クロスアンジュ 人間辞めたい件について   作:ぐれむりん

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エンブリヲ

 

 

 

招かざる客が突然現れた事に、俺の心臓は悲鳴を上げる、それでも想定はしてたので、平常心を保ち、予定通り話を進めていく

 

「これはこれは調律者様ですかな?、このような低俗の集まる会議にいらしたとは、仰って頂ければ上座に案内をしましたのに」

 

俺はサリアに手でサインを送り、他の面々が動かない様に指示を出す、即座にサリアはジルの方へ行き取り押さえる

 

「私この会議の進行役をさせて頂いております、ヴィーゼルと申します、宜しければその様に立ち席と言わず此方へどうぞ」

 

そう言って調律者に手を差し伸べて、握手を交わすと席を無理やり作り、案内する

 

「調律者様には相応しくない椅子と会議の内容ですが、ご容赦ください」

 

そして再びサリアへサインを送り、彼女に手渡すとトイレという事にして出て行かせる

 

「それでは続けさせて頂きます、少々緊張しますが、一生懸命頑張らせて頂きます。我々はドラゴンをドラゴノイドと呼んでおりますが、このドラゴノイド達は此方へ来るすべを持っていないのでしょう、少数精鋭を送り大変慎重に事を進めており、疑ってみない限り、なかなか分かりづらいかと思います、興味があったら調べて見ては宜しいかと思いますが、話を続けます」

 

「さて急所と話したアルゼナルですが、何故急所なのかを説明します、まず我々は当初においてアルゼナルを奪い機能を停止させる計画を愚かにも打ち立てておりました、これが愚かだと気が付けたのは、機能を停止した後の事になりますが、ドラゴンの持ってる、我々は魔石と言っていますが、これがマナ世界において必要不可欠、加工する事でマナ世界を維持してるらしいのですが、精製方法利用方法は此方の調律者様ならば知りえましょうが、問題は機能が失った場合マナの恩恵で生きている方々はどうされますかね、自分達でドラゴノイドを狩るしかないが、マナノイドと我々は呼んでいますが彼らはドラゴノイドは自分達の弱点となる事を知っています。兵器を各国保有してますがアルゼナル程に恒久的で安定して狩るのは不可能に近い、けどマナの恩恵は必要、どうなるかなど聞くまでもない、魔石を奪い合う世界大戦もしくは近い何かが引き起こされるのではないでしょうか」

 

「ふむ、これは大変有意義な会議だね、まさか世界をこのような視点で見ている者が各国代表ではなく、君達が考えているとはね」

 

「調律者様恐悦至極に御座います、虫けらにその様なお言葉を頂き恐縮ですが、話を続けさせて頂きます。先ほど説明した通りマナノイドは、既に何もしなくても、そのままいずれ崩壊していくでしょう、しかし俺達は世界を急激に変革するのではない、段階を踏んだ改変を求めている、ジル達とは違ってな、そういう意味においても、貴方達とはいずれ衝突するだろう、急激な改変をして世界大戦にでもなればノーマルノイドは確実に全滅する、俺達はコレを許さない、そして中途半端なマナノイドを作り出し無責任に放り投げた調律者のアンタも絶対に許さん、俺は調律者のアンタに要求させてもらう今すぐ死ね、そして後を後続に託せ、俺からの説明は終わらせてもらう」

 

「なかなか厳しい事を言う、後続に託せる者が居ないから、私はこうして長々と生きながらえてると言うのに」

 

「それは傲慢だと言うんだよ調律者さんよ」

 

「はて嫌われたものだね残念だ、だが楽しい話を聞けて良かった、また招待してくれると嬉しいな」

 

「よく言うぜ勝手に参加しておいて、次のプレゼンは調律者さんやったらどうだ?ここは戦う場所じゃない、言葉を交わす場だ」

 

俺は僅かな殺気を感じ即座に調律者にそう言うと

 

