ハピネスチャージプリキュア 激獣拳使いの幼馴染み   作:ナツ・ドラグニル

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どうも、ナツ・ドラグニルです!!


投稿が遅くなり、申し訳ございません!!


思ったより時間がかかるなと考えていたのですが、気付いたら2話分の文章量になっていました。


オリジナルも含めているので、29話の「アクシアの真の姿!シャイニングメイクドレッサー」を2話に分けようと思います。


中途半端の所で終わってしまいますが、これ以上待たせるのはいけないと思い、先に投稿させて頂きます。


それでは、作品をどうぞ


第35話 儀式を守れ!!幻影帝国の本気

幻影帝国の最深部にある、暗い謎の場所。

 

 

そこには、大きなカプセルの機械を弄るドンの姿があった。

 

 

「ドン様...例の調整は如何ですか?」

 

 

その背後から、ツトコウが現れる。

 

 

「そうですね、大体8割完了しましたね」

 

「ではそろそろ」

 

 

ツトコウのその言葉に、ドンは笑みを浮かべて頷く。

 

 

「では、私は準備をします」

 

 

ツトコウは頭を下げ、その場から消える。

 

 

「私を超える働きを期待しますよ」

 

 

ドンはそう言い残すと、ドンも姿を消した。

 

 

真っ暗の部屋の中、残されたのは怪しげなカプセルただ一つ。

 

 

そのカプセルの上部、硝子部分になっている所から怪しく光る2つの目がカッと開かれた。

 

 

☆★☆★☆★

 

 

大使館の2階のバルコニー。

 

 

そこで、ブルーが手に持ってるアクシアを見つめていた。

 

 

そこに、階段を駆け上がってくる音が2人分聞こえる。

 

 

階段を駆け上がってきたのは、めぐみと誠司の2人だった。

 

 

バルコニーでブルーがアクシアを開けているのを見つけ、2人は声をかける。

 

 

「ブルー!」

 

「それ開けていいのか?」

 

「あぁ、このアクシア中には誰もいないからね」

 

 

そこで気になったことを、めぐみが質問する。

 

 

「またクイーンミラージュを、アクシアに封印するの?」

 

「世界を守る為には仕方がない」

 

 

辛そうに話すブルーを、めぐみは心配そうに見つめる。

 

 

「本気で言ってるのか?」

 

「本気だよ...そして皆に言わないといけない事があるんだ。アクシアの真の力について」

 

 

 

誠司とめぐみを連れて下に降りたブルーは、広間に全員を集めた。

 

 

『アクシアの真の力?』

 

 

声を揃えてアクシアを覗き込む、めぐみ以外のプリキュアの3人。

 

 

「マジかよ!!」

 

「なんてこった...参ったぜ...これにそんな力があるなんて」

 

 

ブルーから説明され、ゴウ達は驚きの声を上げる。

 

 

「アクシアは封印する為の道具じゃないのか?」

 

「このアクシアは災いを封印するだけでなく、プリキュアのパワーアップさせる力もあるんだ」

 

 

理央の質問に、ブルーはそう答える。

 

 

「アクシアの真の力を開放すれば、幻影帝国諸共クイーンミラージュを倒す事も可能だろ」

 

 

背景を知ってるめぐみと誠司は、残念そうな顔でブルーを見つめる。

 

 

「もう!そんな最強アイテムあるなら早く出してよー!」

 

「本当よ、それがあればめぐみちゃんがパワーアップ出来るって事でしょ」

 

 

新しい力が手に入ると聞いて、ひめとランが喜ぶ。

 

 

ジーっとアクシアを見ていたいおなが、突如立ち上がった。

 

 

「神様、今すぐアクシアの力を解放しましょう!!そしてクイーンミラージュを倒しましょう!!」

 

 

そう提案するいおなに驚く誠司達、その提案にブルーは何も答えなかった。

 

 

「駄目だよ!!」

 

 

いきなりそう叫ぶめぐみに、驚く一同。

 

 

「駄目だよ!クイーンミラージュを倒すなんて!だってブルーは...」

 

 

めぐみはそう言いながら、ブルーの後ろから前に出て立ちはだかる。

 

 

「本当はミラージュと戦いたくないんだから...」

 

 

めぐみは最後、言いづらそうに俯く。

 

 

「え?戦いたくないって?」

 

 

不思議そうなひめと、その言葉に驚きを隠せないブルー。

 

 

「めぐみ、僕は地球の神だ。神としてこの世界に災いを齎す者を倒さなければならない」

 

 

めぐみの肩に手を置き、ブルーは自身の決意を話す。

 

 

「ミラージュを倒して、ブルーは本当に幸せになれるの?」

 

「僕はいいんだ」

 

 

めぐみの質問に驚いた後、ブルーは目線を逸らしそう答えた。

 

 

「私はみんなで幸せになりたい。誰かが不幸のまま、自分だけ幸せにはなりたくないの。だからブルーにも幸せになってほしい」

 

「めぐみ...」

 

 

しかし、めぐみのその言葉をいおなが厳しく指摘する。

 

 

