カルマside
正直・・・・自分でも驚いてるよ。ここまで感情をムキにして戦うと思わなかった。俺は殺せんせーを助けたいとい思いも正直ある・・・けれど・・・
「こんなに自分の思いをさらけ出せる場所なんて…二度と巡り合えないだろうな・・・。でも、殺すよ。それが正しいと信じてるから)」
だから・・・・これて終わりだ!!渚君!!歩み寄り、ナイフを当てようと振りかざそうとすると・・・その瞬間、渚が起き上がりカルマにクラップスタナー!
「(こ、こでか!最後の力だな・・・本当に・・・楽しませてくれる・・・)・・・負けられない・・・!」
「なっ!?(舌をかみ、ダウンを防いだ!?)」
「(殺してみろよ、渚君。俺にはなかった、その才能で・・それを全部へし折って・・・)俺が勝つ!」
「っぁ!!」
殺意を込めたナイフを渚くんは俺に向かって放つ。ねじ伏せてやる!!
そう思っていると・・・
渚くんはナイフを手放し・・・
「えっ・・・(殺気が・・・ない!?)」
「あぁぁ!!!」
そのまま抵抗できず、渚君に俺は技をかけられた。これは・・・!?
土見side
「型固め!?腕で頸動脈を締め上げて、意識を奪う技・・さっきの三角締めより完璧な体制で決まってる」
あれはきついぞ・・・。しかも・・・
「カルマに・・・あんなに鮮やかに寝技を決めた!?」
俺と悠馬は渚の絞め技の鮮やかさに驚いていた。ここまできれいに決めるとは・・・
「潮田さんが赤羽さんにされたように・・・潮田さんも同じことをしてますね」
「あぁ。とんでもない選択を選んだな」
「渚は自分の最大の得意分野の暗殺技術を捨て駒に使い、決め技に格闘技をえらんだ。自分ではなく、カルマのもっとも得意な分野で決着をつける為に・・・何てやつだ・・・」
渚の選択に俺らは感嘆しながら、カルマが必死に抵抗するが、渚の腕は外れない様子を見ていた。だが、近くにナイフがあるのをカルマの左手が触る
「あんな近くに!?」
「このままでは潮田さんが・・・」
「・・・いや、その可能性はない・・・」
「「えっ・・?」」
俺の言葉に二人は???となっていたが、そのわけはもう少しでわかる。普通は掴んだら攻撃するが・・・ためらいが見られる
ナイフをつかんでいたカルマは・・・・
ザクッ!!と・・・
地面を指したのだ
「降参・・・。俺の負けだよ、渚」
!?カルマが・・・敗けを認めた?ってことは・・
だが、そんなカルマの声を耳に入ってないのか渚は腕を締め続ける
やれやれ・・・
俺は飛んで二人の近くに行き・・・ポンッっと肩を叩くと渚は俺に気づいた
「土見君・・・?」
「お前の勝ちだ・・・渚」
「僕が・・・カルマ君に勝ったの?」
「渚の勝ちだよ・・・そして俺の負け・・・」
まだ勝った自覚が沸いてこないのか呆然としていた。やれやれ・・・勝った男がそんな顔してどうする・・・
すると、烏間先生が・・・
「そこまで!赤チームの降伏により、青チーム・殺さない派の勝ちとする!!」
そう宣言した。これで、殺せんせーを助けることを中心に動くな・・・・
「素手でこんなに根性見せた小動物を相手に、ナイフ使って勝った所で誰も俺を認めないわな。刺せもしないし、抜けれもしない。降参せざる負えない状況に追いこまれたよ・・・ナイフを使わず、格闘技で俺に勝つ。俺を殺すには、それが最適解だったとはね」
そしてやりきったように地面に倒れながら渚に言う
「はぁ・・・・・完敗だ。殺せんせーを助けたいんだろ?言うこと聞くよ」
「いいの…?本当に?」
「ボコボコの顔でアホみたいな面してんなよ。伝染病にかかったネズミみたい」
その言葉に俺も渚も苦笑いしていた。本当にこいつは・・・
「ってか・・いいかげん、俺ら呼び捨てでよくね?喧嘩の後でくんつける気、しないわ」
「えっ!?今更、呼び方変えるって・・それも変な気がするけど」
「なら俺だけ呼ぶよそれでいいの?」
渚に手を差し出すカルマは楽しそうに笑いながらいったい
「渚」
「・・・わかったよ、カルマ」
どうやら・・・仲直りも無事できたみたいだな・・・安心した
「あっ、海斗も俺らを下の名前読んでよ」
「何ついでにいってるんだ!?めんどくせぇよ!?」
「僕もお願いしたいかな・・・?海斗」
「・・・・はぁ・・わかったよ。カルマ・・・渚」
まさかついでに俺もこいつらの下の名前で呼ぶことになると思わなかった。やれやれ・・・これもあなたの教育ですか?殺せんせー・・・・
まぁ・・・嬉しいのは口に出さないがな・・・・
こうして・・・対立していたクラスは・・・再び一つになったのだ・・・・
俺の体は・・・・保ってくれよ・・・殺せんせーを助ける方法見つかるまで・・・
ここまで読んでいただきありがとうございます!次回もよろしくお願いします!!