修学旅行当日
E組は京都に向かうため、新幹線に乗り込もうとしていた
「うーわっ、A組からD組までグリーン車だぜ」
「うちらだけ、普通車。いつものかんじだね」
ふーん、徹底的にしてるな・・・まぁ、良いんじゃねぇ?乗れるだけでも良いから。そんなこと考えていたら悠馬がクラスの方にメンバーを確認してると・・・
「学費の用途は成績優秀者に優先されますー!」
「おやおや、君たちから貧乏の香りがしてくるねぇ~」
うん?なんだ?彼処にいる眼鏡とデブは?まぁ、関わるのめんどくせぇけど・・・苛つくな
「ごめんあそばせ。ごきげんよう、生徒たち」
何してるんだ?この先生は・・・・そんな疑問を笑いながら答える先生
「うふふ、女を駆使する暗殺者としては当然の心得。いい女は旅ファッションにこそ、気をつかうのよ」
「そういう旅じゃねぇのに・・・頭おかしいんじゃねえか?」
「HEY?!そこ聞こえてるわよ!?撃ち抜くよ!糞ガキ!」
俺とイリーナ・・・もとい、ビッチ先生が揉めているとそこに現れたのは烏間先生
「どう見ても、引率の先生の恰好じゃない。着替えろ」
「堅いこと言ってんじゃないわよ、烏間。ガキどもに大人の・・・」
「着替えろ」
烏間先生の表情よくみれば怒りの形相だった。・・・よし、怒らすのはめんどさいタイプだ。絶対に怒らせないでおこう!!
「誰が引率なんだか・・・」
「金持ちばっか殺してきたから庶民感覚がずれてるんだろうな」
確か・・・片岡だったか?そいつが呆れていたら、悠馬はフォローしていた。相変わらずだな・・・新幹線に入ってもまだ落ち込んでいるが、まぁいいだろ
新幹線に乗って、少し経った頃、殺せんせーがいないことに気付く杉野
「あれ?電車出発したけど、そういや殺せんせーは?・・・ん?」
すると、窓にしがみついてるのを、発見した杉野は叫んでいた
「なんで、窓に張り付いてんだよ!殺せんせー!」
「いやぁ…駅中スイーツを買ってたら乗り遅れまして…次の駅までこの状態で一緒に行きます。あぁ、ご心配なく、保護色にしてますから、服と荷物が張り付いているように見えるだけです」
「それはそれで不自然だよ!」
・・・まぁ確かにな・・・まっ関係ないけど
その後、なんとか殺せんせーも新幹線の中に乗り込む。
「いやぁ疲れました。目立たないように旅行するのも大変ですね」
ほっと息をついたようにいう殺せんせー
「そんなくそでかい荷物もってくんなよ」
「ただでさえ、殺せんせー目立つのに・・・」
「ってか、外で国家機密が目立ってちゃやばくない?」
「近くで見ると、人じゃないってバレバレだし・・・」
そんな皆の言葉にダメージ入る殺せんせー・・・メンタルよわっ!?
「はぁ、めんどくせぇから寝るわ、悠馬。悪いけどついたら起こしてくれ」
「しょうがねぇな・・・おう」
俺は意識を落として寝たのだ・・・
磯貝side
俺は今目の前に寝ている海斗を見て、考えてしまうのは俺が知らない何かをあいつは隠してるな・・・昔のあいつは少なくとも、こんな奴じゃなかった・・・。そう、昔は・・・な
「・・・がい」
いったい何があったんだ?家族の話題も渋っていたしな・・・
「お・・がい!」
これはまだ気軽に聞いてはいけないな。いつか話してくれるのか?