「その幸せを壊しているのはクイーンミラージュよ?彼女を倒さないと世界から不幸は無くならない」

 

「でも!」

 

 

それでも食い下がるめぐみに、いおなは更に説得を続ける。

 

 

「もう甘い事言ってられないの。クイーンミラージュは倒さなくちゃいけない。世界の幸せの為にも」

 

 

辛そうに説得するいおなは、誠司の方に向き直る。

 

 

こんな時、誠司なら自分の言ってる事が正しいと分かってくれると思ったからだ。

 

 

「誠司君...あなたからも言ってちょうだい」

 

 

誠司の言葉なら、めぐみも説得できるだろうと。

 

 

「俺は......めぐみの意見に賛成だ...」

 

 

しかし、誠司から返ってきたのはいおなが想像していたものとは反対の言葉だった。

 

 

「なっ!!?何で!!?」

 

 

まさか自分の意見が否定されるとは思わなかったいおなは、激しく動揺する。

 

 

「ゲキレンジャーとして!!!スーパー戦隊として戦ってきた誠司君なら分かるでしょ!!?彼女を倒さない限り、この世界は救われないって!!!」

 

「確かに...いおなの言ってる事は正しい...」

 

「なら!!!」

 

「でも!!やたらめったら倒したって、全てが解決できるとは思えない。もしかしたら...話せば分かり合えるかもしれない。かつて俺達が理央とメレと分かり合えた様に...」

 

 

そう言われてしまっては、誰も反論する事が出来なかった。

 

 

静寂が部屋を包む中、唯一ケンだけが口を開いた。

 

 

「今日はもう遅いし、その話はまた後日にしようぜ」

 

 

その言葉に、全員が頷いた。

 

 

☆★☆★☆★

 

 

夕暮れの河川敷。

 

 

ゆうこ、いおな、ラン、リンの4人が、横一列に並び川を眺めていた。

 

 

「あむ」

 

 

いおなは、ゆうこから貰ったハニーキャンディを口の中に放り込む。

 

 

「あたしっていつも駄目だわ。めぐみの気持ちも判るのに厳しいことばっかり言っちゃう」

 

 

そのせいで誠司とも言い争いになってしまった事に、いおなは落ち込む。

 

 

「私は、いおなちゃんがあぁ言ってくれて良かったと思ってるよ」

 

「へ?」

 

「私はみんなで笑ってご飯を食べられるといいなって思ってる。でも、それが難しいって事も分かっているの」

 

 

いおな達は、黙ってゆうこの話を聞く。

 

 

「だけど、私じゃめぐみちゃんに強く言えないから」

 

 

なるほど、と納得するいおな。

 

 

「ゆうこはどうすればいいと思う?」

 

「私にも分からない。でも、みんなで答えを見つけましょう」

 

 

にっこりと笑うゆうこに、いおなはそうねっと返す。

 

 

「ねぇ、ランとリンもゆうこと同じなの?」

 

「そうね、自分1人で答えを見つけるより、みんなで答えを見つけた方がいいわね」

 

「うん...私も同じね」

 

 

ランとリンは、いおなの方に向き直り微笑む。

 

 

「それにいおなは、もうあの頃と違って1人じゃないでしょ?」

 

 

リンの質問に、いおなも笑顔で返す。

 

 

「そうね」

 

 

☆★☆★☆★

 

 

ゴウの部屋に集まり、一緒に対戦アクションゲームをするケン。

 

 

ゲームをしながら、今日の事を話題に出す。

 

 

「お前、誠司の事どう思う?」

 

「どうって?」

 

「明らかにおかしかっただろ」

 

「確かにな...誠司の言う通り、理央達のように話せば分かり合える奴もいるかもしれないが...」

 

「ロンのように、確実に倒さないといけない相手もいる...それはあいつだって知ってる筈だ」

 

 

ロンのように、絶対許す事が出来ない敵がいる事を知ってる筈の誠司が、めぐみと一緒になってクイーンミラージュは倒すべきではないと言い張る事にゴウ達は疑問に思う。

 

 

「クイーンミラージュを倒せない理由があるにせよ、俺達はあいつを信じるだけだ。何があってもな」

 

 

ゴウの言葉を聞いて、ケンは黙ってしまった。

 

 

「手元がお留守になってるぞ」

 

 

そう言って、ゴウはケンが操作するキャラを場外に吹っ飛ばす事によって、画面一杯に『GAME SET』という文字がデカデカと表示される。

 

 

「あっ!!ずりぃ!!」

 

「油断大敵だぜ」

 

「くそぅ...もう一度勝負だ!!」

 

 

悔しがるケンは、再戦を挑む。

 

 

「良いぜ、何度でも相手してやるよ」

 

 

その後、ゴウ達はこれ以上考えても仕方ないと思い、ゲームに明け暮れるのだった。

 

 

 

 

 

☆★☆★☆★

 

 

誠司達の住むマンション。

 

 

そのベランダで、誠司とめぐみが話していた。

 

 

「みんなが幸せになるって難しいね...私、ブルーにもいおなちゃんにも幸せになってほしい。どうすればいいか全然分からないよ」

 

