Re:ゼロから帰ってきた異世界人〜Parallel・The・Walking・Dead~   作:伊吹恋

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ウォーキングデッド感を出そう出そうと思ったらミツルの台詞は長くなるわすげえやりずらいw
でも作ってて楽しいw

そしてプロローグでのミツルの名前がミツキになっていたので修正しました!

途中途中を携帯で打ってるから間違えました。すいませんでした。


1話「世界の崩壊」

少年ナツキ・スバルは自分の生まれ故郷に帰ってきた。そこはかつて彼が住んでいた街とは程遠いぐらいに荒廃し、荒れた地になっていた。まるで戦争後の世界みたいに。

そこで出会ったのはナツキ・スバルの実兄のナツキ・ミツルだった。

 

「どこから話せばいいのか…あれは5年前の事だ。俺は弟の昴の行方を探すべくあらゆる手段で昴を探した。街の人間の情報収集、警察、情報屋、裏社会の住人まで情報をかき集めた。だがその行動は僅か半年で終わった。ネットである噂が流れ出したんだ」

 

「あれ?5年前って、スバル君がこの世界からレムたちの世界に来ていたのは・・・」

 

「一ヶ月ちょい前だ」

 

そう、この荒廃した世界はスバルが異世界に渡って戻るまでの間に5年もの月日が流れていた。

 

「なぜ一ヶ月前ぐらいに居なくなったスバルが5年後のこの世界に戻ってきたのかそれは俺にもわからん。だがそれは君らの異世界生活の話を信じさせるものだ。人間なんて5年もすれば外見は変わる。特にこんな荒廃した世界ならな」

 

確かにとスバルは思った。スバルが異世界に来る前のミツルは髭も無く、髪も短かった。だが一ヶ月もしたらここまで窶れたような顔をして無精髭や髪が長くなる物なのか?いや、スバルの知っている兄は少なくとも清潔を保つきれい好きだったはずだ。それがここまで小汚い格好をしているのが信じられなかった。

 

「話を戻そうか・・・ネットで流れていた噂はこうだ・・・

 

『死んだ人間が生き返る』

 

まるでホラー映画だ。奴らは本能のまま動いている。理性は無く、ただ満たされない欲求『食欲』を満たす為に奴らは俺達生きた生物を喰らいつくそうとしている。そして奴らに噛まれた奴らはもれなく奴らの仲間入りする。奴らの出所は不明だ・・・というか出所は俺達の身体の中にある」

 

「それは、どういう意味ですか?」

 

レムの問いかけにミツルは煙草の火を握りつぶす。

 

「俺達は・・・みんな感染している」

 

「えっ?」

 

スバルは驚きを隠しきれなかった。感染している。先ほどのミツルの話しによれば奴らに噛まれれば奴らの仲間入りをする。だがミツルにはそんな外傷が見つからない。レムを背負ってここまで運んでいた時も噛まれたような所は見当たらなかった。

 

「で、でも兄貴は噛まれてないじゃないか!感染してるって事は、兄貴もいずれ、奴らのように・・・」

 

「違う。確かに俺達は感染している。だがだはそれは今どうこうなる問題じゃ無いんだよ。奴らの出所は俺達の身体の中に潜伏してる。だから死んだ時、俺達は奴らになる。人間は些細なことでも死ぬ。病気、事故、殺人色々だ。だから俺も死ねば奴らになるし、噛まれれば短時間で奴らになる。それはお前らも同じだ。お前らが今この状態で感染しているのかどうかは知らん。だが噛まれれば同じ事だ。理性無く、ただ肉をむさぼり喰らう腐った肉袋になり損なう。だが俺はそんなこと絶対させない。お前らをこの命に代えても守る。それが俺の、兄貴の役目だ」

 

 

 

 

 

