それでは!どうぞお楽しみください!
グリップを撃破した俺らは次の階へ進めたのはよかったがそこで、ひとつ大きな問題が立ちはだかった
「ここから先はセキュリティが厳しいか・・・。中から開けることしかできないのか?律」
『はい!土見さんの言う通り、ここからVIPフロアに通ずる階段は店の奥にあります。裏口はカギがかかっているので、室内から侵入してカギを開けるしかありません』
俺の言葉に律が状況説明してくれた事でわかると思うが、中に侵入してカギを開けるしか方法ない訳か。俺らは烏間先生がいる為、一緒には中に入れない
すると、女子たちが行くと言い出す
「先生たちはここで隠れてて。私達が潜入して中から裏口を開けるから。こういうところは女子だけのほうが怪しまれないでしょ?」
片岡がそう言い出すと、烏間先生は危険だと反論したのだ。まぁ・・・いくら訓練積んでいても、暗殺以前にどこにどこにでもいる普通の女の子達だ。心配しない方がおかしいだろうな
「よし、思い付いた」
「「「「「んん?」」」」」
赤羽の声に皆は???となっていたが、渚だけが何故か嫌な予感を感じ取ったのか顔に出ていた・・・。まさかと思うが・・・
渚side
僕は、あの後カルマ君の策により女子の服を着ることになった。そしてその僕は今何してるかと言うと・・・
「ほら、男でしょ。ちゃんと前に立って守らないと、渚君?」
不破さんが僕をせかす
「無理!前に立つとか絶対無理!」
前になんて立ちたくない!!とそういう思い込めて言うも速水さんが「諦めなさい」と一瞬で希望を打ち砕かれて、僕はため息ついた
「どうして僕が・・・・」
「言ったら悪いけど、自然すぎて新鮮味がない」
「何てこと言うの!?速水さん!?そんな新鮮いらないよ!」
そんな僕らのやり取りに眺めていた男が寄ってきた。見た目から年は変わらないね・・・
「(あの子いいなぁ・・慣れてない感じが新鮮だ。よし!)ねぇ、どっから来たの君ら?あっちで俺と飲まね?金ならあるから、おごってやんよ」
すると、片岡さんが「渚が相手してといて?」と僕に頼まれたのだ。戸惑って反論したのだが「怪しまれないように振るまないと。何かあったら呼ぶからね?」と一人残されてしまうのだ・・・
誰か助けて・・・こんなの嫌だよー!!
土見side
渚をはじめとした女子が俺はやはり心配だった・・・。他の面子もやはり心配そうだったが、動きたくってもセキュリティが厳しいから入れないと言われて我慢していた
「仕方ねぇ・・・」
「ん?海斗?」
「あの中に俺は入り込む」
その言葉に皆は「はっ!?」と口揃えていったが、迷っている時間はない・・・
「あの程度の警備は俺でも入り込める。それに中に入ってる女子に危害は絶対にないという保証はないからな・・・」
「ふむ・・・なら恃むぞ?土見君」
「めんどくせぇがいきますよ(あいつらに何かあるのは流石に嫌だからな・・・)」
俺は普通に歩いたら、警備のセキュリティは作動せず普通に闇に紛れ込めた
さて、他の連中を様子見るか・・・ん?裸になっている男の横にスーツあるな・・・。よし、借りるか
俺はスーツを借りてそのまま闇へと歩いた
矢田side
私達はさっきからいろいろな人達から次から次へと声をかけられる現状に頭を抱えながら片岡さんが拒絶しようとすると、私はこの状況に逃れるために前に出る
「お兄さん達、かっこいいから遊びたいけど、あいにく今日はパパ同伴なの私達。うちのパパ、ちょっと怖いからやめとこ?」
「ヤ、ヤクザのエンブレム!?」
「し、しかも確か・・少人数だけど凶悪で有名な・・・・いや、まてよ!?それなら、本物なら護衛がいるはずだ!」
バッチを見せると、すぐに男二人は立ち去って行くかなと思っていたら、一人の男の言葉にもう一人も「そうか!」といい、私たちの手をつかもうとしていた
「(しまった!このままじゃあ・・・)っ!」
私は内心そう怯えていると突然誰かが間に入って止めた
ガチッ!
