今日は進路相談最後の日で、おそらく他の面子がまだ終わってないが、殺せんせーはきっと最後には「それでいい」といいそうだな
さて、俺は今何してるかと言うと・・・・
「烏間先生忙しいはずでは?」
「すまんな。一つだけ昨日君に渡しとくの忘れていたので見せにきた」
「俺に??」
そういうと烏間先生はケースを取り出して中に入っていたのを俺に見せてきた
「!?それは・・・!」
「これは俺個人から君へのプレゼントだ。とはいっても、あまり使うことがないがな」
「チャクラ刀・・・ヒビもなくなっている」
「あぁ、それだけではない。対奴用のナイフと君の使う武器を調べて作り上げた物だ」
俺が愛用していたチャクラ刀ともう一つはそれを参考に作り上げられた対殺せんせー用ナイフ・・・合計四つ
「なぜこれを俺に?それに・・」
「安心してほしい。その武器は俺が信頼できる奴に頼んでつくってもらった。奴を暗殺するために使っていたナイフも君のチャクラ刀を参考に君専用のナイフを作り上げた」
「・・・この対殺せんせー用の俺専用として作り上げられた理由は?」
「・・・これは無いと思うが、奴が死を望んだときは彼らか・・・君かどちらかが奴の命を奪うことになる」
「無いと思いたいですがね・・・。烏間先生、対殺せんせー用のナイフ・・・この三月終えるまで使わしてもらいますよ。・・・どうせなら、あの人と本気の勝負をするならこれを使うのありですしね」
「そうか。じゃあ俺はいくが・・・・俺を困らせるなよ?」
ん、俺を困らせるなよ・・・?それはどう言うことですかと聞こうと思ったがもう出ていかれた・・・。このタイミングで入院で尚且つ、俺の本来使う武器と今さら殺せんせー用のナイフを俺専用に作り上げられている・・・
そういえば、ダークネスは未だしも・・・・名前を出すだけでも吐き気するあの自称天才は大人しすぎる・・・。今は三月・・・
「動きが無さすぎる・・・。これまでの事を考えたら余りにも大人しい」
コンコンッ
するとノックする音が聞こえたので俺は入っていいと伝えるとドアが開けられて入ってきたのは・・・
「・・・あれ、杉野と神崎と矢田?」
「よう!土見!」
「お邪魔しまーす♪」
「失礼するね?」
なんか滅多に見ない三人組の組み合わせ?いや、それはおいといて・・・
「俺お前らに入院するって教えていたって?」
「あぁ、それは殺せんせーがうっかり暴露していたんだよ」
「はっ?」
「でも、安心して?殺せんせーが暴露していたときのメンバーは今ここにいるメンバーと冷華ちゃんぐらい」
「(・・・殺せんせーにもっと強く口止めしとけばよかった。隠していたのに)」
俺はあのときにうっかり漏らさないようになにか対策しとけばよかったと後悔していたのはここだけの話だ。そう思うと神崎が心配そうに聞いてきた
「体の具合が悪いの・・・?」
「あー・・・まぁ、大丈夫だ」
「いや、検査入院してる時点で大丈夫とは言えないぞ?」
「うんうん」
ぐっ、こいつら・・・・
「はぁ・・・で?何できたんだ?」
我ながら冷たい問いかけだと少々後悔したが、矢田と神崎が差し入れを出してきた
「はい!お見舞い品!」
「花?そんな長く入院する訳じゃないのに・・・」
「うぅん、花もだけど果物を持ってきたの。食べる?」
「いや、今は腹は空いてな・・[ぐぅ~]・・・」
「「「・・・・・」」」
「・・・頼む」
俺は流石に今の空腹音は誤魔化せなかったのは分かっていたから、窓の方に横向いて頼んだ
「クスクス。いいよ」
「土見君のかわいい一面見たかも♪」
「・・・不覚」
「ってか、いいのかよ?食べても?」
「あぁ、それは構わない。胃の検査をするわけではないからな」
「ふーん、ってか気になったけどさ」
「ん?」
「そのケースは?」
あー、直しとくの忘れていたのだが、別に隠すことはないし答えた
「対殺せんせー用のチャクラ刀と俺が愛用してるチャクラ刀だ。先に言っとくが対殺せんせー用のナイフは殺せんせー相手にどこまで届くか・・これで試すためにある。愛用してるチャクラ刀は・・・あのときにヒビが入っていたからな・・・」
