暗殺教室 少年の求めていたもの   作:絆と愛に飢えるシリアス

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プールの時間

俺はあの鷹岡事件のあとに、病院行き包帯巻かれた・・・針?・・・想像に任せます・・・

 

そんなこんなで今は社会の地理の時間だが・・・

 

「暑い・・・流石に風ないのはきつい・・・暑すぎる・・・めんどくせぇ・・・」

 

そんな皆の様子を見て殺せんせーは

 

「だらしない・・・!夏の暑さは当然の事ですよ!」

 

教壇に立つ殺せんせーは指し棒をピシッと立てて言った。だが…頭がふにゃふにゃだから説得力がない…

 

「ちなみに先生は放課後寒帯に逃げます・・・」

 

「「「ずるい!!」」」

 

殺せんせーのまさかの寒帯に逃げる宣伝にクラスは“ずるい”と怒ってたが・・・寒いのは大丈夫な体質なのか?

 

「でも今日プール開きだよね~! 体育の時間が待ち遠しい〜」

 

倉橋の言うとおり、今日はプール解放の日なのだ

 

しかし・・

 

「いや、そのプールが俺らにとっちゃもっとひどい地獄だよ」

 

木村の言うことが理解できず「どういう事だ?」と俺は聞き返す

 

「プールは本校舎にしか無いだろ?炎天下の山道を1キロ往復するのさ」

 

その言葉を聞くと更にE組の生徒達もダラけていく。はぁ・・・めんどくせぇ・・・

 

「いけませんね・・・。皆さんも少し暑いからってだらけすぎです!!全員水着に着替えてついて来なさい、そばの裏山に小さな沢があったのでそこに涼みに行きましょう!!」

 

殺せんせーを先頭にE組は裏山を歩いていた

 

「渚君、この前の暗殺すごかったらしいじゃん」

 

「ホントだよーカルマ君面倒そうな授業はサボるんだから」

 

「えーだってあのデブ嫌だったし」

 

茅野の言葉にカルマは舌を出しながら応えている。それを横で見ていた俺は渚の暗殺を思い出していた

 

強すぎる才能は…いずれ自らの身も危うくなる・・・

 

そんなことを考えていたカルマにあることを言われた

 

「そういえば、土見はあのデブに刃向かったんだって?意外だねー?そういうの興味ないと思っていたから」

 

カルマからの俺に手厳しい事を言うと、隣にいた二人は苦笑いしてたが言われた本人の俺からしたら、誰が言ったのか気になってしまった。恥ずかしいだろ・・・だから俺はあえて無言を貫いた

 

暫くして・・・

 

沢に着き皆はその光景に驚いていた

 

「小さな沢を塞き止めたので…水が貯まるまで20時間もかかってしまいました。製作に1日、移動に1分、あとは1秒あれば飛び込めます」

 

「うぉしゃーーー!」

 

ヌルフフフと笑う殺せんせーにE組の生徒達は殺せんせー手作りプールに飛び込んでいった

 

「楽しいけどちょっと憂鬱、泳ぎは苦手だし…水着は体のラインがはっきり出るし・・・」

 

そうぼやいてる茅野は殺せんせーの顔そっくりのビーチボールを持ち、浮き輪で浮いていた

 

「大丈夫さ、茅野。その身体もいつかどこかで需要があるさ」

 

カメラを持ちながら、岡島がそう言う

 

「うん岡島君・・・2枚目づらして盗撮カメラ用意するの、やめよっか」

 

中村と岡野が渚の姿を見て・・・

 

「渚、あんた、男なのね」

「今更!?」

 

それにしても・・・茅野のビーチボールはどこで買ったのか気になるな・・・

 

 

すると・・・

 

「E組専用プールこの素晴らしい環境の中で俺はこの光景を何としてもカメラに収めるぜ!」

 

そう宣言した岡島に対し、茅野がゲスを見るような目で変態終末期と呟いてた。それを聞いていた俺は・・・

 

「・・・・あいつは変態だな」

 

「否定しないよ・・・」

 

因みに俺は怪我完治してないから入れない

 

そんな俺と茅野のやりとりの片隅でピピーッ!と笛が鳴る

 

「こら!木村君!プールサイドは走らない!怪我でもしたらどうするんですか!」

 

「あ、はい」

 

「岡島君!カメラは没取です!狭間さんも読書してないで泳いでください!菅谷君!普通のプールならボディーアートは入場禁止ですよ!」

 

(((い・・・・いちいちうるせぇ・・・)))

 

 

殺せんせーは王様気分で台の上に座り、ニヤニヤしていると

 

「そんな固いこと言わないでさ!それぇ!!」

 

倉橋は殺せんせーに水をかけたが・・・

 

「きゃん!!」

 

・・・・・は?

 

「・・・・」

 

カルマは台を揺らし、殺せんせーを落とそうとした

 

「揺らさないで水に落ちる!!」

 

今ので少し仮定ができた・・・

 

((((殺せんせーって・・・水に弱い!?))))

 

「べ、水に入ると触手がふやけて動けなくなるとかないし!?」

 

E組生徒は、殺せんせーの最大級とも言える弱点を知ってしまった

 

水殺・・・・!!!

 

これは、暗殺に使える!!!!と皆は思ったのだ

 

そんな中茅野がバランスを崩して溺れていた…俺は少し離れていたので、茅野が溺れているのを見て助けようとすると一人の生徒が飛び込んで茅野を助けにいった

 

「大丈夫だよ茅野さん、すぐ浅いとこ行くからね?」

 

そう言うと片岡は茅野の体を支えつつ、浅いところへ運んでいった

 

「助かった・・・ありがとう片岡さん!」

 

「ふふ、水の中なら出番かもね?」

 

「さすが昨年度の水泳部クロール学年代表だなイケメグだな」

 

前原がそういうと俺が疑問に思った

 

「イケメグ?」

 

「イケメグって言うのは片岡のアダ名だよ。文武両道、面倒見がよく颯爽とした凛々しい姿からそのアダ名がついたんだ」

 

俺は確かに片岡は面倒見がいいのは俺でもわかる

 

しかし、そんな片岡は何でE組に?

 

「・・・少し訳があるのか?まっ、俺には関係ないな。考えるのもめんどくせぇしな・・・」

 

だが、まさか後に俺も巻き込まれると思わなかった・・・




ここまで読んでいただきありがとうございます!次回もよろしくお願いします!
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