 

不安そうになるめぐみは、目を瞑る。

 

 

「それをそのまま言えばいい」

 

 

誠司の言葉に、驚くめぐみ。

 

 

「いつもみたいに思いっきりぶつかっていけよ。たとえケンカになってもお前の気持ちは伝わるさ」

 

 

驚いた顔のめぐみに、誠司は悩みならいつでも聞いてやるからさと続ける。

 

 

「うん、ありがとう」

 

 

お礼を言うめぐみの顔は、すこし赤くなってるように誠司には見えた。

 

 

「どうしためぐみ、少し顔が赤いんじゃないのか?」

 

「へぁ!?そ、そんな事ないよ!!!気のせいじゃない!!!」

 

 

いつもは鈍いくせにこんな時に限って気付く誠司に、驚いためぐみは腕をわたわたと動かし誤魔化す。

 

 

「気のせいなわけないだろ、夜風に当たって風邪でも引いたか?」

 

 

誠司はそう言うと、めぐみの頭の後ろに手を置いた。

 

 

「ふぇ!!?」

 

 

いきなりの事で驚くめぐみだったが、誠司はそんな事にお構いなく自身のおでことめぐみのおでこをコツンとぶつけた。

 

 

「う~ん、熱はなさそうだな」

 

 

おでこを合わせる事で熱を測ろうとする誠司だったが、めぐみはそれ所ではなかった。

 

 

唇と唇が触れそうな距離にまで顔を近づけてくる誠司に、めぐみは興奮しさらに顔を赤くする。

 

 

「お、おい!!急に熱が上がったぞ!!」

 

 

さっきまで普通の体温だったのに、いきなり熱が上がった事に誠司は驚いて声を上げる。

 

 

これ以上はまずいと思っためぐみは、がばっと顔を後ろに仰け反らせる。

 

 

「わ、私は大丈夫だから!!!じゃ、じゃあお休み!!」

 

 

めぐみはそう言い残すと、急いで部屋の中に入っていった。

 

 

「なんだったんだ...一体...」

 

 

取り残された誠司は、訳が分からず放心していた。

 

 

 

部屋の中に入っためぐみは、布団を頭まで被りドックンドックン言ってる自分の胸を押さえつける。

 

 

「うぅ~...誠司のバカぁ...」

 

 

 

 

 

☆★☆★☆★

 

 

クロスミラールームにて、アクシアを抱いて座るブルー。

 

 

その近くには、理央とメレの姿があった。

 

 

「お前、何か隠してるんじゃないのか?」

 

「何の事だい?」

 

 

理央の質問に、ブルーは答える事無く誤魔化した。

 

 

「誤魔化すんじゃないよ、めぐみはともかく誠司は何かなければあんな事言わないのよ。てことは、あの2人しかしらない何かがアンタとクイーンミラージュの間にあるって事でしょ?」

 

 

メレの確信をついた言葉に、ブルーは答える事が出来ず俯いてしまった。

 

 

「神様!」

 

 

そこにリボンを引き連れた、ひめが現れた。

 

 

「はい、召し上がれ!!」

 

 

ひめが持っていた皿の上には、形が崩れたおにぎりが乗っていた。

 

 

「形が歪だな...」

 

 

あまりにもうまく握れていない為か、思わず指摘してしまった理央。

 

 

「む~!理央さん!!」

 

「まぁまぁ、見た目は悪いですけど味はそこそこですから」

 

「ひめにしては上出来でしょ」

 

「ちょっとリボン!!失礼よ!!それにメレもひめにしてはってどういう事!!?」

 

 

ひめに注意され、リボンとメレは慌てて自分の口を押える。

 

 

「ゆうこが言ってたよ、お腹が空いてちゃ元気も出ないって」

 

 

横に座りつつ、ひめはブルーを励ます。

 

 

「すまないね、心配かけて」

 

「心配出来て嬉しいんだ。だって私、ずっと神様やめぐみや誠司に助けられてばっかりだったからさ、今度は3人の力になりたいんだ」

 

 

それに!と続けるひめに、驚くブルー。

 

 

「神様がションボリしてたら、地球もションボリしちゃう。それじゃ私達が困っちゃうの。だから悩みがあったら言ってよね」

 

 

ドヤ顔で言うひめは、はい!とおにぎりを差し出す。

 

 

「ありがとう、ひめ。いただくよ」

 

 

☆★☆★☆★

 

 

幻影帝国にある、クイーンミラージュの部屋。

 

 

クイーンミラージュは、胸元に手を当て鏡に映る地球を見ていた。

 

 

「青い星、地球...」

 

 

鏡が映してたものが、地球からブルーの後ろ姿へと変わる。

 

 

その後ろ姿に向かって、クイーンミラージュは手を伸ばす。

 

 

「ミラージュ様」

 

 

しかし、ディープミラーに声を掛けられハッと我に返り動揺する。

 

 

「また地球を見ているのですか?」

 

「不幸に染まりきる前の姿を見ているだけよ」

 

 

ディープミラーの問いに、クイーンミラージュは目を逸らしながら答える。

 

