暗殺教室 少年の求めていたもの   作:絆と愛に飢えるシリアス

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転校生の時間2

あのコンビニの問題も終わり、俺はいつも通りの暗殺生活戻ると・・・少しおかしく感じたのだ

 

「はい、みなさん。ホームルームを始めます。席についてください」

 

普段と少し違う声で話す殺せんせー・・・・何かあるのか?それに・・・

 

「(なんか大きいぞ?)」

 

何故が少し大きくなっている殺せんせーに律が質問をする

 

「《殺せんせー。33%ほど巨大化した頭部について説明を》」

 

「水分を吸ってふやけました!湿度が高いので・・・さて、烏間先生から転校生がくると聞いてますね?」

 

「あー、ぶっちゃけ殺し屋だろうね」

 

誰かが殺せんせ―の質問に恐らくこういうやつだろう?って言うと・・・

 

「律さんの時は甘く見て、痛い目を見ましたからね。先生、今回は油断しませんよ。いずれにせよ、仲間が増えることは嬉しい事です」

 

・・・・名指しされた律は嬉しそうに胸張ってるな・・・どうやらあいつはこれからもこのクラスでは楽しくやれそうだな・・・

 

「そうよ、律。何か聞いてないの?同じ転校生暗殺者として」

 

クラスの母・・・原がそう律に聞くと

 

「《はい、少しだけ。初期命令では私と彼の同時投入の予定でした。私が遠距離射撃、彼が肉薄攻撃。連携して、殺せんせーを追い詰めると。ですが、二つの理由でその命令はキャンセルされました》」

 

キャンセル?なぜだ?

 

「《一つは彼の調整が予定より時間がかかったから、もう一つは私の性能では彼のサポートに力不足。私が彼より暗殺者として、圧倒的に劣っていたから》」

 

!?おいおい・・・律は殺せんせ―を追い詰めたよな?それよりもヤバイ奴がいるのかよ・・・?

 

すると・・・

 

そんな時、教室の扉が空いた。ん?なんだあいつは・・

 

「何、あの恰好」

「あれが転校生?」

生徒達がざわつく中、その変な恰好の人は手から鳩を出した

「ごめんごめん、驚かせたね。転校生は私じゃないよ。私は保護者、まぁ白いし、シロとも呼んでくれ」

 

その人・・・シロは笑いながら、そう言った

 

「いきなり白装束できて、手品やったらビビるよね」

「うん、殺せんせーでもなきゃ、誰だって・・・」

 

茅野と渚がそう言いあうのが聞こえたが・・・俺は殺せんせーの方をみると、そこには液化した殺せんせーがいた

 

「ビビってんじゃねェよ!殺せんせー」

「奥の手の液化まで使ってよぉ」

 

・・・・なにやってるんだよ?殺せんせー・・・

 

「いやぁ、律さんがおっかない話するもので!初めましてシロさん。それで肝心の転校生は?」

 

「初めまして、殺せんせー。ちょっと性格とかが色々と特殊な子でね。私が直で紹介させてもらおうと思いまして」

 

シロと呼ばれた男は教室の中へと入ってくると一通り回りを見たが、そいつは何故か俺の方をじっと見ていた。なんだ?あの一瞬不愉快に思ったのは?

 

そんな様子のシロに不思議そうに声をかける殺せんせー

 

「なにか?」

 

「いや、皆いい子そうですな。これならあの子も馴染みやすそうだ。では紹介します。おーい、イトナ。入っておいで」

 

俺を除く皆がドキドキしながら、入ってくるのを待っていると・・・

 

!?

 

ガタッ!

 

俺は咄嗟に立ち上がって壁からすぐに離れるように横へ飛んだのだ。みんな不思議そうに見ていたが、俺がとんだ理由はすぐにわかったのだ

 

 

ドゴォン!!

 

「「「「!!!?」」」」

 

イトナらしき人物が入ってきたのは扉ではなく、外から壁をぶち破って入ってきたからだ

 

「オレは勝った教室の壁より強いことが証明された」

 

「「「いや、ドアから入れよ!」」」

 

・・・・なんだ?こいつ?・・・・それにひとつ気になるところがある・・・

 

「なんか、めんどくさいのがきやがったな・・・」

 

他の皆は殺せんせ―の方を見ていた・・・

 

「(殺せんせーもリアクション困ってる…)」

「(笑顔でもなく、真顔でもなく…)」

「(なんだその、中途半端な顔は!!)」

 

・・・・なんだ?本当に中途半端すぎる・・・

 

「堀部イトナだ。名前で呼んであげてください」

 

「(白づくめの保護者と話が読めない転校生。今まで以上にひと波乱ありそうだな・・・何も起きなかったら良いがな・・・)」

 

「ねぇ、イトナくん。ちょっと気になったんだけど、今外から手ぶらで入ってきたよね?外どしゃぶりの雨のなのに、何でイトナくん、一滴たりとも濡れてないの?」

 

やはり、赤羽も気づいたか・・・そう、こいつは濡れてないんだよ・・・

 

すると、そいつは赤羽の方に行き・・・

 

「おまえはたぶん、このクラスで一番強い。けど、安心しろ。俺より弱いから、オレはお前を殺さない」

 

いや、答えになってない!なんだ?こいつは・・

 

「俺が殺したいと思うのは俺より強いかもしれない奴だけ。この教室では殺せんせー、あんただけだ」

 

イトナは殺せんせーの目の前までくる。勝算らしきものが見当たらねぇぞ?

 

「強い弱いとは喧嘩のことですか?イトナくん。力比べなら先生と同じ次元にはたてませんよ」

 

そう言ったが、次の言葉に流石に俺も驚くことをいったのだ・・・

 

「たてるさ。だって俺たち、血を分けた兄弟なんだから」

 

・・・・・・兄弟?

 

・・・・こいつと殺せんせ―が?

 

 

「「「「・・・・・・はあぁぁぁぁ!?!!!」」」」

 

「負けたら死亡な。兄さん」

 

・・・・予想より遥かにめんとくせぇ事になりやがった・・・・

 

 

 




ここまで読んでいただきありがとうございます!次回もよろしくお願いします
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