ミツルの話が終わる頃には空は暗くなっていた。夜の活動は危険極まりないというミツルの意見でスバルたちはこのボロボロの家で1夜泊まることになった。破られているドア簡単なバリケードを作り、奴らが簡単に入れないようにしている。

夜は缶詰腹を満たし、灯りは蝋燭の火で照らした。既に寝ている2人を起こさないようにリビングの隅っこで銃を弄っている。

 

「...願わくば、2人を元の世界に戻してやりたい」

 

ミツルの願いはとんでもない所で叶った。スバルをこの目でもう一度見たい。だが生きているということはこの地獄を生きていかなければならないということだ。それは一緒にいるレムも同じだ。レムの戦闘力はスバルから聞かされている。鬼の一族の生き残り。角が出現したレムは強い。実際に見た訳では無いものの、いざ戦いになれば見ることは出来る。だがそれでもミツルの中には不安でしかない。

 

果たして2人は生き残ることが出来るのか。

 

「いや、生き残らせるんだ。俺の命に変えても…」

 

決意を新たに固めてミツルは銃のマガジンを銃に込めた。

 

「スバル君のお兄様?」

 

ふとミツルに声をかけてくる優しい声。スバルとソファで寝ていたレムが起きて来た。

 

「すまない。起こしてしまったか」

 

リュックを開けてその中から銃の弾が入った箱と空になっているマガジンを出す。

 

「何をなさっているのですか?」

 

「明日の準備だ。よく言うだろ、備えあれば憂いなしって」

 

「ですが、休める時に休むのも大事だと思いますが・・・」

 

「確かに、その通りだ」

 

弾をマガジンに込めながらミツルはレムを見る。本当に見た目に反する力をこの少女が持っているのかと。

メイドという割には若く、幼さが残ったその見た目。だがスバルの話だと鎖付きのモーニングスターで何度もスバルを助けてくれたらしい。

 

「レムちゃんは、なんでスバルが好きなんだ?」

 

カチッと弾丸の入ったマガジンがフル装填である事を確認しながらミツルはレムに問いかける。

 

「…スバル君は、レムの止まった時を動かしてくれました。レムはレムであることを思い出させてくれて、生きる理由をくれました。レムにとってスバル君は、英雄なんです」

 

「英雄…か」

 

最後の弾倉に弾が行き渡ったのを見るとミツルはその弾倉を服に入れ込む。

 

「レムちゃん。俺は弟が誇らしいよ・・・君みたいな可愛い子がスバルを好きになって、色んな人を助けて…俺は最高の弟を持った。それに比べて俺は…ただその日暮らしの日常を送ってるだけ・・・こうやって宛もなくのらりくらりと殺していってる。度し難いもいい所だ」

 

ミツルは改めてレムの方を向き口を開いた。

 

「レムちゃん。俺はな、自分の両親を殺したんだ」

 

「えっ…?」

 

レムは理解した。ミツルが自分の両親を殺したという事は、それはつまり・・・。

 

スバルの両親を殺したという事だ。

 

「2年前だ。俺たちはある生存者グループにいた。そこでは争いもなく、物資も豊富だった。朝起きれば忌まわしき腐った肉袋たちの声ではなく、子供たちの声が耳に入る。外に出ればそこには血みどろの戦いではなく、なんの意味もない日常の会話をしている隣人たちの声が耳に入る。奥様方は他愛もない井戸端会議が、男達からは仕事の愚痴やこれからの仕事内容。そんな地獄とは無縁と言える生活の中、俺は思い知った。善良な人間ほど先に死ぬ。

感染者の群れが街にやってきたんだ。俺達は何とか粘ったがそれも何分も持たなかった。俺たちの街はたった30分で壊滅した。生き残ったのは俺を含めたわずか3人の人間。だがその二人も噛まれてた。助け出せなかった・・・結局生き残ったのは俺だけ。その街には50人もの人間がいた。大人の男19人。女18人。老人子供12人。そして俺。5年経った今でも鮮明に思い出せる。」

