ハピネスチャージプリキュア 激獣拳使いの幼馴染み   作:ナツ・ドラグニル

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今回誠司がゲキレッドに変身します
処女作なので多めに見ていただけると
助かります。

ハピネスチャージの1話を見ながら書きました
ふがいない所がありますが見ていただけると
幸いです。

では作品をどうぞ


第2話 ラブリー誕生 激獣拳の力!

誠司が元の世界に戻り、数ヶ月が経った。

 

 

幻影帝国と戦う為、獣拳の修行を行っていた。

 

 

また、修行を行う中で誠司は1人の少女と出会った。

 

 

『氷川いおな』、誠司と同い年で隣のクラスに在籍する女子生徒だ。

 

 

祖父が『氷川流空手道場』の師範をしており、いおなも幼い頃から空手を始めていた。

 

 

その為、同じ格闘家として意気投合して時には一緒に修行をしている。

 

 

「ふぅ、今日はこれぐらいにするか」

 

 

誠司は修行を切り上げ、帰る準備をする。

 

 

「まったく、何時になったらサイアークは見つかるんだ」

 

 

プリキュアと共に戦いたいと考えている誠司だったが、プリキュアの正体を知らないので接触する事が出来なかった。

 

 

日課の修行を終え、家に帰る途中に誠司は近くに見知った姿を見つけた。

 

 

誠司の視線の先には、水の上に浮かぶ帽子を片足立ちで取ろうとしているめぐみがいた。

 

 

近くには、ゆうこと真央が不安そうにめぐみを見ていた。

 

 

「何やってんだ、危ないだろ!」

 

 

「お兄ちゃん!」

 

 

今にも倒れそうで危ないめぐみに、誠司は戻ってくるように伝える。

 

 

「早く戻ってこいよ」

 

 

「大丈夫、もうちょっとで拾えるから」

 

 

めぐみはそう言うが、グラグラしだしコケそうになる。

 

 

誠司は自分の靴が濡れるのもお構いなしに、駆けつけてめぐみの手を取った。

 

 

「ありがとう誠司!」

 

 

「どういたしまして」

 

 

無事に帽子を取ることが出来た誠司達だったが、2人とも両方の靴が濡れてしまった。

 

 

「ごめんね、私のせいで」

 

 

めぐみは誠司の濡れている靴を見て、謝る。

 

 

「平気だよ、それよりこいつの帽子ありがとな」

 

 

誠司は真央の頭に手を置いて、注意する。

 

 

「お前、危ないから川には近づくなって言ってるだろ」

 

 

「だってー」

 

 

口を尖らせ、真央は不満そうに答える。

 

 

「その帽子、形とかリボンとか、凄く可愛いね!」

 

 

「おかあさんが、お誕生日に買ってくれたの!」

 

 

真央は嬉しそうに、めぐみに教える。

 

 

「さっすがお母さん!真央ちゃんのかわいさ、200%アップだよ!」

 

 

「えへへ!めぐみちゃん、ありがとう!」

 

 

真央はめぐみに褒められたのが嬉しいのか、顔を帽子で隠しお礼を言う。

 

 

「お兄ちゃん、行っていい?」

 

 

「おう、気をつけろよ」

 

 

「わかった~!」

 

 

真央はそう言うと、走りながら別の場所に遊びに出かけた。

 

 

真央がいなくなるのを見送った誠司は、今度はめぐみに注意する。

 

 

「お前人助けもいいけど、自分の事少しは考えろよな。ドジなんだから」

 

 

「でも、真央ちゃんが喜んでくれたし、誠司もゆうゆうも助けてくれて私も嬉しいし、みんな幸せ。幸せハピネス!これって愛だね!」

 

 

「幸せ増量。大盛りね!」

 

 

注意する誠司だったが、めぐみは聞く耳を持たなかったようだ。

 

 

「でも、困ってる人をほっとけないのは誠司君も一緒よ?」

 

 

そんな時、今度はゆうこが誠司に注意する。

 

 

「この前、不良の人達と喧嘩してたでしょ」

 

 