 

「それならばよろしいのですが」

 

 

☆★☆★☆★

 

 

ぴかり神社の境内にいるブルー。

 

 

『ブルー!!』

 

 

目を瞑っているブルーだったが、階段を上がってくるめぐみと誠司の呼ばれ目を開く。

 

 

「おはよう!ブルー」

 

「大使館に居なかったから、ここに居るんじゃないかと思ってな」

 

 

誠司達がそう言うが、ブルーは何も答えずただ黙って見下ろしているだけだった。

 

 

「ブルーが悲しいと私も悲しくなるんだよ。ブルーはミラージュの事を話す時、いつも悲しい顔をしてるよ。そんな時、私どうしたらいいか分からない。お願い、ブルーとミラージュに何があったのか教えて」

 

「私達も知りたいよ」

 

 

めぐみがそう頼み込むと、そこにいない筈のひめの声も聞こえる。

 

 

誠司達が振り返ると、そこにはひめ達とラン達、そして理央にメレの姿もあった。

 

 

「申し訳ありません、立ち聞きしてしまいまして」

 

 

リボンがそう謝ると、いおなが前に出る。

 

 

「私は幻影帝国もクイーンミラージュも倒すべき敵だと思ってます。彼等を倒して世界を取り戻されなくてはならないから」

 

「そうだね、君の言う通りだ」

 

「でも、めぐみの気持ちも分かるんです」

 

 

いおなのその言葉に、驚く誠司、めぐみ、ブルーの3人。

 

 

「私も本当は誰かを倒したりやっつけたりしたいわけじゃない。世界を取り戻しても、そこか不幸が残ってしまうのではダメだと思うんです。もしみんなが幸せになれる方法があるのなら、私はそれを皆で考えたいです」

 

 

胸に手を当てて、主張するいおな。

 

 

「そうね、事情を知らないとどうしたらいいか考えられないしね」

 

「もっと私達を頼ってくれないとね」

 

 

ゆうことランの言葉に、リン達はうんと頷いて同意する。

 

 

「みんなありがとう」

 

 

 

皆の思いを受け取り、ブルーは感謝する。

 

 

「ミラージュの事は僕の中で解決しようと僕の中で解決しようと思っていたけど、確かに僕達の間で秘密があるのはよくなかったね」

 

 

そこで、ブルーは決心する。

 

 

「今こそ話そう、僕とミラージュの過去を!そして僕の本心を」

 

 

と、胸元に手を当てるブルー。

 

 

 

☆★☆★☆★

 

 

入口から、建物側へ移動した一同。

 

 

「あれは300年前の事だったろうか...僕はミラージュと出会った」

 

 

ブルーの言葉に、全員が驚いた。

 

 

ブルーはより分かりやすく説明しようと、目の前に鏡を出した。

 

 

鏡の青い背景から、1人の女性の後ろ姿が映し出された。

 

 

女性は振り向くと、『神様!』と嬉しそうにそう呼んだ。

 

 

『うぇ!?』

 

 

その女性の正体に気付いた誠司達は、驚きの声を上げる。

 

 

「えー!!これがクイーンミラージュ!!?」

 

 

今のクイーンミラージュとは違い、何処にでもいるような女の子だった。

 

 

「あぁ、これは僕と出会った頃の彼女だ。ぴかり神社の巫女をしていた、普通の女の子だ」

 

 

ブルーの説明に、あんぐりだった一同は顔を見合わせる。

 

 

「僕達はぴかり神社でよく会ってたんだ。他愛の無い事を話したり、一緒に景色を楽しんだり、一緒に景色を楽しんだりして、共に過ごしたんだ」

 

 

鏡には神社の階段前から、景色を見下ろす2人の姿が映っていた。

 

 

「ちょっとちょっと~!神様とミラージュって恋人同士だったの?」

 

 

ブルーの前に立ち、ひめが指を突き付けて質問する。

 

 

「僕は彼女を愛していたよ。そして大切だと思っていたんだ.....。でも、僕は地球の神だから、地球の全ての者を愛さなければならない。そう思い込んでいた」

 

 

ひめの質問に、悔しそうに答えた。

 

 

「だからずっと傍に居てほしいと望む彼女の想いには応えなかった...頑なに」

 

 

鏡には、暗い背景の中のミラージュ、そしてそのミラージュの前から去っていくブルー。

 

 

「僕はミラージュを傷つけてしまったんだ!!」

 

 

ミラージュが流した涙が、今の涙のマークへと変わる。

 

 

「僕のせいで彼女は変わってしまった。本当のミラージュは他人の不幸を望むような人ではないんだ」

 

 

そう言った後、悔しそうに歯を食いしばるブルー。

 

 

「ブルーはミラージュに戻ってほしいんだね?」

 

「出来る事ならミラージュの笑顔を見たい。もう一度...」

 

 

めぐみの質問に、ブルーは決意して答える。

 

 

「じゃあその気持ちをそのまま伝えちゃえばいいと思います」

 

 

めぐみの両肩に手を置き、そう勧めるゆうこ。

 

