暗殺教室 少年の求めていたもの   作:絆と愛に飢えるシリアス

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目覚めの時間

翌日になり、私は学校に行きましたが昨日病院で担当医の西條先生から言われたことを思い出しました

 

『・・土見さんの状態ですが・・・異常な回復力が見られます。昨日見たときよりも怪我の回復の傾向が見られます』

 

あの言葉の意味は、一体・・・?それに海君の体は普通でないと聞こえますが・・・

 

「冷華ちゃん、おはよう」

 

「冷華おはよう」

 

後ろ振り向くと、凛香ちゃんと有希子ちゃんが私に声かけてくれました

 

「凛香ちゃんと有希子ちゃん。おはようございます」

 

「土見君の具合はどうなの?冷華ちゃん」

 

二人の方に振り向き、わたしは挨拶しました。そういえば、この二人は海君の入院は知っていたのですよね

 

「まだ意識は覚めていません。一応今日もお見舞い行くつもりです」

 

「あいつのあの怪我をみたら無理はないと思うけど・・・」

  

「でも、まずは命の危機は去ったと見ていいんだよね?」

 

「はい。それに今日は私は一人でお見舞い行こうと思います」

 

すると、有希子ちゃん達が心配そうに聞いてきた

 

「土見君が今の状態みたら、今はそっとしといた方が・・」

 

「あいつが仮に目を覚ましても、話してくれるかもわからないわ」

 

わかってます。それでも・・・

 

「やっぱり話して見ないとわからないこともあります」

 

「・・・わかったけど・・危なくなったら言いなさいよ?」

 

「私達も手伝えることあったらいってね?」

 

私にとっては本当に恵まれた人たちに会えてます・・・。そう思いながらE組の校舎へと歩きました

 

 

 

 

放課後になり、私はお見舞い行こうと思いながらも今目の前の状況に困ってます

 

「あがががが・・・・」

 

「岡島くん?反省した?」

 

「全く・・・油断も隙もない」

 

片岡さんと速水さんが岡島くんに正座して怒られていました。話を遡ると、風吹かれて私のスカートが浮き上がりました。すると、岡島君が私のスカートを見てしまい『ピンク!?』と発言して速水さんと片岡さんが岡島君をお仕置きしたみたいです

 

見られたの恥ずかしいです///

 

「あははは・・・。芙蓉さんお疲れ様」

 

「でも、今のは岡島君が悪いよ。女の子の体を見たのだから」

 

「フォローの余地がないよなー」

 

渚君とカエデちゃんが慰めてくれて、悠ちゃんが笑っていました。殺せんせーは生き生きと課題作ってましたが・・・なにも見なかったことにしましょう・・ 

 

「冷ちゃんいくのか?」

 

「はい。もう用事迫ってますので失礼致します」

 

私は悠ちゃんの言葉に答えて、一言を断って帰りました。今日は起きていますか?海君

 

 

 

 

 

 

 

???side

 

問われる・・・

 

ーー闇は消して消えない

 

問われる・・・

 

ーーの存在はーー

 

そして・・・

 

ーー闇と共に死ね!

 

 

その声と共に俺は・・・避けることも出来ず一瞬で飲み込まれた。苦しい!苦しい!誰か・・・・!!助けてくれ!!

 

 

必死にもがくも闇は勢い衰えず飲み込まれ・・・黒い炎が自分に迫ってきた。たのむ!やめてくれ!!やめろ!

 

 

「やめろーーーーーー!!!!」

 

ガバッ!!っと言う音ともに俺は目を覚めた。ここは・・・?

 

俺はゆっくりと状況確認をするべく起き上がったのだ・・・。するとバサッ!という音が聞こえ振り向くと

 

「か、海君・・・・?」

 

俺は目の前にいる少女を見て驚愕した・・・。なぜ・・ここにいる・・・?

 

そして・・・なぜ俺は生きている・・・?

 

 

 

 

冷華side

 

私はいつも通り面談の許可書を貰い、鞄を持ちながら海君の病室へと歩き始めた。海君は目を覚めしているのか気になりますが・・・

 

「起きていたら何を話したらいいのでしょう・・・?」

 

そう思いながら、扉の前へと開けようとすると・・・

 

『やめろーーーーーー!!!!』

 

「!」

 

私は思わず、開けるときの声かけもせずに慌ててドアを開けると・・・

 

「ハァハァ・・・」

 

汗でびしょびしょの海君が起き上がっていました。起きている海くんをみて私は思わず荷物を落とし・・・

 

「海君・・・?」

 

一回周りを睨みながら見ていた海君が私をみて驚いた顔をしていました。そして、震えた声で私を見ながら声かけてきました

 

「・・・冷華・・・!?」

 

私は・・・突然の事で固まり頭が回りませんでした・・・。気がつけば海君の方にゆっくりと私歩いてました。話したいこともたくさんあるのに・・・頭は真っ白

 

「・・・何しにここに来た・・・」

 

「海君・・・私は」

 

「何しにここに来たといっている!!」

 

「・・・海君」

 

私は海君の怒りの言葉を聞いて、思わずビックリしましたが同時に彼の目の奥にあることが気づきました

 

「(目に光が・・・濁っています?)海君お話をーー」

 

「帰れ・・・話すことなんてない!」

 

「海君・・・」

 

今の彼は何を話しても答えてくれません・・・。明らかに拒絶が強く、光がありませんでした。今話しても答えれないのでしたら、日にちを改めた方がいいかもしれません

 

「海君・・・。また明日にでも行きます」

 

「・・・・」

 

海君は答えることなく、窓際の方向へと寝転びました。まだ気持ちの整理もしたいのだと思い、私は帰ることにしました。今は休んでください・・・

 

 

海斗side

 

くっ・・・。冷静にならんといけないのに、俺は怒鳴ってしまった・・・

 

それも冷華に・・・

 

全く俺は・・・

 

「情けない・・・」

 

それは冷華に怒鳴ったことなのか、それともーーいや、いずれにしても俺は改めて自覚しなければならない・・・

 

 

 

 

そう・・・

 

 

 

この復讐者に助けや幸せは求めてはいけないことを・・・




ここまで読んでいただきありがとうございます!次回もよろしくお願いします!
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