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蜜柑は目を覚ますとまず最初に謝った。
「心配かけてごめんな」
蛍は蜜柑の額に手をのせて言った。
「熱は無いようね。・・・もしかして偽者とか」
「その扱いは酷すぎるんじゃないかな」
「蜜柑があんなことがあった後で騒がない上に人に心配をかけたことに自力で気づくなんてありえないわ」
いくらなんでもその言いようは酷くないか。
「いくらうちでも3日間目をさまさへんかったら心配かけるってことくらいわかるよ」
「自力で気づいてないだろ」
「・・・確かに清見に言われるまで気づかへんかったけど」
蜜柑の台詞に蛍と鳴海が思案気な表情をする
「とりあえず今回の軽はずみな行動に関しては学校に言ってから怖い先生の説教がまってます」
鳴海にとってもじんじん=怖い先生なのか
「今回は君達の活躍で、大方の先生は君達に感謝してます。よって蜜柑ちゃん! 」
「は、はいっ」
蜜柑は慌てて返事をする。
「シングル昇格…おめでとう」
鳴海は、蜜柑の手に星のバッジを1つ落とした。
「棗に見せびらかしてくる!!」
そのまま病室を飛び出す。
「あ、蜜柑ちゃんっ!! 棗は今、誘拐事件のせいで面会謝絶ッ!!…って、聞いちゃいないね」
鳴海が慌てて止めたが、蜜柑はすでに廊下の角を曲がっていってしまった。
蜜柑にした説教には落着いて行動しろってのも含まれてたけど早速忘れてるな。
「ま、いっか」
同感だ。