たぶん次回から戻るから。今回もある程度は、人生自由形エンジョイ勢さ。
そしてそれはそれとしてkuzunoha氏のブラック企業社員がアイドルになりました を推してみる。
前世男からのTSネタではあるものの、恋愛感や性差に悩みまくるなど無しなので、そこが気になる方でも大丈夫。
北斗神拳マスターとしてアイドル街道を斜め上方向に突っ走るのと、アイマスキャラたちがカワイイのがメインだから大丈夫。私のオススメだよ?
吹っ切れて北斗使い出すまで少しかかりますが、それまでもコッソリ使ってバレてるあたり親近感。
我輩は
そも、我輩は二次創作のオリ主であり、ネコである。
だが、今回。それがどういうわけか、人の子として生まれ。少々、魔法や妖怪が混じったものの、史実に近い世界で生きてきた。
というか。生まれ育ったのも、生前の人生を除けば、ヒロアカ世界以外では初めてである。
この世界での滞在が、やたらと長いので。
もしや。本当の意味で、生まれ変わったのではなかろうか。
そう、疑ってもおった。
それがとうとう、何の世界なのかがわかったのである。
長かった。
本当に、ここまでが長かった。
いわゆるいべんとがあるのならば、強制で何がしか起こるやも知れぬ。
そう考えて、三蔵のウワサを都で集めてみたら。
「また三蔵が旅立ったってよ」「え? 何人目だったっけ?」
という。謎のウワサが耳に入り。
どういうことなの。と、詳しく聞いてみたならば。
流砂に住む妖怪に、何人もの三蔵が食われてしまっておるらしいのだ。
そんな話はあったであろうか。
そうやって記憶を手繰ってみたが。西遊記を読んでみた事はあったが、それはまだ小学生であった頃で。
しかも前世というか、我輩がネコとして生まれる前の話である。当然ながら、なかなかに思い出せぬ。難易度が高い。
しかしながら。こういう時、人は些細なキッカケひとつで、思い出すこともある。
「流砂って何だ。砂が流れるわきゃーないだろう」
「いや、俺も知らないんだが、砂が山とある場所があって、そこではそうらしいぞ」
「砂があるなら、運んできた水もあるだろ。普通に河なんじゃねえの?」
「じゃあ、そこにいる妖怪も水の妖怪か」
ピン、と来た。
話を聞いた後は、ひとり考えにふけって放置しておった、商人ら。彼らの会話で、思い出したのだ。
沙悟浄だ。
経典を取りに旅してきた、玄奘三蔵のパイセンたちをことごとく殺して喰らったヤバいヤツ。
通りがかりの仏の一行にも襲い掛かって、返り討ちになって、命乞いして。
それで次の三蔵の弟子になって、天竺目指せば許してやる。そう言われていたのに、次の三蔵が来たら、速攻で襲い掛かったヤバいやつ。
「トランザムは 使うなよ」→「了解、トランザム!」
押すなよ。そう言われて押してしまうのは、思ったよりも古来からの伝統だった説。
つまりまだ、本命の玄奘三蔵は旅立ってはいないらしい。
いないといいな。
まさか、もう旅立ってしまい。我輩こと、悟空抜きだったからアッサリ死んでしまったとか。そんな事はないであろう。
ないといいな。
まあ、あったらあったで、それはそれ。
誰か適当な坊主でも、インドまで連れて行って。いいや、我輩が経典取ってきて、どこぞの坊主に朝廷に提出させれば良い。
それでそいつが、玄奘三蔵という事になるであろう。たぶん。きっと。そうであるといいな。
まあ、そうなったら。玄奘三蔵が記したという、大唐西域記。
中華とインドとの間にある百ヶ国以上の国々や、その風俗、地理、特色などを書き記したそれが。
瓦まで黄金。などのホラが載っておる、東方見聞録並みのトンデモ本になってしまう。
まあ、よいか。
それはそれで、きっと楽しい。
