暗殺教室 少年の求めていたもの   作:絆と愛に飢えるシリアス

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期末前の時間

俺は今、病室で冷華と今日のことを喋っていたのだが・・・とんでもない事を冷華からきいた

 

「理事長を殺す!?浅野が確かにそういったのか!?」

 

「はい。正確には、理事長の教育方針です」

 

理事長の教育方針か・・・・方法はあるのか?俺は心の中でそう疑問に思っていると、冷華が答えてくれた

 

「浅野さんから聞いた方法は、こうです。私達がA組の成績よりも上位をとることです」

 

「なるほど。その上回った成績を出せば、理事長の教育方針も倒したことになるってわけか・・・」

 

確かにそれなら、俺たちの勝ちでもあり理事長のやり方は間違えたと否定できるわけだな

 

「でも、海君のことも浅野くんから聞かれましたよ?」

 

「はっ?浅野が?」

 

俺と奴は親しい訳ではないのだが・・・なんで?

 

 

「話は、少し遡りますが・・・」

 

冷華は苦笑いしながら教えてくれた・・・

 

 

冷華side

 

遡ること、浅野さんからの頼みを聞いて頭を下げたときのことだ。彼の思いと私達に対しての真摯な頼みを見て何を言えばいいのか分からないなにも言えない雰囲気の中、ある人が口開きました

 

「えぇ?他人の心配している場合?一位取るの、君じゃなくて俺なんだけど」

 

赤羽さん、今それを言いますか!?

 

「言ったじゃん、次はE組全員、容赦しないって。一位はオレで、その下もE組。浅野君は10番辺りがいいとこだね」

 

赤羽さんの言葉を聞き、皆さんは驚いてました。勿論、私もその宣言に驚きを隠せませんでした

 

「おうおう、カルマがついに一位宣言」

 

「一学期末と同じ結果はごめんだけどね」

 

「今度は俺にもまけんじゃねぇのか?」

 

ニヤニヤしながら寺坂さんが言うと、赤羽さんが無言で寺坂さんを攻撃していたのは気のせいですよね・・・?

 

「今までだって本気で勝ちに行ってたし、今回だって勝ちにいく。いつも、俺らとお前らはそうして来ただろ?勝ったら嬉しくて、負けたら悔しい。そんでその後は格付けとかなし」

 

「・・・」

 

「もうそろそろそれでいいんじゃんか。こいつらと戦えてよかったって、お前らが感じてくれるよう、頑張るからさ」

 

悠ちゃんの言葉に浅野さんは何か感じたのか黙って聞いていたら、赤羽さんが悪戯っ子のような顔で言いました

 

「余計な事考えてないでさ、殺す気で来なよ?それが一番楽しいよ?」

 

「面白い。ならば僕も本気でやらせてもらう」

 

浅野さんがそう言いながら、立ち去ろうとしていたら何かを思い出したように私達の方に振り向きました

 

「そういえば一つだけ聞きたい。土見海斗・・・彼は文化祭でもいなかっただけではなく、行方不明の噂も流れているが・・・あいつは今何してる?」

 

「悪いな。そこは本人の事情もあるから言えない」

 

「・・・そうか。可能なら奴に伝えてくれ」

 

?海君にですか?

 

「“赤羽カルマだけではなく、土見海斗も本気で試験に挑んでこい。白黒はっきりさせよう”と伝えてくれ」

 

そう言いながら、伝え終わると今度こそ立ち去ったのだ。皆さんが固まっていたのはここだけの話だが、海君も実は評価されていたのは驚きです・・・

 

 

 

 

海斗side

 

俺は冷華のその話を聞いて、苦笑いしかなかった・・・。まさか、行方不明の噂は本校舎にまで流れていたとは・・・

 

「俺が行方不明なのは、E組のアイツらしか知らないはずなのだが・・。噂だけでここまでピンポイントに当てるのはな・・・驚いたぞ」

 

「そうですよね・・・。海君」

 