 

「…酷いです…」

 

「ああ、酷すぎた。両親は感染者に噛まれてて奴らになっていた。そして俺は両親の成れの果てを殺した…」

 

そこまで話すとミツルの目から涙が流れていた。目頭を抑え、袖で涙を拭う。

 

「…人はどんな些細な事で死ぬ。豊かで幸福な時間はたった些細な30分で崩壊するんだ。なぜ俺があの時一人だけ生き残ったのかなんて知らねえ。だが俺は戦うことを放棄する気はない」

 

「スバル君のお義兄様・・・」

 

「ミツルと呼んでくれ。レムちゃん」

 

「は、はい。ミツルさん」

 

彼女のその回答を聞き、ミツルは銃の安全装置を付けて毛布を羽織るように自分の身体を包む。

 

「明日は早い。もう寝よう」

 

「はい。」

 

レムも一礼するとその場から離れ、自分がさっきまで寝ていたソファに戻り、身体を倒した。対面隣で寝ているスバルのソファを見ると、そこには腕を口元に当て、涙を流しながら寝転がっているスバルの姿があった。

 

 

 

 

 

 

 

 

次の日、昨日まで曇っていた空が嘘のように晴れていた。快晴の空の中、ミツルたちは家から出て行く。

 

「殺す時は頭を狙うんだ。銃は音が出るから一体の時はナイフや音の出ない武器で倒せ」

 

だが、よく見るとスバルは丸腰であることを思い出す。ミツルはナイフと拳銃を出す。

 

「スバル、持っておけ。必要になる」

 

「でも俺使い方わかんねえよ」

 

それを聞くとミツルは拳銃のスライドボタンを押しマガジンを見せる。

 

「このボタンで弾倉を出す。銃身に弾を送るにはスライドを引くんだ。撃つときは安全装置を外せ。それ以外の時は安全装置を付けていろ」

 

そこまでの動作をするとスバルに拳銃を差し出す。スバルもオドオドしながらだが銃を手に取る。

ズッシリと重いその銃フレームは鏡のように磨かれているのか、スバルの目元が映る。

 

「レムちゃんにいつまでも守ってもらうつもりか?」

 

そこまで口にすると後ろからうめき声のようなものが聞こえた。二人が目にしたのはミツルの後ろから忍び寄る感染者。スバルとレムが声を出そうと口を開く。だがその前にミツルは後ろを向き感染者の頭を掴み壁に顔を叩きつけた。ベキャシャ!と硬い物と柔らかい物を叩きつけたような音が響く。だがその一撃で倒れるハズも無く、感染者は痛覚も死んでいるのか、叩きつけられた痛みを感じさせないように首を動かそうとしている。

それを見てミツルは再び感染者の頭を何度も何度も顔を返り血で染めながら壁に叩きつけた。顔がグチャグチャになり、頭蓋骨が肉眼で確認できるぐらい陥没し、最後の一撃と言わんばかりに力いっぱい壁に叩きつけた。脳みそが陥没した骨により刺さったのか、壁にめり込んだまま動かなくなった。

 

「いつでもどこでも危険は付きものなんだ・・・自分の身は自分で守れ、そしてレムちゃんを守ってやれ」

 

銃の弾倉を手に取り、それを銃に入れる。カチッというまで弾倉を押し込みスライドを後に引っ張る。次弾が装填されスライドを元に戻す。

それは先ほどの衝撃的現場を見たからか、スバルの瞳に決意を感じさせる光が宿っていた。

 

「わかったよ兄貴。俺は何としてもレムを守る」

 

スバルの言葉にレムは顔を赤くしながら手に持っていた荷物で口元を隠しスバルを見る。ミツルもそれを見ながら首を縦に振った。

 

「スバル・・・成長したな」

 

スバルの肩に手を置き、ミツルは優しく微笑む。それはまるで父親のような優しい眼差しで。

スバルの肩から手を離し、銃を手に取る。

 

