暗殺教室 少年の求めていたもの   作:絆と愛に飢えるシリアス

156 / 170
ひとつの区切りの時間

俺は止まらない汗をぬぐいながら乱れる呼吸を整えていた。ここまでの戦いで何とか対応はできてるが・・・まだ奥の手を使うにしてははやいし、何よりも奴もまだ奥の手がおるはずだ・・・

 

「フフ、やはり貴様との戦いは心が踊る・・・」

 

「ッチ、耐えきれたか・・・」

 

「だが、そろそろ貴様とけりをつける頃合いだ。もう腹探りもいいだろう・・・」

 

「だな・・・・」

 

俺と奴は再び駆け抜けながら殴りあいをしていた。俺が足を出せば奴も足で・・拳が飛んできたら拳でかえす、互いの格闘をあえて受け止めていた

 

「これならどうだ!?【水遁・水牙弾】」

 

「この鎌で貴様の攻撃弾いてやる!!っぁ!!!!」

 

「くぅ!!(弾かれたか!)」

 

「貰った!!」

 

俺の攻撃が弾き飛ばされて、次の動作写るまでタイムラグがあるの見えた奴は見逃すことなく鎌を振り下ろしザシュッ!と言う音と共に俺の右肩から切り裂いてきた。

 

くっ、回避は失敗したが・・・この絶好の機会でこの距離は外さん!!

 

「【水遁・水霊波】!!」

 

「ぬぅ!!(クナイを使って銃の攻撃とは・・・!!)」

 

「貰った!!」

 

「っ、飛雷神か!ならば交わすまでだ!!」

 

さらに俺は走りながらクナイを奴に投げると、飛雷神で近くに飛び、攻撃をしょうとするが奴は来るのわかっていたのか

 

「あまい!!」

 

飛雷神で飛んできたクナイをつかみながら攻撃しょうとしていた俺の右手を弾いて、クナイが空中に舞った

 

 

信じてたさ・・・お前が警戒して避けるとな!

 

 

「!?消えた!?」

 

「消えたのではない・・・上にとんで方向転換したのさ。そして、これならどうだ!【水雷閃】!!」

 

「くっ!!」

 

奴は無理矢理体を捻り、俺の攻撃が肩に貫通した

 

くそ!!とどめはさせれなかったか!!

 

「はぁ!!」

 

「(裏拳!?)ぐぅ!」

 

「まだだ!!」

 

奴はすぐに起き上がり、裏拳をまともに食らった俺はよろけていた。そんな俺に奴は見逃すはずもなく腹を何発も殴り続けていき、後ろに倒れる俺の背後にとんで奴は低く屈んだ

 

「いくぞ!」

 

その声と共に高く抵抗できない俺をひたすら高く高く蹴るのを繰り返していた。そして・・・

 

「はぁぁぁ!!」

 

奴の踵落としが俺の腹に最後の攻撃に流されるまま俺は地面に直撃し、俺は血を吐いた

 

「ガハッ・・・っ!!」

 

「ふん・・・」

 

奴は俺の首をつかんで睨む。だが、このままやられる俺ではない!

 

「っらぁ!!!」

 

「くぅ!・・・む?!」

 

「ケホケホッ・・・っペッ」

 

「逃げられたか・・・・」

 

ッチ・・・危なかった・・・

 

「休む間はないぞ!【火遁・火龍弾】!」

 

「【水遁・水霊波】!!」

 

奴の口から飛んできた火の龍に俺はクナイを使って水鉄砲みたいに撃ち落とした

 

「全部落としてやったぞ・・・ダークネス」

 

「いきがるなよ・・・・ならばこれならどうだ?」

 

「何?」

 

奴は狂った笑い顔で俺の顔を見て素早く印を結んで口から火を吐いた

 

「【火遁・爆風乱舞】!!」

 

「っ!?これは交わせない!!ならば・・・【水遁・水陣柱】!!」

 

ジュワーー・・・と消化された音が聞こえた。なんとか対応はできたが・・・!