 

「傷つけちゃったなら、ちゃんと謝らなくちゃね」

 

「相手の話を聞かないで、一方的に倒すとかもよくないと思いますし」

 

 

ゆうこに同意するひめに、自虐気味ないおな。

 

 

「クイーンミラージュが今何を思っているのか話さないと分からないしな」

 

 

皆の顔を見るブルー。

 

 

「私もミラージュに気持ちを伝えた方がいいと思う」

 

 

めぐみも、そうブルーに勧める。

 

 

「僕はずっと、ミラージュから逃げていたんだ。ミラージュに憎まれてると思うと辛かったから、でもそれではお互いの気持ちは伝わらない」

 

 

俯いた後、鏡の中のミラージュの方を向いて手を当てつつ、振り向いた。

 

 

「アクシアの力を解放しよう。そしてミラージュがいる幻影帝国へ行こう!!」

 

「幻影帝国の中では、プリキュアの力が100万分の1になっちゃうわ」

 

「そうだよ、どうするの?」

 

 

ブルーの言葉に、ゆうこは問題になってる事を告げる。

 

 

「アクシアの真の力を目覚めさせる事ができれば、大丈夫だ。少なくとも、対等に戦えると思う」

 

「アクシア、スゴゴゴーイ!!」

 

 

アクシアの真の力の説明に、ひめは興奮する。

 

 

「これまで以上にみんなを危険な目に遭わせてしまうかもしれない。力を貸してくれるかい?」

 

『もちろん!!』

 

『ああ!!』

 

 

めぐみと誠司達は即答し、ゆうこもにっこりと笑っている。

 

 

「どんとこいだよ!!」

 

 

ひめも胸を叩いて、賛同する。

 

 

「みんな、ありがとう」

 

 

☆★☆★☆★

 

 

ぴかり神社の様子を、ディープミラーはずっと監視していた。

 

 

「ミラージュ様と話し合う...無駄な事を...」

 

「それはどうでしょうかね」

 

 

本来ディープミラーしか入ることが出来ない空間に、人の声がして驚いて振り向く。

 

 

ディープミラーが振り向くと、そこにはドンの姿があった。

 

 

「貴様、何故此処に...いや貴様なら来れるか...それで?今のはどういう意味だ?」

 

「言葉通りの意味ですよ」

 

「ブルーがミラージュ様と話し合う事が出来ると?」

 

「さぁ、それはどうなるか私にも分かりませんね...ただ油断した事によって、足元を掬われる事なんて星の数程見て来ましたから」

 

 

そう言い残し、ドンはその空間から姿を消した。

 

 

「ふん、言われなくても分かっている...だがアクシアの力はやっぱり...」

 

 

そう言ったディープミラーは、ミラージュの部屋を覗く。

 

 

いつもの明るい部屋とは対照的に、部屋は暗くなりピンクの煙のような物が漂っていた。

 

 

「ミラージュ様、地球の神ブルーがアクシアでプリキュアに力を与えようとしています。あなたを倒す為にキュアラブリーを使って」

 

「キュアラブリー...」

 

 

キュアラブリーの名前に反応し、ミラージュは目を見開く。

 

 

その目は、真っ赤に怪しく光っていた。

 

 

「愛の名を持つプリキュア。地球の神が愛しているプリキュア」

 

「ブルーが愛するプリキュア...」

 

「ブルーはあなたを裏切ったのです。ブルーは倒されなくてはなりません」

 

 

でっち上げた事をミラージュに吹き込み、洗脳しようとする。

 

 

ソファに寝そべっていたミラージュだったが、起き上がり杖を手に取る。

 

 

「ナマケルダ!!ホッシーワ!!オレスキー!!」

 

『はっ』

 

 

ミラージュに呼ばれ、ナマケルダ達がテレポートで姿を現し膝をつけて首を垂れる。

 

 

「地球の神ブルーが、アクシアでプリキュアに新たな力を与えようとしている」

 

 

ミラージュの話を聞いて、顔を上げる3人。

 

 

「今すぐぴかりが丘に行き、奴等の企みを阻止するのよ」

 

 

そう命じたミラージュは、カンッ!と杖で床を突く。

 

 

『はっ!』

 

 

ミラージュの命を受け、ナマケルダ達はテレポートでその場から姿を消した。

 

 

☆★☆★☆★

 

 

『ツトコウ、任せましたよ』

 

「畏まりました、ドン様」

 

 

テレパシーでドンから命令を受けたツトコウは、後ろに振り向いた。

 

 

ツトコウの後ろには、ゼカが控えていたからだ。

 

 

「...頼むぞ」

 

「はっ!!」

 

 

ツトコウに返事を返したゼカは、テレポートで消える。

 

 

☆★☆★☆★

 

 

シャランと、神楽鈴を鳴らすひめ

 

 

「じゃーん!!」

 

 

長い髪を1つに纏め、ポニーテールにしたひめは何処か神聖さがある洋服に着替えていた。

 

 

「おー!ひめ素敵―!」

 

「そんなこと、あるけど~!」

 

 

