暗殺教室 少年の求めていたもの   作:絆と愛に飢えるシリアス

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茅野の時間 Ⅰ

夜7時・裏山のすすき野原にて、俺達は茅野が待ち構える場所に来ていた

 

「来たね、じゃ、終わらそう?殺せんせー、先生の名付け親は私だよ?ママが滅っしてあげる」

 

「茅野さん、その触手をこれ以上使うのは危険すぎます。今すぐ抜いて治療しないと、命に関わる!」

 

殺せんせーが言うが、茅野は気にも留めない様子でその問いをスルーした

 

「何が?すこぶる快調だよ。はったりで動揺誘っても無駄だよ」

 

「全部演技だったの?楽しい事、色々したのも苦しい事、皆で乗り越えてたのも」

 

「演技だよ。これで役者でさ、渚が鷹岡先生にやられてる時、じれったくて参戦してやりたくなった。不良にさらわれたり、死神に蹴られたときなんか、むかついて殺したくなったよ・・・。でも耐えて、ひ弱な女子を演じた。殺るまでに正体ばれたら、お姉ちゃんの仇がうてないからね」

 

明らかな殺意と殺せんせーに対する憎しみが俺から見てて感じる。本当にこのバカは・・・めんどくせぇ事をしてくれる。他の面子がたくさん言うが、茅野は大して気がとどめていなかった。やれやれ・・・飲まれている可能性が高いな

 

「お姉さんのために仇ね・・・本当にそれでいいのか?茅野カエデ?」

 

「・・・何が言いたいの?」

 

「俺も人の事はあまり言えないし、俺自身もまた殺せんせーとは違うが、憎んでいる奴はいる」

 

「・・・」

 

「だがな、今のお前は只の狂喜に飲み込まれただけの戦い方をする。そんなお前が殺せんせーを殺せると思えない」

 

「・・・なんですって?」

 

俺の言葉に茅野は明らかにキレていたが、俺はそれ以上にキレていることがあった

 

「俺よりも少なくとも仲間・・・いや、E組の連中と沢山つるんでいたお前が演技とか言うのは我慢ならん」

 

「カエデちゃん、貴方は本当にそれでいいのですか?殺せんせーの話を少しでも聞いてあげた方がいいと私は思いますよ」

 

「っ・・・うっさい!部外者たちは黙ってて!!どんな弱点や欠点も、磨き上げれば武器になる。そう教えてくれたのは先生だよ?身体が熱くて仕方ないなら、もっともっと熱くして全部触手に集めればいい!!」

 

やはり説得は応じないか・・・仕方がないと思うと、茅野は俺と冷華に向かって攻撃してきた。不味いと思い、咄嗟に冷華を抱き抱えて距離とると・・・

 

茅野と殺せんせーの回りには火の海になっていた。これでは近づくことが厳しい!

 

「火の海を水遁で消すか?いや、それだと二人にも影響及ぶ・・・!」

 

「カエデちゃん!ダメです!」

 

「部外者は黙ってといったはずよ?」

 

「くっ!あくまでも目的のためか!」

 

「やめろ茅野!こんなの違う!僕も学習したんだ。自分の身を犠牲にして殺したって後には何も残らないって!」

 

「よせ!渚!」

 

「危険だよ!」

 

炎の中にいる茅野に向かって、突っ込もうとする渚を止める中村と杉野。だが、その声を聞いたに茅野は渚に対して返事した

 

「自分を犠牲にするつもりなんてないよ、渚。ただ、こいつを殺すだけ!だから・・・そうと決めたら、一直線だから!!」

 

茅野がそういうと共に殺せんせーに向かって攻撃したのだ。必死に避けながらも、触手が茅野によってやられたのを俺達は見えた。その茅野は明らかに狂喜に飲み込まれてる

 

「不味いな・・・・イトナの話の通りなら・・・あそこまで浸食されたら、復讐をとげようがとげまいが、戦いが終わった数分後には・・・死ぬと思う」

 

「海斗・・・何でわかるんだ?」

 

「一応感知も出来るのでな・・・茅野の生命が明らかに乱されてる」

 

それを聞いた悠馬は、動揺しながら俺に聞いてきた

 