 

「はぁぁぁ!!」

 

「くそ!」

 

奴はその煙を利用して俺のほうに鎌を振り落としてきた。すぐに俺もチャクラ刀をとりだして対抗した

 

何度も何度も交差しながら・・・

 

「「【手裏剣影分身の術】」」

 

同じ考えで対抗していた

 

「「はぁはぁ・・・」」

 

互いの術をうまいこと対抗しながら、攻防を繰り返していた。しかし、奴も俺も体力の限界は近づいてきた

 

「ッチ・・・楽しい戦いはいつも終わりが近づくな・・・。どちらかが死ぬまでは終わらないがな」

 

「くっ・・・、その意見は同感なのと俺はお前との戦いは楽しいとは思えん。・・・【水遁・水断波】!」

 

「む?!」

 

奴はバック転で交わしながら、印を結んで俺に攻撃してきた

 

【火遁・業龍火】

 

!しまった!!!

 

「あっつ!!」

 

「はぁ!!」

 

奴は俺に接近して右手で腹を当てて・・・

 

【火遁・炎掌覇!】

 

その術と共に俺の腹が焼かれて、俺は思わず膝をついて血を吐いた

 

「がはっ・・・・(貫通はなかったが・・・・やけどは確実に負った・・・!まだ奴にそんな力があるとは・・・!)」

 

「はぁはぁ・・・次こそ殺す・・・!(ッチ、殺し損ねたか・・・!力を手に集めて炎を纏って攻撃したが火傷か・・・)」

 

「ぬぅ・・あぁぁぁぉ!!!」

 

「?!くぅ・・」

 

俺は体が火傷で痛いのも我慢して奴に思い切り手首を掴んで思い切り投げると奴も突然のことで受身取れず近くの木に衝突した

 

「はぁはぁ・・・体が痛い・・・!」

 

「くぅぅ・・・土見海斗・・!!」

 

お互いに体はボロボロだ。俺は頭から血が出ていて、超体育着は奴の火遁等によって一部が焼け焦げていた。体は所々切れていた

 

奴は当初あった仮面は粉々で、度々の激突から服も半分は切れていた。そして唇からは出血しており、起き上がるのもゆっくりとよろけていた

 

「そろそろ終わりにしょう・・・これまでの俺達の戦いを・・・そして長き因縁を!!」

 

「あぁ・・・・」

 

お互いにゆっくりとよろけながらも歩いていた。長かった・・・・遂に俺と奴の因縁を・・・決着をつけるときがきた・・・・

 

 

ーー力を使いこなせなかったら・・・無意味だぞ?

 

ーー必ず殺してやる・・・!

 

ーージャリ・・・俺の名はダークネスだ。だが、貴様も母親もこれで死亡だろうな・・・。あの世で母親と仲良くしとくことだな

 

ーー海斗・・・お母さんのお願いを聞いてくれませんか?

 

 

あの時から俺は奴を殺すためにたくさん修行してきて時間を注いできた。どうしたら、確実に殺せるか?どうしたら、冷華を守り抜くことできるのか

 

そんな時間を過ごしていた・・・・

 

だか、終わりももう目の前に迎えてる・・・

 

「長かった・・・・」

 

「俺らの因縁の・・・決着をつけるときだ・・・」

 

奴は先程の俺を攻撃した【火遁・炎掌覇】を再び右手に纏っていた。そして、俺も目をつぶり右手を左手首に押さえて水を纏ってさらにその上で雷を発生させた

 

「(皆力貸してくれ・・・)いくぞ・・・」

 

「こい・・・!」

 

俺たちがにらみあった瞬間・・・殺せんせーのいたほうに爆発した音が聞こえた時に俺とダークネスは全速力でかけより・・・・

 

「はぁぁぁぁぁぁ・・・・・【炎掌覇!】!!!」

 

「ぉぉぉぉぉあ!!!【水雷閃】!!!!」

 

ドゴォォォオォォォォン!!!!!!

