俺は殺せんせーのいた場所の爆発を聞き、こいつらの暗殺成功したのか?と疑問と希望を持っていると・・
「油断するな!奴には再生能力がある。磯貝君、片岡さん中心になって海面を見張れ!」
烏間先生がそう叫ぶそれを合図に殺せんせーを探し始める。・・・・本当にあれで終わるのか?殺せんせーにしてはあっけない感じが・・・?
「あっ!あそこ!!」
茅野が泡を吹く水面の場所を発見する。俺も含めてE組は警戒するが、そこに現れたのは・・・・
「「「「・・・・はっ?」」」」
思わず、固まるE組のメンバー達・・・俺らが見たのは丸くなっていた殺せんせーが目の前に浮かんでいたのだ・・・
「これぞ、先生の奥の手中の奥の手、完全防御形態!!」
殺せんせーにそう言われ、生徒達絶句
「外側の部分は高密度に凝縮されたエネルギーの結晶体です。肉体を思いっきり小さく縮め、その分余分になったエネルギーで肉体の周囲をがっちり固める。その形態になった先生はまさに、無敵!」
殺せんせーは説明する。おいおい・・・なかなかめんどくせぇな・・・
「じゃ、ずっとその形態のままいたら殺せないじゃん?」
誰かがそういうと殺せんせーは否定する
「ところが、そううまくいきません。エネルギー結晶体は約1日で自然崩壊します。その瞬間に先生は肉体を膨らませ、エネルギーを吸収して元の身体に戻る訳です」
「なるほどな?裏を返せば、結晶が崩壊するまでの1日。殺せんせーはまったく身動きがとれない・・・ メリットよりもデメリットが多いのでは?それにかなりのリスクがあるから最終防御ってか?」
「えぇ、土見君の言う通り、これは様々なリスクを伴います。もっとも恐れるのはその間に高速ロケットに詰め込まれ、遥か遠くの宇宙空間に捨てられることですがその点はぬかりなく調べ積みです」
・・・・たしかに24時間以内にそれは不可能・・・
どうやらこの暗殺は負けたってことか。やられたな・・・
俺は顔を少ししかめたが悔しいと言うより、向こうが上だったか・・・という感じだが、回りは落胆しているし、赤羽は殺せんせーに精神的な攻撃を攻めていたが、烏間先生が上に相談するというと・・・
「対先生用物質のプールの中に封じ込めますか?無駄ですよ、その場合はエネルギーの一部を爆発させて、さっきのように爆風で周囲を吹き飛ばしてしまいますから。ですが、君たちは誇ってよい。世界中の軍隊でも先生をここまで追い込めなかった。ひとえに皆さんの計画のすばらしさです」
・・・今のこいつらにいっても悔しいしかないだろ・・・
しかし、よくぞここまで追い詰めたな・・・・
他の連中が疲労感がありながら、戻っていくなか俺は千葉と速水が何か話しているの気づいたが声はかけなかった。ラストを任せられて成功できなかったらそりゃ辛いわな・・・
ヒュゥ・・・
「・・・・いきなり嫌な風が吹いてきたな・・・嫌な予感がする」
とりあえず、宿舎に戻ると・・・宿舎に入った瞬間に俺の目の前にいきなり杉野と神崎が倒れたのだ。俺は驚いてすぐに二人にかけよった
「おい!?杉野!神崎!?」
俺はすぐに二人のおでこを図ったのだ・・・・!?なんだ!?この熱高いのは!?俺はすぐに二人を近くに横にさせたのだ
「す、すまねぇ・・・」
「ありがとう・・・」
「とりあえず、そこに安静していろ!烏間先生!近くに病院はありますか!?」
しかし、答えが返ってきたのは、残酷な答えだった・・・
「ここに病院はない・・・」
「くそ!(他のメンバーも何人か倒れてやがる・・・!感染にしては可笑しい!!)」
突然、烏間先生は電話を出ると表情変えたのだ。そして俺らに聞こえるような音声にしてくれて聞いていた
「《やぁ?かわいい生徒が苦しんでるね・・?》」
「何者だ?貴様・・・」
「《何者かどうだっていいじゃないか?賞金首を狙っているのはガキ共だけじゃないってことさ》」
「まさかこれはおまえの仕業か・・・!?」
烏間先生がそう問うと、相手はおかしそうに笑う
「《察しがいい。人口に作り出したウィルスだ。一度感染したら最後、潜伏期間や初期症状に個人差がある、1週間もすれば全身の細胞がずたずたになって死に至る》」
「なっ!?」
その言葉に目を開く烏間先生
「《治療薬はある。一種のみのオリジナルでね、あいにくこちらでしか手持ちがない。渡すのが面倒だから直接取りに来てくれないか?》」
渚は律が調べた電話相手の場所を携帯で烏間先生に見せる
「《この島の山頂にホテルがある。手土産はそこの賞金首だ。今から1時間以内に最上階まで持って来い。要求はそうだな・・・動ける生徒の中でもっとも背が低い男女に持ってこさせろ。こちらのフロントには話を通してある。普通に来れば、賞金首と薬の交換は成立》」
どこで見てやがる・・・・?明らかにこちらの同行を知ってやがる・・・!
