銃撃の中のナイフ使い   作:風峰 虹晴

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作者の欲望part…………あれ?(いつも欲望のままにしてるから数えれない) もうぼくおうちかえる!(ガシッ -(^q^)-ハァン!!
というわけで始まります。長いですよ。


part17 BoB 《準備》

私がGGOを始めてから約7ヶ月半ぐらいが経ち、12月1日。私のレベルは50になりました。やったー。1日1回女王蟻さん狩るのをノルマにしてます。シノンちゃんとボイちゃんとレイの協力を貰って。そして、今日も元気な金属の蟻さん達を倒して街でシノンちゃん達とお話ししてます。

 

「ねえマックス。」

 

「ん?何?シノンちゃん。」

 

「マックスは次の第3回BoBには出るの?」

 

「BoBかぁ……。」

 

バレット・オブ・バレッツ。GGOで最も強いプレイヤーを決める大会があるらしい。えっと、予選が13日で、本戦がその翌日で14日だったと思う。ちょっと気になったから調べたんです。

 

「でも……私出てもすぐに負けそうだし……。」

 

「いつもステルスしてナイフPKしてる人の発言とは思えないわね。」

 

「うっ…………。」

 

そうでした。というか、このステルスのスキルもそもそもPKしなきゃ手に入らないしね。私、結構優先的にPKしてるし。蟻エリアは蟻が中々経験値効率とかがいいから人が中々来ます。ありがとうございます。私の経験値もおかげで溜まるので。というか、この前なんか変なスキル手に入れたんだけど。なんだっけ?あ、《壁走り》だ。一応取ったけど、あんまり使い道ないんだよね。あと、AGI補正のスキルを強化しました。前は1.3倍だったのが1.5倍になりました。だから、今現在AGIは2倍になってます。

 

「ボイちゃんはどうするの?」

 

「私も出たいですけど、リアルで用事が……。」

 

「あー……。」

 

まあ、静瑠ちゃんのお家あれだから、用事もあるだろうね。あんまり詮索はしません。

 

「シノンちゃんは出るんだよね?」

 

「勿論よ。」

 

そう言ったシノンちゃんの顔が、少し険しくなった。……私の思い違いかもしれないけど、シノンちゃんは、強さに少し執着してると思う。勘だけど。

 

「……じゃあ、出場しようかな……。予選突破できるとは思えないけど……。」

 

「ま、マックスさんなら本戦にも出れますよ!」

 

ボイちゃん可愛い。そんなボイちゃんから応援を貰った。私のすることはただ1つ。ボイちゃんの期待に応える!この手に限る!最大限の努力をしよう。……体調管理、しっかりしなきゃなぁ……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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時は進んで12月13日。いつもよりログイン時間を短くして、体調管理を優先する日々を続けて12日。現在、シノンちゃんと一緒にいます。まだ受付締め切りまで時間あるね。

 

「あのー道を……。」

 

とか考えていたら、後ろから声をかけられました。振り向くと、黒い長髪の美人な女の子がいました。声は女の子にしては低めかな?アルトボイスってやつか(適当)。

 

「初心者さん?どこへ行きたいの?」

 

すると、女の子は何か考えるような顔をしている。うーん、なんてだろ。美人で可愛いんだけど、何故か受け入れられない。原因わからない。けど、女の子はすぐに明るい表情になり、

 

「はい、今日から始めたんです。どこか安い武器屋さんと、あと総督府でバトルロイヤルイベントのエントリーに……」

 

「ん?え?ちょっと待って?」

 

「え……ええ?BoBに出るの?今日ゲームを始めたんだよね?」

 

シノンちゃんが女の子にそう聞いた。初心者だよね?初期ステじゃないの?BoBの予選すら危ないんじゃない?