「・・・土見君にどうして聞きたいけどいいかな?」
「なんだ、矢田?」
「・・・私はいつも思うのだけど・・・土見君はなんでそこまでダークネスを殺そうと思うの?あのときも聞いたけど、もう止まらないからって・・・そんな理由で殺しあうの?」
「「・・・・」」
「そうだな・・・。いいか、これは俺と奴の因縁でもあり・・俺にとっては奴はお母さんの仇でもあり、冷華を・・・危険な目に遭わした。それだけではなく、奴はこのまま放棄してたら紛れもなく危険だ」
「戦うのはやめないのはわかったけど・・・」
「俺が奴を殺そうとする理由は一番の理由は・・・本当の意味でも決着をつけるためだ。それとお前らに伝えとかないといけないことがある」
俺は矢田達三人に真剣な顔で忠告をしたのだ。これは紛れもなくこいつらもそうだがE組や冷華は優しすぎる。だからこそ思う・・・
「もしも、ダークネスと本気でぶつかるとなったときにお前らやクラスの仲間が近くにいた場合は・・・何があっても俺を助けるな」
「なっ!?それはお前!」
「勘違いするな。奴の相手は俺であり、お前らがその戦いに巻き込まれていい理由はない。それに・・・俺の前では誰も死んでほしくない」
「土見・・・」
「それってつまり・・・自分の前では死んでほしくないから手を出すなってこと?」
「あぁ。それともう一つは・・・本当はこんなことを頼みたくないが・・・」
俺が言うのをためらってると神崎が心配そうになっていた。他の二人も同様だった
「ふぅ・・・たら、れば、もしもは本当は駄目なんだが・・・悠馬には既に頼んでるが三人にも頼みたいことがある」
「何?」
「もしも・・・俺がいないときに冷華が困ったら助けてほしい。俺がそばにいないときに冷華を助けてやれるのはE組の友や・・俺が信頼してる親友達だ。まぁ、少しした頼みだな」
「うん。わかった」
「OK」
「うん」
俺がそういうと杉野達は理解してくれた。まぁ、これは別の意味も込めていってるのだがな・・・
「で、お前らは進路決まったか?」
「あぁ!で、俺はたまたま殺せんせーが口滑るの聞いたからここにきたんだ」
「なるほど。・・・杉野、少し耳貸せ」
「?」
「(お前は早く神崎にアタックしろ。つまり、さっさと、告白しろ)」
「なぅなな//!?」
「?杉野くん顔赤いけど大丈夫?」
「あっ、い、いや!大丈夫です!」
「そう?良かった・・・」
俺がその光景に少し笑っていると矢田が少し苦笑しなから聞いてきた
「・・・土見君って時々なに考えてるかわからないけど今のは少し悪い顔していたよ?」
「それは失礼だぞ?矢田」
「にしても・・・一年前の転校してきた時の土見君と比べると天と地の差だね・・・。これが土見君の本来の姿なんだろうけど」
俺はその言葉に少しだけなんとも言えない気持ちだった。それを言われるとな・・・・。その後俺は検査の時間が来たので今度は退院後に会うことを約束した
その日の夜・・・・
俺は検査も終えて診断は明日になると言われて病室で一人外を眺めてると・・・
ひとつの光がE組の校舎がある山に赤い光が落ちた
「何だ!?」
俺はその落ちた赤い光と山が包み込まれるように囲まれるのが見えた
「まさか・・・・!くっ、冷華に連絡を」
「[海君!あの光見えましたか!?]」
「あぁ、冷華、明日は俺が今入院してる病院に来てくれ。あの光が世間の人も見ている事を考えたら・・・兎に角悪い予感がするから、明日は学校いないで俺の方に来てくれ!」
「[わかりました!]」
電話を切り終えた俺は包み込まれた山の方向を睨むように見た
ーーふざけた真似を・・・・!
こんなことをできるのは柳沢か・・・政府の人間達しかできない!!どこまで俺の神経を逆撫でする・・・!!
まずは明日冷華が病院に来たら話さないと・・・!悠馬達のも連絡とりたいが・・・くそ!!
微かな苛立ちと共に・・・・・この日・・・・本当の意味で大きい歯車が・・・・・崩れた・・・・
ここまで読んでいただきありがとうございます!次回もよろしくお願いします!