ゆうこが言っているのは、先日に高校生の不良にかつあげされていた人を助ける為に拳を振るった時の事だ。

 

 

誠司は幾つもの修羅場を潜った戦士の1人、喧嘩なれている不良が相手だとしても誠司の敵では無かった。

 

 

「相手は高校生なのよ。怪我でもしたらどうするの?」

 

 

注意する側から、注意される側に変わった誠司は何かと言い訳を考える。

 

 

「大丈夫だって、ちゃんと手加減したから相手には怪我はさせてないし...」

 

 

「私は誠司君の心配をしてるの!」

 

 

的外れな事を言う誠司に、ゆうこは怒鳴り声を上げる。

 

 

「す、すみません」

 

 

普段怒らないゆうこに対し、誠司は直ぐに謝罪する。

 

 

思わないことで先程までの威厳をなくした誠司は、逃げる為に説教の相手をめぐみに変えさせようとする。

 

 

「でも...それはめぐみだって同じじゃ...って!あれ?いねぇ!?」

 

 

今さっきまで、直ぐ傍のベンチに座って居た筈のめぐみがいなくなっている事に、誠司は驚きの声を上げる。

 

 

「ちょっと!聞いてるの?誠司君!この前だって子供を助ける為に...」

 

 

「あっ!俺急用を思い出した!それじゃあな!」

 

 

急いでその場から離れる誠司は、背後から聞こえるゆうこの静止する声を無視した。

 

 

☆★☆★☆★

 

 

ゆうこから逃げ出し、しばらくぶらついていた誠司だったが橋の方がカビだらけになっている事に気づいた。

 

 

「もしかして、サイアークが現れたのか?」

 

 

橋に向かうと、そこにはめぐみと青いひらひらの服を纏った、プリキュアらしき少女の姿があった。

 

 

近くに鏡があり、中に真央が取り込まれている事に気づいた。

 

 

「なっ!?真央!?」

 

 

めぐみ達の方に視線を戻すと、めぐみがサイアークの前に立ちはだかり青いプリキュアを庇っていた。

 

 

「あの馬鹿!何やってんだ!」

 

 

めぐみを助けようと動こうとしたその時、突如めぐみから強い光が放たれた。

 

 

「な、なんだ!?」

 

 

光が消え、めぐみの手の中に何かが握られていることに誠司は気づいた。

 

 

「では、愛乃めぐみ!行きます!」

 

 

『かわルンルン!』

 

 

めぐみのポニーテールが光に包まれ、赤色のポニーテールから膝に届くほどの長いマゼンタ色のポニーテールへと変わる。

 

 

プリキュアの変身アイテム、『プリチェンミラー』に変身用の『プリカード』をセットする。

 

 

「プリキュア!くるりんミラーチェンジ!」

 

 

めぐみはプリチェンミラーの下部のミラー部分を上にスライドさせ、前に構える。

 

 

ピンク色に光るベールを纏うめぐみ、両手と両足にハートが包み込み装飾や膝の上まであるロングブーツが出現する。

 

 

めぐみがハート型のエネルギー体に乗ると、ベールの中に吸い込まれる。

 

 

めぐみはベールを脱ぎ捨てると、新たなプリキュア『キュアラブリー』が誕生した。

 

 

「世界に広がる、ビックな愛!キュアラブリー!」

 

 

めぐみが変身する一部始終を見ていた誠司は、驚きを隠せなかった。

 

 

「ま、まさかめぐみが変身したのか!?」

 

 

プリキュアに変身出来たことが嬉しかったのか、めぐみははしゃいでいた。

 

 

「キュアラブリー、新しいプリキュアのお手並み拝見しますぞ。サイアーク!」

 

 

近くにいたシルクハットを被った謎の男は、サイアークにラブリーを倒すよう命令する。

 

 

自分の幼馴染がプリキュアに変身した事で、混乱していた誠司だったがラブリーを助ける為に横からサイアークに向かって蹴りを入れた。

 

 

「はぁ!」

 

 

突然の攻撃にサイアークは対処出来ず、諸に攻撃を受けて後ろに後ずさった。

 

 

「せ、誠司!?」

 

 