「そうだね、では私の番と行こうじゃないか、ノーマルノイド、マナノイド、ドラゴノイドなかなかいい表現だね、感銘を受けたよ、君もまた私側なのやもしれないと感じさせてもらったよ、君の言う様に黙っていてもドラゴノイドの動き次第では予定よりも早くにマナノイドは潰えるだろうね、同時にノーマルノイドもだね、そうなる前に私が何をするのかが聞きたいのだろ?、私は当然新たな世界に不完全ではないマナノイド達を送り出す事になるだろうね、この事から私はまだまだ潰える訳にはいかないのだよヴィーゼル君分かるかね?」

 

「予想通りで笑えて来る、所詮は三流科学者か、どうせほぼ全ての研究は、どっかから盗んだのではないのか?そんな奴が完全なマナノイドとか信用できないね」

 

この発言に調律者に僅かな変化が、図星かよwwww

 

「君の言う完全なマナノイドとはなんだね?」

 

「誰にも管理される事のない人類ノーマルノイドだよ、神が与えもうたノーマルノイドこそが絶対だろ」

 

「しかし君の知らない過去において、愚かにもそのノーマルノイド達は、自らを亡ぼす世界大戦をし続けていた、ただひたすら殺し合ってたのだよ、私はそれを救ったのだよ」

 

「果たしてそう言えるのか?俺はそうは思わない、全ての人類が全員が全員をそうだとするのならば、文明を持つ前に滅亡してるか、おのずと進化していただろうぜ」

 

「ならば見せてあげよう、愚かな人類の歴史を」

 

そう言って過去の対戦の映像を映し出す調律者、本当に長生きなのねwwww

長生きの秘密は何ですか?って聞いてみたいが空気が読める子なので言わないwww

 

他の面々は驚愕しながら映像を見ているが、俺は普通に感じていた、まぁ~文明が結構発達してるんだなぁ~と位しか

 

映し出された映像が終わり、重い空気の中、俺は

 

「人に限らず動物も植物も戦い続けている、人間とて同じ事だ、そうやって文明も歴史も人類さえも発展してきたんだ、貴様のやった事は人類の尊厳を悪戯に奪っただけだろ、自分よがりな妄想に掻き立てられただけではないのか?」

 

「人類を動植物と同列に考える君こそ、不自然だとは思わないのかね?」

 

「なぜ別に考える、動植物とて俺達と同じ様に、地球より生まれ育った進化の果てだろうに、しかし俺達人類は言葉を交わし考える事の出来る種族、だからこそ1人で突っ走って摂理を捻じ曲げ独りよがりに、地球やそこに住む全ての生命を冒涜するなどと言う貴様には賛同できんよ、だからこその宣戦布告だ、勝ち残ったほうが歴史を作っていくんだ至って当たり前の事だろ」

 

「なるほどいいだろう、それもまた摂理と言う君の意見には同意しようじゃないか、しかしこんな場所で宣戦布告をしては、ゆっくりと変革をしていくという君の意見には沿わないのではないのかね?」

 

「いいや何も間違っていないよ、あんたが死んだら、俺はそうする様に働きかけるだけだ、よき伴侶を得て、子を育て後続に全てを託して逝く、至って普通の事だ」

 

「やれやれ、この私を殺そうなどと物騒な事を言うとはね」

 

「必ずこの世界から退場してもらう、必要ないんだよアンタ」

 

この発言は禁句だったようで、調律者の表情が歪む、殺気も跳ね上がった

 

「では、次に会う時は戦場かな?三流科学者さん」

 

俺は手を差し伸べて握手を求めたが、手を跳ねのけられる、どんだけブチギレてんだよ、本当に長い時間に渡って生きて来たのかね?