 

「あ このキャラコンバートなんでステータスは大丈夫です。」

 

「ああ なるほど。」

 

「色々と納得。」

 

コンバートっていうのは、簡単に言うと他のゲームからアバターを移動させてくることらしいです。けど、装備とかお金は持ってこれないらしいです。けど、色々と納得しました。

 

「ずっとファンタジーな世界のゲームにいたんですけど、たまにはサイバーっぽいのも遊ぼうかなって。銃の戦闘とかもちょっと興味あったし。」

 

「そっかー。いいよ、案内してあげる。私もどうせ行くところだったんだ。」

 

「え!あなた達も大会に!?」

 

「そう、エントリーしなきゃ。マックスもいいよね?」

 

「私は全然いいよー。エントリーまでまだ時間あるし、大丈夫だと思うよ。」

 

「じゃあ、その前にガンショップね。でもいきなりBoBに出ようなんて根性あるね。」

 

シノンちゃんは笑顔でそう言った。というわけで、私達はガンショップに向かいました。思ったんだけど、シノンちゃん面倒見いいね。いつも鋭い発言をしてるイメージなのに……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「うわー。すごい店ですね。アミューズメントパークみたい。」

 

「だよねー。」

 

私は今、シノンちゃんと案内を頼んできた女の子と一緒に、武器を買うときお世話になったお店に来てます。店内は銃の広告や、音楽にプレイヤーの声で騒がしいです。そういえば、レイはどうしたんだろ?そうでした、リアルで友達に勉強教えてたんでした。

 

「さてと、あなたのステータスは?」

 

「えっと……筋力優先。その次が素早さかな。」

 

「STR-AGI型か。」

 

私?私はAGI極振りです。ほんとに装備の許容量ギリッギリなの。でもやめません。好きですから。

 

「じゃあちょっと重めのアサルトライフルかもうちょっと大口径のマシンガンをメインアームにして、サブにハンドガンを持つ中距離戦闘タイプがいいかなぁ……。」

 

ここらへんはシノンちゃんに任せよう。私ナイフぐらいしか学がないから。逆にナイフだったら任せてください。頑張ってレクチャーします。

 

「あ……でもあなたコンバートしたばかりだよね?てことはお金が……。」

 

「あ(汗)」

 

「コンバートだから、初期金額なのか……。」

 

コンバートするとお金は持ち込めないので初期金額の1000クレジットだと思います。BoBに出るなら、性能の良い銃が必要だから、勿論お金も必要になるよね。

 

「うーん……小型のレイガンくらいしか買えないかも……。」

 

「私のお金貸しましょうか?どうせあまり使わないだろうし。」

 

「い、いや、いいですよ、そこまでは。」

 

私が聞くと、女の子はそう私に返した。蟻さん狩ってると本当にお金が貯まる貯まる。だから、今現在欲しいものがない私は、使い道のないお金が貯まってるので、別に貸してもいいんだけどなぁ……。

 

「どこかでどかんと稼げる手っ取り早く儲けられませんかね……カジノとか────」

 

「あれはオススメしないよー。お金を溶かすの前提でやる方がいいからね。」

 

「小さいギャンブルゲームならあちこちあるんだけど。確かこの店にも。ほら。」

 

シノンちゃんが指差した方向には、店の正面を模したオブジェクトの前にガンマンと、そこに続く道があるギャンブルゲームで、オブジェクトには、301500とという数字が表示されていた。

 

「これは……。」

 

「手前のゲートから入って奥のガンマンの銃撃をかわしながらどこまで近づけるかってゲーム。今までの最高記録が、ほらそこ。」

 

シノンちゃんが示した場所は、道の途中に、光の線が引かれていた。どうやら、ガンマンに触れたことのある人はいないようです。

 

「へぇ……いくら貰えるんですか?」

 

「えっとねー、プレイ料金が500でね、10m突破で1000貰えて、15mで2000貰えるの。で、最終的にガンマンに触れれたら、あそこに表示されてる数字のお金全額貰えるの。」

 

「ぜ 全額!?」

 

30万といったら、私の過去の最高金額に迫る金額です。かーなーり多い!私ですか?別にお金に困ってないからやったことないです。

 

「だって無理だもん。」

 

「え?」

 

シノンちゃんはそう言った。確かにちょっと難しいかもね。

 

