ちょっと流行遅れ感がありますがVRMMOものです。チートはないよ。
プロローグ 博士の日記
21■■年 5月19日
・私の最期の仕事を、私の痕跡を後世へと遺すためにこの日記を書き始めようと思う。最早、名誉は望まない。ただ、■■■の明るい未来を望む。
21■■年 5月23日
・やはり、不可能だと言うのか。とにかく、人も時間も金も足りない。何もかもが不足している。それでも公に出せない以上、このまま続けていくしかない。
21■■年 6月10日
・ようやく、基礎が出来た。ようやく、ようやくこれで第一歩だ。
21■■年 6月17日
・くそっ、また失敗した。まだ人の形すらしていないというのに。これではヒトの■■を持つ■■を作るなど何年かかることか。
21■■年 7月2日
・嬉しいニュースだ。■■が資金を出してくれるらしい。しかも喜ばしい事にまた新しい賛同者が増えた!しかも三人もだ!
21■■年 7月16日
・それにしても■■の追手が無いのが不安だ。もう諦めたのか?それだったらどれだけ良いことか。いや、やはり楽観視するのは良くない。アレは人を殺すのに値する価値がある。
21■■年 8月4日
・ははっ!ようやくだ!やっとここまで来た!人の形をした生物が現れた!ここがスタートラインだ。ワインを一本開けて、今日は早く寝よう。
21■■年 8月18日
・甘かった。やはり自然発生を待つのは失策だったか。しかし、我々が介入しては予期せぬエラーが起きる可能性がある。やはりここは新しいアプローチを考えねば。
21■■年 8月30日
・人の形にこだわるのがいけないのか?そういえば、娘の好きな絵本にはヒトとは違う様々な種族がいたな。
21■■年 9月15日
・人型にすらならない。もう中は30万年以上経っているのだぞ!?
21■■年 9月16日
・昨日は取り乱してしまった。醜態を晒すのは慣れているが、今は良くない。集中して取り組まねば。
21■■年 10月6日
・これはー-------------------------(よほど急いで書いたのか判別不可)
21■■年 10月14日
・ついに、ここまで来た。長い道のりだった。ようやく、一人目だ。ん?名前か、そうだな、お前は■■■だ。これから宜しく頼む。
21■■年 10月15日
・■■■と相談した結果、やはり最初の大枠のプログラミングは我々でするべきだという結論に達した。■■■も最初のプログラミングは私がしたからな。
21■■年 11月1日
・どうやら■■■は私の権利を委譲することで中をある程度弄れるようになっているようだ。これからは私の代わりに■■■に任せようと思う。
21■■年 11月20日
・今日は珍しく来客があった。私の数少ない賛同者の一人であるケビンだ。■■■と三人で楽しく語り合った。
21■■年 12月9日
・今日は祝杯だ!■■■に新しく弟か出来た!彼には■■■という名前を与えた。姉弟の仲も良さそうで何よりだ。
21■■年 12月25日
・昨日は久しぶりに■と会った。元気そうで一目見ただけで泣きそうになった。さあ、また頑張ろう。
21■◆年 1月14日
・最近、身の周りが騒がしい。どうやら■■の追手が近くまで来ているようだ。しかし、ここを放棄する訳にはいかない。ましてや■の為だ。防御を固めよう。
21■◆年 3月4日
・また一人増えた!これで五人目だ!■■■、■■■■■に続いて短期間で三人も増えてくれたのは本当に喜ばしい事だ。そろそろこの世界も名前を決めなければ。いつまでも中では味気ない。
21■◆年 4月2日
・決めた。この世界はアルカディアと呼ぼう。大陸の名前はオルコス。この計画の名前はアルカディア・プロジェクトだ。ん?そうか、お前たちも気に入ってくれたか。
21■◆年 5月12日
・どうやらここまでのようだ。外から多くの発砲音がする。アレのデータはアルカディアの中に入れた。ははっ、これを見たい■■のお前!ざまあみろ‼︎精々四苦八苦するがいい!アルカディアでは■■■■■が起きてしまったが、九人がどうにかしてくれるだろう。後のことは頼んだぞ。私の可愛い電脳の子供達よ。全ては伝えた通りだ。私はもう疲れた。もし生まれ変われると言うのなら次はアルカディアで生きてみたい。はっ、散々神を呪った私にそんな資格は無いかな。もし、この日記が世間に出た時の為にこの文を残そう。
英雄よ、挑み給え、そして願わくば------------------------------
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