 

俺と奴の最高の技をぶつかり合うと共に・・・・・・辺りに爆発が起きた・・・・・

 

 

 

 

冷華side

 

私達は殺せんせーが何とか対応できていたときに・・・海君が戦っていた場所にこれまでもでかい爆発が起きて殺せんせーが戦っていた敵も私たちの周りも思わずそちらを見た瞬間、とんでもない爆風が起こりました

 

「(これは今までよりも強いです)っきゃぁぁ!」

 

「冷華ちゃん!!」

 

私が飛ばされそうな瞬間、杉野さんと有紀子ちゃんが私が飛ばされないように手を掴んでくれた

 

「土見に頼まれたからな!!」

 

「手を離さないでね?」

 

「ぅ、ありがとうございます・・・!」

 

 

暫くして・・・・突風は収まり、先程まで海君の戦っていた場所が静かになりました

 

 

海君・・・生きてますよね・・・・??

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

海斗side

 

辺りの爆発が起こり暫くして、収まり立っていたのは・・・・・

 

「はぁ・・・はぁ・・・」

 

「ぐぅぉぁ・・・・・・土見海斗・・・」

 

俺がなんとか立つことできた。奴はもはや起きるのも困難であったが俺はゆっくりと・・・奴に駆け寄った

 

「はぁはぁ・・・・俺の・・・勝ちだ・・・ダークネス・・・・」

 

「ゴホッ!・・・あぁ・・・・・俺の・・・敗けだ・・・。最後に一つだけ・・・敗者の言葉を聞いてくれないか」

 

「あぁ・・・」

 

「手を握ってくれ・・・・」

 

俺は奴の手を握っていた。もう、奴は助からないのは戦っていた俺がわかる・・・長く戦っていたライバルの最後の言葉を聞くために俺はその声を聞いていた

 

「お前との・・・戦いは・・・これで・・・終わりだ・・・・。死ぬ人間がいっても・・・・説得力はないが・・・」

 

「・・・」

 

「一つだけ・・・お前に伝えておきたかった」

 

「ダークネス・・・」

 

「許されると思ってないが・・・お前の・・・お前たちの人生を狂わして・・・すまなかったな」

 

!?まさか、ダークネスからそんな言葉を聞くと思わなかった・・・・

 

「なぁ・・・もしも・・・普通の生まれだったら・・・俺達は・・・普通の兄弟として・・・喧嘩したりしていたかもな・・・」

 

「あぁ・・・。そうかもな」

 

「ゴホッゴホッ・・・なぁ・・・海斗・・・俺の最後の頼みを・・・聞いてくれないか?」

 

「何だ・・・」

 

「柳沢を・・・倒してくれ・・・!!もう・・・これ以上・・・俺やお前みたいに・・・この力で殺し合わなければならない人生は・・・誰にも味わうのは・・・俺と貴様だけだ・・・!」

 

「わかってる・・・。ゆっくり眠ってくれ・・・兄さん・・・」

 

「あぁ・・・・お前に殺されて・・・・良かっ・・・・た・・・・・」

 

そういって奴は安らかに眠った・・・それを見た俺はダークネスの手を握りしめしっかりと顔を見て誓った

 

「・・・・約束する・・・。俺たち以外の・・・この力を・・・誰にも!!そして・・・手を握れといったのは・・あんたの力を俺に受け流したその力は・・・必ず撃ち取る!!」

 

 

俺の復讐相手でもあり・・・ライバルでもあり・・・人工生命体の兄弟でもあった・・・最高のライバル・・・ダークネスよ・・・安らかに眠れ

 

 

 

 

 

長きにわたる一つの因縁は・・・・たった今・・・終わりを告げた・・・




ここまで読んでいただきありがとうございます!次回も宜しくお願いします!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。