「だが面白れぇ。面白れえってのは大事なことだぜ、ロック」
持って来る予定の経典は、この時代のインドのものゆえに、サンクスリット語で書かれていて。
史実の玄奘三蔵が、その後の人生全部を翻訳に使っても、なお足らなかったらしいが。
まあ、それも何とかなるだろう。たぶん。
サンクスリット語がわかる人間は、唐でもほんの一握りで。当然ながら、超のつく”えりぃと”であるが。
そんな人材が、お経の翻訳という更に専門知識の必要そうな、やっかいなお仕事に専念してくれるか。正直怪しい気がしてきたが。
そこはあれだ。あれである。
原作補正さんをも上回りそうな。歴史の修正力先輩を信じるのだ。
「それでも仙道なら…… 仙道ならきっと何とかしてくれる」
その人。原作では、何とかしてくれなかったけどな。
だが先輩なら、きっと何とかしてくれる。はずである。
ではさっそく、準備を整えて経典をもらいに行くとしようか。
そうやって、旅に出て。
なぜかワラワラと出てくる妖怪たちを。時には洗脳したり。あるいは洗脳したり。もしくは洗脳したり。
杖を向けてインペリオと唱えるだけの、簡単なお仕事であるな。
本当にあった火焔山を、普通に迂回したり。
それにイラついたのか、芭蕉扇で吹き飛ばされてしまい、杖を落として必死に探し回ったり。
なぜか断崖絶壁の縁で、天を目掛けて立っていた、巨大な中指に記念に名前を書き込んだり。(なお、当然ながらそのまま先へと進んだ)
色々とはあったが、一年ほどでインドへと辿りついた。
途中から言葉が通じなくなって、だいたい素通りしたにもかかわらず、それだけ時間がかかったあたり。我輩の苦労を察していただきたい。
そうやって辿りついたインドであるが。
インドでの仏教の最盛期って。紀元前なのであるな。
四世紀ごろ。え~っと、今が七世紀のはずなので、二~三百年前であるか。
その頃には、もうすでにヒンドゥー教に取って代わられてしまっておってな。
それでも仏教が入ってきた時の日本の神道のように、存続はしておったようだ。今のインドを治めておるハルシャ=ヴァルダナ王だって、積極的に仏教を保護しておるし。
この王が亡くなった後、権力闘争で王朝ごと滅ぶけどな。
しかもその後、五百年ほど戦国時代でグダグダになるけどな。
まあ、そのあたりは我輩には関係ない。はずである。だから気になどせずとも良いのだ。
今は心行くまで、この地のカリィを味わうだけである。
カレーとは違うが。これはこれで美味しい。
で。経典であるが。
ナーランダー僧院という、国営の寺院で経典の研究が進められておるらしいので、行ってみたのであるが。
あるが。
うん。門前払いを食らった、というか。
それ以前の問題というか。
言葉がね。通じないんだな。これが。
そうなのだ。ここまでだって、そうだったのに。ここへ来て急に漢語がわかる人など、都合よく居るわけが無いのだ。
というか。史実の玄奘三蔵、そのあたりも習得しておったのか。パねぇのである。
ここで我輩は、考えた。
壱。パクる。
弐。諦める。
参。丸投げする。
壱は、そのままであるな。
現物はどこかにあるのだ。進入やら奪取やらは、アロホモラと唱えれば、たいがいのものは開く呪文がある。
あとはホウキで飛んで逃げるだけ。
弐も、そのままであるな。
ここまでやって来たことであるし、何とかしたくはあるので。いま少しばかり、頑張ってはみるが。
参は、弐に近い。
歴史の修正力先輩に期待して、あとは何もせずに先輩に丸投げするのだ。
ほら。問題の沙悟浄は、洗脳済みだから。おおよその障害は、排除してあるはずだから。
むしろ障害だった妖怪たちが、助けてくれるから。牛魔王一派とか、かなり役に立つよ?
