俺らは、殺せんせーの過去を聞いていたが・・・話の途中とはいえ・・・この人は本当に大変な人生を歩んできたんだ・・・
「今の話を聞いていたら・・どうしても気になるのがあるがいいですか?」
「なんでしょう?」
「柳沢が触手の作り主なのはわかったし、奴がプロジュクトしていたのもわかったが・・・俺というの命も貴方のも国が総じて作り上げられたと言うことなのか?」
「・・・それに関しては私はなんも言えませんが、私も貴方も柳沢が関係してるのは確かです。皮肉な話かも知れませんがね」
「・・・」
俺はその問いに答えることはできず、ただ黙っていた。正直、俺はあんな屑のは恩も情けもないがな・・・
「話を続けますね。私は消して忘れることのできないあの日も・・・心配しなくってもきちんと、話しますよ・・・」
「殺せんせー・・・(俺は人工生命体だが、殺せんせーは・・・元は人だったのだから・・だからこそ知りたい。先生になるきっかけを・・・・)」
「さて・・・彼女と出会って一年・・・それまでに私の体は多々変化が出てきました・・・」
俺は震える冷華の手を握り、殺せんせーの過去を再び聞きはいったのだ。目をそらすことなく・・・受け止めるために!!
殺せんせーside
彼女と出会ってからそれなりにだったそんなある日、あぐりが買ってきた服を私に見てほしいといいだす
『こりませんねぇ。センスのない服でまた女を下げなくても・・・』
『こ、今度のは自信ありますよ!!みてください、鬼柄チューブトップです!・・・・やっぱし、変ですか?ってあれ?・・・鼻血ででいますよ?』
『!?(まさか実験の影響で?)』
私はなぜ鼻血が出ているのか正直良くわかりませんでした。なぜ??そんな動揺してる私に彼女はにっこりと笑っていたのだ
『触手さんは正直なんですね。どんな形にも変わるその手はあなたのなりたい姿を映す鏡なのかも』
『私の?』
『もしもあなたが平和な世界に生まれていたら、頭は良いのにちょっとエッチでどこか抜けてて、どこかせこかったり意地はったり、偽らない優しい笑顔ができる、そんな人になっていた』
もしも・・・本当に平和な世界に生まれていたら私はそんな人生を歩んでいたのだろうか?それは当時の私には本当に分かりませんでした・・・いえ、今もそうなっていたのか分かりませんがね・・・・
そんなある日、彼女は私にあるプレゼントをして来ました。袋から取り出して堂々と見せてきたのです
『じゃーーん!首元が冷えるって言ってたから、これならカバー範囲も広くておしゃれですよ?』
それを見て、嫌そうな顔を無意識に見せる私に彼女は苦笑いしていた
『どうも』
『お気に見召さないのはわかりました。大分表情隠さず出してきましたね・・・』
いえ、そうではなく、私が聞きたいのはなぜプレゼントなのか?と思うと・・・
『あなたと出会ってちょうど一年。生まれた日が分からないなら、今日をその日にしませんか?いっぱいお話して、いっぱい相談に乗ってもらいました。出会えたお礼に誕生日を贈らせて下さい』
『いただきます』
私は恐らくあのときの気持ちは本当に嬉しく仕方なかったのか偽りない笑顔で彼女に微笑みかけてお礼をいったのだ。しかし、彼女は突然暗い顔になったので私彼女にその訳を聞くと彼女は辛そうに話していた
そして君たちの事話していたのだ。その彼女の言葉は今でも忘れられない・・・
『前の生徒のほとんどの目に、光をともす事ができなかった。今の子達にだって・・・私、まだまだ未熟で・・・それなのに・・・でも!本当は皆、良い子なんです!皆、皆、個性的でまじめで・・・純粋なんです!だからこそ、皆の助けになりたい。この仕事が、皆が好きだから』
『・・・』
『死神さん、あなたに触れたい・・・。支えてくれた貴方から最後の一年、頑張る力をあたえてほしい・・・・』
『大丈夫、あなたならできます』
私はそっと小さな触手で作った手のひらであぐりの頬にさわる・・・もうあのときの時点で触手を操るのは容易かった・・・そして、彼女は嬉しそうに私の言葉に頷いていたのだ・・・
『はい』
二人が初めて触れ合ったのは三日月が生まれるは三時間前だった
だが、幸せは長く続かなかった・・・・
なぜなら・・その3時間後、月で同じ研究をしていたネズミが大きな爆発を起こした事で月の70%が消失したのだから・・・
その結果、柳沢は慌てて地球で行われている死神への人体実験でも同じ現象を起こす可能性があると思い計算させると・・・来年の3月13日で死神はあの実験マウスと同じように大きな爆発することをしめしていた
『それが奴共々、地球が滅ぶ日だ』
『主任いかがします?』
『無論、奴は殺処分だ!!心臓さえ止めてしまえば、問題ない・・・!』
その言葉を聞いたあぐりは急いで私に教えてくれたのだ・・・。それを聞いた私は失望感なのは恐らくありますし、元々そこで終えるつもりではなかったのだ。彼女は必死に私を説得してきたのだ
『助かる方法はあるはずです!私も協力を!!』
『残念ながら私はここを出る。予定よりまだ早いが、十分なパワーを手に入れた。この程度の施設など・・・『ダメ!もう悪い事は・・・止めてください!私は貴方とずっと・・・』・・・止める気ですか?』
『はい!』
あぐりは即答する
『・・・君がどうやって私を止めるのだ?君は私みたいに頭脳があるのか?優れた力があるのか?』
『そ、それは・・・』
『私以上の能力がなければ、私を止める事も救うこともできませんよ。人質に値する価値すら君にはない。無駄死にする前に去るといい』
『・・・』
私がそこまで言うとあぐりは落ち込みながら出ていったのだ。彼女はここで殺したくもない・・・少し甘くなってる気がしますが・・・
『さぁ、拷問に耐えて手に入れたこのパワーを・・・試してもらう!!』
この力でどこまでまで出来るのか、私は新しい道具を手にいれたかのように嬉しそうに笑ったのだ。
本当の悲劇の引き金とは知らずに・・・・
ここまで読んでいただきありがとうございます!次回もよろしくお願いします!