「何か方法ないのか?」

 

「・・・・今の俺の分かる範囲では厳しい。くそ!」

 

「あっ!海君が忍術で止めることは出来ませんか!?」

 

「多分可能だが、念のためにもう一人欲しいところだ。しかし、止めるにしても一時的では意味がない」

 

俺の言葉に皆はどうするかと考えてると・・・

 

「皆さん!!」

 

「殺せんせー!?」

 

「何で顔だけ?」

 

「先生の分身です。茅野さんの猛攻であまりに余裕がなさ過ぎて、顔だけ伸ばして残像をつくるのがせいっぱいです!」

 

・・・・いや、その行動取ること事態、大丈夫ではないのか!?

 

「一刻も早く、茅野さんの触手を抜かなくては!彼女の触手の異常な火力は自分の生存を考えていないから出せるものです。このままだと、生命力を触手に吸われて死んでしまう!」

 

「!?」

 

「ですが!彼女の殺意と触手の殺意が一致している間は触手の根は神経と癒着して離れません!イトナくんの時のように、時間をかけて説得する暇がないのです!」」

 

「・・・俺らで殺意を弱めろと言うことだな?殺せんせー」

 

「えぇ・・・先生はあえて、最大の急所をつかせます…。ネクタイの真下に位置する”心臓”ここを破壊されれば、先生は死ぬ。殺ったという手ごたえを感じされれば、少なくとも触手の殺意は一瞬弱まる」

 

大きな賭けだな・・・。だが・・・それしかな方法はない

 

「クラス全員卒業出来ないこと先生にとっては死ぬことよりも嫌なんです!たのみますよ」

 

そう言いながら再び茅野の方へと殺せんせーは意識向けた。・・・腹は決めたのと殺せんせーと茅野を死なせたくない

 

「海君?」

 

俺は両手の中指と人差指を十字に交差させる

 

「【影分身の術】!」

 

その瞬間、本体の俺がいるそばにもう一体の俺が出てきたのだ。その様子に皆は怪訝な顔をしていた

 

「俺も殺せんせーと協力して時間を稼ぐから・・・渚に頼みたい」

 

「え?」

 

「お前が茅野の殺意を忘れさせろ。冷華、俺のコートを持っといてくれ」

 

来ていたコートを冷華に渡したのだ。そんな冷華は一瞬心配そうな顔をしていたが、すぐに毅然とした態度で頷いた

 

「いいか?渚・・・お前にしかできないことがあるはずだ」

 

「僕にしか・・・」

 

「でもどうやって乗り込むの?いくらあんたでも」

 

「渚にいったように、俺にしかできないこともある・・・」

 

俺はクナイを取り出し、二人がいる場所を眺めたのだ。久しぶりの命かけた実践・・・気を締めないとな

 

茅野が空高く飛んでるの見えた俺はクナイを投げたのだ。奴は当然、こちらに意識が向いて交わす体勢にはいった

 

「あとは頼んだぞ?(【飛雷神の術】!)」

 

「「「!?消えた!?」」」

 

俺は茅野の付近まで飛雷神によりそこに飛び・・・

 

「な!?」

 

「ふっ!」

 

腹にめがけて蹴り下ろすと、触手がガードしたのだ。そして、茅野は防いで俺に忌々しそうに見ていた

 

「土見海斗・・・・!」

 

「悪いが、これ以上は見てられん・・・。同じクラスメイトとしてな」

 

「やっぱり貴方はここで殺す・・・・私の邪魔をするなら!」

 

茅野は俺をにらみながら殺すことを宣伝したのだ。そうか・・・ならば・・・

 

「本気で俺を殺しにこい・・・!茅野カエデ!!その狂ったお前に引導を渡してやる!」

 

「丁度いいわ・・・。こちらもあなたの人生に引導を渡す!!無様に死になさい!土見海斗ー!!」

 

「・・・受け止めてやる」

 

同じ復讐者として・・・その道は絶対に行かせない!お前の人生のためにも・・・同じクラスメイトとして必ず助けたい!

 




ここまで読んでいただきありがとうございます!次回もよろしくお願いします!
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