満更でもなさそうに、嬉しそうにするひめ。

 

 

「ブルースカイ王国の王族の衣装ですわ」

 

「流石は王女様、よく似合ってるな」

 

 

リボンの説明に、誠司も純粋に褒める。

 

 

「あ、ありがとう」

 

 

その間も、儀式の準備を進めるブルー。

 

 

そしてその準備も整い、ようやく儀式を始める。

 

 

「アクシアの解放の儀式を始める!ひめ、頼む!!」

 

 

目の前の台にアクシアを置き、両手を開くブルー。

 

 

道の端に位置するめぐみ達の間を、おしとやかに歩いていくひめ。

 

 

「はい!」

 

 

答えたひめは、ブルー同様両手を開く。

 

 

神楽鈴を鳴らしながら、踊るように舞うひめ。

 

 

「踊りでアクシアを解放できるの?」

 

「ブルースカイ王国の王女であるひめが踊れば、聖なる力を集めてブルー様の力を高める事が出来ますわ」

 

「プリキュアのフォームチェンジが踊りなのも、その為なんだぜ」

 

 

めぐみの質問に、リボンとぐらさんが答える。

 

 

神楽鈴を鳴らし、舞い終えたひめは始めと同じように両手を開く。

 

 

すると、ひめ達に光が降り注ぎ辺りが暗くなる。

 

 

「光が!!」

 

 

声を上げて驚くいおな。

 

 

他のメンバーも、あんぐりとする。

 

 

「いよいよアクシアの真の力が解放されますわ!」

 

「そうはさせないわよ!!」

 

 

嬉しそうにするリボンだったが、そこにホッシーワの静止する声が響いた。

 

 

声が聞こえた入口の方に全員が視線を向けると、そこには3幹部とイナの姿があった。

 

 

「貴様等、アクシアとやらでオレ様を超えるつもりだな!そうはさせんぞ!!」

 

「めんどくさいですが、もっと面倒な事になる前に邪魔させてもらいますぞ?」

 

 

誠司達に向けて、宣戦布告をするオレスキーとナマケルダ。

 

 

「こんな時に!」

 

「ひめは続けろ!」

 

「ひめちゃんの事は俺達が守るからな!」

 

「よし!燃えてきたぜ!」

 

 

ひめを守るように、全員が姫の前に立つ。

 

 

「みんな変身よ!」

 

『おう!』

 

 

いおなの掛け声に、ひめ以外の全員が答える。

 

 

『かわルンルン!!』

 

『プリキュア!!くるりんミラーチェンジ!!』

 

「プリキュア!!きらりんスターシンフォニー!!」

 

 

ひめを除いた3人が、プリキュアに変身する。

 

 

『たぎれ!!ケモノの力!!』

 

「響け!!ケモノの叫び!!」

 

「研ぎ澄ませ!!ケモノの刃!!」

 

「臨獣ライオン拳!!」

 

「たぎりなさい!!爬虫類の力!!」

 

『ビースト・オン!!』

 

「臨気凱装!!」

 

「エプタイル・オン!!」

 

 

誠司達にゲキスーツが装着され、ゲキレンジャーへと変身する。

 

 

「世界に広がる、ビックな愛!!キュアラブリー!!」

 

「大地に実る、命の光!!キュアハニー!!」

 

「夜空に煌めく、希望の星!!キュアフォーチュン!!」

 

 

 

 

変身を終えたゲキレッド達を前に、オレスキー達も各々の武器を手に持ち構える。

 

 

「今日はオレ様達が、直々に相手になってやる!有難く思うがいい」

 

「面倒ですが、ミラージュ様直々の命令なら仕方ないですな!」

 

「アクシアは頂くわ、直々に!」

 

 

オレスキーが先陣を切り、突撃するナマケルダとホッシーワ。

 

 

それを迎え撃つ、ラブリー達。

 

 

「あなた達の相手は私よ、ゲキレンジャー!!」

 

 

ゲキレンジャー達の前に、イナが立ちはだかる。

 

 

「ひめの邪魔はさせない!!」

 

 

ラブリー達はオレスキー達3幹部と、ゲキレンジャー達はイナと戦いを始めた。

 

 

「幹部が直接戦うなんて!!」

 

「よっぽどアクシアの真の力を恐れているみたいだぜ!!」

 

 

オレスキー達が直々に現れた事に、リボンとぐらさんは驚く。

 

 

「ひめ!!アクシアの真の力を解放するには、まだ力が足りない。舞を続けてくれ」

 

 

ブルーの言葉に頷いたひめは、舞を再開する。

 

 

☆★☆★☆★

 

 

ペインクローを手に装着したオレスキーが、フォーチュンに向けてパンチを放つ。

 

 

それを受け止めたフォーチュンは、反撃としてパンチを連続で2発繰り出す。

 

 

「こんなパンチ、まったく効かん!!」

 

 

しかし、オレスキーには全く効いていなかった。

 

 

オレスキーは腕をクロスさせ、力を貯める。

 

 

「うおおおおおおっ!!!」

 

 

気合を入れる雄叫びを上げ、オレスキーは自身のエネルギーを送る。

 