 

そのまま消えようとする調律者だったが、やっと罠に気が付いた様だ

 

「何かありましたかな?」

 

しらじらしく聞いてやると、そのまま魔法で調律者を拘束する、そのまま魔法で俺も飛び上がり

 

「では皆さん、長い時間の会談お疲れ様~っ!ではまた何処かで」

 

「まて!!どう言う事だ!!!」

 

ジルが何か言ってきたが、このままココに居ると、アルゼナルが危険なのよ、おわかり?

 

そのままMSに縛ったバカを放り込んで宇宙へ飛び立つ、上空は一定以上上空にはマナが無い、より安全にバカを調べるのに必要なんですよ

 

自分の母艦に、作戦8段階目の成功を知らせ、ぐんぐん上昇する

 

バカが口をふさがれてるのに何か言おうとしてるがシランガナwwww

 

そのまま宇宙に出た事で、さらに加速していく

 

同時にコイツから色々データーを取らないといけないので、先に打ち上げておいた宇宙戦艦へ合流し、中へ入る、拘束は物理しか効かなくなり魔法が使えないが、やはりバカも同じだったようで、拘束を外せていない、口を開けてやり試しに普通に聞いてみる

 

「ようこそ宇宙の旅へ、案内は私ヴィーちゃんが担当します」

 

「き・貴様!いったいこれほどの代物を何時の間に」

 

「俺って三流じゃないから、作ったんだよ、おわかり?盗んだ技術で威張り散らしてるだけのバカとは違うのだよ」

 

「まさか君の様な人物を、今まで見過ごしていたとはね、手を組まないか?」

 

おいおいすげーバカだ、悪者の定番じゃないっすか、まさか言う奴がいるとは思わなんだぞwwwwww

 

「ふむふむ・・・なーるほどね、次元宇宙か・・・まさか魔石にそういう使い方があるとは、勉強になるなぁ、これがあーで、ここがあーなって、あーーここはヴィルキスのアレか。。。」

 

俺は送られてくるデーターを処理して、コイツの不用心さに最初から本物ではないと思っていたが、やっぱり想像通り、自身のクローンに魔法で意識を入れていやがった、宇宙にまで効果範囲があるのは、送ってる元が多元宇宙だからだ、当然これで何時でも行けるって訳だね、その噂の多元宇宙ってのに

 

「あのさぁ~本体の居る多元宇宙って、今から行こうかと思うんだけど、注意事項とかってある?」

 

「ば・バカな!何を根拠に、そ・それに本体とは何のことだね?」

 

「あのさ~ここまで来てボケるの辞めようよ、あんたがクローンで、本体がマナで操作してんのはバレバレなんだよ、当然だけど多元宇宙で送ってる先も特定しますた!」キリっ!

 

「いい加減にしたまえ、無礼ではないか、それに次に会うのは戦場と言ったではないか」

 

「あ~そうだね、今まさに戦争中おわかり?、会談の後1秒後に戦火は開かれるのでした、筋書き通りだろ?、さて今度はこっちが聞く番だぜ」ニヤリ

 

なかなか口を割らないので、多元宇宙の本体の所へ行って話を聞きに行ってきまーすと言うと、大人しくなり、色々と聞かせて貰った、最後まで多元宇宙については言わなんだけどねwww

 

分かったのは、予想通り魔法で作り出した自身のコピーに意識を乗せていた事、それらの魔法の改変方法と使い方、長生きの秘訣、アウラというドラゴンの存在、マナの利用方法、DNAデータ一覧などなど、様々な事が分かった・・・もっと知りたいし生かしておくべきなのかな?