「ん、なんだ?」

 

冷華は悲しそうな顔で俺の頬を撫でながら、俺の体を労っていた

 

「あんまり無理しないでください・・・。あの日記を見た時・・私はどれだけ海君を追い詰めさせてしまったのか分かって、すごく後悔しました」

 

「あんまり気にするな。これは俺がそう言う行動取ったからそうなっただけだ。紛れもなく俺の自業自得だし、怪我もそう遠くないうちに完治するだろう」

 

「そうですか・・・。ですが、片目のはまだ包帯とれないのですね」

 

「まぁな。だが、視力は戻ってきてる感じはするし傷痕も大分塞がってきたから、傷が残る心配はないだろう」

 

俺は冷華に優しく微笑みながらそう言うと、冷華も嬉しそうに笑っていた

 

 

さて・・・・

 

「試験までしっかり勉強しないとな」

 

「えっ、試験を受けれるのですか?」

 

「ん、あぁ。怪我の完治してから退院なんだが、一日だけの外出許可貰ったぞ?」

 

 

俺が西条先生に言われたことを、冷華にきちんと説明してくれ言うと納得してくれた。それと同時に、当日まではE組のメンバーには内緒にしといたらいいと話し合って決めた

 

「恐らく殺せんせーは、俺の事をわざと何も喋っていないだろ?」

 

「はい。まだ、今回の事情知ってるメンバー以外はなにも知りません」

 

「・・・顔を合わしずらいな・・・。あんな別れをして、今の俺はほぼ奇跡的に生きてると言ってもおかしくない状態だからな・・・・考えるのもめんどくさいぞ」

 

「あははは・・・・」

 

俺の言葉に冷華は同情とともに苦笑いしていたの感じ取れた。やれやれ・・・そうなったら仕方ないし、俺の撒いた元々の種だから自己責任だな・・・めんどくせぇ

 

「冷華、今日は何を教えてくれるのだ?」

 

「あっはい!今日はですねーー」

 

少なくとも、アイツらの集大成のためにも俺は結果を出さないとな・・・

 

 

 

俺達が病室で勉強している他所ではあるやり取りが行われていた・・・

 

 

理事長室にて、ある男・・・いや生物が理事長と対峙していた

 

「おや、あなたからやってくるとは珍しい・・・。何も悪い事はしてませんよ?殺せんせー」

 

「あー知っています。あなたはいつも、最後の最後で正攻法を好む。この期に及んで小細工は使う人ではない。我々の教育合戦も恐らくこれで最後でしょう。私の存在を拒まずに受けて立っていただいたお礼と思いまして」

 

殺せんせーは理事長室に来た本題を早速切り出し、用件を述べた

 

 

そんなお礼に理事長は殺せんせーにある疑問を言っていた

 

「殺せんせー、教師をするのはこの学校が始めてですね?」

 

「何故、分かります!?」

 

「なんとなく素人くさいので」

 

「うぬぬ」

 

そんな呻いてる殺せんせーに理事長はある提案を殺せんせーにいった

 

「殺せんせー、ひとつ提案があります」

 

「提案ですか?」

 

「えぇ。何故、教師になったのか・・・私が勝ったら、教えてくれませんかね?なぜ今まで教えなかったのかも含めて」

 

「語るまでのない事ですから。そもそも人に何かを教えたいと欲する時、大きく分ければ理由は二つしかありません。自分の成功を伝えたい時か、自分の失敗を伝えたい時・・・・あなたはどちらですか?浅野理事長」

 

「・・・さぁ?」

 

それ以降会話することなく、お互いにもつ武器を最大限教え込んでいた・・・・。この一年間の集大成のためにそれぞれ教えていた

 

 

そして、この一年の集大成の試験についにあの男も・・・

 

「さて・・・、トップの首・・・取りに行くか」

 

自分のやるべき事のために・・本校舎へと歩いていった。勝つために・・・仲間のために男は戻ってきた・・・

 

 




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