見て、いおなも嬉しそうにする。

 

 

 

 

 

めぐみ「幸せそうだね」

 

ひめ「うん、お腹いっぱいなくらいね」

 

ゆうこ「私はまだまだいけるぅ!」

 

そう言って、ゆうこはから揚げを食べる。

 

ラン「ゆうこちゃん、それは意味が違うんじゃない?」

 

『あっはっはっは!』

 

めぐみとひめは、笑いあう。




はい!如何だったでしょうか!

いおなの描写があったので、誠司との描写を入れてみました。

軽くヤンデレみたいになったのは、気のせいでしょうか?

まあぶっちゃけアクセル・ビルドを投稿してから3日の時点で、既に戦闘シーンまで書きあがっていました。

ブラコの相手を、理央ゴウにするか理央メレにするか迷っていました。

考えた結果、悩む事じゃねえなと結論に至り、今回をゴウと理央にしてブラコとの最終対決を理央とメレにしようと思いました。

そして今回は、ゲキレッドのスーパータイガー撃を、フェアリーテイルのナツ・ドラグニルが使う『雷炎竜の撃鉄』を元に技を繰り出しました。

今後も、オリ技等を増やして行きたいと思っています。

それでは次回、第19話、もしくはアクセル・ビルド第3話でお会いしましょう!

それじゃあ、またな!

ゲキレンジャーの原作の話をハピネスチャージの1話より前に、加えようと思っています

  • ゲキレンジャー側での誠司の活躍が見たい!
  • 今のままで、充分
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