夏休み最終日ー
俺はある場所に歩いていた。それは・・・・
「こうして行くのは久しぶりだな・・・また来たよ?お母さん・・・ 」
俺はお花をお墓の前に置いてお水を墓の掃除するためにかけてから掃除していた
「よしよし・・・・綺麗になったな・・・・(?もう一つのお花は・・・冷華がやってくれたのか?まぁ、誰であっても関係ない)」
そう思いながら俺は夏休みのことをたくさん報告していた。近くにだれもいないことを確認しながら自分の思いを沢山話した
「お母さん・・・やっと手がかりが見つけれたよ・・・。あいつの手がかりが分かった」
俺は夏の戦った敵・・・ボマ・デルフーからもらった情報をはっきりと覚えていた。俺が長年求めていた情報を奴は教えてくれた・・・
「じゃあ、お母さん・・・いってきます」
お墓に返事はないのはわかってる・・・。だけど、これは俺の中ではこれを言わないと落ち着かない
暫くして町並みが見えて俺はゆっくりと歩くと・・・
「ヌルフフフ!いました~!」
「・・・国家秘密指名手配されてる男が何してる・・・」
目の前に殺せんせーがいたのだ・・・。こんなにうろうろしていいの?
「そもそもこんなところに居て良いのですか?」
「問題ありません!すぐに話は終わりますから!」
ん?話?
「えぇ、実は・・・」
「夏祭りね・・・確かに夜は予定は空いてますし、いけますよ」
「良かったです!!それでは夜にまた会いましょう!!」
ふう・・・・嵐のようにきてあの人は去ったな・・・。俺はとりあえず、家へと帰宅するとーー
「冷華は家にいないか・・・・。なら、さっさと行く用意するか・・・」
俺は自分の部屋へと入り、南の島でのことを思い出した
「(冷華に怪我のことも気づかれなくってよかった・・・。願わくばーー)よし!!」
俺は降りて靴を履いて出ようとした
「ただいまです。?・・・っ!」
!!本当に何でこの前と言いこのタイミングだよ・・・神様は本当に嫌いだ・・・
「・・・・」
「・・・・」
俺達はきちんとお互いの顔見る事も喋る事なく、俺は家から出ていった。ある程度歩いて周りを見るといないのを確認して深呼吸した
「はぁ・・・・最近こういうの多いな・・・。少なくとも今までなら会うことも無いようにしていたのに・・・」
そう、E組に入ってから冷華とすれ違うのが増えたのだ。今までは会わないように避けていたのに・・・気分転換でお祭り行くか
お祭り会場につき・・・
「人混みも多いしかなり盛り上がってるな・・・うん?」
俺は人混みが多いのとそれだけ祭りは人気なんだと再確認すると、ある一点に気になっていた・・・
「ママ―どこ」
・・・迷子か・・
ほっとくのもあとが引けるし探すの付き合うか
「おーい、僕?」
「うぇ?」
その子は泣いてないが母親を探していたみたいだな・・・。俺は目線を合わせて優しく微笑んだ
「何か困ってるのか?」
「うん・・・ママがどっか行ったの・・・」
「そうか。ならお兄ちゃんと一緒に探すか?」
「いいの?うわー、最近の若い人でそんな確りとした優しいお兄さん知らないよ!」
「いや、俺もこんなに確りしてる子供知らないよ・・・何歳なんだ?」
「五歳です」
「・・・・本当は?」
「5歳9ヶ月です」
・・・なかなか確りとした子供で・・・お兄さんあまりの確りぶりに驚いたよ・・・
「まぁいい。とりあえず、肩車した方が早いかもな?」
「なるほど!上から見ればママが気づいてくれますね!!」
「・・・・お前、いやよそう。俺が突っ込み疲れるだけだ」
「?」
そんな不思議そうな顔するな。しかし・・・最近の子供はこんなに確りしていたら大人も確りとしないとダメだなと思うのは俺の気のせいか?
とりあえず他のクラスの奴には見られたくないな・・・
「あれ?土見君?」
「あー、本当だ―」
「こんばんは、土見君」
なんてこった・・・
「よう、矢田、倉橋、神崎」
とりあえず、子供もいるから挨拶はきちんとしないとな・・・子供は見て覚えるもんだと俺は思う
「あ、うん。その子は?」
「あー、迷子だ。この子の母親を探してるんだが、迷子になっているこの子の母親らしきの見なかったか?」
「「「うーん・・・見てない」」」
そうか・・・
「悪いな。お前らの楽しみの時間とってしまって・・・じゃあ行くな」
「「「・・・ちょっと待って」」」
ん?