「おい!磯貝!!!」
「ん?どうした?前原」
「どうした?じゃねぇだろ・・・いくら呼んでも反応示さないから揺さぶったらようやく反応してくれた」
どうやら深く考えていたようだ・・・
「悪い悪い!ちょっと考え事をしててな・・・」
「それって、転校生のあいつか?」
前原は寝ている海斗に指を指していたが。周りの反応はいまいちだ・・・
「あいつを同じ班にするのは正直私は反対だけどね」
「同感だ。あんな協調性ない奴を同じ班にしても・・・」
岡野の言葉に前原も同意していた。それもそうだろう。転校の初日にあんなことをいったのだから・・・それでも・・・
「頼む!俺がきちんと面倒見るからさ!」
「ねぇ、磯貝君は彼と知り合いなの?」
「まぁ知り合いっちゃ知り合いなんだが・・・」
「えらく曖昧な答えね?」
「悪い!本人が寝ているし俺はそこまで知らない以上は言えないから、本人に聞いてくれ」
ごめんな?本人も言えないことがあると思うし、俺が全部知ってる訳じゃないから黙っとこう
「そうか・・・まぁいいけど、正直俺はあいつに良い印象はないぞ?」
「私も」
「そうね・・・。多分E組皆が彼には悪い印象しかないわね」
そうか・・・なら、俺は最後まで見守る!あいつは本当は良い奴なんだだっていつかは皆がわかってくれるはずだ・・・
今も寝ている海斗の方を見て俺は皆と仲良くしてくれる日が来ると信じている
海斗side
俺らは新幹線から降りて目的の旅館についたのだ。他のクラスはホテルらしいが・・・ここだけの話だ。めんどくさいから言わねぇけど、京都で泊まるなら旅館だろ?
「新幹線とバスで酔ってグロッキーとは・・・・」
誰かがそういったが、まさか殺せんせーの弱点のひとつが・・・乗り物弱いのか・・・
「大丈夫? 寝室で休んだら?」
そう言いながら、殺せんせーに刃を向ける3人
「いえ、ご心配なく。先生、これから一度東京に戻ります」
え、戻る?なんでだ?
「枕を忘れてしまいまして・・・」
あんだけ荷物あって忘れることあるのか・・・!?
ん?俺が驚いていたよそに端で、だれかが何かしてるな。どうしたんだろと思いながら、静かに聞いてみると・・・
「どうしたの?神崎さん?」
たしか・・・渚だったな?そいつの疑問に緑の髪の毛の女の子・・・茅野だったよな?そいつが疑問答えてくれた
「神崎さんの日程表が見当たらないんだって・・・。日程表、見つかった?」
茅野が神崎さんと呼ばれた大人しそうな子にそういうがないみたいだ
「神崎さんは真面目ですからね。独自に日程をまとめていたとは感心です。でも、ご安心を。先生の手作りしおりを持てば、すべて安心」
殺せんせー、あのしおりは厚みがすごくて、持ち歩きたくない。俺でもめんどくさくって覚え切れないから置いていった
「「(それ持って歩きたくないから、まとめてんだよ)」」
「確かにバックに入れたのに・・・どこかで落としたのかな・・・?」
ん?入れてたのに無くした?・・・なんだ?この嫌な予感は・・・明日一回別行動とるか・・・仕方ない。本当はめんどくさいから言いたくないが・・・
「(悠馬、明日後で合流するから別行動とらしてくれないか?)」
「(何でだ?)」
「(昔、関西に来たことあるんだ。今回じゃないと動けないから、許してくれ)」
「(・・・わかった。、ってか何で俺に言うんだ??)」
「(・・・黙っていなくなって迷惑かける方がめんどくさいからだ)」
まっ、関西に来たことがあるのは事実だが・・・・、なんも起きないことが杞憂であれば良いが・・・
俺の嫌な予感は当たらないことを心のなかで祈っていた
因みに俺達は今日は決まった行動をしていたのだ。とはいっても、明日の予定を決めていたが、俺は関係なく、適当に聞いていた
人気のないところ
「へぇ?明日はこういう風に動くのか・・・楽しみだねー。おい、薬を用意しときな。車もだ」
「「へい」」
迫り来る危機に今は誰も気づかなかった・・・
ここまで読んでいただきありがとうございます!次回もよろしくお願いいたします!