銃撃の中のナイフ使い   作:風峰 虹晴

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前回はどうでしたか?なんでやりたくなったかというと、10割が夜廻実況を見たからでしょうね\(^o^)/


part16 復帰

私が入院してから1ヶ月。長かった……長かったよぉ…………。ついにこの日がやってきた……。

 

「退院だーー!!」

 

「はいはい、おめでとうおめでとう。」

 

「聖平なんか対応ひどくない!?」

 

ついに退院しました!ほんっとうにこの1ヶ月、暇でした!!特になにもなく、ただ殆どベッドで寝てるだけです。GGOもプレイできない!退屈な日々が過ぎるだけだったので、思い出とかなんもないです。

 

「さーて、帰りますかー。」

 

「右側に俺は立ってるけど、一応右側に注意しとけよ?」

 

「わかってるよ〜。」

 

私と聖平は帰り道に、並んで歩いている。聖平は荷物持ち兼私のサポートです。私、眼帯つけてるし、多分外しても見えないし、右側がわからないわけで、退院してすぐ事故してまた入院するのは流石に嫌なので、聖平に右側を歩いてもらってます。

 

「あ、そういえば静瑠ちゃんは?」

 

「用事って言ってたな。お金持ちの家だし、なんかあるんだろ。」

 

「そっか。折角なら静瑠ちゃんと一緒に帰りたかったなぁ……。」

 

「文句言うな。明日から学校だから、用意教えてやるよ。」

 

「さんきゅ〜。」

 

私は学校の用意を聖平から教えてもらいながら帰っていきました。ちなみに、なんでお母さんがいないかというと、パートだそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ありがとう、聖平。」

 

「おう、また明日な。」

 

私は家の前に着き、聖平にお礼を言ったら、聖平は帰っていった。まあ、家近いんだけどね。私は家の鍵を使って家の中に入る。うわー!久しぶりの家だー!私は速攻で自分の部屋に入って、ベッドにダイブ。さーてと。私はアミュスフィアを1ヶ月ぶりに手に取り、頭に装着する。

 

「リンク・スタート!」

 

私の意識は私の肉体から離れていき、マックスという名前の女の子の体に入っていった。

 

「んー!久しぶりのGGOだー!」

 

私はその場でぴょんぴょん跳ねて喜ぶ。病院の中じゃGGOできないからね。うーん、1人で久しぶりの女王蟻でも倒そうかなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お久しぶり、女王蟻さん。」

 

私はフィールドに出て、女王蟻の前に立ってます。さーて、久しぶりにしては辛いかもしれないけど、頑張るぞー。

 

「さーて、まずは働き蟻さん。」

 

私の方に向かってきた働き蟻2匹が、私に向けて思いっきり前脚を同時に叩きつけてきた。私はそれを思いっきり回避。叩きつけられたことによる、砂埃の中で、ステルスを発動。ナイフを両手で逆手に持って、2匹のうち、右側の方に向かい、1.2.3のテンポで3本の脚を切り落とした。そのまま側面からぐるっと回り、もう1匹の蟻の腹部を両手のナイフで思いっきり突き刺して突き進んでいく。そして、切り終わった瞬間、一匹が光の粒子に変化。それに怯むことなく、まだ脚を切られて動けない蟻の口に容赦なくナイフを突き刺す。すると、こっちの蟻も爆発四散、粒子になった。

 

「さてと……。」

 

私は2本のナイフを鞘の中にしまう。そして、腰にかけてある光剣、カゲミツG4を右手に取る。私は高速で接近する。それを見た女王蟻さんは、タイミングを合わせ、私を右前脚でなぎ払おうとする。私は跳躍して、薙ぎ払ってきた右前脚を、落下の勢いを利用して光剣を関節部分に叩きつける。すると、切断されて地面に落ち、切り落とされた部分は、光の粒子となってしまった。私はそのままもう一本の右脚の関節部分に、全力で走り幅跳びの要領で飛び、その勢いで切り落とす。すると、女王蟻さんは、体勢を崩して、右側に倒れこむ。私は自慢の素早さを生かして素早く左側に回って腹部に入り、まだ柔らかい腹部を、両手を使って深く突き刺す。

 

「もう一本の光剣の為のお金になってくださいっ!!」

 

私はそう言って、更にもう一段階深く突き刺す。けど、削りきれない。そこで私は、光剣でなんとか腹を切り開く。そして、光剣をしまいつつ両手にナイフを握る。そして、その中にブスッと刺す。一際大きい虫ではありえない悲鳴をあげて、私が突き刺している部分から、大量に出血のような被弾エフェクトが溢れ出る。流石私のナイフ。みるみる体力バーが色を失っていき……。爆発四散。と、思ったけど、新たに兵隊さん達が地面から5匹ほど登場。悲鳴と一緒に呼んでいたと判断します。メタい話、NPCの癖に判断力にめっちゃ優れてる!?私は急いで距離を取る。と思っていたら、この場に3回轟音が響く。それと同時に、3匹の兵隊蟻が倒れる。それに加え、轟音の響きが消える前に、音がなく、残り2匹の兵隊蟻も倒れる。

 

「ようやく復帰したと思ったらいきなり女王蟻ねぇ……。」

 

「手助けしなくても大丈夫そうでしたけどね。」

 

「あ!シノンちゃーん!!ボイちゃーん!!」

 

私は2人を視力強化スキルで確認し、全力ダッシュして思いっきりジャンプ。高さ数階の建物の屋上に、そのまま着地した。AGIって凄い。

 

「いきなり来ないでよ、びっくりするから。」

 

シノンちゃんに怒られました。だってこれが一番速いし全力疾走しないとジャンプ力足りなくて壁に激突してHP全損は絶対に嫌だもん……。

 

「えっと……そういえば、なんで2人はここに?」

 

「ヴォイドがここにいるかもしれないって言ってたから様子を見に来ただけよ。」

 

「あ、なるほど。というかよくわかったね。」

 

「え、えっと……いつもここにいるので……。」

 

なるほど。確かに私、いっつもここで蟻さんと戦ってるよね。懐かしいなぁ……。いつも蠍と戦ってたのが……。

 

「で、今からどうするの?いつもの通り蟻狩り?」

 

「それもいいけど、ちょっと行きたいとこがあるんだよね。」

 

『?』

 

2人は同時に首を傾げた。可愛い。というわけで、今から目的地に向かいます。ちゃんと2人に合わせて歩きます。お喋りしたいので。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「やったー!!」

 

「まさか2本目を買うなんて…………。」

 

「だってナイフだけ両手使用だとなんか感覚狂いそうで。」

 

「なんか、マックスさんらしいです。」

 

というわけで、念願の光剣2本目!!PKには使いません。MKにしか使わないつもりです。というか、更に私ハンドガン使う機会少なくなりそうです。割合でいうとナイフ6割、光剣3割、ハンドガン1割です。まあ、別にいいでしょうね。

 

「じゃあ、早速試しに蟻さん狩ろー!」

 

「結局行くのね……。」

 

「わ、私も手伝います!」

 

私は、シノンちゃんとボイちゃんと一緒に、再び蟻さんを狩りに行きました。ログインした後、気まぐれにGGO関連のサイトを覗いてみると、顔まではバレてないようですが、有名にはなっているようです。『暗殺者』という異名に加え、『アントキラー』という異名まで授けられていました。それでも蟻さんを狩るのはやめません。経験値必要なので。




時間空いてしまってすみません。
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