 

「はぁぁぁぁぁっ!!!」

 

 

自身のエネルギーを纏ったペインクローを、フォーチュンに向けて殴りかかる。

 

 

「きゃああああっ!!!」

 

 

先程と同じように防ぐフォーチュンだったが、少しの間受け止める事が出来たが直ぐに吹っ飛ばされてしまう。

 

 

「ふんっ!修行して強くなってるのは、何もお前達だけではない!!」

 

 

☆★☆★☆★

 

 

ホッシーワのパラソル攻撃を、バトンで受け止め続けるハニー。

 

 

しかし、3撃目で吹き飛ばされてしまう。

 

 

「はぁ!!」

 

 

パラソルの先っぽの銃口が増え、回転してガトリング砲のように銃を発砲する。

 

 

飛んでくる銃弾を避ける事が出来ないと察したハニーは、痛みに耐えるために腕をクロスする。

 

 

しかし...その対処は悪手だった。

 

 

銃弾が当たった瞬間、弾が弾けて中から茶色い液体が飛び出る。

 

 

「これは!?」

 

「見ての通り、チョコレートよ。ただし瞬間的に固まる物だけどね」

 

 

ホッシーワの言葉通り、ハニーの身体にかかったチョコレートが直ぐに固まり動けなくする。

 

 

「ふっ!!はぁっ!!う...動けない...」

 

 

もがいて拘束を解こうとするハニーだったが、微動だにしなかった。

 

 

「無駄よ、幾ら足掻いてもそう簡単にはチョコは外れないわよ」

 

 

☆★☆★☆★

 

 

ナマケルダのステッキの攻撃を、慌てて回避するラブリー。

 

 

ナマケルダはハットを手に取ると、ジャキンとハットの鍔から刃物が飛び出る。

 

 

「ふっ!!」

 

 

フリスビーの要領で、ラブリーに向けてハットを投げる。

 

 

ハットを避けたラブリーだったが、ナマケルダは投げたと同時に仕掛け杖を抜き、ラブリーに迫っていた。

 

 

「ふっ!!」

 

 

ナマケルダの突き攻撃をバックステップで避けるラブリーだったが、その様子をナマケルダはニヤリと怪しい笑みを浮かべる。

 

 

なぜなら、先程投げたハットが円を描いて戻ってきていた。

 

 

バックステップで避けたラブリーに、ハットが迫る。

 

 

「え?きゃあああっ!!!」

 

 

ナマケルダに集中していたせいで、死角からの攻撃に対処できず真面に受けてしまった。

 

 

返ってきたハットをキャッチしたナマケルダは、ハットを被りなおす。

 

 

「ふん、面倒くさいですがいつまでも弱い我らではないですぞ」

 

 

☆★☆★☆★

 

 

ラブリー達がオレスキー相手に苦戦してる間、ゲキレンジャー達もイナに苦戦していた。

 

 

「はぁっ!!」

 

「ぐっ!!」

 

 

前回同様、イナの高速移動に悪戦苦闘していた。

 

 

「言っとくけど、同じ作戦は2度も効かないわよ」

 

「言われなくても分かってるわよ!!」

 

 

前回は水たまりを使ってイナを攻略したメレだったが、2度も効くほど甘い相手ではなかった。

 

 

しかし、ゲキレッド達もいつまでもやられてはいなかった。

 

 

「皆!!背中を内側にして円を描くように並ぶんだ!!」

 

 

いつどこから襲ってくるか分からないイナに、何処から来ても対処できるように、自分の死角である背中を合わせる事で死角をなくす。

 

 

「はぁ!!」

 

 

ゲキブルーに向かって、攻撃を仕掛けるイナ。

 

 

イナの攻撃を受け止めたゲキブルー、そして挟むように並んでいたゲキレッドとゲキチョッパーが反撃する。

 

 

『はぁっ!!』

 

 

ゲキセイバーとサイブレードカッターを、イナに向かって振り下ろす。

 

 

「ぐっ!!」

 

 

攻撃を受けたイナは、もう一度高速で移動する。

 

 

すると、今度はメレの目の前に現れたイナだったが、またしても攻撃をいなされてしまった。

 

 

「リンギ!!剛勇衝打!!」

 

「ゲキワザ!!厳厳拳!!」

 

 

ゲキバイオレットの紫激気を纏った拳と、理央の臨気を全身に覆った掌底がイナに直撃した。

 

 

「きゃあああっ!!!」

 

 

ようやくイナ攻略の鍵を握ったゲキレンジャー達は、ここから反撃をする。

 

 

☆★☆★☆★

 

 

「ゲキレンジャー達はともかく、幹部3人相手じゃピンチですわ!!ひめの舞はまだ終わらないのですの?」

 

「まだみたいだぜ!?」

 

 

プリキュア達がピンチに陥ってる事に、慌てるリボンとぐらさん。

 

 

その間も、ひめは舞い続ける。

 

 

「あと...もう少しで...」

 

 

力が溜まり、あと少しで解放が出来るという所で突如透明な球体がひめの近くに出現する。

 

