暗殺教室 少年の求めていたもの   作:絆と愛に飢えるシリアス

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容態の時間

海君を発見して翌日になり、私は着替えて烏間先生の迎えの車に乗りました。・・・昨日も乗りましたけど、烏間先生が車に乗るイメージがありません・・・

 

「俺が運転するのは意外か?」

 

「あぅ!い、いえ!」

 

「安心してくれ。怒ってはいない」

 

烏間先生が優しく微笑みがら、言ってくれました。・・・顔出してないのになんでばれたのでしょうか?

 

「烏間先生が運転するイメージがありませんのと・・・普段は徒歩で来ているイメージがあるので・・・」

 

「なるほどな・・・。確かに普段は車では来てないが今はプライベートも含んでいる。君たちの学校にいっていないのだからな」

 

「なるほどです・・・」

 

「だが・・・」

 

さっきまで優しげだった烏間先生の表情には厳しさ表情を出していました。そして。独り言なのか、だれかにむけてなのか声小さくいった

 

「土見君が、この一ヶ月間近く行方不明になっていた期間・・・彼は何を見たんだ?」

 

「?」

 

烏間先生の言葉にどう言うことか聞こうと思いましたが、目的地が間近になり私は降りる用意を始めました。・・・海君と話したい・・・そう思う一心で私は緊張してました

 

 

 

 

 

「では、面会の場所はあちらです。また、担当医から話があると思いますがその時は呼びにいきます」

 

受付のナースさんに海君の個室の場所を教えてくれました・・・。烏間先生は気を利かしてくれまして、扉の外で待つと言ってましたので私は先に入りました・・・

 

 

「(コンコン)・・・入りますね?」

 

返事がなかったので、私は一礼して部屋に入りました。病室の回りには至るところに点滴やバイタルも、繋がれて横たわってる海君が居ました。深く眠ってますが・・・

 

「ひどい傷・・」

 

私は思わず海君の状態を見てそう言いました。目を背いてはいけません。海君は私のせいでここまで苦しい思いも怪我もしたのですから・・・

 

 

 

コンコン

 

 

「はい」

 

「冷ちゃん、悠馬だ。入っていいか?」

 

「悠ちゃん?どうぞ」

 

私がそういうと悠ちゃんは入ってきました。いつもの制服姿とは違い、私服で来ていました

 

「海斗は・・・・?」

 

「・・・目を覚ましてません。それに・・・」

 

「分かってる。見てて分かるよ・・・今のあいつの状態がどれだけ酷いのかも・・・」

 

「悠ちゃんはなぜこちらに?」

 

「昨日の連絡もらって、今日は俺が動けたからお見舞い来たんだが・・・目を覚ましそうにないな・・・」

 

悠ちゃんが苦笑いして海君を見ていましたが、その目の奥は複雑さが感じとれました

 

「この分だと今日は目覚めそうにないな」

 

「そうですね・・・」

 

「芙蓉さん、磯貝君。すまんが俺の代わりに担当医から話を聞いてくれないか?」

 

烏間先生が病室入ってくるなり、私たちにそうお伝えしてきました

 

何故?

 

「政府関係から電話が入ったからだ。話長く続きそうだから、代わりに二人に頼みたいがいいか?」

 

「私は構いませんが・・・」

 

「俺も大丈夫です。今から行けば宜しいですか?」

 

私と悠ちゃんが了承すると。烏間先生は「すまない」と礼を言いながら病室出て電話を掛けるために外へと歩き始めた。私と悠ちゃんは、担当医の方へと歩いていきました

 

 

「担当医の話はなんでしょうか?」

 

私は担当医がいったい何を話すのか気になりますと、悠ちゃんが考え込みながら答えてくれました

 

「海斗の怪我の具合を伝えるのは普通なんだが・・・それ以外に何か話すことなんてあるのか?」

 

「分かりません。ですが、まずは行って聞かないと分かりません」

 

私達は担当医の方へ早く行かないと思いと歩き始めました。海君の事も気になりますが、担当医の話も気になります

 

 

 

コンコン

 

 

ーー入りなさい

 

担当医の声が聞こえたので私達は挨拶して入りました。

 

「「失礼致します!」」

 

「あぁ、そんなに固くならないでいいですよ」

 

担当医の人は女性でした。ものすごく貫禄感じますが・・・何故でしょうか?

 

「さて・・・まず担当医の西條瑠璃と申します。お忙しい中お時間取っていただきありがとうございます。代返お失礼ですが、お二人は患者様の土見様とはどういう関係ですか?」

 

「私は海君・・いえ、土見君とは家族でして、こちらの男性は土見君と幼馴染みです」

 

「そう。では、まずは土見さんの怪我の状態を説明致します。こちらを見てください」

 

すると、CTとかMRIをとったと思われるのを私達に見せていただきました。私はその怪我の状態と思われるのをみて絶句しました

 

「まずは、左の脇腹が骨折しています。また、片目の方ですが失明の心配はなく頭の傷も深いですが傷跡は残らないでしょう」

 

「「ほっ・・・」」

 

片目失明の最悪の事態は免れて良かったです・・・。ですがまだ話は続きそうだと思い集中しました

 

「ですが・・」

 

「「・・・!」」

 

「まだ意識が覚めていないと言うのと・・・えっと・・・これをいっていいのか分かりませんが・・・」

 

担当医の西條先生が悩んでいました。一体どうしたのでしょうか?

 

「これは、貴方達に話していいのか悩みました。しかし、少し気に留めてほしい話です」

 

「何でしょうか?」

 

緊張した顔で私達の方を見た西條先生をみてきたので、自然と此方も緊張しました

 

「・・・土見さんの状態ですが・・・異常な回復力が見られます。昨日見たときよりも怪我の回復の傾向が見られます」

 

「「え?」」

 

「意識は戻ってないのに、怪我の状態の回復が速い。異常な回復力もみると、明らかに異常です」

 

西條先生の言葉を聞き、私達は戸惑っていましたが向こうも同様に戸惑っていました。海君の術と何か関係があるのでしょうか・・・?

 

「ただ、今日は彼は目覚めそうにないから家へ帰ることをおすすめします。何か異変がありましたらすぐに連絡します」

 

「分かりました。後一つ質問よろしいですか?」

 

「何でしょう?」

 

「彼は・・・土見君は目覚めた場合の今後は?」

 

「そうですね・・・。まずは彼が起きたときとそれらの状態を確認してまた今後を決める感じです」

 

なるほどです。となれば、また明日もお見舞い行ってその時に彼と話せたら・・・と思いながらも今日は時間がないので帰ることにしました。途中で烏間先生にも合流して、西條先生の言われた事を報告すると考える素振りが見られました

 

明日もまたお見舞いいきます・・・。海君・・・

 




ここまで読んでいただきありがとうございます!次回もよろしくお願いします!
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