暗殺教室 少年の求めていたもの   作:絆と愛に飢えるシリアス

27 / 170
爆破の時間

その日の夜遅く・・・

 

寺坂はあのシロと手を組んで何かたくらんでいた・・・・。シロは寺坂に労りながら今回の経緯をもう一度話していた

 

「あのタコは鼻が利くとこちらの計画も無駄になる。だから君のような内部の人間に頼んだのさ。イトナの性能をフルに生かす舞台づくりを。寺坂竜馬、私には君の気持ちがよく分かるよ」

 

「・・・(あのタコを唯一追い詰めたイトナっていうやつとその保護者・・こいつらに俺は今協力している)」

 

「安心しなさい、私の計画通り動いてくれれば、すぐにでも奴を殺し、奴の来る前のE組に戻してあげよう」

 

イトナはふと寺坂の前にやって来て指を指す

 

「お前はあのクラスの赤髪の奴より弱い。馬力も体格もあいつより勝るのに、なぜか分かるか?お前の目にはビジョンがない。勝利の意志も情熱もない。目の前の草を漠然と食ってるのろまな牛は牛を殺すビジョンを持った狼には勝てない」

 

その言葉に怒ろうとする寺坂

 

「何なんだよ、コノヤロー!」

 

そんな寺坂をシロが止める

 

「まぁまぁ、決行は明日だ。よろしく頼むよ」

 

その言葉を聞いて動こうとする前に、寺坂はあることに気づいた

 

「そいつ・・・イトナだったって?少し変わってねぇか?」

 

「おや気づいたのか?前回の反省も踏まえて、かなりパワーアップさせたのさ・・・明日成功すれば、君ももとの生活に戻れるさ」

 

「そうかよ・・・」

 

寺坂は舌打ちしながら、シロと別れたがそのシロは怪しげに笑っていたのは誰も知らない・・・・

 

土見side

 

その日の殺せんせーはなぜか鼻から粘液をだしていた

 

「なによ、さっきから意味もなく涙流して!」

 

「いえ、鼻なので、涙じゃなくて鼻水です。目はこっち」

 

「まぎらわし!」

 

というかだらだらと流れる鼻水が気持ち悪いぞ・・・・

 

「どうも昨日から身体の調子が少し変です」

 

昨日から・・・?どういうことだ?と思ってると

 

ガラッと教室の扉が開き、寺坂が入ってくる

 

「今日は登校しないのかと心配でした!!!」

 

一瞬で寺坂の前に来て、鼻水をまき散らしながら殺せんせーはそう言うが

 

汚っ!

 

当然、寺坂は嫌そうに追い払うが、何だ?あいつから感じる嫌な感じは・・・・?

 

「おいタコ!そろそろ本気でぶっ殺してやんよ。放課後、プールに来い。弱点なんだってな、水が。てめぇらも全員、手伝え!俺がこいつを水に中に叩き落としてやかったからよぉ」

 

「悪いがめんどくせぇ。俺はこれまでも協力してなかったのに今更参加するつもりはねぇ」

 

「何だと・・・!」

 

俺が言うと寺坂は俺を睨んできたが正直怖くねぇな

 

すると、前原が口を挟んできた

 

「寺坂、お前ずっと皆の暗殺には協力してこなかったよな。それをいきなり、お前の都合で命令されて、皆がはい、やりますと言うと思うか?」

 

「別にいいぜ、来なくても。そん時は俺が賞金の100億独り占めだ」

 

そう不満そうに前原が言い放つと寺坂はそう返し、教室から出て行ってしまった

 

「何なんだ…あいつ」

「もう、正直ついていけねぇよ」

 

元々つるんでいた吉田と村松がそうつぶやく。俺以外にもE組の皆は寺坂の暗殺に付き合う気がないようだったが・・・

 

「皆、行きましょうよ」

 

そう言いながら、粘液が流れていく

 

「うわっ、粘液で固められて逃げられねぇ!」

 

「せっかく寺坂君が私を殺る気になったんです。皆で一緒に暗殺して、気持ちよく仲直りです。土見君も今回は逃しません!」

 

他生徒は捕まっているが、俺は捕まりたくない!!

 

「悪いが、めんどくせぇのはごめんだ!」

 

「海斗!?」

 

悠馬、皆・・・すまねぇ、俺が参加しないと決めたら俺は参加しない・・・

 

少しみんなに申し訳ない気持ち一杯だったが、それでも参加はしないと固く決心したが、嫌な予感は拭えないので隠れてみとこうと決めた・・・

 

 

 

そして、放課後―

 

E組の皆が仕方なく、プールに入るが、俺は皆に、ばれないように木の近くに隠れていた

 

「そうだ!そんな感じに散らばっとけ!」

 

偉そうに指示を出す寺坂をみて俺は呆れていた・・・。あいつなに考えてる?すると、まだプールに入っていなかった竹林が不満を述べる

 

「疑問だね、僕は。君に他人を泳がせる器量なんてあるのかい」

 

「うるせぇ、竹林。とっとと入れ!」

 

竹林を蹴とばす寺坂をみて俺は本格的に嫌な予感が止まらなかった

 

そんな様子の寺坂に他の生徒の声が聞こえた

 

「すっかり暴君だぜ、寺坂の奴」

「あぁ、あれじゃ一年、二年の頃と同じだ」

 

・・・・昔からなのか?あいつは・・・

 

そんな会話を聞いてますます嫌な予感が止まらない・・・

 

「なるほど、先生を水に落として皆で刺させる計画ですか。それで君はどうやって先生を落とすんです?ピストル一丁では先生を一歩足りとも動かせませんよ?」

 

「ッケ!覚悟はできたか?モンスター」

 

寺坂は銃を殺せんせーを構え、そう言う

 

「もちろん、できてます。鼻水も止まったし」

 

「ずっとてめぇが嫌いだったよ。消えてほしくてしょうがなかった」

 

そう告げると、殺せんせは緑の縞々模様に変化する。あれは嘗めてる顔だ・・・

 

「えぇ、しってます。この暗殺の後、ゆっくり二人で話しましょう」

 

「(なめやがって…来い!イトナ)」

 

引き金を引くと、プールの水をせき止めていたダムがぶっ壊れた驚く寺坂と殺せんせーとE組の皆

 

これは・・・

 

「まずい!!」

 

俺は直ぐに行動を起こした

 

そんな寺坂の様子は・・・

 

「嘘だろ・・・おい」

 

っち!?今の言葉から察するにあいつがやはり考えた計画じゃないのか!?

 

俺は全力疾走で流されるE組を追いかけていった

 

間に合ってくれ!!




ここまで読んで頂いてありがとうございます!次回も宜しくお願いします!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。