渚とカルマの戦いは殺さない派が勝ったことにより、殺せんせーを救う方法を俺達は話し合っていた
「殺せんせーを殺す方法が世界中考えてるなら逆も然り・・殺さない方法だって考えられてるはずだ。なにせ、地球が爆発するとなれば・・・ね」
「だとしたら・・・律、めんどくさいとおもうが世界中の国レベルの研修を調べてくれないか?」
「無理だ、土見君。国レベルとなれば国家機密の情報がこのE組に届かないと思う」
「《プロジェクトのデータベースに侵入しました!!》」
「「「何!?」」」
あまりの速さで驚く俺とまさか突破されると思っていなかったのか唖然としていた烏間先生の声がハモった。律・・・いくらなんでも速すぎる・・・
律が表示していたデータを皆に見せると、奥田と冷華が真っ先にあるデータを気づいた
「これ、アメリカ班の研究!触手細胞の老化を伴う破滅連鎖の発生の抑止に関する検証実験。最終サンプルは1月25日・・・ISSより帰還予定ってなってます」
「宇宙空間ならもし爆発しても、被害が少ないからってことですしね。なんとかデータを見せてもらえないでしょうか?」
「恐らくそれは無理だ。ここE組は末端だから情報が届くことは厳しい」
「そうですか・・・・(他に方法はないのか?考えろ・・・方法はあるはず!)」
どうしたものかと俺は考えていると、カルマが烏間先生の方に向いてはっきりいった
「・・・・烏間先生、結果はどうあれ俺らは暗殺やめないよ。けど、半端な気持ちでやりたくない。救う方法があれば、まず救うし、無ければ無いで皆も腹を決められる。でしょ?渚」
「うん、クラスの大事な目標だもんねだから、いまはっきり知りたいんだ。卒業まで堂々と暗殺を続ける為に」
「・・・烏間先生、イリーナ先生、席を外してもらえませんか?ここからの話はあなた方の責任問題になりかねない」
「・・・・わかった」
そう言って、二人を教室から追い出す
責任問題って・・まさか殺せんせー・・・
「さて、君たちの望みはこうですね?宇宙から戻ったデータがアメリカにわたる前にちょっと覗き見させてほしいと」
【宇宙・データ】まさか・・・・嫌な予感がする。俺が冷や汗が出ているのお構い無く殺せんせーが生き生きと告げた
「近々、日本の実証試験機がISSに行く・・」
「まさか・・・殺せんせー・・」
「ヌルフフフ、季節外れの自由研究!!!宇宙ステーションをハイジャックして、実験データを盗んでみよう!!」
まさかの提案に俺は唖然としていた。危険な方法と共に筋は通っているからなんとも言えない・・・
「日本の実験機でISS行くなら、技術もそれなりに確保されてるわけか・・・」
「えぇ。それだけの技術信頼度は十分にあります」
「なるほど。さて、代表?どうする?」
「俺がしきるのかよ」
俺がそういうと悠馬は笑いながら、みんなの前に出ていった
「よし!行きたい人!」
「「「「「はい!!」」」」」
「おうおう、男子だねぇ」
中村が俺ら男が手をあげてると茶化していた。すると、殺せんせーが口を開く
「まだ一度も成功していない試験機ですが…。それでも乗りたい人!」
「「「うぅん・・・」」」
そう言うと、大部分の男子が手を下げた。すると手をあげていたイトナが言った
「それでも俺は乗りたい。ロケットなんてメカ好きにとっちゃ垂涎ものだ。けど、今回だけ譲ってやる。渚、カルマ」
「は?俺、こういう他人頼みのリスキーな挑戦、嫌なんですけど。寺坂とダミーを乗せりゃいいじゃん。仮に落ちても損害ゼロだし」
「まぁ、めんどくせぇかもしれないが・・・今回のクラス対立で本気で闘ったお前らがいってほしい。そうだろ?渚?」
「うん。カルマ、一緒に行ってみようよ?友達と宇宙に行けたら、最高だな」
ニコっとして、言うそんな言葉に仕方ないと言った顔して・・・
「はいはい。言うこと聞くって言う約束だしね」
「決まりですね。カルマ君と渚君に行ってもらいます!」
皆が嬉しそうに笑っていた中、俺は自身の体に痛みが感じていた。まだだ・・・弱いところを見せてはいけない
たとえ・・・・この命が尽きようとも・・・冷華は知られていても・・・このE組にはまだ知られたくない・・・
ここまで読んでいただきありがとうございます!次回もよろしくお願いします!