竜宮城の中では異様な光景が広がっていた。突然竜宮城の中に入っていたのは察してほしい。義姉さんの欲求を止められるわけがないじゃないか。
「どうか我々を魔王軍から助けてください!」
「と、言われましても・・・」
この竜宮城は元魔王の僕で人間との重要なパイプラインとしての役割を担っていたらしい。しかし魔王が変わると突然扱いが変わったようにひどい仕打ちをされるようになったらしい。
だがここまで聞いて思ったのが
「現魔王って人間と友好的じゃ無かったっけ?」
そう現魔王は間違いなく親人間派だ。なので連絡役を担っていた竜宮城を襲うなんて事をする理由が分からないのだ。
「おそらく現魔王の側近の誰かの陰謀でしょう。元魔王の臣下も何名か紛れているので・・・」
「つまりは粛清?」
「おそらくそのような感じかと。我々の方も突然のことだったため情報があまり集められておらず・・・」
「前回の襲撃って何時でしたか?」
「ひと月ほど前です。ちょうど実戦訓練の最中だったので応戦できましたが、次はないでしょう」
となると余裕はないな。恐らくもうすぐ襲ってくるはずだ。どうするか・・・
「どうかお願いします!お礼は私達ができることなら何でもしますので!!」
「ん?今何でもって・・・」
「おい」
あ^~いいっすね^~、とはならんぞ。というか状況的にシャレにならん。
「ひとつお聞ききしても?」
「何ですか?」
先程から話してる鯖っぽいのが不思議そうに話しかけてきた。
「頼んだのはこちらなのですが、何故ここまで真剣に考えてくれるのですか・・・??」
「いやーだって」
「恐らくですけどあの人のせいかと」
俺とアナスタシアさんは揃って義姉さんを指さしていた。
「「こんな珍しいものをほっておくわけがない」」
「め、珍しい・・・?」
「私達はちょっと訳ありでして、この世界のことをほぼ何も知らないのです。そしてあの人は珍しいものや興味のあるものの事になると全力で解決しようとするんです」
「なんと・・・」
「てな訳なんで、多分お礼は凄いことになりますよ?」
「構いません!私たちにできることなら!」
「私達からでもいいですか?」
「はい何なりと!」
とりあえずの解決方法は思いついた。だがこれは確実性がないということと、どの道この竜宮城は『人目につく』。ならばまずは目の前の魚達の事について知ろうではないか。
「まず呼吸法を知りたいです」
「見た目は魚ですが、我々は一応魚人に分類されるもので肺呼吸です」
「ではこの城の防衛機能と絶対に壊されたり盗まれたりしてはいけないものは?」
「防衛機能に関しては恐らく皆様の知っている国々と遜色ありません。絶対死守対象は・・・」
「言えないのであれば結構ですよ?」
「いえ、会っていただきましょう。ですが先にご忠告を」
忠告?なぜ?
「どんなものを見てもガッカリしないでくださいね?」
「もうその発言でガッカリですよ・・・」
つまり大分残念なものなのだろう。鯖の顔を見るとその気苦労が察せられる。可哀想に。
「こちらです」
「失礼します」
明らかに王の広間的なところに連れてこられた。まぁ予想はしてたけど、王族がいるのか
「ん?この音って・・・」
バリバリボリボリとまるでポテチを食べてる音がする。
「姫!シャキッとしてください!」
「こんにt・・え?」
そこにいたのは_( _´ω`)_←こんな姿でポテチみたいなやつを食べていた姫様がいた。オトヒメサマヲオマモリシマシュ!
「くるしゅうない!私が乙姫じゃ!」
やばい予感しかしない。
課題課題課題課題課題課題・・・・・・