我輩はいろいろやろうぜ、と言ったのである。
やらねばならぬことや、出来ることが色々とありすぎるのだ。
そして手始めに、軽く拉致してみた花京院がここにおるじゃろ?
ポケモ、もといスタンドバトルするのが面倒であったので、DIOの手先がいるとチクって、不意打ちで本体に攻撃したのだ。
攻撃したとはいえ、傷付けてはおらぬ。うたう(相手を眠らせるわざ)を使って、眠らせて拘束。そのまま手配してもらったハイ○ースに乗せて、連れ去っただけである。
別にハ○エースでなくとも良かったのであるし、別に我輩も車種の指定まではしなかったのであるが。
スピードワゴン財団の人たちが用意してくれたのは、これであった。やはり拉致といえば、この車であるらしい。
さて。問題はこれからである。
さらってきた彼、花京院には。DIOの肉の芽が植えつけられているのだ。
この肉の芽。額から脳に突き刺さるまで根を伸ばしており、抜こうとすれば、脳が傷ついてしまう。
原作では、機械以上の精密動作が出来る、となぜか知っていた承太郎が、スタープラチナで正確にまっすぐ抜き取ることで解決していた。
肉の芽は生きているので、触手を伸ばして攻撃したのだが、それを意にも介さず冷静に、一気に抜きとった承太郎はクールであったな。
で、今。そのスタープラチナがいないのであるが。
肉の芽も、埋め込まれたまま日常生活を送っても、戦闘してダメージを受けても案外平気なため、実は普通に抜いても大丈夫という説がある。
ワンチャンかけて、やってみてもよいのだが。それでもし、花京院がリタイヤしてしまってはもったいない。
というわけで。帰宅中のところをさらってきた花京院には、ひとまず道で倒れて緊急入院した、ということになってもらった。
睡眠薬で、しばらくグッスリ眠ってもらい。その間に、別の肉の芽を植えられた人物で、実験してみることにしたのだ。
目指すは、杜王町。ジョセフのジジイが、愛人とイチャコラしているらしい町。
とりあえず、承太郎とアブドゥルと一緒にジジイを殴って、それから虹村家の父親が居るかどうか、探してみようと思う。
肉の芽を埋め込まれた別の人とは、彼の事だ。そして原作では、彼の肉の芽はDIOが倒されるまでずっと、埋め込まれたままであった。
そしてDIOが死んだことで、肉の芽が暴走。知性もロクに残っておらず、会話も出来ない人の形もしていない、そんな状態になってしまっていた。
つまり。実験台にしても、心がさほど痛まない。ダメで元々。
そうそう。ついでに、吉良ヨシカゲを拉致して、例の後ろを振り返ってはいけない通りに放置しようと思う。
第四部なんて、なかったのだ。
コーイチくんのエコーズとか好きだったが、どうせ見ることが出来るまで、この世界には居ないのだ。
この町が平和になる。実に、良いことではないか。
「悪を行い 世界に対し僅かながらの正義を成そう」
いくつもの可能性を絶ち切り、平和という正義をもたらす。うむ。実にヴィランらしい。是非やろう。
それはそうとして、肉の芽だ。
あれを何とかする、心当たりはふたつ。
ひとつは、我輩のポケモン技。もうひとつは、ジジイの愛人の子。
彼がスタンドに目覚めていれば。あの世界一優しいスタンド、クレイジーダイヤモンドが使えれば。何も、問題がない。
なんせ、生きている限りは治してしまうのだ。強引に肉の芽を抜いて、多少脳が傷付いても、きっと治せる。
もしくは、肉の芽ごと頭を「ドラァ!」して、破壊と治療を一度にしてしまうのもアリだろう。
我輩の方は、どろぼうである。
本来は相手の持ち物を、攻撃ついでに盗むポケモン技である。肉の芽に効くかどうかは、やってみねばわからぬ。
どちらも、現地で確かめてみる必要があるだろう。
ところでだ。移動中に、車内で我輩の名前を決めておこうと、アブドゥルにタロットカードで占ってもらったのであるが。
出てきたカードが世界であったのであるが、これはどうしたら良いのであろうか?
しかも。逆位置どころか、そのカードだけ裏返っておったのだが。
占いのプロとして、こんなミスはありえないとか、アブドゥルがめっちゃ焦っておるのだが。
いや、星のカードじゃないのかとか、裏ってどう解釈すればいいのだとか、結局それで我輩の名前は、とか。色々と入れるべきツッコミはあるのだが。
さて。どれからツッコめば良いと思う?
●ハイエー○
もはやこのシリーズでは、誘拐の代名詞である。
ネット上では、動詞なのだが。
●「悪を行い 世界に対し僅かながらの正義を成そう」
魔法先生ネギま!より。UQの前作であるが、正直こちらの方が全盛期だった気がする。
年齢詐称疑惑が上にも下にもいて、幽霊やロボに吸血鬼にハーフの妖怪に未来人、運動部系に文科系、ネットアイドルにマッドサイエンティストと、バラエティ豊かなJCのクラスを、子供の魔法使いが担任する、ギャグとお色気なマンガであった。
それらを全部捨ててバトルものに移行したが。
そうなる前の、最後のあたり。もしくはそうなる最初のあたりの学園祭編で、生徒の一人の超という娘が語ったセリフ。
いそのー。魔法使いには、特にマホラの人にはくっそ迷惑だけど、魔法バラして世界平和に向けて活動始めようぜー。
◎うたう
ノーマルタイプのポケモン技。みがわり貫通で、相手を1~3ターン眠らせる。命中55%。町中で歌声が聞こえてきても、いきなりスタンド攻撃か!?とか疑わないよね。初期は。
ニャースもシリーズによってはこの技を覚えられる。アニメのEDなどで歌っていた影響だろうか。
◎どろぼう
あくタイプのポケモン技。相手の持ち物を奪う。自分が何か持っていたら失敗する。トレーナー戦だと試合後に返すらしいが、野生のポケモンからは取りっぱなし。まさにドロボウ。