俺たちは今上へ上がっていた。ガストロやボマー・デルフは下で拘束されていて俺らはそのまま直ぐに上へ上がったが近くの見張りが見えたが、先に行動して気絶させた男がいたのは・・・
「ふぅ・・・・ようやく身体が動くようになった。まだ、力半分ってとこだがな」
目付き鋭く、ため息つきながらもちゃっかりと相手を気絶させていた
いや怖いわ!他の面子の反応は・・・
「ひぃぃぃ!?」
「力半分で俺らの倍つえー」
「あの人、一人で入ったほうがよかったんじゃ…」
この通りである・・・
そんな中、俺はさっきの会話を思い出していた
遡ること数分前
ボマー・デルフの拘束をし終えて。俺は自分の怪我のことなど後にしといてもう一つ聞きたいことがあったから奴の目の前に行き、聞いた
「この先にいけば、この事件の黒幕がいるのか?」
「ふむ・・・そうだな。後は廊下に一人いて、そいつは殺し屋ではないからお前らならさっさと倒せるだろう」
「そうか」
「だが、お前に一つアドバイスをしょう・・・耳貸せ」
俺は耳貸して聞くと俺はその言葉に苦笑いしていた
「ったく・・・さっきまで戦っていた敵に何をいってるんだ?お人好しか?」
「はは、お人好しではないな。少なくとも、お前の先見てみたくなったかもな。まぁ、捕まる気はしないから逃げるけどな」
「清々しいほどはっきり言ったな」
お互いに先まで殺しあっていた仲と思えないぐらい笑ってそして・・・
「まっ頑張れよ?土見海斗」
「めんどくせぇが頑張るさ・・・ボマー・デルフ」
お互いに最後の言葉を交わして、俺は潜入していた組の方へと歩いたがこのあとの質問をどう交わすか頭を回転させていた
「土見君・・・君は何者ですか?」
「・・・全部を答える義理はありませんが、俺のあの力は突然変異とだけおしえましょう」
「俺からも聞きたいけどさー、過去に何があったのさ?先ほどの戦いの前の反応といい、可笑しいよ?」
「私も聞きたい」
赤羽の言葉に他の面子もうなずいていたが俺は・・・
「俺がお前達に教えるとでも思ったか?」
ピリッ!!
「「「「「「!?」」」」」」
「お前達は人に自分の過去を平気で話せるのか?言えないことも、隠してることも・・・人に伝えれるのか?」
「「「「「「・・・・」」」」」」
俺の言葉に皆はなにか思い当たる節があるのか、それぞれ傾いていた。言いすぎなのも分かってるが・・・この事は話すつもりもない
「時間がない。急がないと間に合わないぞ」
烏間先生が俺たちに指示出すと俺達も慌てて走っていき、そして冒頭に戻る訳だ・・・
俺が回想浸っていると殺せんせーがこの上にいるボスの正体について話し始める
「皆さん、この上にいるであろう黒幕について分かってきたことがあります。彼は殺し屋の使い方を間違えている。見張りや防衛などそれは殺し屋の仕事ではない。彼らの能力はフルに発揮すれば、恐るべきものです」
その言葉に対決を経験してきた千葉、赤羽が反応する
「確かにあいつ…狙った弾は1cmたりとも外さなかった」
「カルマ君も日常で後ろから忍びよられたらあの握力に瞬殺されていたでしょうね」
「そりゃね」
まっ、そりゃあそうだ。俺の対戦したボマー・デルフは信念を持って・・・まっすぐな男だ。俺がそう思い浮かべると、後ろで渚と寺坂が何か話していたが
「(寺坂の様子がおかしいな。注意深く見るか・・)」
「海斗」
「ん?悠馬?」
「肩の傷はどうなんだ?(あとで俺と話する時間をくれ)」
「大丈夫だ。包帯で軽く止血してるし(・・・分かった)」
「いや、多分軽くとは言わないぞ。矢田達なんてあの刀を抜くとき血が結構出るの見て涙目だったぞ?(過去の事なら俺と二人だけ話してくれ。誰も気づかれないように)」
「そうか。めんどくせぇがとりあえず話していたらおいていかれるぞ(・・・なら、早く起きたら、誰も気づかれない場所の砂浜で待ってるからな)」
「そうだな(分かった)」
俺と悠馬は目のアイコンタクトで取りながら話しをしていた。
・・・・悠馬ならいいかもしれないな・・・口固いし、信用できる。
そう話してるとボスの部屋までたどり着いた。烏間先生が合図を出すと、俺達生徒達は音もなく歩き出す