はてさて。どうしたものであるかなあ。
壱はさすがに、後への影響が大きすぎて、先輩の迷惑になるやもしれぬ。
そうであるなあ。コピー機でもあれば解決するのであるが。
FAXがあれば、もっと簡単なのであるが。いやいや、もっと言えばスマホがあれば写真撮ってメールで画像添付でイケるのであるが。
そこらあたりに相当する呪文。ハリポタ式では無いのだよなあ。
ひょっとしたならば、あるやも知れぬが。我輩は知らぬ。
ふうむ。無いのならば、作ってみるか。呪文。
ラテン語同士を混ぜたり、ラテン語と他の言語を混ぜたりで出来ておるのだよな、確か。
アロホモラなど、ハワイ語のアロハ(挨拶)とラテン語のモラ(妨害)でサヨナラ妨害、というように出来ておるし。
うむ。意外と簡単に出来るような気がしてきた。思えば、あのホグワーツの学生らも、好き勝手に改造しておったしな。
懐かしいな。厨二詠唱に、独自詠唱に、動作付き詠唱。彼らが大人になった時。もだえ、のた打ち回る様子を見られないのが残念だ。
そうして。我輩は写本呪文、libellumとphotoの組み合わせでフォトベルムなる写本呪文を作り上げ。
唐へと帰る途中で、牛魔王と、その嫁の羅刹女と、息子の紅孩児に護衛される玄奘三蔵と出会って、経典を渡して。
地元の水簾洞へと、ようやく帰ってきた。というわけである。
インドと帰りの道中で一年かかったので。二年ぶりという事になる。
いや、長かった。
だが、なあ。
この先は。もっとずっと。
気が遠くなって、うっかりそのまま成仏してしまいそうなほども、遠いのだよなあ。
それでもって、それがたぶん、どうしようもないのだよなあ。
と、いうのもなあ。
今、目の前に、獣の槍があるじゃろ?
つまりは、ここ。うしおととらの世界である。
そして本番は、というか原作は平成時代からが始まりで。
今は、隋の時代。時代小説の舞台に多い、戦国時代すらまだまだ先で。
どうするであるかなあ。
いや、本当に先が長いのである。
いや、待てよ?
おったわ。
時間を移動する、そんな妖怪が、確かいたのである。
どこでどうしているのかは、さっぱりわからんけどもな。
名前はなんだったか。
えーっと。そうそう。あれだ。あれ。あれであるよ。
時逆、時順だ。
刃みたいなものから、片手と片足が生えていて、横顔が刃から覗いていて。左右対称で一対の。二体で一体の妖怪。
やはり、うしおととらに登場した、妖怪であるな。
そうそう、獣の槍であるけれども。
ただ、目の前にあるだけではないのだ。
というか。
使ってる人がいるのだな、これが。
しかも、いまにも寿命というか、使用限界というか。そういったモノが尽きてしまいそうなのだ。
それでだ。そんな様子なのに、我輩を妖怪呼ばわりして、襲い掛かって来るのであるが。
お前を倒して、この地の支配者になる。とか言っちゃってるのであるが。
これ。どうするのが正解なのであろうか?
○「トランザムは 使うなよ」→「了解、トランザム!」
ガンダム00、もしくはガンダムビルドファイターズより。
全く了解していないw むしろ前フリか。だがミスターブシドーほど即行したヤツはさすがにいない、はず。
○「だが面白れぇ。面白れえってのは大事なことだぜ、ロック」
ブラックラグーンより。
小型の魚雷艇(大型ボートみたいなもん)で、座礁した船を打ち上げ台にして大ジャンプして軍用ヘリに魚雷ブチ当てようぜ! というクレイジーな提案に対する、タフで知的で変人で自称ベトナム帰還兵な黒人、ダッチさんの返し。
○「それでも仙道なら…… 仙道ならきっと何とかしてくれる」
スラムダンクより。
作中屈指の強者、仙道さんへのチームメイトたちからの信頼の言葉。
なぜかネタ化している。
タグが文字数一杯になっちゃって、原作が増えても追加できない……