暗殺教室 少年の求めていたもの   作:絆と愛に飢えるシリアス

43 / 170
武器入手の時間

俺らはゆっくりと移動しながら殺せんせーは先程まで中に潜入していた女子に問いかけていた

 

「危険な場所に行かせてしまいましたね。危ない目に逢いませんでしたか?」

 

殺せんせーがそう言うと女子たちは首を振りながら殺せんせーの質問に「ちっとも」と笑顔で答えた。その答えに殺せんせーは安心した

 

そして、女装されていた渚はというと・・・着替えて男子組と合流していた。そんな俺は後ろで黙って渚らの会話を聞いていた

 

「結局、今回全部、女子がやってくれたし、僕がこんな恰好した意味って・・・」

 

気を落としたように言うと、赤羽が楽しそうに渚の女装写真を掲げる

 

「面白いからに決まってんじゃん」

 

「撮らないでよ!カルマくん」

 

あいつ、いつの間に撮ったんだ?俺は赤羽の行動の早さに少し引いていた。そんな赤羽の盗撮行動に渚は落ち込むと茅野が渚を慰めていた

 

「そんなことないと思うよ。きっと誰かの為になってるって」

 

「でも、俺としてはあのまま行けばよかったと思うけどな。暗殺者が女に化けるのは歴史上でもよくあるぞ?」

 

悠馬の台詞に俺は内心突っ込みをいれた

 

おい!?渚の傷口を広げたるなよ!?

 

「いっ、磯貝君まで・・・」

「渚君、とるなら早い方がいいらしいよ」 

「とらないよ!!大事にするよ!」

 

・・・・赤羽よ、からかいすぎだ・・・

 

「その話は後にしてくれるか」

 

烏間先生がそう言うと、渚は2度としませんと返事をする。不憫すぎて涙出そうになったのは内緒だ。そんなやり取りの片隅では、誰かが律に聞いていた

 

『はい。ここからはVIPフロアです。ホテルの者だけに警備を任せず、客が個人で雇った見張りを置けるようです』

 

律の説明がされて周りをよく見ると、VIPフロアの入り口にはさっそく見張りが立っていた

 

そんな他の皆はその警備がどんな輩かと言い合うが、寺坂が「倒さなきゃ通れねぇのは一緒だろうが!」と言い返す。その言葉に殺せんせーは同意していた

 

「その通りです、寺坂君。そして、倒すには君が持っている武器などが最適ですねぇ」

 

「ちっ、てめえは能力者かよ・・・」

 

その言葉に凄く不満そうに寺坂はバックからあるものを取り出す

 

おいおい、それは・・・

 

「だが、一瞬で二人とも仕留めないと連絡されるぞ?なにか方法あるのか?」

 

「任せろ。おい木村、あいつらを挑発してここまで引き付けろ」

 

「挑発ってどうやって?」

 

「ふふ、それなら俺のいい案があるよー」

 

寺坂におびき寄せろと言われた木村は戸惑うもカルマが最適な誘い方法を木村に耳打ちする。あいつの考えはこれまでの行いからして嫌な予感しかねぇな・・・

 

 

しばらくして木村は見張りの前まで行くと・・・

 

「あっれぇ~、脳みそ君がいないなぁ。こいつらは頭の中まで筋肉だし、人の形してんじゃねぇよ、豚肉どもが」

 

「「・・・待てや!コラッ!!」」

 

「(ですよねー!?)」

 

おいかれていた男らは木村の速さに驚愕していた

 

「追い付けねぇ!?」

 

木村は足が速いから、誘い役に選ばれたんだろうな。そして、まんまと階段まで誘い込んだ寺坂達は見張り2人にスタンガンを放つ

 

「っけ!タコに電気試そうと思って買っといたのよ。こんな形でお披露目とは思わなかったけどな」

 

買っといたという話に片岡が突っ込む

 

「買っといたって、高かったでしょそれ?」

 

「え、いや、まぁ、最近、ちょっと臨時収入があったもんでよ?」

 

「それも良い武器ですが、その胸元を探ってください」

 

殺せんせーがそう言う。胸元を探ると周りは驚いていた

 

「膨らみから察するに、もっといい武器が手に入るはずですよ」

 

やっぱり殺せんせー、頭の回転も洞察力もすげぇなと感心しながらも他の面子は言われた通りにあいつらは漁ると・・・

 

銃が出てきた

 

「そして、千葉君、速水さん。この銃は君たちが持ちなさい」

 

その言葉に驚く二人だが殺せんせーの事だ。理由はあるだろう

 

「烏間先生はまだ精密な射撃が出来るところまで回復していない。今、この中でもっともそれが使えるのは君たち二人です」

 

「だからって・・・いきなり」

 

千葉が反論しようとすると、殺せんせーは続けて言う

 

「ただし、先生は殺すことは許しません。君たちの腕前でそれを使えば、傷つけずに倒す方法はいくらでもあるはずです」

 

「(俺らが・・・本物の銃を・・・?)」

「(今日、エアガンでも失敗したのに・・・)」

 

まぁ、いきなりそう言われたら、戸惑うわな・・・。しかし、殺せんせーの言うこともまた事実だとおもう

 

「(持つならこいつらの方がいい。まっ、フォローはきちんとするか)」

 

俺はそう内心思っていた

 

「さて、行きましょう。ホテルの様子を見る限り、敵が大人数で陣取っている気配はない。雇った殺し屋は一人、二人です!」

 

すると律から連絡があった・・・

 

『皆さん、これより上の階も専用の非常階段を使わなくてなりません。その為には8階のコンサートホールを通り抜ける必要があります!』

 

律の説明はありがたい。どうやら目的のめんどくせぇ敵ももう少しか・・・俺らはゆっくりと扉を開けたのだ

 

どうかこの次の相手もめんどくせぇ相手じゃありませんように!

 

 

ホールにて一人の男が嘆いていた・・・

 

「(味の悪い仕事になってきたぜ。超生物を殺す任務のはずがいつの間にかガキどものお出迎え。くそまずい・・・やっぱりうめぇのは銃だけだ・・・)ん?誰か来たのか・・・」

 

そう考えていると、コンサートホールでガストロは何かに勘付く

 

 

殺し屋との戦い・・・再び始まる・・・




ここまで読んでいただきありがとうございます!次回もよろしくお願いします!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。