「(おぉ!なんば!忍者を使うと言われた古歩!!一刻を争う緊急時なのに決して焦らず悲観せず、冷静!だからこそ、決して目の前の敵に屈してはいけませんよ)」
殺せんせーはにやにやとしていたが気にしてはいけない
「ここみたいだな・・・みんなよく聞いてくれ」
烏間先生の説明はこうだ。ボスの椅子の隣にあるのがおそらく薬だと思われる爆弾付きのケースがある。取り押さえることが出来れば、それがベスト。もし、気づかれたら烏間先生が犯人の腕を撃つ。それと同時に皆で一斉に襲いかかって拘束する作戦
「なぁ、土見の足の速さでケースをとることは可能か?」
「・・・・いや、恐らく厳しい。敵も万が一の事を考えてる筈だ。烏間先生の作戦の方が、俺はいいと思う」
「確かにその方が俺もいいと思う。敵もバカじゃないと思うしね」
「もういいか?いくぞ?」
そう話してると、烏間先生は俺たちの話を確認して動いたのだ。
そして、俺達は敵のボスらしき人物が座ってるのを見えて飛び込もうとすると・・・
「かゆい…。思い出すとかゆくなる。でもそのせいかな、いつも傷口に空気に触れるから、感覚が鋭敏になってるんだ」
ボスは床に起爆スイッチをばらまく。沢山ばらまかれた起爆スイッチに俺達は動けない
「言ったろ? 元々マッハ20の怪物を殺す準備で来てるんだ。リモコンだって超スピードで奪われないよう、予備も作る。うっかり俺が倒れ込んでも押すくらいのな」
っち・・・さすがにそこら辺は念入りに用意されていたが・・・俺はこの声に聞き覚えがある。それもこいつらにとっては最悪な思い出だ・・・すると、烏間先生が怒気を含んだ声でそいつに聞いていた
「連絡がつかなくなった人物は3人の他に、もう一人いる。防衛省の機密費、暗殺の予算と共に姿を消した内部の人間。どういうつもりだ!鷹岡!!」
「悪い子達だ。父ちゃんはそんな子に育てた覚えはないぞ。仕方ない・・屋上へ行こうか。愛する生徒達に歓迎の用意がしてあるんだ。付いてきてくれるよな?お前らのクラスは俺の慈悲で生かされてるんだから」
こいつ・・・会話を成立する気がないのか?しかし、下手な動きをすればこいつらの希望も打ち砕かれる・・・下手な行動はよそう
っち!めんとくさい奴が黒幕かよ・・・!!
俺達は屋上につき、烏間先生が鷹岡に怒りながら問いかけるとそいつは・・・
「計画でな、茅野とか言ったっけ女の子。そいつを使う予定だった。部屋のバスタブに対先生弾をたっぷり入れてある。そこに賞金首を抱いて入ってもらう。その上からセメントで生き埋めにする。対先生弾に触れずに元の姿に戻すには生徒ごと爆裂しなきゃいけない寸法さ」
「「!!」」
「生徒想いの殺せんせーはそんな酷いことしないだろ?大人しく解かされてくれると思ってなぁ」
こ、こいつ・・・!!
「許されると思いますか・・・!そんな真似を!!」
「これでも人道的な方さ! お前らが俺にした非人道的の仕打ち比べりゃな!屈辱の目線とだまし討ちで突き付けられたナイフがよ、頭の中にチラついて顔がかゆくなってな!夜も眠れねぇんだ!落とした評価は結果で返す・・!受けた屈辱はそれ以上の屈辱で返す!特に、潮田渚!」
鷹岡は指を渚に指しながら怒気を含んだ声でいった
「俺の未来を汚したお前は許さない!」
・・・・他の皆は次々と鷹岡の言葉に抗議していた
「へぇ、つまり渚君はあんたの恨みを晴らす為に呼ばれた訳。その体格差で勝って、本気で嬉しい?俺ならもっと楽しませてあげるけど?」
「いかれやがって…てめぇで作ったルールの中で渚に負けただけだろうが!言っとくけどな、あん時てめぇが勝ってようがも負けてようが、俺らてめぇのこと大嫌いからよ!」
その言葉に・・・
「誰も意見なんざ聞いてねぇ!!俺の指先でじゃりが半分減るってこと忘れんな!!」
「おい・・・」
「あ?なんだ?爆破させられたいのか?」
「いやな・・・無様だな?」
「あ?どう言うことだ・・・」
まだわかってないのか・・・
「お前はお前のルールで負けたのに・・・逆上したり叫ぶ、はっ、まるで癇癪起こした子供だな・・・」
「なっ・・・・!!」
「はっきり言う・・・あんたは子供よりも子供過ぎる。」
「・・・・!このガキがぁぁぁ!」
ダァァン!