「おいこら?てめぇら誰に断ってお嬢達に手を出してやがる?ぁ?」
一人のスーツ来た男が私たちの前に立って、男らに威嚇すると怯えていた。まさか、本物の護衛!?
「どうやらてめぇら、どの組に手を出したかわかった上での行動か?」
「「ひぃ!?」」
男達は震えていたが、後ろにいる私たちも怯えていた・・・
こ、この殺気は私たちに当てられていないけど・・・正直こ、恐い・・・
「だが、大騒ぎにしたくねぇならここから手を引け。もしも、手を出したら・・・・朝日拝めると思うなよ?」
「「ひぃ!ご、ごめんなさい!!!!」」
男達はあまりの恐怖で泣きながら全力で走っていった。助かった・・・
すると、先までいた男は急に気ダルそうに呟いた
「ったく・・・めんどくせぇ事させてくれて・・・お前らもさっさと動け。矢田達」
あれ?何で私たちの名前知ってるの!?そう思うと明かりがスーツ着ていた男に当たった瞬間に見えたのは・・・
「「「「つ、土見(君)!?」」」」
私たちが嫌っていた男が目の前にいた。すると、その男はなにも答えずにここから去るように動いた・・・
あれ本人だよね・・・・?
普段のとすごいギャップが激しいような・・・?
そんな??マークがたくさん出ていたが、とりあえず絡まれるのは嫌だから、私達は早めに行動を起こした
土見side
あのあと俺は影であいつらを見守りつつ、変な輩があいつらに近づかないように見張っていた
(よし!もう問題ない!)と思い俺は来ていたスーツを脱いで、辺りに捨てた後にさっきまで着ていた私服に替えて、あいつらの後ろに隠れていた
因みにあいつらの会話を気づかれないように聞いていた
「色仕掛けをしたい訳じゃないけど、殺せんせーも言ってたじゃない?第二の刃を持てってさ。接待術も交渉術も社会に出た時、最高の刃になりそうじゃない?」
役に立ちそうなのは確かだな
ん?まてよ?今の俺は女子の後ろに隠れているからストーカーとみられるのかな?・・・まっ、襲う訳じゃないしな。そんな矢田の言葉に茅野はーー
「うぬぅ・・巨乳なのに、惚れざる負えない…!」
「(巨乳を憎む茅野っちが心を開いた!?)」
岡野が茅野の言葉に驚いていたがまぁ俺の知ったこちゃじゃねえ・・・
ギリギリまで様子を見て絡まれる心配はなく、渚と合流した後の事だが・・・1人の男が立ちはだかっていた
アピールを見せるためかダンスをしたのだが、あえて心の中で言おう・・・
「(ダンス下手くそか!?)」
あいつらの目にははっきり邪魔って出ているが、気づいてないのか?
すると・・・
「こら、ガキ。いい度胸だ。ちょっと来い!」
ヤクザ相手にジュースをかけてしまい因縁かけられてたか・・・これはあいつらにたとってはチャンスだぞ?
「すいません、ヤクザさん」
「?ぐぁ・・・」
岡野さんが声をかけ、ヤクザに回し蹴りを放った
「すいませーん、店の人。あの人、急に倒れたみたいで。運び出して見てあげてよ」
矢田さんがそう店の人に声をかけた。まんまと見張りをどかすE組女子たちの後に渚がその男に声をかける
「女子の方があっさりかっこいいことしちゃっても、それでもめげずにかっこつけなきゃいけないから、辛いよね、男子は」
ニコリと笑う渚
「今度会ったら、またカッコつけてよ。できれば、ドラックとダンス以外がいいな」
あっ、これ完全に今の男落ちたな・・・哀れ渚・・・
俺も気配隠してあいつらの後ろから出てきたが大いに驚かれた。尚、矢田に「さっき助けたの土見君?」と聞かれたが、めんどくせぇといいごまかした・・・
さっさと上にいかねぇと思いながらも、実は気恥ずかしさと羞恥心を隠すために俺はさっさと歩いたのだ・・・
いかがでしたか?ブランクもありながらもしっかりとかけたと思ってます。そして、読者の皆様、長らくお待たせしまった!これからもよろしくお願いします