俺は雪村先生にこれまでの事を話していた
俺の出生もダークネスを殺したことも、柳沢のしてきたことも・・・そして雪村先生の仇を討つために仕事を休業してE組に転校してきた茅野カエデ・・・雪村あかりのことも話した
何で話すんだって?だって、俺ももう死んでいるからもういいだろ?ここにきて国家機密を漏らしたとか文句言うなら死んだ人間を追いかけないとダメだろ?
いや・・・無理だろ?それは・・・
「?どうしたの?土見君」
「いえ、何でもないです。これが俺のこれまでの全てです・・・」
「そっか・・・・うん。すべて話してくれてありがとう」
「いえ・・・軽蔑しましたか?俺の生き方にも、復讐とはいえ一人殺したことも・・・」
俺は雪村先生の方に向き合ってそうといかけると雪村先生は首を横に振って笑顔で話してくれた
「うぅん、貴方はきっと自分を信じて戦ってきたんだね?大切な存在を守るために」
「・・・えぇ。家族を・・・仲間を守るためなら俺は神でも悪魔でも殺し合うつもりです。それが俺の覚悟でした」
俺は答えながら自分の左手を見つめていた。そう・・・あの優しげな笑顔を・・・あのE組を守れるなら俺は神でも逆らって戦うつもりだ
だが、それはもう無理だ・・・
土見海斗はもう死んだんだ。あの世界に別れを告げて俺はもう・・・あいつらのもとに生きていくことはできない・・・
「でも、土見君・・・私も言えた義理ではないけどその年で死ぬのは壮絶だね」
「・・・どうなんですかね。俺としては、雪村先生の死に方も壮絶だと思いますがね」
「あははは・・・私の場合はしくってしまって死んだからね」
「いや、死んでもそれを笑うメンタル強すぎません!?」
殺せんせーはきっと死神と言われたときこういう部分が苦手だったのでは・・・?そう俺は勝手に思っていた
あれ?何か別の意味で殺せんせーが振り回される光景を見てみたい気もする・・・
「でも、ひとつだけ謝らせてほしいの」
「え?」
「あの人が迷惑かけました」
!?なんで・・・
「何で貴方が謝るのですか?」
「一応元婚約者としてね・・・」
「はぁ・・・雪村先生が殺せんせーにとってどんな存在だったか話してみてわかった気がしますよ」
「え??」
「何でもないですよ・・・(もしも、殺せんせーとこの先生が協力して教師していたら・・・どんな教室になっていたのか見てみたかった気もする)」
そう頭に思い浮かんだ光景に俺は余りにも笑える光景が毎日見ているような気がした。きっと今以上に楽しい生活になっていただろうな
「でも、貴方は後悔してないの?」
「・・・先生は??」
「私は後悔してないよ。私がそうしたかったからね・・・でも、あるとしたら妹のあかりかな?あの子を置いてしまったのは心残りかな?土見君は?」
「俺は・・・有りますね」
俺がそういうと雪村先生は意外そうな顔をしていた。あれ、なんか変なことをいった?
「なんですか?」
「だって、君の性格ならやりきったと言いそうだったから・・・」
「ええ、確かに俺の人生は悔いない。守るべき未来を守れたから・・・やりきったと言いたいですよ。でも・・・あいつらの未来を最後まで見届けれなかったの残念でした」
そう、あいつらと本音はもっと笑った時期を過ごしたかった。もっと・・・な
「でも、あいつらに残す言葉あるなら・・・恐れず進んでほしい。少年は・・・いつだって見えない荒野に目指すものだから・・・」
「君本当に中学三年生?すごく達観してない?」
「人生色々とあれば、達観しますよ」
俺がそういうと先生も笑っていた。俺の人生に後悔はない!もうあいつらに未来を託したんだ・・・俺はここであいつらが穏やかな家庭をもって人選全うしたときに迎えにいこう・・・
その時は怒られるかもしれないがな・・
「くくく」
「どうしたの?」
「いえ、あいつらなら暖かい家庭をたくさん築きそうだなーと思ったのです」
「なるほど」
そう話してると、俺の体に雷が落ちて俺を包みこんでいた
これは・・・??
「どうやら、貴方はまだここに来るのは早すぎたみたいだね?土見君・・・」
「雪村先生・・・」
「あの子に・・・伝えてくれる?お姉ちゃんは安心したと・・・あの子の事もよろしくね。それとE組の生徒達を見守ってあげてね?時には相談のってあげてね?」
先生は俺の頭を撫でながら笑顔でこれからの事を頼むと話していた
「わかりました。俺は先生と話せてよかったです」
「うん、私も貴方と話せてよかった。あの子達のことも聞けてよかった・・・今度来るときはきちんと人生死ぬときは戦いで死なないでね?」
「・・それは約束できませんがね・・・さようなら・・・先生」
「さようなら土見君・・」
俺はその言葉と共に光が包まれた
俺が去ったあとに聞こえた言葉は・・・・
「死神さん・・・約束守ってくださってありがとう・・・・。そして、さようなら・・・私たちの大切な教え子・・・・」
そんな声が聞こえた・・・・
ドクン・・・ドクン・・・・
光が包まれた俺は体が熱く感じた・・・苦しいと思いたまらず咳をした
「ガハッ!!」
「「「「・・・!?」」」」
俺はゆっくり目を開けると・・・・仰向けだったが、ここは間違いなく死ぬ前の世界・・・ということは
「俺は・・・生き返った・・・・?」
「ヌルフフ・・・どうやら、帰ってきましたね・・・土見君・・・」
「殺せんせー・・・?」
俺がまだ現実味が感じない中・・・走り込む音が気負えたので振り向くと
ギュッ!!!っと俺に向かって飛び込んでくる人影が見えた。俺は一瞬わからなかったが・・・抱き締めた相手をみて落ち着いた
「冷華・・・?」
「良かった・・・!良かった・・・・!海君!!!!!」
冷華・・・間違いない・・・この温もりは・・・冷華の温もりだ・・・・
そう思うと次の瞬間、沢山のE組の仲間が泣きながら俺に向かって飛び込んできた
っちょ!?!どういう事だ!?!!!!
そう思いながらみんなにされるがままに胴上げされた・・・・
ーー良かったね・・・土見君・・・
どこからか雪村先生の声が聞こえた・・・そんな気がした
止まっていた歯車は・・・動き始めた・・・・・
ここまで読んでいただきありがとうございます!次回も宜しくお願いします!