鷹岡は顔真っ赤にして俺の方に銃を放ったのだ。その様子に皆は慌てて声かける
「「「土見!!!」」」
「・・・・ふん」
俺はクナイで弾丸を弾いたのだ。こんな分かりやすい弾丸は猿でも弾けるわ
「よ、よかった・・・」
誰かが安心した声でそう言ったのだ。心配かけたな・・・
「(ぐっ、弾かれると思わなかったがまぁいい!)潮田渚!俺のいるところまで来い!来なかったらこれを爆破するぞ!」
「おい・・・!」
「大丈夫だよ。土見君」
?渚?茅野も慌てて渚を止めたのだ
「ダメだよ!行ったら何されるかわからないよ!?」
「それでもいかないと・・・興奮してるから」
・・・・鷹岡は渚に早く来いと興奮していた
「おい、潮田」
「なに?」
「やばくなったら助ける」
「・・・ありがとう」
気を付けろよ、渚・・・
鷹岡の指定していた場所に渚は向かって話し合っていた・・・
「待ってください、鷹岡先生。戦いに来たわけじゃないんです」
「だろうなぁ。この前みたいな卑怯な手はもう通じねぇ一瞬で俺にやられるのは目に見えてる。だがな、一瞬で終わっちゃ俺としても、気が晴れねぇ。だから、戦う前にやることやってもらわなくちゃなぁ。謝罪しろ。土下座だ」
!あの野郎!!・・・渚?
鷹岡がそう言うと、渚はその指示に従う僕は…と渚が話し始めようとすると、鷹岡はそれは土下座じゃないと激高する。渚は地面まで頭を下げた
「僕は実力がないから、卑怯な手で奇襲しました。ごめんなさい」
謝るんじゃねぇ・・・!あんな奴に謝る必要ないぞ!?渚!
「おーその後でえらそうな口も叩いたよなぁ…。出て行け、とかガキの分際で大人に向かって!生徒が教師に向かってだぞ!」
「ガキのくせに生徒のくせに、大人の人に先生に生意気な口を叩いてしまい、すいませんでした。本当にごめんなさい」
俺は我慢できそうない位前へ出ようとすると
ガシッ
「落ち着け」
「お前だけじゃない・・・怒ってるのは!!」
千葉と悠馬が俺を宥めてくれた・・・ありがたい・・
俺は落ち着いて鷹岡の方を睨んでいた。何をするつもりだ?
「よーし、やっと本心を言ってくれたなぁ。父ちゃんは嬉しいぞ。褒美に良いことを教えてやろう。ウィルスで死んだ奴がどうなるか、スモッグの奴に画像を見せてもらったんだが、笑えるぜ」
?様子がおかしいぞ?まさかと思うが・・・
「全身できものだらけ、顔がブドウみたいに腫れ上がってなぁ。見たいだろ?渚君!」
そう言った瞬間、治療薬が入ったケースを投げた。思わず、動揺する渚ら、勿論俺も・・・情けないことに動けなかった
そして・・・
ドガァァァン
入っていたケースが爆破させられた・・・鷹岡の高笑いが聞こえる・・・俺は沸々と怒りがわいてきた
「あの野郎・・・・」
俺がいこうとすると・・・とんでもない寒気を感じて先を見据えると・・・
「渚・・・?(この殺気は・・・お前なのか?)」
その渚は・・・
「こ、ろしてやる・・・・」
殺意に満ちていた・・・
ここまで読んでいただき、ありがとうございます!次回も宜しくお願いします