殺せんせーが消えてしまい、皆が泣いている最中に国の人間・・・・いや、政府の人間が雇った現場検証部隊というのが来た。
「化け物はどうなった!?」
「超生物は消えたのか!」
等と心ない言葉を吐くその部隊に俺は思わず怒りそうになっていたが・・・・
「土見君、皆を教室につれていってくれ」
「・・・・わかりました。ほら、皆・・・」
「海君・・・はい・・・」
「おう・・・」
俺は幼馴染みの二人にも声かけると皆は泣きながらもE組の教室に向かった・・・まだ現実を受け止められないからきっと・・・今はそっとさせておいた
「烏間さん!」
「・・・お前らはここで現場検証してくれ。それと校舎内での生徒たちは俺の管轄だから彼らはそっとさせてくれ」
「・・・はっ!」
烏間先生が外で現場検証の人達を相手してくれた・・・。そんな声が聞こえながらも他の皆は殺せんせーの面影を探すように教室を入ると・・・
「これは・・・・?」
誰かがそっと声を漏らした・・・。それぞれの席に座り、そのアルバムを開くとそれぞれがげんなりしながらもみていた・・・
俺のかかれていたアルバムをじっくりとみていたが・・・気がつくと俺以外はみんな泣き疲れたのか寝ていた・・・・そんなみんなの様子を見た俺はそっとしておいて教室を出ていった
ーーーコッコッコッ・・・・
こんなに音は響く校舎だったって・・・?俺は心の中でそうおもうと・・・職員室の前に立っていた
「・・・・」
ーーコンコン
誰もいないはずなのに俺は無意識にノックしていた・・・。だが、その部屋から返事は聞こえない・・・
「・・・・失礼します・・・・」
無意識に俺は職員室にはいるときにいつもの癖で挨拶して入った・・・
「殺せんせー・・・・・・っ」
もう亡くなった先生の名前を俺は無意識に声出してしまった・・・・。俺はゆっくりと・・・殺せんせーが座っていた席に座った・・・・
「・・・ここでいつも殺せんせーは座っていたんだな・・・」
ーーヌルフフフ、土見君はそこで何してるのですか
「!殺せんせー!!・・・・・・あっ」
殺せんせーの声が聞こえた俺は慌てて立ち上がり声だしたが・・・・誰もいなかった・・・
心には寂しく感じていた・・・・
「もう殺せんせーはいないんだったな・・・・何してるんだ。俺は・・・・」
自嘲していると職員室からある人が入ってきた
「ここにいたのか・・・・土見君・・・」
「烏間先生・・・・・」
「・・・・寝れないのか?」
「・・・・・えぇ。先生は現場検証立ち会わなくっていいのですか?」
「少しだけ抜けさしてもらったからな・・・・。土見君・・・。奴の机の下を開けるといい・・・」
「えっ?」
俺は烏間先生に言われた通りに机の下を開けると・・・・手紙が入っていた
「・・・奴は君が入院してるときに書いていた手紙だ。大方卒業アルバムだけでは君に向けて言うのは足りないと感じたのだろうな・・・」
「殺せんせーが・・・・」
「・・・・あとはそこでゆっくりと読むといい・・・」
烏間先生がそう言うと共に職員室を出て俺一人になった・・・・。俺は恐る恐る殺せんせーからの手紙を開いた
【ーーー土見 海斗君へ
この手紙を読んでると言うことは私は君たちに暗殺されたと言うことでしょう。君たちにたくさんのことを伝えたくってメッセージをアルバムに乗せましたが、君にはもうひとつこの手紙を書きました】
「なんで、殺せんせーは俺宛だけに・・・それにどこまで先を見通してこの手紙を書いていたんだ?」
そう疑問に思いながらも続きを読んだ
【君がこの教室に来たときは今でも覚えていますよ。『あんまり仲良くしないでくれ。めんどくせぇから』と堂々とめんどく下がりながらみんなの前でいったときは正直、なんて寂しすぎる生徒だと思いましたがねぇ。まぁ、そんな君でしたが・・・この教室に来て君は様々な出会いと再会・・・そして、大切な人との繋がりを再び結ばれましたね】
「・・・・・」
【そんな大切な人との繋がりを戻ったときの君の表情は優しく誰よりも生き生きとしていました。そして、私は安心しました】
安心しました?いったい何に?
【君なら・・私がいなくなっても、彼らの相談役にもなってくれるであろう。彼らだけじゃなく・・・・・君と芙蓉さんの暖かい家庭を築くのを見たかった・・・・。
土見君・・・・ーーーーー皆さんを宜しくお願いします・・・そして私を教師にしてくれた事に・・・君たちに感謝します。
本当にありがとう・・・・私たちの大切な3年E組の生徒達よ・・・・・・君たちにはたくさんもらいました・・・
君達のターゲット殺せんせーより】
俺は最後の文字を見た瞬間、殺せんせーの感謝の言葉を見た瞬間・・・
「うっぁっ・・・ァァァァァァァァォァァァ!!」
皆の前では泣かないように我慢していたのが一気に崩壊して俺は泣き崩れた・・・・
そして、実感したのだ・・・・・
先生は・・・・殺せんせーはもう・・・本当に死んだのだと・・・改めて突きつけられた現実に俺はその日は大泣きした・・・・・・
一生忘れることのない悲しく辛い恩師との別れを俺は忘れることはないだろう・・・・
ここまで読んでいただきありがとうございます!次回も宜しくお願いします!