暗殺教室 少年の求めていたもの   作:絆と愛に飢えるシリアス

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球技大会の時間2

ーープレイボールーー!

 

審判の合図と共に、試合は始まりバッターは一番木村からだ。初球は見逃した木村は進藤の球に嫌そうにいっていた

 

「あーいやだいやだ。俺が一番とか嫌だけど・・・」

 

ーーおーっとE組木村!進藤君の豪速球に棒立ちだ。バットくらい振らないとカッコ悪いぞ!

 

木村は最初、なす術もない。しかしここからがE組の作戦だからな。それにしても・・・そんなことを言うならお前が打ってみろよ。ったく・・・この学校の下らん風潮に呆れる・・・

 

「フン、一回表3人で終わらせて、その後10点取ってコールド勝ちさ。」

 

野球部の監督がそう言うのは俺は聞こえたが、その思惑はどうかな?

 

ワン、ツー、スリー

 

殺監督のサインだが、理解したか?木村は?

 

「(りょーかい)」

 

進藤が投げた球に木村は・・・

 

「バントだ!良いところに転がしたぞ!守備どこが取るかで一瞬迷った!セーフ!ノーアウト一塁だ!」

 

E組一の木村の俊足なら意表をつけば軽々セーフだな。バント処理は流石にプロ程上手くいかないようだ。まあ所詮は中学生といったところだな

 

 

ーー2番バッター潮田君

 

 

次は渚、これもバント成功。

 

ーー今度は三塁に強いバント!サード捕れない。何とランナーが一、二塁!

 

その様子に会場は騒然としていて・・・

 

「進藤クラスの豪速球をバントで適切な位置に転がすのは至難の技だぞ!?」

 

向こうの監督も唖然としているな。だが、そんな彼らはとんでもない相手を特訓されていたんだからな・・・

 

俺は悠馬から聞いた話に遠い目をしながら呆れていた

 

聞く話によると・・・

 

『殺投手は300kの球を投げる!殺内野手は分身で完璧守備!殺捕手は囁き戦術で集中を乱す!』

 

殺せんせーのマッハ野球は恐ろしいほど鍛えられた。特に動体視力がらしい

 

皆ヘトヘトになった。そこであとに・・・

 

『みなさん、そろそろ先生のスピードにも慣れたでしょう。そこで今度は対戦相手の練習です。先生が進藤君と同じフォームで飛び切り遅く投げます。きっと彼の球が止まって見えるでしょう』

 

 

そう、完全に対野球部の対策を続けたのだ・・・

 

俺は悠馬から教えてくれたからあいつの事に関するのは頭入れている・・・

 

 

そして3番の磯貝もバント成功をして、ランナー満塁。迎えたバッターは杉野!

 

 

「何なんだよこいつら!?獲物を狙うようなこの目…俺らが今やってるのは・・野球なのか・・・!?」

 

「(進藤・・・確かに武力ではお前に敵わないよ。けれど、狙い澄ました弱者の一刺しで強大な武力を仕留めることも出来るっ!!!)」

 

 

杉野が強い決意と共に打つ!

 

 

“カキーーン!!”

 

ーー打った!走者一掃のスリーベース!E組3点先制!

 

「(俺は今E組と、そういう勉強やってんだ!)おしゃぁあ!」

 

E組が先制3点取り、観客も驚いている。まっ、こんなことになると思わなかっただろうな

 

「嘘だろ、何なんだこの展開。こんなはずが・・・」

 

監督も動揺し青ざめているのを見て、俺は心境察した

 

「(まぁそうだろうな?普通ならそういうことはならないよね?だけど、こいつらはとんでもない敵と戦っているんだからそれに比べたら苦ではないだろ)んん?」

 

そんなことを考えていたら、寺井?の後ろから、ある男の声が聞こえた

 

あれは・・・・

 

「顔色が優れませんね寺井先生。具合でも悪いのですか?ならばすぐ休んだほうがいい」

 

「いや、この通り私は健康・・・」

 

「病気で良かった・・・。でなければ、こんな醜態を晒すような指導者が、私の学校にいるはずがない。何、ちょっと教育を施すだけですよ」

 

そして監督の熱を測りこういう・・・

 

「ああやはり酷い熱だ。誰か寺井先生を医務室へ運んでください」

 

声も出ず泡を吹く寺井先生。そして、このタイミングに理事長が現れるってことは・・・・

 

はぁ・・・

 

「どうやら、相当めんどくさい男が来たぞ・・・荒れるぞ?この試合・・・」

 

どうやら、下手したら俺も出ないとダメな事を頭いれないとな・・・




ここまで読んでいただきありがとうございます!次回もよろしくお願いします!
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