爆破が起こり俺は今、全力疾走で走っていた・・・
「くそ!寺坂のやつ・・!あれは騙されていたのか!?」
俺は走りながら寺坂に対する悪態をつきながら、皆が流される先には危険だと知ってるから・・・
「隠していた縄と・・・頑丈な木にくくりつけて、さらに棒をはしっこに投げて!」
ザクッ
これで後は掴めば!俺は頭の包帯を無理矢理とったのだ。非常事態なんだから時間がない!すると、泳げない茅野流されてるのが見えた!しかも辺りどころが悪かったのか、茅野は気絶してる
くそ!と俺は毒つきながら川へととびこんだのだ
間に合えよ!!
そんな中、殺せんせーは生徒を助けるために慌てて行動を起こしていた
「この先は岩場が・・・!落下すれば死んでしまう」
その様子にシロ達は・・・
「気遣って助けている間に奴の触手はどんどん水を吸っていく」
「少しの水なら粘液を出せば、防げるぞ?」
イトナがシロに言った
「そうだね、イトナ。周囲の水を粘液で固めて浸透圧を調整できる。しかし、奴は粘液は出尽くしている」
タイミングを見計らっていたのだ・・・絶好の暗殺をするために・・・
一方、カルマは爆発音を聞いて慌てて、プールへと行くが、そこには水が空になったプールがあった
「なにこれ・・・・」
驚くカルマにそこにはまだ寺坂がいた
「俺は・・・・なにもしてねぇ・・・。話が違ぇよ、イトナを呼んで突き落すって聞いてたのに・・・」
動揺する寺坂の言葉に状況を察したカルマ
「なるほどね。自分でたてた計画じゃなくて、まんまと操られたってわけか」
「言っとくが、俺のせいじゃねェぞ!こんな計画やらす方が悪いんだ。皆が流されてったのも全部奴らが悪・・・」
その言葉にカルマは寺坂を殴る
「流されたのは皆じゃなくて、自分じゃん。人のせいにする暇あったら、自分の頭で何したいか考えたら?」
その言葉に寺坂は悔しそうに下を向いていた・・・
土見side
ぐっ・・・・、何とか茅野を川から流されそうなところどうにか陸に上がれそうだと思ったが縄が切れそうだ
・・・仕方ねぇ・・・
「めんどくせぇが俺よりもお前が助かった方がいい・・・おらよ!!!」
ブォン!!
俺は事前に上着を脱いでクッションを作っていたからおそらく大ケガする心配はないはず
・・・多分・・・
ブチッ!
「ー!?」
本当に嫌なタイミングで切れるかよ!?
「くっ・・・!」
俺は茅野が無事に陸の方についていたの確認すると・・・意識を手放した・・・
寺坂side
俺はカルマに殴られた後に、一人でゆっくりと歩いて過去を思い出していた
「(俺は自分が強いと思っていた。弱そうなやつにターゲットを決めて、支配下に置く。それで俺は楽勝だった。だけど…この学校じゃその生き方は通じなかった…)」
いくらクラスの弱そうな奴に脅しをかけても、通じなかったのだ。ここでは勉強の成績が全て
「(俺が持っていた安物の武器はここじゃ一切役立たないとこの時、悟った。しかも、たぶんこれから一生そうなんだと。こいつらみたく、先々を見据えて努力する奴が大人になって、俺みたいな無計画な奴を支配するんだ)」
その時の自分の気持ちを思いだし、苛立つしかない・・・
「(落ちこぼれのE組に落ちて、同じような目的のない連中と楽に暮らせると思ってたら、そこでも違った。いきなりモンスターがやってきて、クラスにでかい目的を与えちまった。取り残された俺はここでも目的があって、計算高いやつに操られて使われてた・・・・)」
俺はみんなのいるところにゆっくりと歩いていた・・・・
シロに操られた苛立ち、騙された苛立ちしかなかった・・・
第三者side
皆が殺せんせーが押されてるの動揺していたが、なぜ押されているのか?その疑問は寺坂が答えた
「水だけのせいじゃねぇ。力を発揮できねぇのは、おまえらを助けたからよ。見ろよ、タコの頭上」
そこには木にぶら下がっている、原の姿があった
「ぽっちゃりの原さんが今にも落ちそうだ」
「殺せんせー。原さん達を守る為に…」
「あいつ、ヘビーでふとましいからあぶねェぞ」
寺坂がそこまで言うと、皆は寺坂の方を見ていた・・・
「なぁ・・・お前、ひょっとして・・・今回の事、全部奴らに操られてたのか?」
磯貝が言うと
「あぁ、そうだよ。目的もビジョンもねぇ、短絡的な奴は頭の良い奴らに操られる運命なんだよ。だがよ操られる相手ぐらいは選びてぇ。奴らはこりごりだ。賞金持っていかれるんのもやっぱ、気に入らねぇ!」
「だから、カルマ、てめぇが俺を操ってみせろや。その狡猾なおつむで俺に作戦与えてみろ!完璧に実行して、あそこにいるのを助けてやらぁ」
その言葉に少し笑みを浮かべ、カルマは言った
「いいけど、実行出来んの?俺の作戦、死ぬかもよ?」
「やってやんよ。こちとら実績もってる実行犯だぜ」
悪知恵の働く男と行動力のある二人が共同で行動・・・いったいどうなる?
茅野side
・・・ん・・・
私は閉じていた目をゆっくりと開けたのだ・・・。すると、何故か私は陸の方に寝転がっていたのだ・・・いったいいつの間に・・・?
グジャ
・・・ぐじゃ?私は音がした方に振り向くと、制服だったのだ。しかも男物の・・・だれのもの??
近くに川が流れてる。綱がある・・・服がある・・・
「まさか!?」
私は直ぐに立ち上がり、川の下が繋がっているから直ぐにそこ見ると・・・
「っちょ!?」
私達のクラスで嫌っている土見君がしたの石ころに上半身見えていた
私は大慌てで下に向かうと・・
この間巻いていた包帯がなく出血していたのだ・・・
「土見君?!聞こえる!?」
「・・・ぐ・・・寝てしまっていたか・・・」
「良かった・・・じゃない!止血しないと!」
私はさっき服の近くに落ちていた拾った包帯で土見君の頭を巻いたのだ。・・・・よし!今度こそ大丈夫!!
「・・・すまん。手間かけたな」
ぇ?えぇ!?あの・・・土見君が謝った!?
「なんだ・・・?」
「いや。その・・・」
「?まぁいい。殺せんせーの方いくぞ?」
あっ・・・本人は気づいてないけど、普通にしゃべってるよね・・・兎に角、土見君の言う通り、殺せんせーの方に救援へ向かおう!
私達は急いでみんなのいる場所に向かっていった・・・ひとつの疑問が忘れて・・・
ここまで読んで頂いてありがとうございます!次回も宜しくお願いします!