「あのガンマン、後半インチキな早撃ちになるのよ。予測線が見えた時にはもう手遅れ。ほら、またプール額を増やす人がいるよ。」

 

シノンちゃんがそう言って、見てみると、青い迷彩服を着た男の人が、チャレンジしていた。『Go!』という音声と同時に走り始める。その約3秒後、男の人は途中で変な体勢で止まる。すると、上手い具合に体勢の間を銃弾が通り過ぎていく。そして、再び走り始める。

 

「弾を避けた!」

 

シノンちゃんは女の子に弾道予測線、バレットラインについて説明した。バレットラインとか、バレットサークルがなかったら、超が3つつくぐらい難しいと思う。挑戦している男の人は、身をかがめて弾を避ける。

 

「まだまだぁ!」

 

すると、ガンマンは、高速でリボルバーの弾をリロードする。そして、3発、挑戦者に向けて撃ちました。3発のうち、最後だけタイミングがズレてました。

 

「おおっ……と。あっ。」

 

ガンマンはにやりと笑い、3発の弾丸を打ち込みました。3発とも命中し、ゲームオーバーになりました。

 

「……ね。左右にほとんど動かず一直線に突っ込まなきゃだからあのへんが限界なのよ。」

 

「ふうん……なるほど、予測線が見えた時にはもう遅い……か。」

 

女の子はそう言って、ゲームのチャレンジをするパネルに近づく。

 

「あ……ちょっとあなた。」

 

シノンちゃんは止めようとしましたが、どうやら無理っぽい。女の子は、パネルにタッチし、ゲームを開始しました。全速力で走っていき、そこに3発、弾丸が撃ち込まれる。それを、女の子は縦にして回避しました。そのまま全速力でダッシュしていき、撃ち込まれた3発の弾丸を、リズミカルに回避します。そして、ガンマンの高速リロード。ここからが難関。再び3発の弾丸を身を翻して回避し、再び撃ち込まれた3発の弾丸を、スライディングで回避しました。これで、装填されている弾の数は0。リロードしてる間に、タッチできる間合いです。すると、ガンマンはニヤリと笑い、リボルバーの銃口が光り、レーザーが発射されました。しかし、その女の子はレーザーには当たらず、跳躍し、レーザーを回避。ガンマンにタッチしました。

 

「オーマイ……ガーーーッ!!」

 

ガンマンがそう叫ぶと、今まで注ぎ込まれたお金の量を表示していた場所から、大量のオブジェクト化されたお金が溢れ出てきました。そしてその後、そのお金は消え去り、女の子の所持金額にプラスされました。

 

「あなたどういう反射神経してるの!?最後のレーザーなんてあんな距離だともう……弾道予測線と実射撃の間にほとんどタイムラグがないのに……。」

 

「え えーと……だってこのゲームは弾道予測線を予測するっていうゲームですよね?」

 

『よ……予測線を予測ぅ!?』

 

私とシノンちゃんは同時に叫びました。この子……怖い!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「このアサルトライフルってのはサブマシンガンより口径が小さいのになんで図体が大きいんです?」

 

「えっとそれはね……。」

 

私は女の子の質問に答える。私も知識は少ないけど、できる限り教えてあげよう……。

 

「……そんなことも知らないのにあんなとんでもない回避技術があるなんて……。」

 

「知識と技術は別だよ?」

 

「わかってるわよ。」

 

シノンちゃんの辛口は変わらないみたい。まあ、シノンちゃんらしいよね。

 

「ともかく30万も稼いだなら結構いい奴買えるけど……最終的にはその人の好みとこだわりだから。」

 

「こだわり……ですか。!」

 

すると女の子は何かを見つけたらしく、商品の表示画面に近づく。

 

「あのこれは?」

 

「あっ!それはね、光剣だよ!正式名《フォトンソード》だけど。」

 

「け 剣!?この世界にも剣があるんですか!」

 

「え でも 銃相手に剣は不利だし実際使う人はあんまりいないよ。」

 