「さて、もうここに長居は無用だ。スバルの話だとこの世界に来る前に何人か一緒に居たと聞いた。その人たちもこっちに来ている可能性がある。この近辺にいるか散策して調べるぞ。途中家の中を調べて物資を集める」

 

「わかった」

 

「はい」

 

銃の弾倉を取り、その中に銃弾が入っていることを確認すると再びその弾倉を銃に付けコッキングレバーを引っ張る。

 

「じゃあ、行くぞ」

 

ミツルは家の外に出て行くとその後を付いていくように二人は追いかける。スバルは右手に拳銃を左手にナイフを持ち、決意を新たにし、レムとともに荒廃した世界に足を踏み出した。

 

荒廃した世界に足を踏み出すと、そこにはいつもと変わりない太陽の眩しい日差しが差し込んでいた。だが遠くからか、死者たちのうめき声のようなものが小さく聞こえた。

 




NG集的な物。

NGその1『明日の準備』

リュックを開けてその中から銃の弾が入った箱と空になっているマガジンを出す。

レム「何をなさっているのですか?」

ミツル「明日の準備だ。よく言うだろ、備えあれば憂いありって・・・ん?」

間違いであることにすぐ気づき、ミツルが笑う。

ミツル「ゴメン普通に間違えたわw」

レム「ふふっ」

スバル「兄貴頼むよw」

ミツル「うるさいわ寝てるだけのくせにw」

NGその2『台詞が長くて』

ミツル「2年前だ。俺たちはある生存者グループにいた。そこでは争いもなく、物資も豊富だった。朝起きれば忌まわしき腐った肉袋たちの声ではなく、子供たちの声が耳に入る。外に出ればそこには血みどろの戦いではなく・・・・・・ゴメン飛んだ」

レム「台詞長いですもんね・・・」

ミツル「ゴメンレムちゃん・・・もう一回お願いします!」

NGその3

ミツル「2年前だ。俺たちはある生存者グループにいた。そこでは争いもなく、物資も豊富だった。朝起きれば忌まわしき腐った肉袋たちの声ではなく、子供たちの声が耳に入る。外に出ればそこには血みどろの戦いではなく、なんの意味もない日常の会話をしている隣人たちの声が耳に入る。奥様方は他愛もない井戸端会議が、男達からは仕事の愚痴やこれからの仕事内容。そんな地獄とは無縁と言える生活の中、俺は思い知った・・・・・・見えんわゴメン!」

レム「えっ?見えない?」

スバル「兄貴どこ見て話してんの?」

ミツル「カンペ」

レム、スバル「あははっw」

ミツル「見えねえんだよ暗くて文字がw」

NGその4『誰がそこまで言えと』

そう、この荒廃した世界はスバルが異世界に渡って戻るまでの間に5年もの月日が流れていた。

ミツル「なぜ一ヶ月前ぐらいに居なくなったスバルが5年後のこの世界に戻ってきたのかそれは俺にもわからん。だがそれは君らの異世界生活の話を信じさせるものだ。人間なんて5年もすれば外見は変わる。特にこんな荒廃した世界ならな」

スバル「兄貴・・・老けたな」

ミツル「やかましいわ」

レム「ふっ・・・w」

ミツル「レムちゃん笑ったね?」

レム、スバル「あははっw」

NGその5『元引きこもり』

よく見るとスバルは丸腰であることを思い出す。ミツルはナイフと拳銃を出す。

ミツル「スバル、持っておけ。必要になる」

スバル「ベレッタモデル92だな。アメリカの軍隊も使ってる自動拳銃だな」

ミツル「詳しいな。流石元引きこもり・・・」

レム「すいません・・・テイク2お願いします・・・」


ドラマで切っても離せない存在と言えばNG集!今回実際にありそうなNG集を考えてみましたw。

それでは次回もお楽しみに。
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