 

 

なーんて思う訳もなく、とっとと無人のMS数機で向かい、多元宇宙に居た本体達やラグナメイルを頂戴し即座に危険なパーツが有ったので改変、何考えてるんだろうね、俺がガンダムとかって言う気だったのかな?それとなんか島があったので、中にあった研究施設事全て頂く事にした。

 

その影響は、宇宙に連れて来たクローンにも影響が出てしまい、消えちゃった、本当に魔法だったみたいだ

 

そして解析を進めて、バカの意識を死んだドラゴノイドの中に入れてやり、遊ぶ事にした

 

「おっす!エンちゃん、大好きな女性としてぬっかつおめでとう!」

 

「ば・バカな貴様何をした」

 

エンちゃんは、自身の状況には素早く認識できるのか、今の自分が本体である事に気が付く、そして俺がガンダム的な、ラグナメイルを使えない事も即座に理解し青ざめる

 

「う~ん・・ちょっと年取り過ぎてたかな?ま・いっかw」

 

捕らえたドラグノイドの内、半数以上が自害しちゃったんだよね、急いで駆けつけたけど気が付いたのが遅すぎて魔法でも治せず、悪いことをしたなと思ったけど、こういう使い方なら気っと許してくれるよね?え?外道過ぎるって?ゴメソwwwwww

 

鏡を出してエンちゃんに見せてやると、自分の状況が分かって来たのか、わなわなしてる、よかったじゃん!ようやく寿命って概念を取り戻せてさ、俺って優しいぃーーーっ!

 

「そういやさ、ドラゴノイドって、どうやってセックスするか知ってる?」

 

俺の言葉を聞いて完全に泡を吹いて気絶するエンちゃん、そんなに凄いの?

 

「おーーい、気絶すんなエンちゃん」

 

ペチペチしても起きないので、電撃ダッチャっ!

 

「グギャギャギャ!!!はぁはぁはぁ・・・き・貴様っ!!」

 

「だめじゃないエンちゃん、女の子らしく言わなくちゃ、オスのドラゴノイドに嫌われちゃうゾwwwwwww」

 

俺にオモチャにされてる映像を、俺の仲間達やアルゼナルのジル達は生中継してる、全員が俺の行動に青ざめてしまう中、ジルだけは嬉しそうにタバコをふかしていたwwww

 

「次何しよっかエンちゃん、おいら思いつかないや、誰かリクエストあるかな~?」

 

画面が次々に開き、エンちゃんにもようやく生中継されてた事に気が付いてくれた、さっそくジルから

 

「おい、好きなだけ殴らせろ」

 

「うわーーー過激なリクエストが来ましたよ、エンちゃん」

 

「頼む・・・もうやめてくれ、お願いします」

 

泣きながら俺にすがって来るが無視して話を進める

 

「じゃ~アルゼナルへ行くか!」

 

即座に母艦にエンちゃんを放り投げて、かっ飛ばしてアルゼナルへ到着させ

 

「さ~ジル君からのリクエスト、エンちゃんをサンドバックだ!」

 

ジルはそこから気の済むまでエンちゃんを殴り続ける、ちょwwwやりすぎwwwwったく治癒とか有料だからな!

 

「だめじゃないか気絶しちゃ、電撃ダッチャッ!」

 

ビリビリビリビリっ

 

「ゲフォゲフォグフっ・・・ゴホっ、頼むもう殺してくれ、もう十分だろう」

 

「ダメだっちゃ!ちゃんとドラゴンと子孫残さないといけないんだから」

 

「おい!貴様ふざけて居るのか、子供だと?!どういう了見だ」

 

「だってエンちゃん雌だお?子供欲しいと思うんだよ、せっかく産みの楽しみを味わってもらおうと言う俺の優しさ?みたいな?」

 

ようやく俺の悪意に気が付いたジルは

 

「滑稽だなエンブリヲ、是非私にも産婆として参加してやるぞクッククク」

 

「エンちゃんだぞ?エンブリヲちゃう、そこんところよろしく!」

 

「あ~そうだったなエンちゃん・・ぷっプププププwwwww」

 

ジルは大満足でリクエストを終わらせた、他にはリクエストもないし、自殺出来ない様に細工を施した後に、新たに作った海底牢獄で過ごして貰う、エサはドラゴンの死骸を置いておけばいいよね、食べたきゃ食べるっしょ

 

 

 

 

エンちゃんの拷問は続く・・・

 

 

 

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