そんなこと御構いなしに女の子は光剣を購入する。光剣の種類は私と同じ《カゲミツG4》。なんか嬉しいな♪同じ武器を使う人がいるのって。

 

『お買い上げありがとうございました〜。』

 

購入を完了し、電子音が鳴る。女の子は光剣の光の刃を出し、それを眺める。

 

「接近しなきゃ当たらないよ?ま 戦闘スタイルは好きずきだけど ね。」

 

「そうだよ!」

 

「そうそう!売ってるってことは戦えるはずですよコレでも。」

 

すると、女の子は自然に構えを取り、4度剣を振る。すると、四角い光の軌跡が現われる。

 

「へぇー!けっこうサマになってるね。」

 

「や それほどでも……。」

 

「私よりも扱い上手だよ!」

 

ちょっと悔しいけど。まあ、コンバートしたってことは、剣を使うゲームでやってたんだろうし、私より扱い上手くて当然だよね。私、剣技じゃなくて暗技の方極めてるし。

 

「あとメインアームはそれでもサブにハンドガンくらいはほしいね。接近するための牽制も必要だろうし。」

 

「なるほど そうですね。」

 

銃に関してはシノンちゃんに任せよう。ボイちゃんがいたら、もっと良かったんだけどなぁ……。女の子はハンドガンの《FN・ファイブセブン》を購入し、その後に防具等の買い物をしました。銃意外なら慣れてるから任せろー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

♦︎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「すっかりお世話になっちゃいました。どうもありがとう。」

 

「全然大丈夫だよ。暇だったし。」

 

「そうね。私達も予選が始まるまでに特に予定なかったから。じゃあ、総督府行こうか。」

 

私は目の前の時刻表示を見てみる。すると、14:50を示している。えっと……締め切りが15:00だから……。

 

『……あっ。』

 

「どうしました?」

 

私とシノンちゃんの声が重なる。どうやらシノンちゃんも気がついたようです。

 

「いけない。確か3時にエントリー締め切りだよ。」

 

「えっ。」

 

「私は走れば全然間に合うけど、シノンちゃん達やばいんじゃないの!?」

 

『急いで!』

 

再び私とシノンちゃんの声が重なり、私達はダッシュを開始する。……私は全力では走りません。というか、シノンちゃん達に合わせます。

 

「え ええ!?テレポートとかないんですか!?」

 

「ないの!死んだとき蘇生ポイントに戻る時だけで……総督府はあそこ 市街の北の端。ここから3キロはある!」

 

「シノンちゃん!エントリーってどれくらいかかる!?」

 

「エントリー操作に5分はかかるから……あと3分で到着しないと……。どうしよう……。」

 

ごめんなさい私全力でダッシュしたら40秒ぐらいで到着できちゃうんですごめんなさい。けど、これはもうシノンちゃん達に合わせるよ!意地でも!

 

「こっち!」

 

『え!?』

 

女の子は、私達を引っ張った。そこには、バイク置き場がありました。そして、女の子とシノンちゃんはバイクに乗りました。私?大丈夫です。

 

「しっかり掴まってて!」

 

女の子はそう叫び、バイクは順調に加速しました。これでも全力ダッシュしたら普通に私が勝っちゃうんです。

 

「キャーッ!!」

 

バイクは走行している車と車の間を通って、総督府までどんどん距離を縮めます。

 

「こ、これ、結構運転むずかしいのよ……!?うわ!」

 

「大丈夫?」

 

女の子はシノンちゃんを心配するように声をかけました。私?私のことは放っておいてください。

 

「ふ ふふ あはは……凄い気持ちいい!」

 

シノンちゃんとってもご満悦です。これより加速すると厳しい世界です。風圧とか。

 

「ねぇ、もっと……もっと飛ばして!」

 

「OK!」

 

バイクはエンジン音を鳴らしながら加速し、私達は総督府に向かいました。私達は、無事に総督府に3分以内に到着しました。




セリフは漫画見ながら確認してます。小説?金(全ての原因)
あと、この中にマックスを入れていくのが難しいです。
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