突如、誠司が乱入した事に驚き、ラブリーは自分がプリキュアに変身している事を忘れて思わず誠司の名前を呼んでしまった。

 

 

「大丈夫か?」

 

 

「う、うん、大丈夫。って何やってんの!?早く逃げて!」

 

 

「そうだよ!?危険だから逃げて!」

 

 

もう1人のプリキュアも、誠司に逃げるように促す。

 

 

「なんですかあなたは。女の子を助けて正義の味方気取りですか?笑えますね」

 

 

謎の男は、誠司に対して挑発する。

 

 

「お前か?俺の妹を鏡に取り込んだ奴は。なんで真央を鏡に取り込んだ!?」

 

 

「そこにいるプリキュア達にも伝えましたが、帽子を喜ぶその姿が目障りだったのでねぇ、その幸せを不幸に変えてサイアークにしてやったのですぞ」

 

 

男の言葉に、誠司は怒りがこみ上げてきた。

 

 

「ふざけやがって、お前は俺が倒してやる!」

 

 

「面白い!やれるものならやってみるのですな。サイアーク!先にその男から倒しなさい!」

 

 

男の命令を受け、サイアークは誠司に対して攻撃を仕掛けた。

 

 

いきなりの事で、ラブリー達はすぐに対応出来なかった。

 

 

「だめ!逃げて誠司!」

 

 

ラブリーが再度逃げるように促すが、既にサイアークは誠司接近しパンチを繰り出そうとしている所だった。

 

 

サイアーク上から拳を振り下ろし、砂塵でサイアークと誠司の姿が見えなくなった。

 

 

「いやぁぁぁぁ!誠司ぃぃぃぃ!」

 

 

ラブリーは瞳から涙を零し、絶叫する。

 

 

ただの人間があんな攻撃を受けてしまったら、どうなるかなんて考えるまでも無かった。

 

 

「ふん、でしゃばるからそうなるのですぞ」

 

 

砂塵が晴れ、サイアーク達の姿がはっきり見えてきた。

 

 

「な、何!?」

 

 

「う、嘘!?」

 

 

その光景に、謎の男と青いプリキュアは驚愕の声を上げた。

 

 

なぜならそこには、サイアークの攻撃を受け倒れている誠司の姿ではなく、サイアークの攻撃を片手で受け止めている誠司の姿があった。

 

 

「せ、誠司?」

 

 

反撃として、サイアークの腹部に一撃を入れて殴り飛ばした。

 

 

「ば、馬鹿な!?プリキュアでもない者がサイアークを殴り飛ばしたですと!?」

 

 

只の一般人だと思っていた誠司が、サイアークを殴り飛ばした事に謎の男は動揺する。

 

 

「お前に教えてやるよ。この世界を守る戦士が、プリキュアだけじゃないってことをな!」

 

 

誠司は懐から、変身アイテム『ゲキチェンジャー』を取り出して腕に装着する。

 

 

両手の人差し指と親指を伸ばし、前に突き出す。

 

 

「たぎれ!ケモノの力!ビースト・オン!」

 

 

両手を胸の前で組み、ゲキチェンジャーのボタンを押す。

 

 

「はぁ―――!はっ!」

 

 

腕を回して胸の前でクロスし、拳を前に突き出す。

 

 

ゲキチェンジャーに次元圧縮されたゲキスーツが誠司に装着され、誠司はゲキレッドへと変身する。

 

 

「身体にみなぎる無限の力!アンブレイカブル・ボディ!ゲキレッド!」




如何だったでしょうか
戦闘描写がどう描いたらいいか
分からなかったので書きながら
考えていましたがなんとかなったと思います。

今回、誠司は空手を習っていないため
いおなとは修行中に知り合ったことにしました。

また、ゲキレッドに変身する描写も書きたかったのですが自分の文才のなさが原因で書けませんでした。

今回はなんとかめぐみ達との会話ができましたが
これからはこのように投稿していきます

ゲキレンジャーの原作の話をハピネスチャージの1話より前に、加えようと思っています

  • ゲキレンジャー側での誠司の活躍が見たい!
  • 今のままで、充分
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