暗殺教室 少年の求めていたもの   作:絆と愛に飢えるシリアス

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ぬの時間

毒物使いと同時に倒れた烏間先生だが、意識はあるようで、歩けるらしいが・・・恐らく今の段階では厳しいだろう・・・・

 

「30分で回復させる。決して無茶はするな・・・」

 

「いや、象も倒すガス浴びて動ける方がおかしいって」

「烏間先生も十分ばけものだよね」

 

たしかにな・・・・普通は耐えきれないのにな。しかし、他の面子は何人かが先程の戦闘で不安になっているやつがいるな・・・

 

すると・・・

 

「いやぁ~いよいよ夏休みって感じですねぇ」

 

その殺せんせーの軽い声に俺を除く、渚達はキレる

 

「何よ!お気楽な!」

「一人だけ絶対安全な形態なくせに!」

「渚!振り回して酔わせろ!」

 

指示通りに殺せんせーを回し始め、赤羽がまた殺せんせーにいたずらしようとし、にぎやかなムードになる面子を見て、少し安心した・・・・

 

「殺せんせー、何でこれが夏休み?」

 

「先生と生徒は馴れ合いではありません。そして、夏休みとは先生の保護が及ばない所で自立性をやしなう場でもあります。普段の体育で学んだことをしっかりやれば、早々恐れる敵はいない。君たちはクリアできます。この暗殺夏休みを」

 

渚の疑問に殺せんせーは嬉しそうに答えていた・・・。すると、殺せんせーがニマニマとした顔で俺の方に見てきたのだ

 

「あれだけ、皆さんと距離とっていた貴方が今回協力してくれるのは先生は嬉しいですねぇ」

 

「・・・・黒幕が気にくわないから俺は協力してるだけです。それ以外に理由はありません」

 

「ヌルフフフ、そうですか、そうですか」

 

「何ですか?」

 

「別に~♪」

 

「・・・・・」

 

・・・・なんかイラつくな・・・

 

「時間がないから急ぐぞ」

 

烏間先生の一喝により俺らは再び行動をしたのだ・・・助かった・・・

 

 

ホテルの最上階・・・・

 

「濃厚な魚介だしにたっぷりのねぎとひとさじのにんにく。そして銃!はぁ・・・・つけ汁うめぇ・・。ライフリングに絡むスープがたまらねぇ!」

 

そんな奴の様子にボスはあきれたようにいう

 

「見てるこっちがひやひやする。弾入りだろう?それ?」

 

「へまはしねぇッス。撃つ時にも何も支障はありませんし、ちゃんと毎晩我が子の様に手入れしてます。その日一番うまい銃はその日、一番手になじむ。経験則って奴っすわ、俺の」

 

そんな様子にボスは可笑しそうに笑っていたのだ

 

「他の三人も同じか?」

 

「えぇ。まぁ、俺らみたいに何度も仕事をしてきた連中は何かしらこだわりがあるもんす。たとえば、スモッグの毒はすべて自作。洗練する実用性をこだわるあまり、研究室まで作る始末」

 

「ほう?ではもう一人、グリップは?」

 

「えぇまぁ、あいつはちょっと殺し屋の中でも変わってまして・・・」

 

そんなやり取りとは別で俺らは・・・5階展望回廊まできたのだが、そこには一人の男が立っていた。先頭にいた、寺坂をはじめ、E組の皆はその立っている人物が殺し屋のそれだと察知する。まぁ、あそこまで殺気だしていたらわかるだろうな

 

 

すると、突然、その立っていた男が片手でガラスにひびを入れた。何だ・・・・!?力で割ったのか・・・!?

 

「つまらぬ。足音を聞く限り、手ごわいと思える者が一人もおらぬ。精鋭部出身の引率教師もいるはずなのぬ、だ。どうやらスモッグのガスにやられたようだな。半ば、相打ちぬっと言ったところか?出て来いぬ・・・」

 

恐る俺らは出ていくが・・・

 

「「「「(それより…怖くて誰も言えないけど、なんかその・・・・)」」」」

 

くそ・・・言いたいけど・・・!言いたいけど・・・!こんな言えない気持ち腹立つ・・・・!!

 

すると・・・

 

「ぬ、多くね?おじさん」

 

他のみんなは赤羽がいて良かったと思ってるだろうな。まぁ、俺もこいつがいてくれて良かったと思う・・・・

 

おじさん曰く、「ぬ、を使うと侍っぽい口調になると小耳にはさんだため、らしい」って案外、簡単な理由だった・・・・

 

「間違っていたらそれでもいいぬ。この場の全員、殺してから、ぬをとれば恥にもならぬ」

 

おじさん・・・いや、グリップはそう言うとゴキゴキと音を鳴らしている手に殺せんせーは・・・

 

「素手、それが暗殺道具ですか?」

 

そう聞くと帰ってきた答えは素手ならば、色々と殺すのに需要があるらしい

 

「だが、面白いものぬ。人殺しの為の力を鍛えるほど、暗殺以外にも試したくなるぬ。すなわち、戦いぬ。強い敵との殺し合いぬ。だが、がっかりぬ。お目当てがこのざまでは試す気も失せた。ザコばかり一人でやるのも面倒ぬ。ボスと仲間を呼んで皆殺しぬ」

 

!俺はすぐに後ろから攻撃に移れるようにばれないで力をいれようとしたら・・・その瞬間、グリップが持っていたトランシーバーをはじき落とした

 

「ねぇ、おじさんぬ。意外とプロって普通なんだね。ガラスとか頭蓋骨なら俺でも割れるよ?っていうか、速攻で仲間呼んじゃうあたり、中坊とタイマン張るのも怖い人?」

 

グリップと相対するカルマに烏間先生は慌てて止めようとするが、殺せんせーが止める

 

「ストップです、烏間先生。アゴが引けている。今までの彼なら余裕をひけからせてアゴを突出し、相手を見下す構えをしていた。でも今は違う。口の悪さは変わりませんが、目はまっすぐ油断なく、正面から相手の姿を観察している。テスト以来、少々なりを潜めていましたが、どうやら敗北からしっかり学んだようですね」

 

「いいだろうぬ。試してやるぬ」

 

グレッグは上着を抜き、戦闘態勢をとる

 

「存分にぶつけなさい!高い大人の壁を相手に!」

 

念のために構えとくか・・・・。何せ、殺し屋はひとつの武器に固執はしないような気がするからな・・・

 

俺は警戒と共に決闘を見届けたのだ

 

 




ここまで読んでいただきありがとうございます!次回も宜しくお願いします!
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