「なんだ?心当たりある人でも思い出したのか?」
「いやそういう訳じゃないけど・・・」
「もしそっちがよければ・・・」
「私たちも探すよー」
「ん、いいのか?せっかく三人で楽しんでるのに」
俺の疑問に神崎が答えた
「やっぱり一人で探すよりみんなで探した方が早いかなて思って」
「・・・分かった。あ、名前を聞いておくの忘れていたな。名前教えてくれないか?」
「あ、はい!優人(ゆうと)と申します。よろしくお願いします。すいません。お兄さんやお姉さんの名前は教えていただけませんか?」
「え、矢田桃花だよ?」
「倉橋陽奈乃だよー」
「私の名前は神崎有希子です」
三人も自己紹介したから俺も答えないとな
「俺は土見海斗だ。優人か・・・良い名前だな」
「はい!僕も自分の名前気に入ってます!」
「そうか・・・・本当に5歳児か?」
「はい」
「・・・・本当は?」
「5歳9ヶ月です」
・・・・・やはり最近の子供は確りしてるな。それに・・・神崎たち気づいてないが、男たちがお前らをナンパしょうとしてる輩いるの気づいてないしな・・・
「そういえば、三人とも浴衣似合ってるんじゃないか?」
「「「え?」」」
「ん?ど、どうした?」
「だって、あの土見君が!!」
「人をほめたことにおどろいてるの!」
「・・・・俺が言えた義理じゃないが、一応俺も人間だ」
「クスクス、とにかく探しましょう?」
「「そだねー」」
何か振り回されているのは気のせいか?気のせいだよな?・・・泣きたいのは少し秘密だ
「あのー、お兄さんに聞きたいのですが・・・」
「ん?どうしたんだ?改まって」
「お兄さんってひょっとして・・・嫌われ者なんですか?」
「っ、げほげほ!?何でそう思うんだ?」
「いえ、やたらとお姉さん達から距離をとってるからです」
「・・・まぁ、お兄さんは色々と事情があるんだ。大人の都合っていった方がいいのかな?」
「お兄さんは何歳ですか?」
「15歳だ・・・」
「20歳ではないので、大人と言うのはどうかと思います。せめて、個人の都合といえば良いと思います」
「何か正論を言うな!?優人!お前本当に5歳か!?」
「はい。正確には5歳9ヶ月です」
俺と優人がそういう会話していると、矢田達は笑っていた。おい失礼だな・・・
「だ、だって、あの土見君が・・・」
「こ、子供に振り回されてる何て斬新だし・・・」
「何か良いお兄さんだな―って感心していたの。(凄く小さな子供と話していて楽しそうな笑顔みて微笑ましかったなんて言えば、つねるかもね・・・・)」
「神崎あんまりそういうのいうな・・・・・。矢田と倉橋もだ。きっと気のせいだからな?」
振り回されてるかと言えば確かにそれはあるかもしれないが・・・何も見なかったことにしてほしい
「んー、ん?お兄さん!」
「見えたのか?」
「はい!神社の入り口に待っていました!」
そうか・・・なら
「そちらへ向かうぞ?」
「はい!」
俺達はその神社の入り口にたっていた優人の母親らしき人に声かけた
「すいません。優人君のお母様でしょうか?」
「え?あらー、優人そこにいたのねー」
「お兄さんたちが探してくれました」
「あらあらそうなの?ありがとうございます」
「い、いえ。優人・・・」
俺は別れる前に優人に伝えておかねばならないと思った
「なんですか?」
「親にもっと甘えて良いんだぞ?無理に大人びていたら・・・しんどいからな」
「え?・・・わかりました。それでしたら僕もお兄さんに言いたいことあります」
「ん?なんだ?」
優人は俺の耳元に近づけていったの聞いた俺は笑っていた・・・
「ぷっ・・・くく。あはははは!」
「「「(つ、土見君が笑っている?)」」」
「ふうふぅ・・・こいつは一本とられたな!お前本当に5歳か?」
「えぇ、正確には5歳9ヶ月です。お姉さんたちもありがとうございます!」
「「「うん。気を付けてね?」」」
「てはいきましょ?優人」
「はい!」
優人と母親は手を繋いで歩いたのだ。俺はその光景に微笑ましそうに見ていた
「(お兄さんこそ、楽しんで生きてください。人生は長いのですからっか・・・最近の子供はそんな考えもあるのか)気を付けてな・・・優人」
「土見君・・」
「ん?なんだ?」
「もっとクラスと打ち解けた方がいいかなと今の光景見て思ったの」
「・・・・は?い、いきなりなんだ?!」
俺は矢田と倉橋の言葉に動揺していたら神崎が理由を言ってくれた
「土見君がなに抱え込んでるのかは私たちには分からないけど・・・さっきの光景見たらもっと打ち解けて良いんじゃないかな?」
「・・・・」
「そんなに私たちのことが信用できないの?」
「ふぅ・・・正直に言えば、お前たちE組といると楽しいと思うのは心のどこかであるのは認める・・・」
「ならー「だがな」っ?」
「俺にはその権利はない・・・俺には・・・」
「「「・・・」」」
湿っぽい感じにさせてしまったか・・・
「まっ、とりあえずお前らはあそこに片岡とか他の連中いるから会いに行っときな」
「え?土見君はいかないの?」
「俺はそろそろ帰る予定だからな。まっ、次会うのは学校だ。・・・・・またな」
俺はゆっくりと、この場を去ったのだ。中々楽しい夏祭りだった。花火を発射するのを見届けながら俺は冷華に遭遇しないように帰宅へと・・・
あっ、ナンパ避けはきちんとしたからもうあいつらは大丈夫だろけど・・・いいっか
神崎side
私たちは片岡さんたちのいるところへ向かいながら、さっきの土見君の言葉の意味を考えていた
「土見君って・・・不器用な人なのかな?」
「どうしてー?桃花ちゃん」
「だってさ、小さい子供を迷子探したりしている時の顔を見た?子供と楽しそうに話していたし、笑顔があったよ?」
「あーそういえばそうだねー。でも、最後のあの台詞どういう意味だろ?」
「うーん・・・」
「今は土見君が話す日が来るのを待っとこう?だって・・・今聞いても教えてくれないと思う・・」
「「確かに・・・」」
私の言葉に二人も苦笑いしていた。いつか彼が話してくれる日がくるまで・・・私達は待つ・・・Eクラスの仲間として・・・
ここまで読んでいただきありがとうございます!次回も宜しくお願いします