男子が試合の最中に理事長が参戦になって動揺をしてる最中だった。そんな中ある場所では女子がバスケの試合終わって男子の応援に向かっていた
「やー惜しかった。勝てるチャンス何度かあったよねー」
「次リベンジしよ。中村さん!」
「ごめんなさい。私が足引っ張っちゃった・・・・」
「そんな事ないよ茅野さん。みんなで頑張ってやった結果がこれなんだから。ねっ?」
落ち込んでいた茅野を片岡はフォローする
「女バスのキャプテンの揺れる胸見たら怒りと殺意で判断力を失って・・・・」
「茅野っちのその巨乳に対する憎悪は何なの!?」
岡野は茅野の台詞に驚いていたのだ。普通の憎悪ではそうならないはずなのになぜそうなったのか?と疑問しか思い浮かばない岡野だった
「さて、男子野球はどうなってるかな?」
「すごい!野球部相手に勝ってんじゃん!」
この声に・・・
「・・・そう思えるなら楽観的だな」
土見が女子の声に小さく反論したのだ。それを聞いた茅野がどう言うこと?と聞く前に片岡が気づいた
「あっ・・・理事長がいる」
「そういうことだ・・・はぁ、めんどくせぇ」
土見の声がみんなの気持ち代弁しているかのように納得してた
一方・・・・
野球部側のベンチでは理事長が座っていて、野球部全員が緊張しながらたっていた
緊張していた面子が待ち構えているとアナウンスの声がした
ーーい、今入った情報によりますと、顧問の寺井先生は病気で部員たちも心配で試合どころではなかったとの事!見かねた理事長先生が急遽指揮を執るそうです!
実況の言葉に観客は沸いた
「さて、とりあえず空気をリセットしてあげたよ」
笑顔でいう理事長に進藤が代表で礼をいった
「ありがとございます…」
理事長はその礼を聞いた後に彼らに語りかけた
「E組の杉野君だが、市のクラブチームに入団したらしい。彼なりの努力をしているようだね」
その言葉に野球部は苦々しげに聞いていたが、理事長は一呼吸おいて続きをいった
「だがそれがどうした?努力など誰でもしている。選ばれた者には宿命がある。君達は、そういう努力をしてきた相手を、この先何十何百と潰さなければならない。野球をしていると思わない方が良い。これは作業なんだよ。大勢の中のたった何人かを潰すね」
土見side
どうやら理事長の話が終わり、野球部はグランドに戻ったが・・俺は目を疑う光景を見た。ちなみにバッターは変・・・岡島だ
ーーさあ、野球部がマウンドに戻ってきました。こ、これはー!守備を全員内野に集めてきた。こんな前進守備は見た事ない!
「(冗談じゃねー。こんな守備で打てるわけないだろ!)」
「殺監督、指示は?」
顔を覆っていた
「打つ手なしかよ!」
あっという間にスリーアウトだ
「その調子だ進藤君。球種はストレートだけで良い。君の球を外野に運べるのは杉野君ただ一人。彼さえ警戒すればいい 」
進藤に教え込む理事長を見てわかる・・・。優れた教育者だと、俺は気づいた
暫くすると、殺せんせ―が赤羽に話してるな・・・
「どうしたの殺カントク、足元に出てきて。踏んで欲しいの?」
赤羽の足元に殺せんせーが・・・
「カルマ君。次の回、打順は君からでしたね。君の得意の挑発で揺さぶってみましょう」
そして赤羽の番になるが、この作戦はどういう意図なんだ?
「ねーえ、これずるくない?こんだけジャマな位置で守ってんのにさあ、審判の先生一言も注意しないの。お前らおかしいと思わないの?あ、そーか。お前ら馬鹿だから守備位置とか理解できないんだ」
その言葉に観客は・・・・
「小さい事でガタガタ言うなE組!たかだかエキシビションで守備位置に文句つけてんじゃねー!」
「そうだそうだ!!」
思いきりいったが避難の嵐だったか・・・どうするだ?殺せんせ―?
「いいんです。口に出してはっきり主張する事が大事なのです」
殺せんせー、一体どんな狙いがあるのだろうか?俺は気になり考えていた
ーー2回の表、E組はなす術なく3アウト!そして裏、打撃でも進藤が火を吹く!この回集中打で2点を返す!
「(殺せんせー、ありがとう。私の教育に協力してくれて。小細工だけで勝とうとする弱者。それを圧倒的な力でねじ伏せる強者。生徒たちはどちらになりたいと思うだろうね?)」
杉野は進藤との対決でまたもやヒットをうたれてランナーは三塁のノーアウトだった。そんな中、次の五番の打った球が・・・
“ゴッ!!”
