暗殺教室 少年の求めていたもの   作:絆と愛に飢えるシリアス

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集結の時間②

俺は最後の科目数学の門スター達と対峙していた

 

ったく・・・話には聞いていたが、今回の数学の試験問題はめんどくせぇ事してくれてるな

 

けどまぁ・・・

 

「トップ取るために、ここは必ず勝たせてもらうぞ。本校舎の人間には悪いがな・・・色々と今回は勝ちたいんだよ・・・。どんだけめんどくさくってもな・・」

 

そう言いながら、迫り来る門スターを切り裂きながら冷華達の方にも時々ヒント与えていた

 

「冷華!慌てるな!その問題は君が教えてくれた公式でやれば解ける筈だ!」

 

「分かりました!!」

 

「潮田達!冷静にやれば、お前らなら解ける筈だ!殺せんせーに教えてもらったりしてる筈だ!」

 

「っ!?」

 

俺の言葉にみんなは驚いていた。まぁ・・・柄ではないのは確かだが、慌てて間違えられる方が困る。なにせ、この程度の問題は必ず答えになるヒントが潜んでるのだからな・・・

 

 

それにしても・・・

 

 

「最後の問題前に、普通は中学生の試験にはでない問題だがな・・。まぁ、やり方ってのがあるからな?」

 

「それもそうですね・・・」

 

俺と冷華がそう話してると、憎たらしく飄々と笑いながら同意示すやつがいた

 

「そーそ、その問題は特殊解でもいけるしね」

 

「赤羽さん??」

 

やれやれ・・・ここぞと言うタイミングでこちらへ来たか。赤羽よ・・・

 

「皆は焦らず、といてなよ。△くらいは取れるはずだよ。皆の○は俺がちゃんと取って来るから」

 

「・・・めんどくせぇが最後の問題は俺も正解するつもりだ。その問題は・・・勝負の左右に別れるからな」

 

「わ、私も頑張ります!!」

 

赤羽と俺と冷華はそれぞれの最終問題に対峙していた。さぁて・・・どういう風に答えを出そうかな・・・

 

 

カルマside

 

俺は今、問題を見ていたのと同時に渚君に昔言われたことを思い出した

 

『同じ人間なのに、どうしてここまで差がつくんだろう。やっぱ、カルマ君は才能が違うね!』

 

って言っていたけど、俺からしてみたら本物の天才はどっちだよと言う話だよ・・・

 

「人間って様々な才能があるよねー。例えば、杉野みたいにあっさりと人の輪を踏み込めたり、奥田さんみたく、好きなことに馬鹿にみたいに没頭できる奴。寺坂みたく、何にも考えないで動ける奴・・・」

 

それに・・・

 

「土見みたいに、冷酷になりつつも冷静に周りを見極めることのできる奴。芙蓉さんみたいに、歌の才能もある奴・・・。それらを含めて、どれも俺から見りゃ才能だ。どんな奴にも俺に見えない才能の領域があって、そういう意味じゃ皆、同じなんだ」

 

でも・・・

 

「問題は俺の才能でこの問題が見えるかだけど、やっべ・・これ絶対時間足りなくね?」

 

どうしたものかと頭を抱えながら、問題を俺はゆっくりと歩きながら思案していた。どういう正解を出そうか・・・そう考えながら・・・

 

 

 

 

土見side

 

ふむ・・・。どうやら最後の問題は手強いな。いかに今回は向こうもかなり難しい問題を、本気だしてきたのか分かる

 

だが・・・

 

「ここで止まるわけにいかないんだろ?冷華」

 

「はい!私も皆さんの力になりたいですから、何がなんでもクリアしたいです!」

 

「だな。しかし、この問題・・・ヒントが隠されているはずだ」

 

問題文を見ながら俺らは考えていた。いくらこんな難しい問題でも、必ず答えはある!冷静にまずは見極めないとな・・・

 

「しかし、これ時間足りると思うか?」

 

「・・・多分、急いで書けば行けると思います。ですが、答えを探さないといけませんね」

 

だよな。頭をフル回転させて、何としても答えを探すしかないな・・・

 

「ったく・・・ん?」

 

「どうしました?海君?」

 

「冷華、この問題の最初気づかないか?」

 

「最初の文ですか・・・?あっ!」

 

俺達はその文を見てそこから結び付く答えが見えた

 

そうか!そう言うことだったのか!

 

「「冷静に見極めれば、解けることできる問題だったんだ・・・」」

 

俺達は、その答えを書くために急いで書きはじめた。赤羽ならこの答えはきっとたどり着く筈だ!

 

 

 

 

 

 

赤羽side

 

俺は今、あることに気づいた。何もこの問題は複雑な公式とかそう言うので書かなくても行けるのでは?

 

「この狭い立方体で区切ってたけど、原子が作る結晶ってことは・・この外にもずっと同じ構造があるってことだ。つまり、世界はここで終わりじゃない」

 

そう!そこから結び付くのは・・・

 

「俺から見れば、皆が才能や領域を持っていて、それは皆も同じ俺が箱から見ていたのは皆の欠片に過ぎないんだ。俺が目いっぱい自分の領域を主張したら、他の皆は同じように主張する」

 

頭に思い浮かびながら、必死に頭をフル回転させていた。もう少しで解けそう

 

「(この立方体の中で俺と8人の領域の比は必ず、1対1。箱の中では1:1だから、俺が主張できる領域の体積は立方体の半分まで)」

 

もしかってこの答えは・・・・

 

「!・・・なんだ、小学生でも考えたらわかるじゃん(長々と計算しなくていい。複雑な図形を考えなくていい。ただ、自分の外にも世界があるって気づけたら)」

 

俺が答えるとともに、箱は消えて世界は綺麗な青空に広がっていた

 

 

そしてチャイムがなり・・・

 

 

俺たちの試験終了合図が鳴った・・。こうしてE組とA組の壮絶な一日の試験は終わった・・・

 

尚、土見は試験を終えたら速攻で教室を出て病院へと戻り、冷華はそれの付き添いで一緒に行動をしていた

 

 

 

土見に話すつもりだった面子は、出鼻を挫かれて落ち込んでいたのはここだけの話だ・・・




ここまで読んでいただきありがとうございます!次回もよろしくお願いします!!
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