さて、現在残っているメンバーを整理するか。赤組はリーダーのカルマを初めとして、中村と寺坂と吉田と村松に狭間に速水とイトナ。三村はどうやら俺が知らない間にアウトになったみたいだ
対する青組は、杉野、不破がアウトになったから・・・残りは渚と矢田と悠馬か。奥田はアウトになったか・・・
「となれば必然的に青が不利で赤が有利・・・」
《ですが、まだ勝負はわかりませんね・・・》
「なら・・・!?」
俺は慌てて隠れると速水の遠距離の射撃が木に当たった。
なるほど・・・確かにあのスナイパーは厄介だな・・・とりあえずとるべき方法は・・
「冷華はイトナを狙ってくれ。それと、速水は無理に狙うなよ?」
《了解です!海君は・・・?》
「まぁ・・・たまには友の本気の喧嘩もしてみたいものだからな・・・。とりあえず、イトナはたのむぞ?」
《はい!》
冷華side
私は海区の頼み通りに堀部さんを狙い定めました。近くには速水さんが潜んでいますが・・・
「あそこまで人数減れば、海君の負担は減りましたし、もう後は任せて大丈夫でしょう」
しっかりと私は狙いを定め・・・・
「!(彼処に冷華がいる!?狙いは私かイトナ?どちらにしても・・・!!)」
「海くんのために・・・!」
「「撃つ!!!」」
私は堀部さんを狙い通りに撃つのと同時に凛香ちゃんのライフルがこちらに飛んできました・・・。後は頼みましたよ・・・海君!
「《赤組、堀部イトナさん、黄組、芙蓉冷華さん・・・アウトです》」
海君のことですから・・・きっと、ぶつかり合うの目に見えてますから・・・しっかりぶつかり合ってきてください。二人とも・・・
土見side
俺は冷華がアウトになったという知らせに動揺したのだ。まさか、このタイミングでアウトとは・・・・
「だが、守り手のイトナが消えたことにより、速水は必然に一人・・・。むっ?」
「はぁ・・・ふぅ・・・」
「矢田が近くにいるのか・・・・」
俺は身を潜めながら・・・矢田の戦いを見ていた
どうやって速水を撃ち取るのか・・・気になるしな
「(争い事は苦手だし、射撃成績で凛香に勝てたことなんて一度もないけど・・殺せんせーの為にこの一発だけ…)届いて!」
矢田さんが速水に銃口を向ける。その一発は見事に当たり、赤組・速水がアウトになった・・・
さて行くか・・・
「矢田・・・」
「やった!」
矢田が速水を撃ち取れたのを喜んだ瞬間・・・・俺は飛び込んだ
「この戦いのなかで喜びを見せたのは最大の隙だぞ?矢田」
「え?!」
「はっ!」
「嘘ぉぉぉ!?!」
矢田はまさか先までいなかった俺に撃ち取られると思わなかったのか叫んでいた
悪いな・・・・
「うぅ・・・折角、凛香を撃ち取れて喜んでいたのに・・・・ずるい―・・・」
「あっ、す、すまん・・・・」
少し泣きそうな矢田を見て俺は少しだけ・・・少しだけ罪悪感は感じた。いや、戦いのなかだからと言いたいが・・うん、矢田はそういえば争いは好まない子だとと思い出した。
・・・なんか申し訳ない・・・
「とりあえずこれで残りは・・・渚と悠馬。赤はカルマと寺坂、吉田、村松と中村か・・・」
だけど・・・
こちらにゆっくりと歩いて来る男を見据えながら俺は声かけた
「俺の前にはきっとお前が立ちふさがるだろうな・・・なぁ・・・悠馬よ」
「さすがにお前にはバレバレか・・・」
「ふっ・・・そう言いながらも予想外ではないみたいだな?」
「あぁ。お前なら気づくと思っていたからな・・・」
そう言いながら、悠馬はナイフを構えるのを見て俺も腰低くした
矢田と速水は移動せずに、近くで見ていた
こいつと本気でやりあうのは・・・多分はじめてかもな・・・
「「・・・・・」」
静かに風が吹き・・・
葉っぱが落ちた瞬間・・・
「「はぁぁぁぁ!!!」」
俺と悠馬は互いに駆け抜けた。絶対に負けないぞ・・・・悠馬!!!
ここまで読んでいただきありがとうございます!次回も宜しくお願いします!