杉野の頭に直撃したのを見た俺は・・・
「あれはダメだな・・・仕方ねぇ・・・」
杉野が頭をうち担架に運ばれて磯貝はどうするか焦っていた
「どうする!?杉野以外に野球出来るいないぞ!?」
そんな中、悠馬が殺せんせーに指示を聞こうとしたら・・・
「俺が投げる」
「「「「「はっ!?」」」」」
悠馬と潮田、赤羽以外は怪訝そうに見ていた。不満があるのか・・・そうかなら・・・
「杉野が復活するまでは俺が全員押さえる。不満があるのはわかってるが、打たせなかったらいいだけの話だ」
「それができるのかよ!?」
「さっさと散れ・・・必ず押さえる」
俺がそういうと不満そうに皆は立ち位置へ戻ろうとする前に、俺は潮田に伝えとかないとな
「潮田、確り構えとけよ?」
「え?・・・・わかった。あと渚でいいよ」
「・・・考えとく」
俺と潮田・・・渚との話が終わりピッチング軽い練習が終わりプレーが再開される
「どうせ、打てる球だろ?ホームランうってやるぜ」
「そうか、楽しみにしとく・・・」
俺は確りと足をあげて・・・・第一球投げた
“ビュッ!!”
“バシン!!!”
「は?」
バッターだけじゃなく、E組も野次馬も全員が固まっていた
「(い、痛い・・・)」
「審判?カウントは?」
俺がそういうと審判は慌てて
「スッ…ストライク!!」
「速いぞ!?」
「おいおい!?今の・・・145キロあるんじゃねぇか!?」
野球部は騒然としていたが、俺は関係なく投げた
「くそぉぉぉ!?!」
結局そのバッターはそのバッターは三振だったが次のバッターの時にもっと驚く事が周りを騒がした
2球で追い込まれるも、次の球はバッターは真ん中に投げることを予想して構えたが・・・
「よし!貰った!!!」
バッターは勢いよく振るとーー
“バシン!!!”
「はっ・・き、消えた!?!」
突然消えた球に驚く相手だが俺は敢えて潮田に教えた
「よく取ったな・・・。そのナックルボールに」
「な・・・・ナックルボール!?うそだろ!?」
中学でそんな球打てるはずもなく三振に終わった
次のバッターは打ってやる!!と意気込みながら打席に立ち、2球までファールで持ち込むも次の球はまた彼らにダメージ受けることになるの知らずに・・・・
「打てるなら打ってみな?いくぞ」
「くそぉ!!うぉらー!!」
俺が投げた瞬間に彼は勢いよくスイングするが・・・
チョロチョロ~
ポン・・ポン・・ポン
「っえ・・・?」
投げた球がチョロチョロのスローボールだった。突然のことで反応遅れて振るが、当然当たるはずもなく・・・
「ストライク、バッターアウト。チェンジ!」
審判がそうカウントしてバッターは俺の方にみた
「はい三振だな」
その時の俺は潮田曰く、今まで見たことない顔で悪魔のように微笑んでいたと・・・
そんな野球部のバッターは・・・・
「ふっ、うがぁぁぁぁぁ!!!」
バットをおもっきり悔しそうに地面を叩きつけた。そんな光景に敵味方関係なく同情してた・・・
(((あれは腹立つよな・・・・性格悪っ!)))
チェンジになり、最初のバッターは俺が立った。さて、どんだけ速い?
進藤の球を初球は流したが・・・確かに速いのは本当だな。だが・・・
「選ばれた人間とかふざけた台詞に言う奴に・・・俺は負けたくない・・・!」
次の球に俺は確りとバットをジャストミートした!よし!後は腰を・・・ふるだけ!!
カキーーーン!!
「「「「「!?!」」」」」
ーーなっ!?打球がセンターにいくぞ?!いくぞ!?どうか?!入るか!?!入るかーー!!
入るに決まってるだろ・・・?打たれた本人の顔見てみろ・・・これは気づいてるはずだ
ーー打った!?なんなんだよ?!!あいつはー!!!?
わるいな・・・負けたくないんだよ?人に見下す奴には・・・そして、おれ自身にも負けたくねぇんだ
俺はベンチに戻ると、みんなにもみくちゃされた・・・おい、俺はお前らに距離をとってるのに・・・
だがまぁ、その前に起きている杉野に・・・
「おい、もう行けるだろ?杉野・・・」
「あぁ・・・ありがとう。必ず勝つよ」
「そうしろ。じゃねえとめんどくせえ・・・」
俺の言葉に杉野は何を思ったのか笑ってやがった・・・失礼な奴だな・・・
勝負は終盤へ・・・・
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