「《だが、外部ととったり少しでも遅れれば、即座に治療薬は破壊する。礼を言うよ、よくぞそいつを行動不能にまで追い込んでくれた。天は我々の味方のようだ》」
・・・・ブチッ
ガチャン!!!
「「「!!」」」
「ふーふー・・・ふざけやがって・・・!」
俺はすぐ近くの椅子を蹴っ飛ばしたのだ・・・
物に当たるのは最低なのはわかってる
・・・だが・・・!!
「海斗、とりあえず烏間先生の方にいこう」
「あぁ・・・」
俺も含めて無事な生徒達と会議をする烏間先生情報としてはあの場所は政府も関与できない場所だと聞いていた
「政府のお偉いさんともパイプがあり、うかつに警察も手が出せん」
「ふーん、そんなホテルがこっちに味方するわけないねぇ」
「どうすんスか!このままじゃ、いっぱい死んじまう!殺されるためにこの島に来たわけねぇよ!」
焦ったようにいう吉田に調子悪い原が落ち着かせる
「いう事きくのも危険すぎるぜ。一番チビの二人で来いだ?このちんちくりんどもだぞ!人質増やすようなもんだろ!」
寺坂が渚と茅野の頭を叩く
「第一よ、こんなやり方する奴らにむかついてしょうがねぇ。人につれにまで手出しやがって・・・!要求なんざ、全シカトだ!今すぐ全員都会の病院に運んで…「賛成しないな」・・・竹林?」
竹林が寺坂の言葉を遮る
「もし人工的に作った未知のウィルスなら対応できる抗ウィルス薬はどんな大病院でも置いていない。いざ、運んで無駄足になれば、患者のリスクを増やすだけだ。対処療法で応急処置はしとくから、急いで取引にいった方がいい」
まっ、たしかにな・・・
「(打つ手なしだ。殺せんせーが動けるなら手の打ちようがあるのに、僕らの暗殺が下手にいい所までいったせいで…)」
「おい・・・渚、お前なに考えてるか知らねえが、敵の目的は殺せんせーなんだろ?なら、まずは冷静になれ」
周りは俺が珍しく発言してるのが意外なのかビックリしていた。だが、そんなの関係ない
「だが、殺せんせーと律がもう対策だしてくれてるんだろ?」
「ヌルフフ、本当に頭がよくキレてますねー。その通りです。律さんに頼んでおいた下調べも終わったようです。元気な人は来てください。汚れてもいい恰好でね」
動けない状態での殺せんせーはそう言った。俺らは言われた通りに着替えを終えたのだ
「あのホテルのコンピュータに侵入して、内部の図面を入手しました。警備の配置図も」
なるほどな・・・だいたい五分もあれば頭は入るな・・・。今回は協力するぞ?
「敵の意のままになりたくないのなら、手段はひとつ。患者10人と看病に残してきた2人を除き、動ける生徒全員でここから侵入。最上階を奇襲して、治療薬を奪い取るのです!」
烏間先生とビッチ先生は、崖上れないとか殺せんせーと話し合っていたが・・・俺達は上れるというアピールをしたのだ。俺は烏間先生の個人練習で習得したがな・・・・
そんな驚いてる二人に殺せんせーは・・・
「分かりましたか、貴方のもとには15人の特殊部隊がいる。さあ、時間はないですよ?」
「16人です、殺せんせー、私を忘れてます」
「おっとこれは失礼、16人ですね」
烏間先生の方を見ると何か覚悟した顔になったのだ。
「全員注目!隠密潜入から奇襲への連続ミッション!違うのはターゲットのみ。作戦開始は20:00!マップを3分で叩き込め!」
「「「了解!」」」
潜入作戦、 開始!!!
さぁて、めんどくさいことしてくれたバカにはお仕置きをしねぇとな・・・
ここまで読んでいただき、ありがとうございます!次回もよろしくお願いいたします!