ある場所にて、一人の男が目の前の科学者・・・柳沢に睨みながら憎々しげに呟いた
「ふん・・・ずいぶんと政府や世界中の人間はつまらない真似を考えるものだな・・・。お前があの超生物がどんな因縁があってもこの俺には関係ない。だが、下らない真似をしたらいくら貴様と言えど容赦はしないぞ?」
「安心しな。俺はお前の戦いの邪魔はしないと約束しょう」
「ふん・・・」
男は柳沢の言葉に納得はしていなかったがひとまずは信用して部屋から出ることにした。その時、柳沢が男に聞こえないと思っていたのか小さく「人工生命体の癖に・・・」と聞こえていたが、あえて無視した
男は誰もいないのを確認して小さく先程の事を思い出した
「(奴が約束守ると思えないし、信用は一度もしてない。だが・・・)俺達の因縁は誰であろうと邪魔は許さない・・・。お前もそうだろ・・・土見海斗」
男は自身を殺す存在であろう男を思い出して来るべき戦いのために暗闇の場所へと再び歩き始めた
ーーお前を殺すのはこの俺の役目だ・・・。そして俺を殺すのもまたお前の役目だ・・・楽しみにしてるぞ・・
一方、山に閉じ込められた殺せんせーは呑気に教室の掃除をしていた
「ヌルフフフ、超生物の私が今更恐れるものがあろうはずがない」
掃除をすべて終えた殺せんせ―は教室を見渡しながら過去を思い馳せていた
ーー殺せんせー!
ーーおはようございます!殺せんせー!
ーー先生・・・自首してください
ーー起立・・・礼!!!
いつも自分達の朝は私を殺す気で挨拶しながら生徒・・・
ーーうるせぇよ!?このタコ!!
ーーあれ?先生ちょっとしてちょろい?
ーーめんどくせぇ・・・
飄々していて考えが読めない生徒やどこか素直になれない生徒もいたが、彼らはいつも仲間のために考えた動いてくれた・・・
だから・・・叶うなら・・
「・・・ただ、ひとつ叶うなら・・・もう一度だけ、彼らに会いたい・・・」
この静かな教室で私は・・・今も外にいる生徒に思い馳せながらこの静かな声が教室に響いた
海斗side
俺と冷華はスマホを開いて皆と情報交換をしていた。なるほど・・・そんなことがあったのか・・・
海斗:[お前らはどうしたい?]
神崎:[会いたい・・・]
杉野[会わなきゃなにも終わらない]
悠馬:[だな・・・]
片岡:[烏間先生の言葉の裏から考えられるのは第二射が発射されるのは3月13日]
冷華:[考える時間はありますね]
俺や冷華がそういうとそれぞれが密かに動き始めると言った。男子は山側を探り、街中は女子が探る流れで、寺坂組はドローンの調整のために集まっていたり、前原と岡野はばれない程度に体を動かすと言っていた
そして、律が情報分析して最適な侵入ルートの算出ファイルが乗せてくれた
カルマ:[磯貝、海斗]
ん?カルマ・・・?
カルマ:[もし山の中まで入れたら…]
カルマ:[そっからは俺に仕切らせて]
カルマ:[頼む]
カルマ・・・・・・
海斗:[元々お前の方が俺よりもいいと思うから、俺としてはお前がしきってくれ]
悠馬:[あぁ、任せた(^-^)]
さて・・・俺は俺でやることと言えば・・・仲間のために
俺は殺せんせーに会いに行くためにも武器の手入れをすることにした。冷華にも手入れを手伝ってもらいながら時々冷華と一緒に氷華さんがいつ生まれても大丈夫なように待機した
そしていよいよ発射される当日が近づいてきた・・・・
ここまで読んでいただきありがとうございます!次回もよろしくお願いします!