暗殺教室 少年の求めていたもの   作:絆と愛に飢えるシリアス

32 / 170
期末試験

期末試験当日―

 

中村が前にいる渚に声かけたのだ

 

「どうよ?渚。ちゃんと仕上がってる?」

 

「まぁ…ヤマが当たれば」

 

少し笑いながら中村の問いに渚は言う

 

「男ならしゃんとしな!英語なら上位狙えるんだから」

 

中村はそう言うと、誰かが声をかけてきた

 

「楽しみだなぁ~」

「A組と無謀な賭けしたんだって?」

「どんな命令されるんだろうなぁ」

 

修学旅行の時の二人組が絡んでいた。それを聞いた渚は少し眉をひそめて動かないが、中村は行動起こそうとペンを取り出し、二本のペンを相手の鼻に詰め込んだのだ

 

「さて、あたしら一番乗り・・・って」

 

「「誰だ!?」」

 

二人揃えて言うと、烏間先生が現れた

 

「律役だ。流石に理事長から人工知能の参加は認めないはず。律が教えた、替え玉で決着した。交渉の時、理事長に”大変だなぁ、いつも”という憐みの目を向けられたオレの気持ちが君らに分かるか・・・・!」

 

「「頭が下がります!」」

 

「律から伝言と合わせて、俺も言わせてもらう・・・頑張れよ」

 

「はい!」

 

渚は答えたのだった。心強い応援と共に教室にはいったのだ・・・

 

「(本来、一人一人のはずの試験。なのに、いろんな人と舞台に立っているのを感じる。一緒になって、戦う者。敵となって戦う者。野次と声援のギャラリー。これは、まるで僕らは暗殺者。おまけに今はグラディエイター。戦いの鐘が今日は鳴る!)」

 

 

チャイムがなり、渚達は合図と共に書き始めたのだ・・・

 

 

 

ここからテストという名の怪物との戦いが始まる。中間テストより難しくなった問題に渚らは苦戦していた・・

 

「(速い!中間よりずっと・・・。中高一貫進学校では中3から高校の範囲を習い始めることは珍しくない。特にペースが早いのはうちでは英・数・理。けど、学校内での条件は皆同じだ)」

 

それでも負けないと彼らは決して諦めず書いていた

 

ーーー英語

 

「これがラスト問題か!(ザコ共が…。俺は親の仕事でロサンゼルスに1年いた。いまさら中学レベルでつまづくかよ!)」

 

英語の最終問題の怪物に一発当てるが、怪物は倒れない事に驚く瀬尾

 

「(嘘だろ、満点解答の見本だぞ!)」

 

「お堅いねぇ。力抜こうぜ、優等生!」

 

するとその時、E組の中村が現れ、怪物に一発浴びせると怪物が倒れ、答えは満点解答

 

「(満点解答だと!?E組ごときが!?)」

 

「たぶん、読んでないんしょ、カリンジャーの”ライ麦畑で捕まえて”」

 

渚も英語の最終問題を満点解答で答える

 

「(しまった。その小説、英語の教師が授業中、さりげなく薦めてやがった)」

 

悔しそうに中村と渚を睨む瀬尾・・・しかし、Aクラスにととっては悪い流れは続いていた・・・

 

 

ーー理科

 

理科は暗記だー!と叫びながら、問題をクリアしていく小山だが、その方針が通用しない問題が現れた

 

「どうしたもんか・・・」

 

すると、今度は理科が得意な奥田が問題と一緒に現れたのだ

 

「本当の理科は暗記だけじゃ、面白くないです。君が君であること知ってるよってちゃんと言葉にして伝えてあげたら、この理科すごく喜ぶんです」

 

その言葉と共に問題が怪物の鎧を外した。そして。身軽になって嬉しいとかスキップしながら小山の元から去ったのだ・・・見ていた本人は引いていた・・・

 

「(理科にも相手に届く努力が必要って、最近やっと分かってきました、殺せんせー)」

 

理科は奥田が活躍していた・・・

 

 

 

ーー社会

 

一人の男が埋もれていた・・・これは荒木だった・・・

 

「(しくじったー!アフリカ開発会議の会談の回数なんて、分かるかよ!)」

 

そんな所に磯貝君がなんとかその怪物を倒したのを見つける荒木

 

「危なかった…。一応、覚えといて正解だった」

 

「磯貝!貴様!」

 

荒木が恨み節の様に言うと、磯貝は「たまたまだよ」とそう言う

 

「俺んち結構、貧乏でさ。アフリカの貧困にちょっと共感して調べてたら実際に現地に連れてかれて、さらに興味が広がっただけだよ」

 

そう笑いかけながら、磯貝は次へと歩き進めたのだ・・・

 

次も勝つために

 

 

ーー国語

 

問題に綺麗な答えを与えていく神崎に悔しそうに良いながらも、彼・・榊原は

 

「顔だけなく、言葉も美しい。ただ、一片の会心の解答でテストの勝敗は決まらない!!」

 

確信したように叫んでいた・・・

 

彼らの脳裏にはaクラス最強の男を思い出していた

 

 

そして・・・数学

 

「(数学か…。E組には赤羽がいたっけ。中間の数学は僕に続いて2位。E組としてはとびぬけている。だが、僕には数学はもとより全教科死角はない)」

 

 

A組の浅野がついに出撃したのだ・・・

 

そして、E組も・・・

「(あぁ、皆目の色変えちゃって…まぁ。勝つっていうのはそういうことじゃないんだよねぇ。通常運転でさらっと勝ってこその完全勝利。正しい勝ち方、こいつを生贄に皆に教えてやるよ)」

 

カルマも動いていた・・・

 

 

 

 

土見side・・・

 

俺も残りの科目数学は出しきらないとな・・・。

 

さて・・・開く門に俺はゆっくりと歩いていた

 

「めんどくせぇが・・・やるからには勝たしてもらうぞ?Aクラス・・・」

 

一つの武器を抱えながら俺は駆け上がっていったのだ・・・

 

 

ーーテストは2日間。暗殺、ギャンブル、すべての結果は数で決まる!

 

 

 

そして・・・テスト返却日へ・・・




ここまで読んで頂いてありがとうございます!次回もよろしくお願いいたします!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。