 

「ひめ!!危ない!!」

 

 

ブルーのその言葉を合図に、球体が爆発する。

 

 

爆発による砂埃が、ひめの姿を隠す。

 

 

『ひめ!!?』

 

 

ラブリーとゲキレッドが、ひめの名前を叫ぶ。

 

 

煙が晴れると、身体中に傷つき膝を着いているひめと、肩やお腹から血を流しそれを押えるブルーの姿があった。

 

 

「ブルー!!」

 

 

自分を庇い負傷したブルーに、ひめは駆け寄る。

 

 

「誰だ!!?」

 

 

誠司が横にある森に向けて叫んだ瞬間、木々の間から風が通り抜き一か所に集まる。

 

 

渦巻く風が人の形になり、ゼカへと姿を変えた。

 

 

「細切れにするつもりだったが、貴様咄嗟にバリアを張ったな」

 

 

傷だらけになったブルーを見ながら、ゼカは推測する。

 

 

そう、ブルーはあの球体のエネルギーが解放する僅かの時間で、ひめにバリアを張った。

 

 

しかし、威力が思っていた以上に強く、全てを防ぎきる事が出来なかった。

 

 

その為、ブルー自身にバリアを張る時間がなく直撃ではないが、大ダメージを受けてしまった。

 

 

「大丈夫ブルー!?」

 

「僕の事はいい、それよりもひめは直ぐにラブリー達に合流して一緒に戦うんだ」

 

 

ブルーは儀式を中断しようと、ひめに提案する。

 

 

「このままでは君が危険だ、一旦体制を整えよう」

 

 

ブルーの提案を黙って聞いていたひめだったが、決意した目でブルーを見詰め返す。

 

 

「やろう...最後まで...」

 

「なっ!!?」

 

 

まさかひめからその提案がでるとは思わなかったブルーは、驚いた。

 

 

「危険だからって辞める訳にはいかないよブルー、危険なのは皆一緒だよ。皆に甘える訳にはいかない、もう逃げないって決めたから!!」

 

 

ブルーはひめの顔が諦めていない事に、ブルーは感銘を受けた。

 

 

「分かった!!」

 

 

そしてブルーも、腹を括った。

 

 

「いつも逃げてばっかりで、泣き虫だったひめがここまで成長してたなんて...私感動しましたわ!!」

 

 

ひめの成長に涙を流し、リボンも感銘を受けていた。

 

 

「うぜぇな」

 

 

同じやり取りにゼカは逆にイラつきを覚え、ひめに接近する。

 

 

「ふっ!!」

 

 

拳を振るうゼカだが、寸前でゲキレッドが両手で受け止める。

 

 

「何!?」

 

「悪いが邪魔はさせない」

 

 

邪魔が入った事と、攻撃を受け止められた事に驚くゼカ。

 

 

「はぁっ!!」

 

「おらっ!!」

 

 

ゲキバイオレットの肘と、ゲキチョッパーのサイブレードカッターの攻撃がゼカに迫る。

 

 

「チッ!!」

 

 

ゼカは舌打ちし、後ろに飛んで回避する。

 

 

ゲキレッドと理央を中心に、メレ以外のメンバーが並び立つ。

 

 

「ふんっ」

 

 

鼻で笑ったゼカは、笑みを浮かべながらクイクイっと手招きして挑発する。

 

 

「ゲキレッド!!皆!!」

 

 

ゼカが現れた事で、ラブリー達も加勢しようとする。

 

 

「あら?余所見なんて随分余裕ね」

 

 

加勢しよとしたラブリー達だったが、三幹部の攻撃が再び始まる。

 

 

「こいつは俺達がやる!!そっちはお前達に任せたぞ!!」

 

「分かった!!そっちは任せたよ!!」

 

 

そしてゲキレンジャーはゼカと、プリキュア達は三幹部と戦う。

 

 

「理央様!!私も一緒に...!!?」

 

 

メレも理央に助太刀しようとするが、イナによって遮られてしまう。

 

 

「あたしの相手はあんたって事ね」

 

「ふふ、相手してあげるわ」

 

 

そしてここで、メレとイナの戦いも始まった。

 

 

 

 

 

 




はい!如何だったでしょうか?


今回、誠司とめぐみのベランダでのシーンで、誠司の無意識の行動でめぐみが動揺するシーンを書きましたが、もう少し描写を増やした方が良かったかなと思いましたが皆様はどうでしたか?


やはり戦闘描写だけは苦手だと、書くたびに思い知らされますが...


さて、新しい作品も投稿したので、良ければそちらも見ていただけると幸いです!!


フェアリーテイルの方の戦闘描写は、直ぐに出てくるんですけどね...


逆にテンションが上がってサクサク進むのは、やっぱり一番好きな作品だからですかね


それでは次回!!第37話もしくはLOVE TAIL第3話でお会いしましょう!!


それじゃあ、またな!!

ゲキレンジャーの原作の話をハピネスチャージの1話より前に、加えようと思っています

  • ゲキレンジャー側での誠司の活躍が見たい!
  • 今のままで、充分
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