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「前にも行ったとおりこれは緊急事態です。飛田君については本部の研究所において隔離・検査中です。どういう理由であれ誰とも面会は許可できません」
検査はともかく隔離は必要ないのになんで隔離するんだろう。
「先生。今回の件と盗みのアリスは関係ありますか」
現状を引っ掻き回すために口を挟む。
鳴海が目を細める。
「それをどこで聞いたのかな? 」
「委員長から聞きました」
これを聞いた鳴海が怪訝そうな顔をする。
「委員長が学園の外であった、蜜柑と柚香によく似た顔をした自称盗みのアリスを持つという女性が、アリス紛失事件は盗みのアリスを持った自分しかできるはずが無いのに起こっているということは、自分の他に盗みのアリスを持った人物がいるのでは無いか、と話していたそうです」
これを聞いた鳴海先生は呆然とした口調でつぶやいた
「今回の件はユカ先輩の仕業じゃない? 」
しばらくするとハッと気を取り直して言った。
「まだはっきりとしていない現時点ですので、この件に関して無駄に騒いだりあること無いこと考えたりしないように」
鳴海が出て行くと同時に蜜柑が追いかける。ここら辺は原作と変わりないようだ。