我輩は試験中である。
「黄昏よりも?」「昏き者」
「ヒミコミコミコ?」「ヒミコミコ」
「月に代わって?」「おしおきよ」
「絶対無敵?」「ライジンオー」
「ナディアが持つのは?」「ブルーウォーター?」
「まじかる☆タルるートくんの、ひらがな部分はどこ?」「パスで」
「三つ目がとおるの和登さん。いいよね」「いい……」
「アベル伝説は、ドラクエ的にはありかね?」「当時はどうかと思ったが、ゲームもIV以降は別世界での話なんでアリ」
「ダイの大冒険のアニメは、なんでああなってしまったんだろう?」「OPからしてセンスが古かったでありますなあ」
「アスラーダを作ろうとしたら、部下に怒られてね」「F1マシン以上にお金かかりそうなので、仕方ないかと」
「なのに部下は、アイアンリーガーは作ろうとしたんだ」「えっ。あれ作れるの?」
「ゲッター or マジンガー?」「JAMプロジェクト的にゲッター」
「Gガンはガンダムに入りますか?」「あそこまで突き抜けたら、逆に気持ちいいから、いいのでは」
「ママは小学4年生というタイトルで、部下に誤解されたんだが」「我輩に言われても困るのである」
「ヤダモンは、魔法少女というジャンルでいいのだろうか?」「よいのでは? 魔法を使っておったし、掃除機でだが空を飛んだし」
「じゃあチャチャは?」「ギャグが多すぎたかな、と。そういえば変身はしておりましたな」
「レイアースはどうなんだろう?」「あそこまで行くと、ジャンルが変わるのでは? 普通にファンタジーでよいかと」
長いのである。というか、いったいぜんたい、なんの試験なのか。
しかしキレるわけにもいかぬ。この試験、部隊の指揮官直々のものであるからして。
うむ。なにを隠そう、このやり取り。モンティナ・マックス少佐と直接やりあったものである。
日本語が話せる人材で、ヒマだったのがちょうど少佐だけであったらしい。
それで始まったのが、これなのであるが。本当に何を目的としているのであろうか。
我輩は現在、敷地内にいきなり現れた侵入者であり。
即座に射殺したはずなのに、こともなげに復活して、また射殺して復活。もう一度射殺して復活。それから投降してきた捕虜でもあり。
部隊の一員と、容姿や衣装がそっくりの、しかし色合いだけは異なる不審人物でもある。
それを捕まえて、本当に何をやっているのであろうか。
何かの時間稼ぎかも知れぬが、我輩相手に時間を稼いで、なにをどうするというのであろう。
自慢できる戦闘能力なぞ、この世界基準で考えたならば、全く無いぞ。
まあ、この体。死ぬことだけはなさそうであるし。何かあっても大丈夫であろう。勇気を出して、そろそろ質問してみるとしよう。
すると、だ。
このやり取りに、いったいなんの意味が? この問いかけに。
え? 楽しいだろう? という答えが返ってきた。
ヤバい。この男、我輩の同類だ。基本、楽しければそれでよしとする人間だ。
そういえばそういう人であったよ。全力で趣味に生きている人でもあった。
その趣味が戦争で、そのために全てを踏み台にして、心から笑える人でもあるがな!
アニメに詳しいのは、巻末などのイラストのアレであるか? ドクや大尉とコミケ行っちゃうようなアレが、採用されているのであるか?
うわあ。少し待ってほしいのであるが。
えっ。我輩、今度はこの人の野望をどうにかするのであるか?
さもなくば、アーカードのダンナをどうにかするのであるか?
「クソゲーだな」
我輩の中で、ボスがつぶやいた。全くの同感である。
いや。本当にこれをどうしろと。
あっ、申し訳ない。少々考え事をば。
え。採用? なににですか? バイト? なにをするのでありますか?
えっ。ホワイトハウス襲撃?
なにそれ怖い。
元ネタが多すぎるので、今回ばかりは割愛させて下さい。
すべて90年代のアニメです。